音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

音楽日記~ロックやジャズの名盤・名曲の紹介とその他の独り言~

2026.06.26
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テーマ: ラテン音楽(443)
安定した歌唱の11枚目のアルバム


 ミハーレスことマヌエル・ミハーレス(Manuel Mijares)は、1958年メキシコシティ生まれのシンガー、シンガーソングライター。1980年代後半にメキシコのシーンに姿を現し、いくつものヒット曲で人気を得た。本盤『エル・プリビレヒオ・デ・アマール(El privilegio de amar)』は、こうして名声を得たミハーレスがEMIからユニヴァーサルへとレーベルを変えて最初にリリースした11枚目のスタジオ作で、1998年にリリースされた。 

 全体としてはあまり派手にならず、安定した歌唱を見せている。楽曲面では様々なライターの曲を取り上げつつ、自作曲もいくつか含むといった構成で、全12曲が収められている。

 最初に注目なのは、アルバム表題曲の1.「エル・プリビレヒオ・デ・アマール」。アルバムの先行シングルとしてアルバム・リリースの前月に先行して発売され、当初はメキシコや中南米諸国で人気を博し、同名のテレビドラマの主題曲として使用された。さらに後にはスペインや米国でもヒットした。当時の妻ルセーロ(1997年に結婚し、2児が生まれたが、2011年に離婚している)とのデュエット曲となっている。

 自作曲は2.「エストレージャ・ミア」、5.「テ・エストラーニョ」、11.「シ・トゥ・テ・バス」の3曲。筆者の好みからすると、2.と5.の2つがミハーレス節の利いた好バラードで、この人らしさがよく表れている。自作曲以外で、同じようにミハーレスらしい雰囲気がうまく歌唱に結びついたものとしては、7.「バモス・ペルディエンドレ・エル・ミエド」と12.「ソレダー」がおすすめだと思う。

 全体として落ち着いたトーンではあるものの、4.「ジョ・テ・アマレー」や上記の13.「ミエンテス」(こちらはなぜかフラメンコ調の演奏)のようなアップテンポのナンバーも含まれている。その一方、しっとりじっくり歌い上げる楽曲もあり、とりわけ10.「ポル・アモール」では、本盤のハイライトの一つと言える熱唱を聴くことができる。


[収録曲]

1. El privilegio de amar
2. Estrella mía

4. Yo te amaré
5. Te extraño
6. Puedes llamar
7. Vamos perdiéndole el miedo
8. Si me miras
9. Me vendes y me recompras
10. Por amor
11. Si tú te vas
12. La soledad
13. Mientes

1998年リリース。




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Last updated  2026.06.26 05:43:04
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