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~Expression de femme et de fleur de coeur~●薔薇が素敵に咲く季節は春と秋。こちら香港は私を若くさせる(?)湿気だけは花盛り。ああ、薔薇が懐かしい。。。(香港では沿道に高温多湿に向く観葉植物や熱帯の木の花には魅せられていますが。)こちらでは薔薇栽培は不向き。雨量も多く多湿の香港では、うどん粉病大発生間違いなし!さらにマンション生活で薔薇に殺虫剤などかけたら、近隣のお洗濯に被害が。。。寂しい限りですが、そんな時は写真を愛でましょう!と以前Hirottyさんに送ってもらった花の写真を大変遅ればせながらアップ!Hirottyさんは日本を発つときに、我が家の植物のほとんどを引き取ってくれた稀有な方。このように大切にしてくださってとても嬉しい♪独立して花の仕事をしているHirottyさん。これからも素敵なお花を創っていかれることでしょう♪●植物を育てている女性は、高価なものを身に着けている女性より魅力があるような。それは手を動かして何かを育てているという、内面からくる静かなる自信でしょうか。(決して他者を威圧するようなものではなく)そして花や植物から何かしらの影響を受けた、心の美しさ、潔さからきているのだと思います。きれいなものを見ている時間が多い人は、表情に表れるような気がします。特に年追うごとに、その人の心が透けて見えるのが表情、姿勢、言動。世の中きれいなものばかりでないので、だからこそ同じ事柄をきれいな眼で見て、もろもろの事柄を処理できる潔さも必要なのかもしれません。(おのずと表情もスッキリさっぱり♪)植物も一緒。新陳代謝が大切なのは何かを育てるとすぐわかります。この世の中は余分なものは取り除かなくては、綺麗に成長しないことを教えてもらいました。自分を育てるのは自分。そして現状を打破するのにはシンプルにことを始める。種はまかなきゃ芽が出ません(と自分に言っております)自然からたいがいのセオリーは学べるような気が。それにしても、やはり本当にうっとりとしてしまう花は薔薇なのであります。生きている女性でお花のような方に逢えた時は、男性のように心ときめいてしまうことでしょう。せめて心の中で花を咲かせている、または育てている女性になりたい!私がおばあさんまで生きられたら、どんな顔になっているだろう?自分が「納得いく顔」になるように今日もあれやこれやにとりかかります!皆様の心の中にも素敵な花が咲くことを、ここ高温多湿の香港からお祈りいたします。.......Merci Beaucoup.........追伸:実は次なる目標を見つけて邁進中。結果がでるかどうかは私の取り組み次第(大汗)と言うか結果が出るまでやろうと決意。人事を尽くして天命を待つ!~L'homme propose et Dieu dispose.~いずれにしても長丁場。ブログは暫くお休みします。またいつかお逢いできますように。
2008年07月22日
~La Dernière Classe ~●香港は昨日から台風で大荒れ。昨日の朝は、台風の度合いを測る大荒れのレッドマークのレベル8でも普通に出かける夫に感嘆しながら、替えのソックス、靴、折れにくい図太い傘、タオルを渡して送り出しました。しかし、お昼になり会社に誰もいないので確認後、夫が家に帰ろうと買い物直後、台風が落ち着きしまい、結局午後から出勤と知りがっくり。とりあえず、一緒に家でお昼ごはんを食べることになりました。●夫「あっそうそう。最後の授業って知ってる?」どうやら新聞で見た広告が目にとまった様子。WEBで調べてみると、「現在も病に伏している、コンピューターサイエンスの教授が行った最後の授業」のこと。著書はUSでベストセラーだそうです。You tubeでもその授業が見れたので、最後まで視聴することに。そして、じ~ん。●これは人生が残りわずかだと知らされた著者が、最後に「本当に大切なものは何か」ということを、授業という形で伝えたかった魂心のメッセージ。早速ブラジル人とポーランド人にもメールでお知らせ。ブラジル人「とってもいい話をありがとう」ポーランド人「ポーランドから友達が来るのでじっくり見れないけどとても良さそう!後でゆっくり見るわ。ありがとう」という返事。ブログで私が書くのもなんですがと思いつつ、もしまだ知らない方がいたらどなたかが見てくれたらいいな~と思いのせることにしました。●最後まで見た方には、何か響くものがあるはず。原作を読んでみたくなりましたので、翌日買ってしまいました。“ We cannot change the cards we are dealt,just how we play the hand.” Randy Paush「私達は配られたカードを替えることはできない、ただ手持ちのカードでどうプレイするかだ。」 ランディ・パウシュ多くの教授は「最後の授業」というタイトルで話をする。教授達は彼らの活動の終りに、彼らにとって何が一番大切かを考えさせられ、思いにふける。そして彼らが話す間、観客は同じ質問をあれこれ考えずにはいられない。「もしそれが最後のチャンスだったと知っていたならば、私達が与えられる世界にに対する知恵とは何?」もし私たちが明日を消さねばならないことになった時、私たちは最後に何が欲しいのか?カーネギーメロン大学において、コンピューターサイエンスの教授であるランディ・パウシュがそのような講義を頼まれた時、彼はそれが自分にとって最後の授業となるのだろうかと思いを巡らす必要がなかった。なぜなら最近、末期がんと診断されたから。しかし彼が行った授業は死に関することではなく、「本当に子供の頃の夢をかなえるには」であった。それは障害を克服する事の大切さであり、他者の夢を手助けすることであり、どんな瞬間も逃さず掴み取ることである。(なぜなら時間はすべての人が持っている、、、、そしてある日、自分が思っていたより少ないことに気付く)これはランディが確信することとなった全ての要約である。それは「生きるということ」について。この本において、ランディ・パウシュはユーモアと感動そして、知性が一体となり、彼の授業はこのような社会現象となり消すことができない形となった。この本はこれからの世代に、分かち合われるであろう。The Last Lecture 著者:Randy Pausch出版社: Hyperion Books (ブログ上の意訳:私)ご興味がある方はご覧ください。http://www.hyperionbooks.com/viewer/exviewer_LL.htm (英語著書抜粋※ページがめくれます)http://www.youtube.com/watch?v=nrFMRuB2lbA&feature=related (日本語字幕つき。辿っていくと全部の授業が見れます。どうせ見るなら最後まで。。。)....Je vais étudier cet après-midi........J'ai lu "la dernière classe" l'après-midi...
2008年06月26日
~Bonheur et Théorie des probabilités~●昨日はポーランド人と映画を見ました。21(邦題:ラスベガスをぶっつぶせ)※ちなみに中国語の字幕、英語音声見ていない方の為にざっくり説明すると、主人公はMITの学生で、ハーバード大の医学部に行く資格を得たが、ただひとつ足りないのは資金だけ。。。そんな矢先、優秀な彼の能力を見抜いたはMITの教授が、自ら率いる選ばれし有能な学生チームに招き入れる。どんなチーム?ナントそこでは彼らの頭脳を利用して、ブラックジャックで勝つ為の「確率論」を教えて、隠語もマスターして週末にラスベガスで荒稼ぎ!教授は言います、ブラックジャックはギャンブルではない。これは論理的な思考で必ず勝てるビジネスだ!さてさて主人公のその後の選択はいかに。。。実話からinspireされて作られたそうだけど、こういう表現の場合、ほとんど脚色!?私はラスベガスに行った時も、まったくギャンブルせず。そして香港人がギラギラしているマカオでも、夫にうながされて少しやってみただけで、まったく興味がありません。●しかし確率論には興味があります。映画で出てくるカードカウンティングの技術は興味深い。。。だってそれは確率論の基礎らしい。(注:現在はこの手法はカジノでは違法行為とのこと)例えば、3つの選択肢(A,B,C)の中の一つが当たりで、一つ(例えばA)を選んだあと、Cが外れであると知らされる。Aのまま選ぶか、それともBを選ぶか?という話。Aが1/3、Bが2/3になるのでBに変えるのが正解。ここでは33,3%の確率。確率論は日常でも多く使われ、今ある情報から、未知の事象の起こりうる確率を客観的に計算する方法であり、また、目にみえない「運・不運の流れ」を主観的に判断する方法であり、これは運気に乗ることでもあるようです。 人生は選択の連続で、真剣に生きていれば、誰しも「確率論」を知らず知らずに体感していますよね!以前、テレビのトーク番組で、扇風機を開発した技術者の話に興味津津。その方いわく、開発過程で心地よさ「1/f ゆらぎ」を追求していくと、確率論なくしては成り立たないとのこと。<上手くいくか行かないかの確率は50%上手くいくのも50%、いかないのも50%。。。ならば、どうせならやってみてうまくいく方向を選ぶ思考の方が、楽しいじゃありませんか!> というような内容。そして楽しげに話す彼は50代以上の方だったと思いましたが、とても若く少年のような眼を持っていました。(素敵!)それを見終わった後、しばし考え時折反芻し、その後私は転職を決意した次第。そして現在までそれを検証している感じです(笑)●わたしは数学的なことはまったく苦手なんですが、30年以上生きていると確率論が生活で役に立つとわかります。誰と結婚するか?しないか?(独身なら告白するか、しないか?笑)家を買うか?買わないか?どこに住むか?海外か?この仕事を引き受けるか、引き受けないか?どこに旅行に行くか?今の時期行かないか?傘を持っていくか、いかないか?買い物で何を買うか?買わないか?誰と会うか、会わないか?etc.(生意気ながら、日本の経済が低迷しているとしたら、それは未来のビジョンが弱く、やるべきことはないがしろで更に悲観的思考だからだと思います。)●自分で選択する↓結果を注意深く観察する↓「未来=確実に自分のプラン+実行力」から成り立っているとわかります。更に行動するたびに、次への精度が高まり失敗が少なくなるような。。。(もし失敗しても人生の彩りとして、楽しむ)未来と現在は同義語かも。そして確率を上げるには、精度とその行動量を上げるしかない。(自分への戒めですが 笑)Impossible n'est pas français!~ことわざ:フランス語には不可能という文字がない=フランス人は何かが不可能だとは考えない ~●映画を見て考えました。私は確率論をギャンブルには使いたくないなと。私なら「確率論」を幸せになるために使います!時間とエネルギーは、幸せと感じる時間を多く生み出すために使われるべきと考えるから。自分がやってみたいことは、とにかくなんでもやってみよう!(責任が取れる範囲で)「やりたいことは全部やれ!」これは私の愛読書のタイトルでもあります。。。......Merci beaucoup........
2008年06月24日
~ La chose précieuse que je ne peux pas acheter pour l'argent part2~●ホテルの女性に設定してもらったランチの席で、初めてお会いしたのは、とある要人の奥様。 心配をよそに、 気さくで、お人柄の良さが全身から溢れているような素晴らしい方でした。しかも「良かったらもらってくれる?」とアクセサリーのプレゼントまで頂いてしまいました。 何というお方。。。(涙) ●そして前述の「辞書」がどのように私に影響を及ぼしたかを、そのお二人に話すと、心優しきお二人は私と同じように感激してくださり、尚更涙。 3人揃って泣きそうになりながら、今回のこのランチの席につながった事に感動していると、、、 ●近くの席から「あの~すみません。もしかして○○さん(旧姓)ですか?」と声を掛けられたのはモデルのようなきれいな女性。 はて?どなた? なぜ私をご存じ??? 話していくうちに、私「あ~~~~~~~~○○さん!○月○日であの暑い日に結婚された!!!」 そうなんです。11年前、私がブライダルコーディネーターだった時に、担当させて頂いた花嫁さんだったのです! 大昔なのに、私の名前まで覚えていてくれて感激もひとしお。 彼女は思い出深い花嫁さん。 なぜなら当日施設側のハプニングでいろいろ苦労し、また私が書いた手紙に対して、返信+ハネムーン先から葉書を頂いたので、とても心に残る花嫁さんでした。 「ああ!!!えッ~~ ああ ああっ~!!!えッ~(驚) でも何で香港に!?」何て言ったって11年前なんですから。。。連絡先をもらって後日逢うことに。 そして結果から言うと家にも来てもらい、今ではすっかり仲良しになりました! 更に驚いたことには、花嫁さんは私のブライダル時代の前任者の知人。 前任者が辞める為→私が入社→前任者が辞めた後、彼女が結婚式を挙げました。そのブライダル会場に縁があったことは<前任者+花嫁さん=知人同士>昨年知ったそうです。。。 ●そして更にさらに本日! そのランチの席で初対面にも関わらず、奥様に頂いて感激した、「リボンのアクセサリー」の作り方をご自宅にお邪魔して教えて頂きました。 また更なる「辞書伝説」が塗り替えられました。。。 ●香港に来て、人生の出逢いって本当に奇跡の連続だと思い知らされます。 過去を振り返ると、、、 ・あのブライダル会場に転職しなかったら? ・あの花嫁さんを担当しなかったら? ・同僚に「無駄な努力」と言われ呆れられながらも、 担当したお客様に御礼状を書き続けていなかったら? ・夫と結婚しなかったら? ・香港に駐在しなかったら? ・あのホテルに滞在しなかったら? ・辞書を借りなかったら? ・勇気をだしてランチに誘わなかったら? ・ランチの場所をホテルの彼女に決めてもらわなかったら? ・花嫁さんの席が近くなかったら?(彼女いわく、いつも行かないお店の上、 座った席の角度が違ったら私に気がつかなかったそうです。。。) →色々を辿っていくと「怖いくらい」です。。。 ●花嫁さんとも話したのですが、「人生は点と点でつながっている」その時は気づかなくても、点が線となり、ある時有機的に育っていくのが運命。 だからこそ思います。一人一人の行動の選択がどれ程の意味を持つか。 「偶然」がこの世に存在しないとしたら、自分の運命はプログラミングされている? でも私は「自分の運命は自分で変えていくもの」だと、確信しています。 個人が「無心」で何かにつき進んでいるとき、見えない力がその「誠実さ」に対し、助けてくれるような気がします。 「お金で買えないものこそ、今の時代貴重なのではないか?」 などとしみじみ思う、今日この頃なのであります。。。 ......Merci Beaucoup.........
2008年06月20日
~ La chose précieuse que je ne peux pas acheter pour l'argent Part 1~ ●昨日は駆け足で最近のできごとを、急いで書いたので、理解するのがちょっと難しい内容になったかなと反省。詳細の微妙なアレコレは個人の胸に秘めるとします。 ●ところで、これまで欧米人のことばかり書いてきましたが、ようやく次のステップへ。不器用な私のプランはこんな風でした。第一段階:折角の英語が通じる国に住むことになったので、まずは欧米人と友達になろう!第二段階:次は日本人!第三段階:中国人?(思案中) ●最近になり、ようやく第二段階目に突入!「香港在住、気が合う日本人」を探す旅に出発。まずは夫の会社つながりで知り合った方に、勇気をもってランチにお誘いしました。実際お会いして、素晴らしい時間となりました。 なぜなら、ブログからにじみ出る私の性格を想像していただくと、おわかりになるかと思いますが、いわゆる普通の駐在員の奥様とは、お話があいません(苦笑) しかし、その方は香港では日本人より外国人(中国人+欧米人)の友人の方が多く、さばさばしていて、いろいろなものに挑戦するのがお好き!会社つながりとはいえ、そういう利害関係なしに個人でおつきあいできる貴重な方となりました。 最初の「交友の一歩」が上手く行ったせいで、私の「日本人に新しく出逢いたい病」が加速し、う~んと思いあぐねた結果、ある人の名刺を思い出しました。●遡るは年初め。。。 それは英語学校のレベルチェック前日の出来事でした。 学校のパンフレットで分からない単語に遭遇。これじゃレベルチェックの結果も思いやられる(ため息)と思いどうしても調べたい!しかしその時ホテル滞在中の為、私の辞書はまだ倉庫。 「新しい辞書買っちゃおうかな~ でも、もったいないな~」などと思っているうちに、「そうだ!ホテルからお借りしよう!!!」と思いつき、さっそく内線でカスタマーサービスに問い合わせてみました。すると、電話口の日本人のスタッフの方いわく、客室に貸し出せるような [英語→日本語辞書] はあいにくホテルにないとのこと。 がっかり↓ しかし! 「とてもお貸しできるような品物ではないのですが、個人的に使っているものがあるので、それでも宜しければお部屋にお届けいたします。」との事。 ありがたい。。。(じ~ん) 辞書ならなんでも良かったので、「是非お願いします!」と部屋で辞書を心待ちにしていると、ドアを開ければそこにいたのは、先ほどの電話口の日本人の女性。(チャイニーズのサービスの方が持ってきてくれるとばかり思っていました) その頃ホテル生活もひと月程で、知り合いもいず不自由さで息がつまりそうでしたので、夫以外の日本人にまず感激。 そして、差し出された2冊の辞書はその女性ともう一人の日本人スタッフのものでした。 驚いたことにはそのもう一人のスタッフの方の辞書は、ナント『中学生の時から使い続けているという年季の入ったもの』 そしてその彼女は、「香港の生活に慣れましたか?」と優しい小さな声で聞いて下さいました。私は“その辞書が持つ重み”ともうそれまでの“不安と寂しさ”でもはや泣く寸前。。。 更に追い打ちをかけるように、「もし宜しければお引っ越しされて落ち着かれた頃、香港でもしお知り合いなどいらっしゃらなかったら、何人か駐在されている方を存じ上げていますので、気軽にお食事など一緒に致しませんか?」辞書が「わらしべ」に見えてきました(笑)※わらしべ長者知っています?「それでは落ち着いたら連絡させて頂きます」とお礼を言いドアを閉め、、じ~~~~ん。 静かな興奮が訪れました。(電話して良かった。。。) そして早速、辞書をめくって単語を調べようと、最初に目に入ったのは欧米人らしき手書き文字の数々!!! そこには余白に英語で 「自分を信じてがんばって!」「あなたなら何でも乗り越えられる!大丈夫だよ!」「いつもあなたの事を想っています」etc... 温かい言葉がそれはもう所狭しと、ビッシリ色々書いてありました。 きっと中学生の時から、英語を勉強しながら海外に夢を馳せ、勉強する中で、可能性を広げ多くのEnglish Speakerと出逢い、その温かい言葉に勇気や愛情をもらいながら、現在香港で働くまでになった。そして今だ、その辞書を使い続けている、、、。 思わず、その辞書が持つ「歴史の重さ」と「尊さ」に号泣。 (良くここまで来れましたね。。。) ●そしてその辞書からいっぱ~いパワーをもらった私は、翌日のレベルチェックで知りうるボキャブラリーを使い切って完全燃焼!おかげで奇跡的に一番上のクラスに入ることができました!!受付の方もびっくりしたくらいです(笑)そしてそのクラスだったから、今の欧米人と友人になることができました。本当にあの辞書のおかげだと思っています。 ●そして前置きが長いですが、頂いた名刺を思い出しました。「伝説の辞書」(笑)のおかげで、欧米人と交友関係をもてるまでになったことを感謝したいと思い、次に会う日本人は彼女に決定!メールを送りました。するとせっかくなので、他の駐在の奥様にも声をかけましたとの返事。えッ!(聞いてはいたが心の準備が。。。)そしていらっしゃる方の肩書を聞き、自分から誘っておきながら、実はお断りしてしまいました(苦笑) 驚くような肩書でしたので。しかしその後「個人として気軽にお会いできるのでなければ、お相手の時間の無駄になるやもしれませんので」と一度お断りしたのですが、「是非気軽なランチの席なので、お会いしてみませんか?」と言って下さり、勇気を振り絞りお会いすることにしました。続く~À suivre~
2008年06月20日
~Une séparation, beaucoup de rencontres ~●ようやく落ち着いたので、ブログにとりかかることに。 これまでの怒淘の数週間は、いろいろな事を教えてくれました。 ●まず、英語学校のクラスメートのケベック出身のカナダ人が、香港のインターナショナルスクール(小学校)で、教えていることから、英語のクラスメート3人で彼女の家でフランス語を教えてもらうことになったのは、過去日記の通り。↓そのうちポーランド人のフランス人の夫が、先生であるカナダ人にある疑問を投げかけます。本当に彼女に教える資格があるのか? カナダで話すフランス語は本国とは違う。。。何より勉強は基礎が大切。基礎づくりの先生は慎重に。↓それを聞いた夫を信頼しているポーランド人は、フランス語の授業でカナダ人に対し、疑心暗鬼な態度に。。。私達は原因がわからず困惑。↓ちなみに、私が「フランス語を習いたいの。」と初対面でカナダ人に言った時、彼女は「あなたからお金はとれないわ~」という程誠実な態度でした。 そして、私が「あなたの時間と労力に対して、お金は取った方が良いわ。そうするべきよ」といい、生徒が3人になったこともあり、フレンドリー価格でスタート。↓授業が続く中、フランス語クラスのブラジル人と日本で少しフランス語を始めていた私と理解度が多少違うので、お互い別枠でプライベートレッスンを希望します。↓カナダ人が私達に請求した額は、これまで以上にとても跳ね上がっている!↓そして私は考えます。カナダ人を友人と思っていた私でしたが、「お金」が介在する関係以降、なんだかおかしい。。。出逢った当初、彼女が週末に楽しんだ画像をメールで送ってくるが、こちらから夫との楽しそうな写真を送っても返答なし。会った時に聞くと「ああ~見たわよ」 (そんな程度!?) 彼女の家には皆電車とタクシーを使わないと辿り着けません。にも関わらず、授業が進むにつけ、色々な面で心遣いがなくなってきました。 教え方も質問に対して、あまり答えられないような感じですし。更に授業が終わってもランチもせずに、「Bye~」と皆返される。。。↓詳細は省きますが、私の中で彼女にフランス語を習うことは、友情+フランス語を期待しての事。 彼女の態度ははだんだんと変わっていき、午前中の授業が終わるとみんな三々五々になり、予想していた和気あいあいとは程遠い。楽しくない。 ↓そのうち、態度が荒々しいポーランド人の件でカナダ人とメールで相談しているうちに、彼女からのメールでこんなコメントが。 「私はこれまで色々な人に傷つけられてきたので、人に対してはとても気をつけるようにしているの。基本的に人に対しては誠実に真摯に対応しようと思うけど、あまり人に期待しないし、そうするべきではないと思うの。。。 だから私は人に対して、“ I just take from them, what they give me and I dont expect more! ”」これを読んで世の中は確かにすべて、Give and Takeに成り立っている。「多く与えた人が多くの物を受け取けとることができる」それが世のセオリー。そして文面を何度か読み返しているうちに、彼女の真意が。。。↓その後、彼女がフランス語を教える資格を有さないことを知り、インターナショナルスクールで教えてるのは、放課後の自由授業と判明。ボランティア?↓「お金」ってホント怖い。事実を反芻する中、これまでの期待度とその実際の結果を比較して、私も彼女と同じ態度で物事を扱う事に。「彼女が私に与えてくれるものに対して、支払うことにしよう!」↓態度が変わった私に対して、困惑したカナダ人でしたが、いくつかの話し合いをした結果、彼女が私に対して色々な面で、正直ではなかったことを認め、心から私に謝りながら先払いした授業料を返却してもらい、フランス語の授業は辞めることにしました。謝ったということは、、、推して知るべし。(泣)そして英語学校の最後の授業で、カナダ人の姿はありませんでした。↓私がフランス語を習う場所は他にもあります。そして私と同じ考え方だったポーランド人も私の行動の意図を知った後、辞めることになりました。そしてフランス語のグループレッスンは解散!↓ブラジル人は男性ということもあり、かわいい先生と会うだけで結構happyなのか(笑)、授業料の値下げをさせたうえ、夏にフランス経由でブラジルに帰国することもあり、プライベートレッスンをひとりで続けることになりました。●今回の一連の出会いと別れで私が学んだこと。何か物事を始めるときには、・人に対して簡単に信頼する前に、リサーチする。(確認してから始める)・自分が何を相手に期待するかを明確にし、 支払う相手に期待を理解してもらってから物事にあたる。・そして態度やお金は、相手が自分に何を返すかによって判断する(シビアだが真実)●基本的に私は誰に対しても「惜しみなく与えたい」と思っています。でも残念ながら、それを利用して自分の利益だけを考える人もいます。若い時にはこういった状況に泣き伏して、悲しくなり人間不信に陥ったりしましたが、何度かこういう場面に出会うと、こちらで状況を変えられることに気づかされます。●大人になって、思うこと。良いもの、良い人しか私の人生には必要ない。私が選ぶときには良いものしか選択しない。そんな風に厳しくいろいろ吟味しないと、適当な、心がない人に振り回されます。●私が失ったものは何?カナダ人との交友関係。(とても残念です。)そして彼女も大いに傷つき、自分の態度がどういう結末につながるかを学びました。クラスメートのみんなも何かを学びました。●私が得たものは何?・人に対する態度を選択するのは自分だと学ぶ。・先週末は、誤解が解けたポーランド人がフランス人の夫とともに、我が家に招待。私の手作りの料理の数々を“ Japanese night" と称しふるまい、結果大成功!とっても喜んでもらえました!(ホっとしました、本当に。 おかげで当日知恵熱出ました 苦笑)すっかり仲良くなり、夫婦で食事は定期的にすることに。来週は彼女とランチ+映画予定。・そしてブラジル人ともすっかりランチ仲間になりました(笑)なぜなら、ポーランド人、カナダ人とのちょっとした関係に悩み、すっかり意気消沈した私を心配したブラジル人と、メールや学校帰り、いろいろ話し合うことになったのです。そして、ブラジル人は香港に来て間もない私に、同性の友人が必要だと判断し、彼の以前の英語クラスのクラスメートとのランチに合流させてもらうことに。そして昨日も参加してきたのですが、集まるのが楽しく英語の勉強になるので、毎週の定例にすることに決定!仲間はこんな感じ。みんな明るくて楽しい♪ブラジル人、ドイツ人、スイス人(ドイツ系)、スイス人(フランス系+イタリア系)日本人(単純系←私です 苦笑)●昨日初めて参加したスイス人の一人はフランス語を教える資格を有し、今後アリアンスに知人がいるので今後頼んで子供に教えるかもとのこと。次の先生は彼女?(でも今度はあせりませんゾ!)そして彼女は日本びいき。これまで夢だった日本観光を、今年の夏計画しようかな?というところ。スイスで知り合った日本人とも、メール友達だそうです。●人生は本当にタペストリーみたい。。。出逢いと別れ、そして数々の新しい出逢い。泣いたり、笑ったり、感動したり、「喜怒哀楽」は人生を豊かに彩ってくれているような。心がヒリヒリするようなそんな日常に感謝!私は特別な人!?そんなこと全然ありません。なぜって? ~Pourquoi?~なぜなら~Parce que~スタートはいつもあなたから始まります。~Les débuts commencent toujours avec vous~私がそうであったように。~Donc,Je parais avoir été ~自分を幸せにする事は、自分への精一杯の誠意であり義務なのですから。(そして周りの人も幸せにします)Merci Becaucoup.............→PS:今日も怪しいフランス語とともにお暇します。添削してもらいたいどなたかに。。。本当に。
2008年06月19日
~Vous allez bien?~●最近は英語とフランス語に加え、勇気をだしていろいろな人とお付き合いしようと声をかけた結果、とても気忙しくなっています。。。ちなみに今週はこんな予定です。・クラスメートのブラジル人のお友達とのランチにご一緒させてもらうことに。スイス人とイタリア人だっけな。。。何を話そう?・ブライダルコーディネーターだった、11年前の花嫁さんとナント偶然に香港の日本料理やさんで再会!近くの席から私を見つけてくれて感激。ふたりでランチ予定。・週末はポーランド人とフランス人のご夫婦がようやく我が家にてディナー予定。勝手にJapan nightにする予定です。楽しみにしているらしい。料理その他準備でちょっと緊張ぎみ。喜んでもらえるように準備は入念に。。。●このように出逢いを求めた結果、そして行動した結果、ありがたいことに日本人の方ともランチする機会に恵まれましたが、あまりにプライベートすぎてブログにアップするのには躊躇してしまいます。。。素敵なつながりをもてて幸せとだけ申し上げておきます。また日常は欧米人とコミュニケーションを円滑にする為に、ますます勉強するはめに。。。伸び悩んでおりますが(苦笑)●そんなわけで、ブログにまで手がまわらなくなってきています。ひっそりと書いているので、コメントもほとんどない為、さみしいこのブログ。加えて、日本の友人はなぜか「一対一のメールでしかやりとりを好まない」ため、毎日誰かとメールしています。ではブログの存在価値は?はっきり言ってありません(泣)たぶん読むのは1分、書くのは,,,。その為そのままに。。。どなかたかの反応があったら、また再開するかもしれませんが。それでは、今日は静かに退散します。良い一日を!~Bon journée!~
2008年06月10日
~ Chaque medaille a son revers ~●フランス語のレッスンがまったくのストレスになっているらしい、ポーランド人。この間も授業の最後に頭痛薬を飲んでいました。。。帰り際には他のみんなまで「なんでこんな言語なの?」と八つ当たりされました(苦笑)今後はフランス語のレッスンの進め方を考えなきゃ。。。こちらにまで被害が。それにしても彼女の気性は激しい。(ご主人がフランス人なのに、フランス語嫌い? 不思議です。)●ところで、今日は1週間ぶりの英語学校。(ちなみに本日ポーランド人ダウン 苦笑)いつもどうりテキストに沿い、・転勤になったらどうする? どういう感情表現をする?・「マネジャー」対「解雇される人」以上をロールプレイすることに。こういった事は本当に欧米人が得意。。。「カナダ人がマネジャー」、「私が解雇される役」に。迫真の演技に、こちらはタジタジ(汗)本当に解雇されたような気持になりました(苦笑)次は役柄を変えて、カナダ人の設定が、「20年働いてきたが素行が悪く多量の飲酒が原因で解雇」(!)私がマネジャーとなりましたが、日本人のやんわり伝える方法をとったところ、カナダ人の演技力の凄さ!「なんで20年も働いて解雇されなきゃならないんだよ~!!!」とばかりにまくし立ててきます。素行悪すぎ!!「ちょっとちょっと」とあわてていたら「演技しているのよ~♪」とカナダ人。ホントに演技!? おかげでストレス溜まりました(怒)●「討論の時間などがある欧米の教育」+「育った社会」が違うと、こうもはっきりものを言えるか?と初めは冷静を装っていましたが、彼女の横暴ぶりにちょっと感情的になってしまいました。(ふっ~ 疲れます。)先生は「感情的にならないで、会社の意向として事実だけを伝えればいいのよ」と言いますが、実際こういう場面を仕事でしなきゃいけないとしたら、日本人と比べ、対欧米人は相当やっかいだろうな~と容易に想像できました(汗)●授業の最後は中国の地震について。新聞記事の抜粋を使って、段落ごとにリーディングと要約。先生曰く、中国のマスコミはとてもストレートで残酷な写真、痛々しい写真を平気で載せるとのこと。私も小学校が倒壊して、少女が救出される生々しい場面を見て、驚きました。まだ物資が届かないようなので、先生も言うように、政府がこういった場面でするべきことをしていないのが問題。。。外国に住む怖さはこういう場面で痛感。何かが起こって初めて「そんなにひどい場所だったの!?と気づきます。以前にも増して、中国への旅行は気軽な気持ちでいけません。(ブラジル人は地震の時、上海にいて、電車に乗っているような揺れを体で感じたそうです。無事で良かった!)どこにいても、天災は怖いですね。。。今日の授業はいつもと違った意味で疲れてしまい、ブラジル人がランチに誘ってくれたのですが、あまりの疲れっぷりに、今日はパスすることに。●気分を変えて「花市場」へに行きました。夏らしい花をささっと買って、ランチは以前妹と行ったお粥やさんへ。混雑した時間も過ぎたので、4人席がちょうど空いたところに一人座り「翡翠海老球粥」40香港ドル(≒600円)を食べていると、、、向かいの席に格子のジャケットを着て、会社のバッチ(たぶん)を胸につけ、品が良いキュートな中国人のおじいさんと合席することに。(こういうタイプの中国人を初めて)おじいさん「大丈夫?」(というような目くばせ。)わたし「もちろん」 食べ続けていると(以下おじいさんの単語のみの英語 vs 私の英語+ジェスチャーでのやりとり)↓おじいさん「おいしいかい?」わたし「なかなかおいしいですよ」おじいさん「日本人?」わたし「そうです」おじいさん「日本、中国 そう違わな~い。」(ニコニコと人なつっこい。良かった温和そうな人で。)わたし「どちらからですか?」おじいさん「ぺ っキ ん」(忠実に表現)持っていた世界地図を差し出し、指さしてもらうとどうやら北京からきたらしい。わたし「北京。。。大きな街でしょうね。。。」おじいさん「笑顔」(←でも通じていない感じ)わたし「地震すごい被害ですね!」おじいさん「笑顔」(通じていない。)そうしているうちにおじいさんのチキンのお粥も来ました。おじいさんのお粥の食べ方1 ネギ、パクチー、シイタケをすべて取り除く2 お粥をレンゲでクルクル。。。(しばらく続く、、、ずーっとくるくる。。。)突然温和だったおじいさんが般若のような顔!烈火のごとく大声で怒り始めました。(目が点。 落差激しすぎ)店員を呼び、さらに厨房のご主人を呼びやんややんや文句を言っております。そしておじいさんの伝票に線が引かれ、半額になりしばらくすると、別注文した新しい別のお粥がでてきました。しばらくしておじいさんの気が静まり、私に説明してくれたところによると、チキンが骨ばっかりで肉がなく、食べるところがなく料金に見合わない。これじゃダメだということらしい。。。●北京から来ると香港価格は高く感じられるのでしょうね。きっと。でもおじいさんの言うことはきっと正し~い!本当に食べるところがなさそうだった、チキン粥。お年寄りには尚更(泣)誰かが言わなければ、そのお店は安い骨の部分だけを出し続けるでしょうから。先に食べ終わったので「じゃあ良い週末を!」と言って笑顔が戻ったおじいさんと手を振ってお別れ。(もちろん言葉が通じていません)ローカルのお店もたまには面白い!もし言葉ができたら、中国人のおじいさんがどんな人かわかったのに~でも欲張らない、欲張らない。おじいさんのおかげで気分がリフレッシュ♪(きれいですねと褒めてくれたし♪ 単純なんです。。。)予期せぬ束の間の異文化体験でした。Chaque medaille a son revers. ~どんなメダルにも裏がある→禍福はあざなえる縄のごとし~いいことがあれば悪い事がある。悪いことがあればいいこともある。それが人生でしょうか?。。。良い週末を!~Bon week-end!~
2008年05月16日
~Pierre de Ronsard~●香港駐在の為、家を離れるときに頭を悩ませたのが、大切に苗から育てた数種類のバラの将来。バラが我が家に来たのは、私達が結婚した翌年の2006年5月。私達とほぼ同じだけ一緒にいたので愛着も。放置したら枯れるだけ。誰かに育ててもらうには負担が多い。。。と思いながらもまずは一部を実家にお願いして、育てられる量のみ引き受けてもらいました。そして先日実家からバラが咲いた♪と画像が届きました。好き放題に咲いています(笑)元気なのがわかればそれだけで嬉しい♪♪やっぱりかわいいな~~ちゃんと管理していてくれたと知り、感謝感激です。。。表題はこの薔薇の品種、「Pierre de Ronsard」なのであります。<ボリュームのある大輪の花を咲かせます。「バラの詩人」と呼ばれた16世紀フランス詩人の名前です。>薔薇の説明+この薔薇の購入場所はこちらから 河津バガテル公園→http://www.bagatelle.co.jp/ちなみにパリのバガテル公園~Parc de Bagatelle~ →http://www.v1.paris.fr/en/visiting/gardens/parc_bagatelle.asp●やっぱり好きです「薔薇」手がかかるけどそれ以上に喜びを与えてくれます。フランス語みたい!Pas de roses sans épines.~棘のない薔薇はない~つまり「楽しみは苦痛が伴うもの」!?(汗)(最近は品種改良して棘がない種類が多いが、まあいい。。。)楽しみを多くしたければ、苦しみとも思える秤の方を重くするべき?これからフランス語です。。。薔薇もフランス語も来年が楽しみ!?う~ん、来年の自分に期待しよう♪.....Merci Beaucoup.....
2008年05月15日
~Un échange international×Couples=L'amitié~●初めてのフランス語のレッスン後、メールが途絶えて大丈夫かしら?と思っていたポーランド人。再度送ってみると、「フランス語は全く悪夢だわ。。。」と相変わらずの彼女(笑)「その後体調は大丈夫???私もみんなの英語に追いつくように、練習するので、一緒にフランス語を少しづつやっていけば大丈夫よ~♪」と身の程知らずのコメントを送ったら、「土曜日は絶対一緒に楽しめると思うわ~」との返事。そうなんです!先週の土曜日は一緒に食事する予定だったのです。元気なのを確認して、ポーランド人とご主人のフランス人と私達夫婦で、彼らの住むディスカバリーベイでディナーをして来ました。●香港に来て、カップル同士で誰かと会うのは初めて。しかも相手はポーランド人とフランス人。「何を話そうかな~」なんて思いながら、期待と緊張を胸に、「今日は結果的にみんなで楽しい時間を過ごせたらと思わない?」と夫にコンセプトを伝えながら(笑)自らを落ち着かせ、「きっと楽しくなる、きっと楽しくなる、、、」と呪文を唱えて、待ち合わせ場所のタイレストランへ向かいました。●風が気持ち良いバルコニー席をとってくれたのですが、その日はあいにくの雨。船の中で「雨はだいじょうぶ?」と電話をしたら「大丈夫であることを祈るわ~」とのこと。。。「まあ、この際どんな環境でも良い!」目的は彼らに会っていい時間を過ごすことなのですから。●予想どうり雨の中、到着して案内されると、いました、いました、カジュアルにおしゃれしたポーランド人が!彼女はいつも力が抜けた素敵なおしゃれをしていますが、今日はジーンズに淡いサーモンピンクのジャケット。彼女の良さを引き出す、欧米人ならではの金髪と白い肌にあう装い。カジュアルなんだけど、少しフォーマルさも残し気を使ってくれているのがわかって嬉しい限り。綺麗なひとを見るとこちらも嬉しくなります♪そして旦那様は、、、どんな方?これが何とも素敵な人!背が高い彼女以上に大柄、そして美しい顔立ち。しかし愛嬌がある優しい雰囲気ももっている方でした(!)(フランス映画の男優を、美男子と思った事がない私。初めて「素敵なフランス男性とはこんな人?」ということがわかりました 笑)自己紹介をお互いし、フランス語のイントネーションがない綺麗な英語の発音に更にびっくり!わが夫もこの瞬間を楽しんでいる様子。本当に良かった♪(夫にとって夫婦揃って、仕事抜きで日本人以外の方々と同等につきあうことが、ひそかな夢でした。。。)この状況に4人とも、やや興奮気味。メニューを見てもなんだか目に入らない感じ。話に夢中で、オーダーを出したのは座ってからだいぶ経った頃(苦笑)料理が来るまで、お互いの妻から聞いた夫情報を交換します。ご主人が弁護士と聞いていたのですが、フランスでは弁護士として、こちらではマーケティング関係のビジネスマンであることが判明。どうりで洗練された雰囲気をお持ち!フランス男性というと愛をささやくのは得意でも、仕事となるとどうなんだろう?という想像をしていたのですが、いつも頭が切れて、面白く魅力的なポーランド人の彼女が選んだ相手。彼もそうとう頭が切れる人だと、話し方からすぐわかりました。 まさにお似合いのカップル!~Un couple bien assorti ! ~でも相手に威圧感を与えず、日本人である私たちをリスペクトしてくれるおおらかでリラックスした態度。「素晴らしい!」と申し上げる以外、他の言葉が見当たりません。。。それもそのはず!驚くべき事は、彼は仕事で日本の大手の会社とかなりやりあっている様子。夫が「日本の仕事の進め方の遅さ」を指摘すると、マナーが良い彼は婉曲に「大変だ。。。」と不満を漏らし、でも日本の会社は一度「OK」と言ったら時間がかかるけどそれは「OK」の意味。だから今では日本がどういうシステムで動いているのか、理解できる。ただそれに慣れるまでが大変だったとのこと。私もベンチャー→大手企業のOLを少し経験しましたが、大手になればなるほど無駄な手続きが多いわりに、「やるべきことはないがしろ」の傾向があるのが日本の会社?と思ってしまいました。本当に無駄が多い!!!新聞を読んでも多くの日本企業+日本社会は本当に危ない!今まさに変革期! 10、20年後の日本は今の行動で決まる。。。古いシステムがきっと現代にあっていないんだと思います。(多少興奮気味。日本が好きだからこそ憤ります! 話を戻します。。。)●彼らが香港に来る前は、2年程アイルランドのダブリンにいたそう。最近では日本企業の工場が多く、日本人も結構いるようで、ある時飛行機に乗ったら、「周りは全員日本人だったんだ~」「へえ~!!!!」と驚いて感心したのが悪かったか、突然テントの上の大量の雨がザぶ~ん!!!我々の目の前をあっという間に通り過ぎて行きました。(一同しばしの静けさを味わいます。。。)私 「Showみたいね!?」←(無理やり盛り上げる)全員 「そっそうだね~苦笑」「こんな悪天候の初対面で悪いな~」と思っていた様子の彼らでしたが、本当にそんなことはどうでも良くなっていました。それでも雨が降り続くさむ~いテラス席。でもポーランド人の彼女は、「アルコールで温めるわ!」とビールをお代わりします。温まるのか疑問ですがともかく全員寒さと雨は無視することに(苦笑)テレビや新聞に載っていない情報を聞けるのが、何より幸せ!「実体験に勝る情報なし」と勝手に格言も作ってしまいます(笑)●聞けば彼らも私達夫婦も3年目のカップルで、香港滞在も4ヶ月目。同じ境遇だと知るとますます親近感が湧いてきます。ポーランド人によるとご主人は京都や日本人が大好きだそう。・京都が持つ「シンプルさ」・日本人の「リスペクトする姿勢」これは日本語で言う「シンプル」よりも、よけいな無駄を落とし必要なものだけを残した、研ぎ澄まされた「粋」と翻訳したい感じです。両方とも私も大好き!けれど、多くの日本人がそれを忘れていないかな~と思ったりもします。私は西洋、日本問わずクラッシックなものが好きなのですが、その理由は、昔の人は自然や物づくりに対し多くの「畏敬の念」、「愛情」があふれていたような気がします。「ただ単にモノを作ってお金を稼ぐ」以外のエネルギーがそこに宿っているものが好き!私がフランスに憧れる理由も同じ。物に「愛」「個性」「楽しさ」が溢れています。(機能性は欠けるが)そして彼らは来月日本に出張予定。私「温泉は試してみたい?」ポーランド人「あ~あ、あの雪の中で猿が入るものでしょ?」との返答。これには大笑い!!!確かに!私 「でも旅館で自分が泊まる部屋にプライベートが保てる温泉もあるのよ」夫妻 「どこにあるのか探すのが難しい~」私 「インターネットで予約しましょうか?」、、、、こんな感じで日本の文化や色々なことを話しました。私の英語+日本のことを上手に表現できる能力がもっと高かったらもっと楽しい時間になった事は必至!(汗)楽しい時間の為にはやっぱり準備だな~とまたもや準備不足を痛感したのでした。その後はあまりにも寒いので、近くのアイリッシュパブへ。よりプライベートなことに話題が移り、お互いをより理解したのでありました。本当に貴重な体験となりました。再確認できたこともたくさんありましたし。●悪天候で来た私たちを思ってくれてか、繰り返しお断りしたのですが、はじめの食事代+交通費までだしてくれ、このお礼は次回私達の家に来ることで、お返しすることに。(ご主人が好きな日本酒を用意して、私の手料理でも出しますか。また準備が必要だわ~色々と! でもそんなことも楽しい時間。。。)セントラル行きの船に乗る改札で、私達の姿がすっかり見えなくなるまで手を振り続けてくれる二人に涙。本当に温かい人たち。。。船の中で夫が満足そうに、私の肩で寝ている顔を見ながら思います。「こういう時を一緒に過ごすために、結婚したのかな」窓から流れる景色を胸に焼きつけ、これまでの大変だった時期が、すっかり癒えていくのを感じながらセントラルまで眠りながら帰りました。......Merci Beaucoup......
2008年05月14日
●気分を切り替えて、レストランへ。呼び込みのお兄さんによると、島にいくつかあるレインボーレストランで食事をすると、帰りのフェリーは無料でセントラルの港まで連れて行ってくれるとのこと!夫もそのレストランは「おいしくて有名らしい」と知っていたので迷わずそこへ。こちらから魚を選べます。中途半端に写っているのは、隣の席で10人以上で盛り上がっていた一人。アラカルトで頼むことにしました。(でも2人、4人等のセットメニューの方が色々食べれてお得かも。)ミル貝のガーリックソースロブスターのガーリックソース (小さいが1匹$130)Fried Rice with Assorted Seafood (Sサイズのチャーハン$75のお伴はアサヒビールの乾杯という銘柄。美味しい♪)Fried King Prawns with Butter Sauce (Sサイズ$180でこれ位。おいしいけどややしつこい。ガーリックソースにすれば良かった)これだけ食べて1万円程。(お茶とビール2本、サービス料含む)次回は二人セットを頼んで、足りなければ追加しよう。。。お店+メニューはこちらから↓http://www.rainbowrest.com.hk/english/intro/default.asp新鮮、美味、満腹で日本より割安感はありますが、この島でこの値段!?と思ってしまいました。でもこの素朴な島はレストランで稼がないと!(汗)彼らの生活の足しになれば良いか。お支払いが終わる頃、無料フェリーの時間を教えてくれました。この島に何件かレインボーレストランはありますが、入ったのはフェリー乗り場に近いお店なので便利。ちょっとほろ酔い気分でこれに乗り帰ります。(19時半でこれくらいの明るさ)フェリーの2階に乗ったら、凄い風!もう吹かれちゃって吹かれちゃって、ブルブル震えながら帰りました(苦笑)でも乗り心地は行きより快適!20時頃、セントラル近く。今日はかなりモクモクしている。香港島のシンボル的なオフィスビル「IFC」何と88階もあります。夫の会社もここにあります。こちらがセントラルのフェリー乗り場。実際はもっと綺麗です!他にも色々な島にも行けます。15:30 ラマ島到着 ↓ファミリートレイル↓ビーチ↓食事↓20:00頃 フェリーでセントラル到着●午後も後半になってからの出発でこれだけ楽しめました!ちょっと今考えても信じられません!!たっぷり汗をかいて運動でき、ビーチでゆったりして、食事しても今日は二人で1万円位。(嬉)すごく充実した1日でした。泊まりがけで遠くの島に行った様な気分です♪香港の恵まれた地形ならではのレジャーなのかもしれませんね。香港観光の際は、こういった街を外した旅もまた格別かと思います。●日本も都心からフェリーに乗り、近隣に自然を満喫できるこんな寛ぎの場所があれば良いのに。。。(無理?)自然の豊かさが観光資源になる。アジアのリゾートやこういった国で管理している観光地と日本を比べると残念ながら、なんだかしょぼいような~地方の観光地もなんだか泣きたくなるような雰囲気だし。(熊本の黒川温泉あたりは面白かったけど。http://www.kurokawaonsen.or.jp/)とはいえ私がまだ知らない豊かな日本があるはず。自分が晩年になって、日本のこと好きになれるだろうか?●日本のお役人がダサいのか? 観光地を計画する関係者の「視野が狭い」のか?外国の観光地を「個人の楽しみ」も兼ねて、自費で視察して欲しい気がします。(無茶?)(ゴミ箱も香港の街と同じ様に統一してあり、国が計画的に整備している事が良くわかります。)「観光客がどこに魅力を感じるか?」を知るには、普段自分で旅をして、人生を楽しんでいる人でないと難しいのかも?などと思いながら、同じ島国の日本の未来に想いを寄せました。.......Merci Beaucoup........
2008年05月09日
~Quelle île simple! Lama Island~●減点主義より加点主義の方が幸せ。私の香港に住む時の期待度は、マイナスからスタートしました(苦笑)一度観光で来た事があったので、騒々しくゴミゴミしているのが香港のイメージ。住んでみて初めて知った事は自然の豊かさ。これは本当に驚きました!「自然」に足を運ぶ度、香港の点数も急上昇!「香港の顔=街」が目立ちますが、実は小さな島々から成る自然あふれる面白い場所なんですね~●そういえば、山登りが趣味のうーぱーさんも、自然の豊かさを香港に来て満喫されているとおっしゃっていました~ランタオ島に行く時に色々教えて頂き、その節はありがとうございました♪(そちらもまた後日アップしたいです。)カナダ人と初めてランチした時も、彼女が週末に旅行やハイキングをバックパックをしょって楽しんでいること知りました。私達ももっとこの季節自然を楽しみたい!と思い先週行ってきました。●ラマ島(中国語:南Y島)http://en.wikipedia.org/wiki/Lamma_Island☆行き方日本でいえば、大手町や六本木みたいな街、「Centralセントラル」からフェリーで35~45分。料金も片道 香港$15(曜日による)で225円程。(信じられないお値段!)「スイカカード」みたいな「オクトパスカード」で乗れます。●「街がある香港島(Île de Hong-Kong)」に次ぐ2番目に大きな島がラマ島。人口はたったの6千人!法律で3階建て以上の建物は禁止されており、車もなし。(消防車と救急車以外)島の人の足は、自転車か歩きらしいです(笑)すっかり船酔いしてぐったりした夫を共に波止場に到着。この日はお昼まで家でゆっくりしてこちらに着いたのはナント15:30頃。まだまだ遊べます!マーケットやレストランがズラズラ並んでいます。こんなカラフルなお魚も売っていましたすぐレストランの前にビーチもあり、そこでゆっくりしようかな~とも思ったのですが、私たちの目的はファミリートレイル。カナダ人が貸してくれたガイドブック「Lonely Planet」http://www.lonelyplanet.com/に1時間ほどの初心者向きのハイキングコースがあると書いてあったのでまずは汗を流すことにします!少し歩くとこんな風景に急に変わります。舗装されているので、公園を散歩する感覚でゆるやかに歩けます。Hung Shing Yeh Beach人気のあるビーチ。シャワーや着替えの設備も整っていて日本よりきれいかも!?水質も保障された「grade1」ですhttp://www.epd.gov.hk/epd/textonly/english/news_events/press/press_080502a.html雑然としていますがハーブガーデン。奥でハーブティが飲めます。欧米人がファミリーで寛いでいました。ここまでおよそ1時間くらいでしょうか?この頃すでに汗だく。。。向こうに見える山のふもとがレストラン街。遠く見えますが下りていくだけなので、すぐです。その前ビーチで大量の汗を流すことにしました。(右折)道すがら民家を発見。きれいなアマリリスです。本当に小さなビーチですが、水の質は[Grade1]白い砂のビーチはゴミひとつありません。(画像がボケ気味でごめんなさい)ビーチサンダルに履きかえ、ひざから下だけ水遊び。浜辺でしばし寛いだあとは、そばにある無料のシャワーでスッキリ!(写真を取らなかったのが残念!とても奇麗でした)いい感じに暗くなりかけたので、下ることに。その道すがら凄いものが目に入りました。・神風洞(Kamikaze Grottos)訳してみます。________________________________「ソックーワン(Sok Ku Wan)湾岸沿いにはいくつか幅十メートル、深さ十数メートルの洞窟があります。この土地では「神風洞」と呼ばれています。第二次世界大戦中、日本軍が「Lo So Shing」を海軍の港とし、千人余りの兵士がそこに駐屯していたと言われています。日本軍は数隻の高速モーターボートを洞窟に隠し、もし敵国の連合軍の船が通り過ぎたら、自爆攻撃する計画がありました。その行為が成し遂げられる前に、戦争が終わりました。________________________________ほっ。そうでしたか。でもこんなところにまで来てね~。。。(戦争せずにすむ時代が来ますように)続く~à suivre~
2008年05月09日
~E-mail en français?~●ゴロっゴロっと「R」の発音をしていたら、メールが来ました(笑)誰かと思ったらカナダ人から。・初日のレッスンは気に入ってもらったかしら?・私はとてもいいクラスだと思うわ・来週のレッスンは時間変更で午後スタートだけど大丈夫?というような内容がフランス語と英語で書いてありました(汗)やりますな!「ウっ わからない、、、」と思ったのですが、あわてず騒がず初めて見る単語を調べたら、英語訳もあるので、ほほ~っと理解できました。早速返信のメールを書いていたら、グループ化していたので、先にブラジル人から返信メールが。。。見ると一部フランス語で「昨日のクラスはとても良かったよ、とても気に入った」と書いてありました。 (注:このブログをカナダ人に教えてしまったので、パーソナルなことをフランス語で書くのはどうかと思い、日本語のみとします)更に「ウっっ」と来たのですが、その英語とも仏語とも違うような「チャレンジフランス語」に励まされ(笑)私も英仏対訳のメールを送信してみました(汗汗)●心地よいプレッシャーとでも言いましょうか?英語を習っている最中にフランス語を始めちゃってちょっと急ぎすぎたかな~と思ったりもしましたが、今のところ相乗効果を発揮しそうな予感。。。しかしながら、まだポーランド人からは返答なし。昨日フランス語の授業の後に、頭が痛くなったと言って薬を飲んでいましたが、大丈夫かしら!?欧米人が英語→フランス語を学ぶ速度は物凄く早いと思いますので、うかうかしていられなくなってきました。似通ったレベルのスタートですが、早いであろう走者に追いつこうと、必死で走ることで私のレベルもどんどん上がっていけば良いな~彼らの背中を見てついてゆきます。。。↑ここまで書いたところでまたブラジル人からメールが。。。__________________________________________________________________________________ 「OOOHOHOHOHO!!!!! こんな風に書けるようにもっと勉強しなきゃ! フランス語も英語も素晴らしいクラスにいると気がついたよ!」(嬉!)__________________________________________________________________________________フっフっフっ(←不気味?)そしてほろっ(涙)時間をかけた甲斐がありました。。。昨日のガックリモードよ、これで本当にさようなら~♪小さな努力が結ばれた瞬間!これからクラスの為にもがんばります!ゴロっゴロっ。。。......Merci Beaucoup......
2008年05月08日
~BONJOUR de Hong Kong♪~●フランス語のレッスン初日。こちらのインターナショナルスクールで小学生にフランス語を教えているカナダ人の家に集合♪本当に「香港からBonjour♪」が実現しました(笑)このチャンスに感謝しております!~Je remercie pour cette chance!~日本で週一回のフランス語のレッスンをabc(アーベーセー)から初めて、まもなく香港へ。今日はあの時の複雑な気持ちを、噛みしめております。嬉しかったのは、クラスメートのポーランド人、ブラジル人も初心者。でもブラジル人の彼は発音が似ている部分もあってすぐなれそうな気配。。。欧米人の良さは細かいことを気にせずに、間違えることも恐れずどんどんザックリ理解していくこと。●今回は英語を使っても良いので、気分的に楽です。。。私が日本でフランス語レッスン初日に愕然としたのは、フランス人の先生が日本語をひとつもわからず、英語も禁止。どうやってわからないところを聞いたら良いの~~~~!(泣)自宅では迷いながらもひとつひとつ単語を辞書で調べ、女性名詞、男性名詞、発音やアクセント記号の確認そして書く練習、、、、、なんて手間がかかる言語をやり始めちゃったんだろう!と後悔したのは1度や2度ではありません。おかげで自習の習慣がつきましたが(苦笑)予習をしないと全くわからず、一生懸命やったわりには授業でlisteningが困難。週1回のくせに、毎回打ちひしがれてうなだれて家に帰っていましたっけ。(涙)でも続けようと思ったのは、フランス語やフランス文化に魅力があったから!私にとってフランス語習得は、「モテル女性をくどこうとしている男性」みたいな感じ!?変な例えですが。。。(笑)●今日はまず、3人が知っているフランス語を披露しレベルチェック。ブログのおかげで書くのは少し慣れましたが、話すとなるとすぐ出てきません。みんなのレベルも似たり寄ったり。結果、教科書「taxi」の1からやることに!(ホっ。)まずは「発音練習」「名前の言い方」「数字の読み方」から。発音ですぐストッ~プ!日本人が英語でも苦手な「R」が更にフランス語では難しい。。。喉をゴロゴロ言わせなきゃいけないのです(苦笑)でも生徒は3人と少人数なので、手とり足とり教えてくれてこれまでわからなかった「R」の感覚をどうにか掴めました。あとは練習あるのみ。。。(汗)●そして数字!日本でやった教科書と違い、1~1000まで一覧で見れてわかりやすい!しかしフランス語の数字って難解。算数みたい~(↓イントネーションは東北弁風でお願いします!)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・例)10→dix(ディス)60→soixante(スワソ~ントゥ) 70は→soixante-dix(スワソ~ントゥディス)80に至っては更にやっかい。4→quatre(キャトォ)※喉を「r」でゴロっ。20→vingt (ヴァン)80→quatre-vingts(キャトォヴァン)・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・70と80に差し掛かった時に、やな予感。いつも冗談がきついポーランド人が What’s wrong with you guys(=french people)!!! ~あなたたちはいったいどうなっちゃってるの!!!~と言い放ちます(苦笑)3人顔を見合わせて、フゥ~。。。面倒です。と~っても。。。いつの日か慣れるのだろうか?●その他挨拶の会話もいくつか習って、1時間半が経過。レッスン時間は2時間でも料金は同じでしたが、ポーランド人が「もう充分。。。」と初日はこれにて終了となりました。彼女は中国語も習い始めていたのですが、フランス語の大変さがわかったようで、中国語はやめることにするそうです。ブラジル人も以前中国語を習っていましたが、難しい上仕事で使わなければやり続けても意味がないと、結局レべル4でやめたそうです。私が思うにいくら中国人の人口が十億人以上で、中国経済が世界経済を揺るがしたとしても、欧米人は英語を使い続け、中国人が英語を凄い勢いで覚えるのだと思います。ただ中国人と直接やりとりするコネクターのような人は、「中国語ができるメリットは無限大」なのかもしれませんが、私は習おうという気さえ今のところありません。もし私が中国の人とお友達になれるとしたら、絶対英語が話せる人!と思ってしまいます。(なぜなら英語を話すということは、他文化を理解しようと言う姿勢があるから)●私は生きているうちに、英語とフランス語さえマスターできたら充分です。何分不器用なので欲張らないことにします。それにしてもポーランド人のご主人はフランス人。これまでは英語でやりとりしていたらしいけど、いざフランス語を知ったら、もう英語と何もかも違ってると既に失速気味。(ポーランド語とも全くかけ離れているらしいです)大丈夫。彼女ならすぐにマスターできますって!何てったって彼女からもらうメールの英語は中学生みたいなのに、日常会話はネイティブみたいなんですから(苦笑)すぐコツを掴んで慣れそうです。ブラジル人もやれやれという感じでしたが、中国語をそこまでやったんですからフランス語はコツコツこなすはず。●問題は私。欧米人と違い、会話の口火を自分から切らない限り、気づけば「聞いている人」になってきている!?そう、日本人の習慣がそうなんですよね~相手の話を良く聞く。(良い文化だが、世界に出ると出遅れる。。。)ベラベラ話し続けるのが普通の、欧米人のコミュニケーションスタイル。いかんいかん。これからまた流れに乗っていきますから♪でも今日ポーランド人から「日本人はおとなしいはずでしょう?」と言われ、おとなしくしていた方が良いのかな~なんて少し悩んでみたり。。。う~ん。ちょっと混乱してきました(汗)帰途、ストレスが溜まったので、HMVに寄り、「CLASSICAL 2008」を買いました(笑)http://www.amazon.co.jp/Classical-2008-Bryn-Terfel/dp/B000VQQYLCSarah BrightmanのTime to say goodbyeを聞き、湯気のようにゆらゆらストレスが立ち上り、邪念よ、Bye Bye~♪音楽は良いですね♪ 癒されました。(注:全部聞いたら良いのは数曲だけでしたが 苦笑)今夜カナダ人から借りた映画も見て、更に修復しようっと!いやでもこれから覚えなきゃいけないのは、フランス語の数字。今夜から寝る前に、羊をフランス語で数えてみようかしら?81 quatre-vingts-un,82 quatre-vingts-deux,83 quatre-vingts-trois.............寝れないって!(泣)Merci Beaucoup。。。。。。。。
2008年05月07日
~Comment devenir une femme merveilleuse~●英語の授業にバケーション明けのポーランド人が帰ってきました。ひさしぶりだったけれど、いつもどうり明るくフレンドリーな彼女が加わってクラスがより明るく楽しい♪例えば、先生が「会社であまり良くないニュースと言えば、、、」とみんなに聞くとある人は、首になる、仕事を失う、別部門に異動になるなどと、テキストに沿って真面目に答えますが彼女は、、、ポーランド人「社内の秘書が全員妊娠したと知り、その相手は自分の上司!!!(にっこり)」冗談もいい加減にして欲しいと言いました。。。(みんなも笑うしかない)こんな感じで彼女はいつも、どんな時でも笑いを求める傾向にあります。(外見はラフにした「キャメロンディアス」でしょうか?)初日は私から話しかけたので、その要素は見抜けませんでしたが、私がクラスで言いたいことを言ってたら彼女に、「You are funny one!」と言われて以来、彼女の冗談も加速しており、周りも容認しています。今やボス的存在。●でもそんな彼女もかつてはそうでなかったとのこと。彼女はポーランド生まれ育ちで、香港に来る前はアイルランドに2年半いたそうで、初めの半年は毎日泣いていたそうです。。。(今の様子からは考えられない!)そして香港に来て3ヶ月(私と同じ!)今は快適だそうです。●これは私も体験中ですが、≪快適さは与えられるものではなく自分で見つけるもの、もしくは創るもの≫それを気づかされたのはある本との出逢い。(日本にいた時に、ふと手にした後パラパラ見て、その本が持つ感性にすごく共感できたのですぐ買い、caféで読み切ってしまったほどです。。。)30代後半の方ならご存知かと思いますが、あのいつも元気なフランソワーズモレシャンさん。私の愛読書でもある「Aprés 40ans いくつになっても失敗しないおしゃれ」にこんな下りがありました。http://www.shufu.co.jp/books/00002849.html☆「私はとても恥ずかしがり屋でした。子供の頃から人見知りが激しくてしかも小さな頃から吃音症でしたので、人前で話をするのが苦手なのです。シャイだからこそ、一生懸命に取りつくろう≪努力≫をするのです。」(吃音症は終戦間際、ドイツ軍のゲシュタボに父親が連行されて、拷問されて帰ってきて以来だそうです 悲!)シャイだからこそ、取りつくろうと思って≪努力≫する。私も子供の頃から、シャイで恥ずかしがり屋の面があり、この部分を読んだ時に、大いに救われました。その時は最近、努力さえしていないな~と気づき、「素敵な大人の女性は努力を惜しまないんだなぁ~」と思えました。●ポーランド人の彼女もきっと色々な心の葛藤を経て、今の明るさがあります!彼女は祖国を離れ2カ国目。だから今はだいぶ楽だそうです。もしかしたら、私も2年以内に一度日本に帰るかもしれませんが状況によってはまた別の国に住むかもしれません。それを伝えると、「2カ国目は大丈夫!!!」と励ましてくれました。今ならどんな国に住んだとしても、大丈夫な気がしています!香港での生活が、便利な日本にいるのと違い、私を強くさせてくれているのかも。今ではありがたい!とさえ、思っています。●黙っていたらこんなちっぽけな日本人なんて、相手にされないと思ったからこそ、こちらから「声をかける勇気」が湧いてきたのですから。(香港の欧米人は日本人に全く興味がないと思ふ。)そういえば、来週の予定だったフランス語のレッスンが今週スタートすることになりました。そう、ブラジル人、ポーランド人、日本人がカナダ人から習い、共通言語は、みんなが今習っている英語!多国籍語学集団!(笑)これはなかなか面白い!と思っています♪そして今週末はおそらくそのポーランド人とご主人と私達夫婦でどこか食事に行くことになりそうです。リラックスして楽しめるかしら???いや、楽しみたいからリラックスしようっと♪夫にもそのように伝えよう!もし興味があったら、フランス語の初日にブラジル人とカナダ人もカップルで誘ってみよう!という運びです。●フランソワーズモレシャンさんは72歳、憧れる岸恵子さんも同世代(年齢をあえて書く失礼をお許しください!)彼女たちの素敵さは軟なものではなく、戦争が残した傷跡に負けず、自分らしく生きようとしている強さがあります。(きっとかつての麗しい日本人女性もそうだったに違いない!)そして何歳になっても色っぽ~い!不思議!!尊敬の念を抱いています。そして欧米人が笑いを交えて会話をしたがる理由も、「苦労が多い移民文化から生まれた知恵」なのでは?と今では解釈できるようになりました。私は今、38歳!(まだ?それとも、もう!?)自分ではまだ「成熟している女性」とは程遠い感じがしています。。。夫には「50歳になっても、あまり変わらなそうだね。いつまでも素敵でいるんですよ~」と言われています。そうでありたい!いやどうしてもそうなるのです!(うるさい!?)もし身近な男性が優しい言葉をくれなくても、勝手に素敵になっちゃえば良い!そうすれば未来はきっと明るい♪ 自分の「快適さ、喜びの為」にそうするのですから。これからも「女磨きの一環」として、彼女たちの文化を吸収していきたいと思っています!もちろん日本人の良さも残して。日本人が内面も外見もみ~んな素敵だったら、国際社会での発言権も高まるかな~なんてそんな風に平和を考えている今日この頃です。......Merci beaucoup......
2008年05月05日
~Je n'ai pas besoin du sac!~●今日はエコバックの話をしたいと思います。中田英寿さんに触発されてかねてから関心事であった、エコに対して更に関心が高まっております。というより、このままじゃどう考えても駄目でしょう~という危機感が加速しています。発展途上国に対してできることは、政治的要素が絡み合っており、以前すこしボランティアなど関わったことがありましたが、それ以来やたらと手を出せない心境に。。。長い目で見ると疑問も多く、難しい問題です。とは言えあれ以来、日々何かできることはと考え、自然に関することなら、これはやらなきゃ先がない感じでいます。実はとある協会に問い合わせたのですが、返信なし。NGOってややもすると、いけていない会社と同じでアクションが遅くて実は機能していないのか?だからダメなのかも知れませんね、色んなことが。また別のところに当たってみるつもりです。●とりあえず日々やっていることと言えば、すご~く地味ですが、買い物の際にビニール袋をもらわないこと。最近ではスーパーでも断っている方を見かけ、「あなたもですね!」と心の中で呟いています(笑)横浜にいた時は、しっかりやっていたのですが、こちらにきてビニール袋=ごみ袋になるのでしばらくはもらい続けていました。でもちょっとした買物をするときにもらう袋が、逆にごみになるのできっぱり断ることにして今は出かけるときには忘れずに!という感じでこの袋を持参しています。オーガニック商品を多く扱っている、良く行くスーパーで買いました。http://www.threesixtyhk.com/かわいいので気に入っています♪使い始めてまだ1週間。快適です。レジで颯爽と出し、レジの人とニンマリするのが最近の楽しみ♪特に困ることもなく、何かを買うときにしょうがなくついてくる袋をごみ袋代わりにしています。Yシャツのクリーニングの袋さえ、最近ではごみ袋に。。。そうそう、ブリタのピッチャーに切り替えて快適そのものです。少しづつですが関心を寄せると、いかに生活が過剰包装や無駄で満たされているかに気付かされます。エコを考えている会社の商品を,1票投票するように買いたくなる感じです。企業の責任は大きい!そして消費者の責任も。商品選びにもキラ~んと、目を光らせる今日この頃です。。。.....Merci beaucoup......
2008年05月02日
~Temps merveilleux~●昨日はカナダ人の女の子と初めてのランチ。普段忙しい彼女なので、お休みの日にゆっくりランチしたいわね~と言っていたのですが、ようやく実現しました。駅のホームで待ち合わせ。着いたことを携帯メールで知らせて少し探しましたがすぐに会えました。まずほっぺにチュチュとフレンチスタイルの挨拶からスタート♪それだけですぐに打ち解けられます~まだ逢って数回ですが、彼女の明るい性格のせいか、気が合うからなのか、「英語を話さなきゃ」という憤りより「今日はきっと楽しくなるわ~」という期待の方が多いのはありがたきこと。ランチの場所はお任せしたところ、いつも彼女が行く飲茶に連れて行ってもらいました。「糖朝」http://www.sweetdynasty.com.hk/味もおいしくリーズナブルで二人で香港$150程(約2250円)●そして今日は食べるのはそっちのけ。彼女は10月にパートナーと初めての海外駐在で香港に来てこれまで大変だったことを話してくれました。まず「ストレスは欧米人は少数なので、上から下までじろじろ見られる事。カナダでは見知らぬ人と道で目があったら、にこっと微笑み合うのに(嘆)家に帰ると本当に疲れちゃっていたのよ~でも今ではこちらからにこっと笑って、相手からの反応がなくても笑えるまでになったわ!」同感です(涙)同じアジア人でも、少しこぎれいな格好をしていると、本当にじろじろ舐めまわすように見られます(怒)実は私もこれまで孤独にひとり「笑顔運動」をしていました(笑)マナーが悪い人にあってもどうやってその後、自分を立て直すかを修行僧のように訓練。そして今では私はどんな失礼な人とあっても、どう自分の感情を処理していいかがわかりました。ようやく逢えた貴重な同志に感謝感激♪●彼女は初めはひとりだったけど、ボランティア活動や様々な催しに顔を出しているうちに、知り合いが少しづつ増えてきたとのこと。そしてもし良かったらお友達を紹介するわ~とか(ありがたい)その他、家族の話、お互いのパートナーの話などなど。。。活動的な彼女から学ぶことは、本当に多いのです。書ききれないので詳細は省きますが、とにかく彼女はまっすぐで努力家でいい人!聞けば彼女は25歳!でも外見は若くても中身は成熟した大人なのです。私が未成熟なのか、年の差はまったく気にならないとお互い同感。共通点は・世界を見るのが好き・知らないことを知るのが好きようするに本が好き、文化の違いが好き、旅行が好き、、、何を話していても共感できるし、意見の違いがあってもお互い受け入れるだけの気持ちの余裕もあり楽しい♪そして私が英語が早い彼女に「もう一回言ってくれる?」というと「いいわよ~5回でも、何回でも言うわ~」とサービス精神がとてつもなく大きいのには、ちょっと涙ぐみます。そういえばこれまでの人生で、何人かカナダ人にあったけれどみんな良い人だったかも。そして彼女にとっては私が初めてのアジア人、日本人の友達だそう。ちょっとへんな日本人でごめんなさい。。。●彼女はたぶん来年の2月には、彼の新しい海外赴任先についていくので、ふたりともすでに「寂しい~」モード。仲良くなっても慣れた頃すぐにお別れ(涙)でもだからこそ一緒にいられる時間が貴重です!今後はお互いの家に行ったり、ホームパーティーを開けたらいいわね♪ということになりました。3時間程さんざん話し、九龍公園を少し散歩した後、駅へ。ふたりで歩きながらひりひりするような、泣きたいような、笑いたいような、なんだか寂しいような、温かいようなそんな気持ちが一緒にやってきました。それから「また遊びましょ!じゃ金曜日のクラスでね~」と言いあい、自宅がある繁華街の駅で彼女は降りていきました。......Merci Beaucoup......
2008年05月01日
~Son pays et chance de l'une fois-dans-un-vie~●週末明けの午前の授業は、モードを変えていかないと、お休み気分を引きずって眠い。。。今日はグレープフルーツのアロマオイルをシュっと吹きかけて、気分転換し授業に臨みました。●今日の初めのテーマは「経済のアップ&ダウン」まず記事を読んで、内容を個々で要約してまとめ、みんなに発表します。こういうのははじめに指されると楽!後になればなるほど言う内容が重なってきます。(苦笑)2番目だったのでほっと安心。ポイントだけ言ってみると、大目に見てもらってgoodの評価。でも自分で分かります、これじゃダメだと。。。難しな~もう~(ぷんぷん)考えてみると、ある程度英語のスピーキングなれたら、後は自力で実際の生活でどれだけ英語に置き換えられるか?が大切。テキストだけに頼る勉強より、日頃の修練が物を言うと再確認。やっぱり新聞を毎日読んでトレーニングしないと無理?(汗)●そして本題は「自国の経済」をみんなに説明するです。(ペアになった人の国の経済状況を皆に説明する!)なんとチャレンジングな内容でしょう。日本語でもやったことがない状況に今日も目がパチクリ。もしかしたら?と思い、昨日新聞で単語を拾っておいたのであわてずすみましたが、こういう話題は英語というより、普段自分の意見を持っていないと言えないと、こちらも再確認。日本人同士だとなぜかこういった大切な話は避ける気がするけど、本当はすご~く大切ですよね。●今日のペアはブラジル人。まず私から話していい?といいながら、こんなことを言いました。◆日本・日本は会社の状況が変わった。市場の拡大に伴い、競争相手が増え、利益を上げ続けることが難しくなった。特定の会社が長い間勝ち続けることは困難で、会社自体生き残ることが難しくなった為、人件費は削られる傾向にあり、会社は正社員よりもプロジェクト毎の採用やアウトソーシングすることで負担を減らそうとしている。がそれが社会問題になっている。最近はまた見直そうとしている。・日本は富裕層とそうでない人と経済格差が出てきた。これまでは差がわかりにくかったが、今後はどうなるのか?というようなこと。そして簡単ですが、他のみんなはこんな感じでした。(経済的な言い回しはちょっと間違っているかも。)◆ブラジル国の政策が軍事寄りだった為、10~15年前までは経済がとても悪くひどいインフレだった。しかし大統領が変わり民主主義に移行した為、アメリカ$に対して強くなるように、貨幣価値があがり、現在は勢いはないが徐々に良くなってきている。住宅ローンは依然高く、15%ほど(!)家はなかなか買えない。◆エクアドル政府に色々と問題があり、大統領が絶えず変わっている。(日本の首相みたいと言ったらそうね~と先生に言われました。。。)現在アメリカ$が流通している。以前と比べると、少し経済が良くなってきている。◆香港これまで状況は良かったが今後は中国次第。住宅事情もこれまでは上がり続けたが今は、今は落ち着いている。お金があるなら今が買い!◆カナダ都市部はこの数年で地価があがり、もはや家を買うことが難しくなってしまった。だいたいこんな感じです。・結局差はあっても、どこの国も似たような問題を抱えている。・現代はどこの国もアメリカ経済の影響を受けてしまう。でもこれからはどうなるかわからない。最後に先生が、「でも自分が大統領や首相だとしたら、一つの国をまとめるのは相当大変なんじゃない?」との問いに一同うなずく。(そりゃそうだ。)今日はとても面白い経験になりました。気づいたことは、これからは国境を越えて、ますます限られた資源、土地、仕事の取り合いになりそうだということ。豊かな国が増えれば増えるだけ、競争相手が増える。。。う~ん、背筋がびび~んと伸びてきました。日本の国際競争力って何? 日本が持つ素晴らしい技術を他国が実現できたら後は何で勝負するの?人は大丈夫???●でも一番大切なのは、・「自分がどうしたいか?」・「その為に何をしなけばならないか」そして「自分が満足できる場所を確保する」ことでしょうか?(仕事、家庭など)≪ネガティブな考え方をすると、ネガティブな未来がやってくるだけ。人生は良くも悪くも、思った通りになる≫と思います。。。これからどうしたいかが大切ですよね♪私はどうしよう?●そしてその後に、「早期退職」に話題が移りましたが、みんな一生働かなくていいのなら働きたくなさそうというのが大半。そこで私「でも良~く考えてみると、もし私が90歳まで生きるとしたら、後52年間どうしよう?どんな晩年?仮にお金があったとしても、何もせずに一生いるの?」と言うと、みんなし~ん。そんな先の事はだれも考えていない様子でした。そう言いながら私も、まだまだ先の見通しが「あまあまな自分」を反省した次第です。人生って結構長い。しかも健康ならリタイアした後が長~い。授業の最後に、先生が「みんな経済と直接関係ないキャリアだったりするのに、よく説明できて驚いたわ~これでもう誰かにディナーパーティーに誘われて、経済の話になっても大丈夫ね!」先生ったら、このっ、褒め上手! もっとがんばろうっと言う気になります。みんなもすごく嬉しそう♪へえ~、ディナーパーティーか~。●帰り道は3人。カナダ人と別れた後、行く先が同じ方向だったブラジル人との電車の中、こんなことを言っていました。ブラジル人「2年香港にいるけど友達を作るのはなかなか難しい」学校で色々な人と仲良く話しても、ディナーに誘われるとかはほとんどないそう。あの明るくて知り合いが学校にいっぱいいる彼が、2年いてもそうだと知ってびっくり!(彼はブリティッシュカウンシルにも通っている)ライフスタイルが違うのだ、きっと。(私は人の家に行くのも、招くのも好き! 家が好きだから♪)そこで、私「一緒にフランス語を習うことになったんだし、私たち4人(カナダ人、ブラジル人、ポーランド人、日本人)友達になれるわよ。この間(今休暇中の)ポーランド人と「一緒にご飯食べられたらいいわね~」と話してたのよ!ブラジル人「そうだよ~そういうのいいよね~、ブラジル人なんて“ヘイ!うちに来ないか?”なんてお互いの家に気軽に誘うんだけど、中国人や日本人はそういうのないよね~」私「だったらそういうのやらない? 今度♪ いづれみんなこの1,2年の間に香港から去る身、どうせなら自分の知らない文化に触れて、その違いを楽しみましょうよ♪」ブラジル人「そう、そう、そういうのいいよね~!」とまた話が少し進みました(笑) ●みんな違う文化を持ち寄って、香港に集まる。そうここで出逢う人は、誰もが一期一会。(あまり仲良くなっていない今から、もう寂しい感じ。涙)でも相手に興味を持たないと、友達になるのは難しい~。今回は偶然、「フランス語」が取り持ってくれました。人生は不思議ですね~。類は友を呼ぶ? ~Qui se ressemble s'assemble. これからもこんな感じで、輪を広げて行けたら幸せだな~「また金曜日!」と言って、ほのかな希望を胸に彼はジムへ、私はスーパーマーケットへ向かいました。........Merci beaucoup......
2008年04月28日
~L'esprit de soi-même-avancement♪~●今日の英語学校の授業のメイントピックは、ストレスの緩和とその対処法。ストレスは働いていても、いなくても何かと溜まるこのご時世。テキストの内容がとても前向きなので、本当に役に立ちます。●「ストレスがたまっていることが問題」ではなく、それに「対処しないことが問題」と思えてホッとします。みんなストレス溜まりますよね。何かと(トホホ)テキストによるとストレスの感じ方は、二人として同じではなく、みな様々。・少ない時間で多くの事をやろうとする・リスクを取ることになりそうなことにチャレンジする・同僚や上司とうまくやる などなど。そこで先生がどういう時にストレスを感じるか?をみんなに聞くと、・はずしそうな株を買ってしまったとき(笑)・仕事で誰にも頼めないことを一人でやらなければならない時・次から次へのやらなくてはいけないことが起こって、それに対処しなければならない時、、etc.みんな同じですね~でもその対処法は、みなそれぞれ。↓・定期的に運動する・旅行にいく・美味しいものを食べる・おしゃべりする・お酒を飲みに行くちなみに私の場合は、とにかく良いものに触れるでしょうか?(香り、音楽、食べモノ、景色、本、人 等々)後は夫とひたすらおしゃべりする。。。(ちなみに夫は私が本を読みたい時も、しゃべりかけてくるのでそれがストレスになるときもありますが。苦笑)●そして今日の授業で興味深かったこと。それはみんな「倹約家=frugal」だということ。「使うお金はあっても、無駄は嫌い」「外食より、旅行や勉強のお金の方が大切」など、ちょっとした出費もみんな倹約して、もっと大切なことに使っているらしいです。私もそういうタイプだと思っていましたが、彼女たちは本当に勉強にお金をかけているのが今日よ~くわかりました。例えばカナダ人の彼女は、これからオンラインで学位を取りたいそう。その為にはお金がいっぱいいるの~と帰り道教えてくれました。そうすれば、どこにいってもフランス語を教えられるからとのこと。●そしてひしひしと感じる、香港人の「ある層」の向上心は凄いと思います。「夢」は単なる計画。香港人がエネルギッシュなのはきっと、「自由度」が増えるから?「選択肢」が増えるから??日本人は、平均より上にいたいから?私の理由は香港人に近いかもしれません。そして香港に住む人は、きっちり計画を立て→実行→現実にするまで行動するのが分かります。野球選手の松坂さんもそう言っていましたね~。あれがここでは「普通」のような。授業でもみんなの英語も、物凄いスピードで上手くなっているし!なんか「どんな夢でも叶えちゃいそうな人たち」という感じです。社長夫人のエクアドル人も、仕事を抱えてストレスいっぱいの様子ですが、英語学校に来るのがストレス解消法らしい。。。エライ!!!授業中は元気一杯。前向きな刺激を受けています。今日の私はおとなしかったな~ 慣れてきて落ち着き過ぎ?また月曜日いっぱい発言しようっと!●「自分を諦めたらおしまい」それだけは避けたいと思う今日この頃です。≪もしこれをお読みの方がそう思っていたら、是非!ご自分に期待してくださいね♪「未来は自分の心構え+実行力」にかかっているのですから♪≫私も目の前の「やるべきこと」に専念します♪そうそう。フランス語のレッスンは、英語学校のクラスメート3人と5月の第2週から始められそうです。それとは別に「英語を書く」ことが苦手なので、カナダ人に教えてもらったイギリス人の先生に個人レッスンを受けることも考えています。夫によると、ある程度まで力がついたら、あとは楽だよとのこと。。。そこに辿り着くのはいつのことやら(トほほ)でもどうせやるなら早く「英語筋」を鍛えたい。。。ダラダラやっても疲れるだけですし。●それにしてもやっぱり勉強は一生続けるものなのですね~つくづく。。。私の場合、気づくのが遅すぎ!?ちなみに義母が65歳過ぎているのに、PCに詳しいのには始め驚いたのですが、それは「わかるまでやれば、ね?」とのこと。30代後半で諦めたらしかられる。。。(泣)学生時代は勉強なんて大嫌いだったのに~今は自分の「自由度」の為に勉強が必要とわかって、冷汗をかきながらもなんだか「苦」にならない。不思議!「天は自ら助くる者を助く」?~ Aide-toi, le ciel t'aidera.~でも土曜日は遊ぼうっと♪それではまた!......Merci beaucoup......
2008年04月25日
~Au revoir♪ Les Bouteille en PET!~●英語の復習もして一段落。昨日の午後は「考える時間」にしました。日常で気軽に資源を大切できる方法ないかな~無駄はないかな~と探してみました。。。「そうだ水!」香港の水道水は飲めるとも言われていますが、香港チャイニーズの不動産屋さんに何度聞いても「飲まない方が良い」との返事。う~ん。。。ちりも積もれば山となる。毎日ペットボトルを買うなんていやだわ~と思いながらもこれまで日本では売っていない4リットル以上のでっかいペットボトルを多い時は一人で2本、トレーニングのつもりでせっせと運んでいました(汗)マンションのスタッフの人には、いつも「アラっ!それは重そうね~」という表情で同情されながらドアを開けてもらっていました。。。●こちらはみんな共働きなので、フィリピン人のお手伝いさんがそういう仕事をします。「雇えないのね~」と思われているかも知れません(苦笑)残念ながら余分なお金などありません。若いうちは気づきませんが、お金は一生稼げるわけではないので本当に大切ですよね。(日本の政府だけをあてにしていたら、後で泣くのは自分達になりそうですし)●そこで今までの無駄を省くことにしました。まずは飲料水から。買わずに済めば、ペットボトルのごみを減らせます!そして家計も助かります!日本のスーパーマーケット、アピタ(Apita)に行ってみました。実家でも使っていた卓上浄水器BRITA(ブリタ)はどこ?知る人ぞ知る、「ドイツの科学力!」(将来こういう理念の企業しか残らないのでは?)http://www.brita.com/http://www.brita.net/jp/brita_40_years.html?&L=15(会社概要→ブリタについて→企業理念)日本ならデパートやスーパーにほとんどあるので、使っている方も多いと思います。どうせ買うなら冷蔵庫にぴったり納まる欲しいデザインが良い!私は美しくシンプルなものが好き!機能的でシンプルで素敵なものしか家に置きたくありません。そう思っていたら、ありました、ありました!そしてなんと「特価」の値札!小走りにうきうきしながら、家に帰り早速水を入れてスタンバイOK!冷蔵庫にも予想どうりぴったり!なかなか美しい。。。(しばし悦に浸る)満足感とともに紅茶をいれてみると、おいしい!ミネラルウォーターはたまの贅沢にすることにしよう。(メリハリが生活を楽しくするものですよね♪)そしてどれくらい家計に貢献したかを計算してみました。●ブリタに切り替えると【1ヶ月分のペットボトル飲料水代6270円】-【ブリタの初期投資3465円】=お釣り2,805円何?買った瞬間にもう1ヶ月分をペイしているではありませんか!なんとお釣りも!水道代を含んでもお釣りがくる(驚)【詳細】◇これまで1ヶ月の飲料水代$27.9×15本=香港$418(約6270円)≪ペットボトル4,5リットルを2日で1本消費していた≫それが↓☆ブリタのピッチャー(カートリッジ1個付き)→$231(約3465円)☆カートリッジ(3パック入り)$168=約2520円 (※安かったので予備分。これで6ヶ月分です。)ということは、今回付属のカートリッジを2ヶ月後に交換なので、それ以降は、1ヶ月カートリッジ代420円+水道代=?いづれにしても大した額ではない。●ピッチャーに入れることで水を大切に使えそうだし、自動販売機で気軽に水を買うことを考えたら、安い安い。水不足の中国の為に、シャワーの使い方も工夫しようかしら?いづれにしても家計が助かるのはありがたいです。今後も生活の無駄を探してみま~す♪♪他の皆様はどうされているのでしょうか?どなたか工夫されていることがあれば是非教えてくださいね。千里の道も一歩から!(フランス語:鳥は少しずつ巣を作る)~Petit à petit l'oiseau fait son nid.~.....Merci beaucoup....●ご注意を!注1:ブリタの濾過フィルター「オンタップ」のカーボン技術は、細菌やウィルスを除去するようには設計されていません。ブリタの浄水器は、水道水が安全であるということを大前提に開発されています。<ブリタHPより> 注2:香港の水は硬水で軟質の水に慣れた日本人は下痢を起こす事がよくあり、病原体やA型肝炎ウイルスに汚染されやすいので生水は避け、お湯(ボイルドウォーター)を。氷は生水から作る場合避けた方が良い。<厚生労働省検疫所HPより>ということで、生水はいずれにしても飲めませんので、●ブリタでろ過した水◇料理(火を通せば大丈夫)◇飲み水は必ず沸騰させる。 →(Hot) 沸騰させた後なら問題なし。 → (Ice)・麦茶やアイスティーにして冷蔵庫へ。 ・沸かした水は冷まして容器にいれて飲み水用に。ペットボトルで買ったとしても、「水」は怖いので過信せずに湧かして飲むようにして、A型肝炎にならないように気をつけねば。。。ですね。
2008年04月23日
~Que je peux faire maintenant~●初め7人だった英語学校の生徒もだんだん減り、現在はカナダ人、ポーランド人、ブラジル人、エクアドル人そして私。 無意味なプライドだけが高い元スチュワーデスの中国人は、前回の授業でボキャブラリーを使う中、「自分は秋にフランスに料理を習いに行くので、フランス語を習うかもしれないので、この授業を続けるかはこのクラス次第」と言い放ちクラスを凍らせた上、今週は消えました。自由にするがいい。(私が親愛の情をこめて、友人もフランスで料理留学しているのよ~というとそれはここでは何にも関係ないと一蹴された)ペアでロールプレイをする際に、普段は自発的に発言しないのに、非協力的な態度の上、この言いっぷりに呆れました。クラスが面白くなかったら、自分で良くすればよいのに。残念ながら、最後までネガティブな人でした。勘違いした変なプライドの持ち主は困る。本当のプライドはそんなんじゃない。●私はみんなと仲良くしているので、・エクアドル人にはお寿司を御馳走して頂いた・カナダ国籍のフランス人には、別枠で英語を一緒に習わない?誘われた・夫がフランス人のポーランド人、義理の兄弟がフランスにいるブラジル人と共に カナダ人の彼女からフランス語を一緒に習うことになった・ポーランド人のご主人は(フランス人)国際弁護士の為、多忙だが、 今度カップルで飲みに行こうという話もでた・カナダ人(フランス人と言うべきか?)とはメールでやりとりをしており、忙しさが一段落したら香港を案内してくれるとのこと夢のような展開。。。でも思えば、人生は「少しの勇気」と「継続的な努力」そして向かうべき「ビジョンを持つ」ことで自然に開けてくるのかも。~J'ai une vision de futur~それは誰もができる簡単なこと。「自分が今できる事」にフォーカスするだけ。授業前に予習をし、クラスでは初めに発言し、それぞれの個性を尊重しながら授業を盛り上げるために協力的であろうと努めています。たまに冗談も!その方が楽しいから♪もしその中国人が「内的な人」でなかったら、彼女にとって素晴らしいクラスだったというのに。。。彼女はその可能性に気付かなかっただけ。(上記のことは何一つ知らない)そして自分からは何も積極的に行動しなかった、嫌味を言う以外は。結果的に彼女が損をしているのに気付かないこの事実!彼女たちとのいい関係を継続するには、私が継続的に働きかけられるか?にかかっていると思っています。今日もクラスの為に、そして自分の為に勉強しようっと♪●今の自分にできること。「今の行動が何とつながっているかを知り、自分の行動に意味をもたせること。」こんな風に少しづつ、明るい未来に近づいて行きます。。。....Merci beaucoup....
2008年04月22日
~L'homme qui sème une graine~●久しぶりに中田さんのHPを訪れました。次の一歩は何かを知りました。http://nakata.net/jp/hidesmail/hml299.htm心が震えました。やっぱりそういう人だったと思いました。●ただのサッカー選手ではない可能性に満ちた方だと思っていましたが、「自分を生かす場所」「自分が貢献できる場所」が旅するなかで明確になったのですね。日本のマスコミはレベルが低いので、彼の勇気ある一歩は、是非諸外国の一流の人にとりあげて頂きたい!●私も何かできないか?と思っています。このブログを書き始めた本当の理由は、私という一人の人間が「まっすぐ生きる事」で他の人が自分の幸せを見つけることにつながったら良いなと思ったから。。。たった一人が実は、多くの人に良くも悪くも影響を及ぼすと思いませんか?こんなちっぽけな自分のことなんかと思っても、実は一人の行動が他の人の幸せと繋がっていると気づいたのは、いつの頃だったでしょうか?そして「良い生き方のモデル」を周りに見つけられなかった時、自分がそのモデルになろうと思いました。まだまだ未熟で力不足で何もできないのだけれど、英語とフランス語を道具として使えるようになれば、誰かの役に立つかもしれないと夢見ています。●不思議に思うこと。私が笑うとみんな笑う。電車で足を組みかえると、向かいの人も足を組む。。。あくびをするとあくびが伝染る。。。いいことが自然に伝染していったらいいなぁ~どんなことでも。ど~んなことでも!まず遠くの何かを変えるより、「自分の幸せに責任を持つ」ことが、大切だと思っています。そして身近な誰かを幸せにすることも。(出逢う人全て)誰かを幸せにした時に、幸せが違う形でやってくると体感しています。誰かの役に立ちたい。。。枯らすことに懸命になる人より、種をまく人へ。そしてそれを育てる人へ。.....Merci Beaucoup......
2008年04月16日
~Oh, Maria !~●2回目の英語の授業に出るため、今日はバスに乗りました。なぜなら昨日リスニングが足りてないから。これまで試した結果、電車よりバスの方が音声が聞き取り易いような?乗客は私だけでしたが、暫くすると私の隣と前にも人が座りました。「やっぱり聞こえない。。。」香港在住の日本人の初めのストレスはたぶんこれ!香港の人は声が大きい。日本人が60%の音量なら、香港人は120%(嘆)(でもこちらは外国人。香港は基本的に香港人=中国人のもの。慣れるしかありません。)音量を上げましたが耳が壊れると思い、ipodは止め宿題に目を通していると今度は勢いよく走るバスに酔ってしまいました(涙)しばし寝ることに。(苦笑)近くの公園を散歩してリフレッシュした後、学校へ向かいました。●カウンターに行くと、これまでやりとりをしていた英国留学経験のある、Alice(中国人の女性)と挨拶を交わしました。私の名前も覚えてくれていて嬉しいスタート♪websiteのlicense keyをどうしたらもらえるか聞きました。早く行ったせいか、key numberをもらった後、時間の余裕があったのか、親切にその後の一連の作業も画面を使って教えてくれました。◇Early birds catch the worms. ~早起きは3文の徳~ ~L'avenir appartient à ceux qui se lèvent tôt(フランス語:未来は早起きする人のもの) ~時間までコーヒーを飲みながら、カウンター前の待合室はは私一人。するとそこに金髪の女性が入ってきました。「先週、授業にでれなかったので、今日が初日なの。どうしたら良いか教えて!」とAliceに聞いています。 「彼女が先週来るはずだったフランス人?」と心の中で期待します。そしてチャイムが鳴ったので、指定の部屋に行くとガラ~ん。誰もいません。。。おかしい。部屋を間違えたかな???確認の為、カウンターに戻るとさっきの金髪の女性が、電話中で対応できないAliceを待ちきれず、「どこに行けば良いの?」と私に聞いてきました。「どのレベルなの?」と聞いたらなんと私と同じ!クラスの場所はあっていることを確かめて、クラスルームへ♪私「Nice to meet you!」(満面の笑みで)彼女「Nice to meet you,too!! I am Marie」(にこにこ!)私「Hi, Marie! I am bonnes idées!! (もちろん この時は本名です。)「私は日本人なの、あなたは?」と聞くと、彼女「 I am Canadian but I speak French」私「 !!! 」何?おお~♪♪♪とうとう来たこのタイミング!!!香港駐在が急に決まり、やりかけたのフランス語への情熱を忘れないようにと、つけたこのブログ名がきっと喜んで泣いている~(涙)人生には「忍耐強さ」が大切なのですね~!そして先週度胸がついたおかげで、二人しかいない部屋で自己紹介をしあいました。彼女は去年の10月に香港に来て、今フランス語を小学生に教えているとのこと。すかさず、私が「フランス文化に興味があって、もし英語がある程度使えるようになったら、フランス語を習いたいと思っている」と伝えると、Marie 「それじゃ、私に聞かなきゃ!」You have to ask me!私「フランス語を教えて♪もし興味があれば私が日本語を教えれるわ」Please teach me French,so I could teach you some Japaneseif you are interested in. Marie 「いいわね!」(にこにこ!)誰か私の頬をつねって下さい(涙)いつか教えてもらえる事になるかもしれません。。。それにしても何と言う巡りあわせ!私は無宗教者ですが、思わず心の中でマリア様に祈ります!~Merci infiniment!!!~ 本当にありがとうございました!!!(じ~ん 涙)そして彼女はフレンドリーかつオープンな20代位。とても話しやすい!●打ち解けた後、先生が入ってきて急に頭が切り替わります。肝心なのは授業なのだ!でもクールな先生ちょっとあわてている!先週は6人だった生徒が、今日は2人?でもさすがプロ!多少たじろぎながらも内容に触れ、二人で宿題を演習できるように説明をしてくれます。先生の進行方法はとても勉強になります。それにしてもみんなどうしたんだろう?先週の授業が合わなかったのかな~●ところで今日の宿題は、「もらったメールに対する問題へのアドバイスを電話でする」です。状況:◇Aさんの部署のプロジェクトが難航していて締め切りに間に合わない様子。更に長時間労働を強いられている為、職場のモラルが低下している。どうしたらいいかを別部署の同僚にアドバイスが欲しいので今日か明日会えないか?とメールで訊いている。◇Bさんは別部署の人。Aさんからのメールを読み、どう対処するのか?(ふ~っ)あなたがBさんならどう答えますか?(私には高度! 涙)←これが宿題。先週授業にでていないMarieがいることもあって、演習をする前に、二人でディスカッションをして欲しいと先生が促します。・何を伝えるべきか?・あなたならどんなアドバイスをした方が良いと思うか?矢継ぎ早に聞いていてきます。後は生徒主導で進み、先生はそれを見守ります。そして先週でたのは私だけなので、自分の考えをMarieに伝えます。その時「中国本土出身のミッシェル」が入ってきました。遅れた彼女は、まず私たちのやり取りを見ることになりました。☆私「まず現状か変わっていないかの確認、そして締め切りが遅れたとしたら、それに対してどの位の被害が発生しそうなのか?もし疲れきっているメンバーがいるならちょっと休みを取らせるとか、もし権限があるなら上の人に相談して、スペシャルボーナスをもらえるように頼むなど、、、」言い終わって、私からMarieにも「何を聞いたらいいと思う?」と尋ねます。Marie「こういう経験はないからわからないわ~」私「Me neither, but let’s think about it!」私もよ、でも考えてみましょ!今日も積極性が加速します。彼女はしばし考え、☆「私もやる気がでるように、何か報酬を与えるようにすると思うわ!例えばもし締め切りに間に合ったら、をプレゼントするとか!」(私が驚いて反応すると友人でそういう経験がある人がいるという。。。世界は広い!)先生「コストがかかるわね。大企業ならできるかも。でも締め切りが迫っているのよ。もしプロジェクトが終わった後ならいいわね。ミッシェルはどう思う?」と遅れてきた生徒を自然にディスカッションに参加させます。(さすが!)そしてミッシェルが☆「臨時に人を増やすようにお願いする、とか、締切がどの位遅れそうなのかの確認をするとか、、、」と色々意見を出してくれます。それに対して先生がアドバイス。明確な答えは言いませんが、基本こういう授業の運び方です。ふむ~「英語を習っている」というより、「ビジネスでこういうことが起こったとき英語でどう答えるか」を演習するのがベルリッツのやり方なのかな~と思いました。やっぱりベルリッツにして良かった~(回し者のようですが、私にとってです。あくまでも)難しいけど良い訓練。体感した学習はたぶん忘れない。そしていつか使える日が来るかもしれません。そして次は別のメールの要約へ(苦手。汗)またもや「誰がやりたい?」と促され、私が練習の為にまた名乗り出ました。そして、なんとかまとめ、一応OKをもらえました。毎週挑戦すればと何なくこなせるようになるかな~●そして授業の後半になってエクアドル人、ブラジル人が入ってきました。(朝が弱いのか、宿題が怖かったのか?笑)その後、授業の流れはこんな感じです。・新しいボキャブラリーをいくつか覚え、それを他の英語に置き換える ↓・覚えたボキャブラリーを、日常生活で使える場面を想定して、文章を作る~状況が良くなる~という文章を作る過程で、私「英語を勉強し始めた時は理解するのが難しかったけど、少しだけ勉強したら状況が良くなって、少しわかるようになった」と言うと、先生「(怖めに)ここは上のクラスなんだから、自信をもって、≪英語を勉強したから、今は理解できるようになった≫と言った方がいいわよ。」と言い直されました。この態度は日本でやると、たぶん「はみ出し者」外国では「遠慮」=「自信がない」とみなされる。。。そこで「たぶんそういう言い方は日本特有のものですね。ここでは日本文化は忘れます!」と言ったらみんな大笑い!(みんなの日本人像は同じ?)その後は、自信を持って答えるようにしました。(香港生活が長くなったら、使い分けなきゃ。正直面倒です。。。)最後に、前置詞、動詞がバラバラになったカードを渡され、それを一つの意味のまとまりになるように、並べてその後先生と答え合わせ。そこでチャイムが鳴って、今日の授業は終了♪最後にブラジル人がwebsiteのlicense keyを聞くと、先生「Bonnes idéesが知ってるので彼女に聞いて!」とクールに部屋を後にします。先生よくご存じ!カウンターで確認したのね、きっと。みんなから「ありがとう♪」と言われちょっといい気分♪今回も和やかで楽しくそして難しく、為になる授業でした。今日も脳味噌が熱くなりました(笑)●帰りは駅まで、エクアドル人のアンジェラとMarieとおしゃべり。途中で本土から来た香港に住んで10年以上のミッシェルが私の肩をトントンとたたき、一緒色々とおしゃべり。(長くなるので内容は割愛します)あれやこれや話し、良い感じ♪Marieは午後、フランス語の授業があるのでまたね!と言って明るく別れ、アンジェラと私は彼女お勧めの「元気寿司」に行き、なんと御馳走になって帰りました。。。(今度は私が払わせてもらおうっと。)彼女は社長夫人。夫の仕事を手伝いながら、英語学校も2校通って忙しそう。でも気さくで優しくとても明るい元気な方です。それにしても、香港の面白さってこういうことなんですね。。。本当に色々な人がいます。日本ももっと外国人に門戸を広げたら、こういう自由な雰囲気の国になるのかな~(せめて横浜だけでも、そういう場所になれば良いのに~)こうしてかなり濃かった2回目の授業は終わりました。♪....Merci beaucoup....♪
2008年04月14日
~J'adore une culture du mélange~●待ちに待った英語のクラスが始まりました!(留学したつもりで取り組みます!)どんな人と逢えるかな~多少緊張しながらドキドキ受付で待ちます。同じクラスらしい人が何人かいますが、ばらばらに皆座っているので、声をかけづらい。。。ipodでテキストの音声を聞きながら、昨日書いた自己紹介文に目を通します。チャイムがなったので、指定された部屋に行くと、そこいたのはまだ一人。金髪で大柄な女性が!(見たところ40代くらい)初対面の度胸が大切!息を少し吸って「Hello, Nice to meet you!!」と声をかけてみました。≪モジモジ、そわそわ、オドオドの20代よ、さようなら~ニコニコ、うきうき、ワクワクの30代よこんにちは!≫(もうすぐ40代だが。まあいいとする。)初め硬かった表情の彼女も、無謀な私のフレンドリーさで(笑)、すぐ打ち解けました。お互い自己紹介しあっているうちに続々と、クラスに人が集まりました!私を含めアジア系は4人、欧米系は2人。(のようでしたが、、、)ところで先生はどんな人???最後に一人ちょっと気の強そうな、アジア系の女性が入ってきました。●「Hello, Nice to meet you! I am your teacher」( ! )先生はてっきり英国人と思っていましたが。。。(驚)発音はきれい~ 聞き取りやすい!(嬉)どんな風に授業が展開されるかと思いきや、何と隣の人とお互い自己紹介しあい、お互いの事を知った上で、その内容を他の人に紹介するように指示を受けます(驚!)えっ予想外の展開。。。今日は初日なのに容赦ない(汗)実は幸か不幸か、今回最上級クラスに入れられてしまいました。。。(レベルチェックの時に、ありったけのボキャブラリーを使ったおかげかadvancedにどうにかいれてもらえる事になりました。(大汗)自己紹介、そして隣の女性の紹介も終え、他の人にも理解していただけた様子。ひとまず安心。。。そして全員、隣同士の自己紹介が終わった様子。先生が誰から紹介したい?と聞かれ、「Can I start?」と私から紹介した(初めが肝心。。。)そして私の説明が終わり、「Good!!! Do you have any questions?」と先生が言うと、し~ん。そしてまた私がしゃしゃり出て、「You could ask some questions…」と一人目立つブラジル人男性を促す。。。実はおしゃべりそうなブラジル人男性が、待ってましたとばかり(遠慮していた様子だったので)私に「花が好きなの?日本では今頃、桜が咲いている?どのくらいの期間咲いてるの?」など聞いてくれました。花は大好きで、今頃日本では満開に咲いている頃でしょう!と言い、2~3週間くらいしか咲かないけど(ですよね?)短いからこそ、皆ありがたがると思うと答えてみました。(サッカーの中田さんもそう言ってたし。)何とか切り抜けました。(大汗)やっぱり、日本のイメージは桜なんですね~。そしておとなしいとされるであろう、日本人である私が、口火を切ったのが良かったのか、その後は皆フレンドリーな雰囲気に変わって、授業が楽しくなってきました。そしてクラスメートの素性(?)は以下の通りです。まず私の隣の金髪の女性から、 はかつての職業。◇ポーランド人、 夫と11ヶ月の娘さんとともに香港2ヶ月半。いづれ香港でまた歯医者として働きたいと思っている。◇ブラジル人サンパウロ出身の唯一の男性。30代。奥さんと香港に来た。現在は専業主夫だが生活を楽しんでいる様子。◇エクアドル人 40代位。先日アメリカまで行って2週間英語を勉強してきたそう。夫と子供とともに香港在住。◇中国人 Main land Chinaつまり中国本土出身の30代。香港に来て10年。夫と子供がいる。◇中国人 外国育ち(詳細はまだわからず)香港に来て14年の30代。夫と子供がいる。エクアドル人を除いて、現在みな仕事をしていないようです。(私を含め、長い人生でそんな時期もあるかもしれません。。。)そして◆先生。香港生まれの30代の女性。オーストラリア育ちのインターナショナルスクール出身→英国→香港→日本に英国教師として2年滞在後→現在香港。発音はAmerican EnglishベースのちょっとBritish Englishもあり、時々Australian accentもあると言われるそう。(本人談)フランス人はどこ?いないじゃない~泣。でもあと一人生徒がいるらしい。でも今となってはそんなことはどうでも良いかも。まずは英語なのだ!う~ん、にぎやかな顔ぶれ!やっぱり好きです。多国籍文化!!!I love Multi-national culture! ~ J'aime la culture du multi-national ! ~みんな外国人同士!(笑)そしてみんな30代以上なので、・落ち着いている・自分のスタイルで話す・相手の話にも耳を傾ける大人になって良かった~と、口角は上がりっぱなし。(笑)そして、授業の後半になりようやく教科書へ。今日のTopicsは「仕事のプレッシャー」「マネジメントスタイル」「ストレスの緩和」です。付属CDの会話を聞いた後、どんな内容だったかの質問を隣の人にする。そして隣の人は答える(!)・各自の体験で仕事上最もストレスがあった事とは何?・その対処法をみんなに発表していきます。(汗)そして最後は教科書の会話文その要約(大汗)う~ん。今まで使っていなかった部分の脳味噌が動いている気がします。。。そして宿題をだされ、初回の授業は和やかに終わりました。「Nice to meet you!」「Nice to meet you, too!!」とクラスの人に挨拶し、そそくさとその後はスーパーで買い物をしました。ブログ更新もあります。。。●ご褒美に(?)フランスの紅茶、マリアージュフレールのアイスティー、~Mariage Frères, Thé Glacé「マルコポーロ」~MARCO POLO~を買いました。(ちなみに香港$95(1425円位)、調べたら日本は1260円也。)箱を見たら偶然、 「中国とチベット」うんぬんかんぬん、、、せっかくなので頑張って訳してみることにしました。≪黒いビロードのような紅茶は秘密めいた中国とチベットの果実と花の香り。それは遥か遠いミステリアスな国への途方もない旅への賛歌≫(うーんこんなところか。。。しかしフランス語って装飾的!)~Ce thé noir velouté au parfum secret de fruits et de fleurs de Chine et du Tibet est un hymne aux voyages extraordinaires vers les plus lointaines et mythiques contrées~(それにしても早く解決して欲しい。いろんな文化を尊重したら良いではないか!)最近画像が粗いが、カメラを落としたせい?http://www.mariagefreres.co.jp/site20070611/fst/FST.html#icehttp://www.mariagefreres.com/centre2.htm普段は質素ですが、何かに取り掛かるときは自分を鼓舞しなければいけないと、こうした時にささやかな贅沢を楽しみます。。。今紅茶を飲みながらブログを書いていますが、ほのかな花の香りで癒されます。そして夫が帰ってくるまでに「宿題(少量)」「夕飯の用意」予定です。週末はブログも勉強もお休み♪そして週明けすぐに授業があります。来週も楽しみです!!!また来週~♪~Á la semaine prochaine♪~
2008年04月11日
~Quelle est la Chine?~ニュースを見れば、毎日オリンピックの聖火に伴って、噴出するチベット問題。。。中国ってどんな国?香港は今は中国の一部。香港は色々な人種が富を求めて暮らしています。これまで無意識に、多様な異文化を受け入れ、何が良いか?何が素晴らしいか?が私の基本軸にあります。そこにはむしろどこの国が良いか?ではなく、何が正しくて何が悪いか?が根底にあります。どの国であれ、政治的な思惑には個人が太刀打ちできない力が働きます。(特に中国は歴史が証明していると思います)先月、孫文記念館に行きその足跡を垣間見た気がしました。インターネット上は自由な世界。でも私がここで何か特定の意見をいうつもりはありません。個人が各々の倫理観でそれを判断するのが正しいと思います。しかしインターネットが登場してから、政府が個人を完全にコントロールできない状態になったことは確かだと思います。明日からようやく英語学校が始まります。日本人は私一人。ブラジル人、中国人、東南アジアの方などいるそうです。英語を習いに行く以上に何か吸収できそうな気がしています。世界の判断が進むべき方向に向かいます様に、、、まず個人が良識ある行動ができます様に、、、.....Merci beaucoup.....中国文化を知るhttp://www.allchinainfo.com/culture/
2008年04月10日
~ Le monde du qualia~ ●旅の終りに、何を感じたかまとめたいと思う。 旅行の楽しみとは何? 私の場合、 ・人との出逢い(違う考え方、文化との出逢い)・自然のデザインを全身で感じること(そこにしかないものは特に魅力的) つまり五感を使いこなすこと。新しい何かを知ること。 そうする事によって知らないうちに凝りかまった既成概念が崩れ、新しい感覚がやってくる。 だから旅をする度に生まれ変わる気がする。(他を知ることで自分が作られる) この感覚的なものの感じ方に個人差があると感じたのは、フローリストの時。「こんな感じ」の「感じ」がまったく通じないことがある。 また私に興味を持ってくれる人に共通するのも、この感覚資質が近いからなのかもしれない。 そして私がパリに興味を持ったり、その他欧米の色々なもの、アンティークや日本古来の伝統文化にも憧れて、それに触れる度解放された気分になるのは、こういった「質感」を感じることができるからなのかもしれない。 (逆にいえば、日本の都会ではそれがあまり感じられないような気がする) 石畳のぼこぼこ、フローリングのデコボコ、包み紙のがさがさはある人にとっては、居心地が悪い状態。私にとってはすべて「味」がある質感であり、またそこに愛らしさ、愛おしさを感じる。モノに「キャラクター=人格」を感じる。 20代の時、広告代理店の人と知り合った。 この感覚の違いをどう説明したら良いかを尋ねると、それは「心のヒダヒダの違いではないかな?」と教えてくれた。 「心のヒダヒダ?」「そう、そのヒダの凹凸には個人差があって、そこに情報がピタッと入る人とそうでない人がいる。きっとあなたはそのヒダが深い。」「。。。。。。」 褒め言葉なのか、何なのかを長い間噛みしめたがその時はよくわからなかった。 でも旅行に行くとその感覚をフルで使っている気がする。もしその感覚が旅行を楽しめることにつながるなら、ありがたい。 誰に頼まれたわけでもなく、自分が生きるために環境に合わせたシステムを編み出した「マングローブの森」。全てが共生し、水を絶えず入れ換えしながら、その根が海の生物の育成場所となる。 この無駄のないシステムを、自分の人生に応用するならどうすれば良いだろう? 20代~30代前半あんなに苦しかった時間を経て、今はすがすがしい気分でいられるのは、水を入れ替えたから? これから何を育てようか?。。。 ......Merci beaucoup......
2008年04月09日
【La mémoire du voyage】●今日の朝は早い。6時起き。~Ce matin, nous levons tôt.Nous nous sommes levés à 6:00~なぜって? 今日はホテルで予約したマングローブツアーに参加するのだ。 ~Pourquoi ?Parce que participe à la visite du manglier que nous avons fait des réservations dans un hôtel aujourd'hui.~6時半スタートの朝食ブッフェで、最後のビンタン島の朝ごはんをしみじみ食べる。今日もホテルの人の笑顔に癒される。なんて自然な笑顔なんだろう。送迎予定のバスを待つため、ロビーで一休み。暫くすると陽気なマレー人が来て、軽く挨拶を交わした。「あなたはラッキーですよ!今日は二人だけのプライベートツアーです。」~Vous êtes chanceux!C'est seulement une visite privée pour deux personnes aujourd'hui.~これは好都合!車に乗り、ボート乗り場までの間、彼がにわかに日本語を話しだす。聞くと見知らぬ日本の会社がリゾートに出資しているらしく、日本語のレッスンを週2回受けているのだそう。やはり日本からのゲストが多いのかな?実際何組か家族連れで日本人を見た。●ボート乗り場に着いた。彼が日本語勉強中のドライバーさん。ドライバーさんの日本語の先生が今日のツアーガイド。逢うと明るくフレンドリーなマレー人女性♪初めにツアーの道筋を何と日本語で説明してくれた!まさかこんな島で日本語が聞けるとは!!(結局ツアー中は英語を使ってもらったが)ここで見れるマングローブは4種類運が良ければ動物も見れるらしい。(猿、カワウソ、蛇、トカゲ、カワセミ、、、)私はあまり会いたくない。。。またもやライフジャケットを着て、貸し切りボートツァーが始まった。こちらがガイドさん。マングローブとは何?~Quel est un manglier?~http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%96簡単に言えばマングローブとは、「熱帯から亜熱帯地域の川と海の水が混じりあったにある森の事」どれどれ、どんなところか楽しみ。。。これはクロコダイルスピリットと呼ばれる岩。この時間は水かさが高いので、岩の全貌は見えないが、夜になると引き潮で「クロコダイル」が姿を現すらしい。このセバン川に棲むという「三足のワニの霊」と会話が出来る長老がいて、この霊は河川に沿って歩きまわり、特定の石に座り休憩するそう。そして時には岩の上に花を手向けるとの事。。。あれっ? これってディズニーランドのジャングルクルーズ?あちらがこういったツアーを真似したのね?きっと世界中でこういうエコツアー(Eco-tourism)があるのだわ~。カワセミだ!(漁師の王様、英語でKingfisher、フランス語でmartin-pêcheur )見づらいが、、、日本の私の部屋の両窓にお気に入りの鳥の絵がある。ひとつはカワセミ。本物は初めてかも。ほらあそこ見て!船頭さんに言われ良く見ると、、、岸辺に動物が!トカゲだ!動物園ではなく、自然の一部としてこうした生き物を見ると可愛く思えてくる。この水陸両用の変な形の生き物は、マッドスキッパー。更に森の中へ。。。ぎょっ!ビンタン蛇。そばで見ると黄色模様が鮮やか。森の住民とされている。これがマングローブの根っこ。マングローブの葉水は6時間毎に推移していくそう。今の時間は海水が流れ込み淀んでいる。この辺で記念写真。素朴でかわいいふたりです。このツアーは夜もある。夜はどうなの?と聞くとガイドさん「夜は水が引き、その頃にはマングローブのおかげで水もすっかり綺麗になって、木の下には蛍が舞い、空にはそう!この間流れ星が見えたのよ!!」私「Did you make a wish?」願い事はしたの?~Est-ce que vous avez fait un souhait? ~ ガイドさん 「I had my wish but I didn't.It was so fast,,,,」と言って照れながら足をバタバタさせた。まだ20代に見えるかわいらしい彼女。きっと「ボーイフレンドが出来ますように♪」かな~(笑)~Â vous souhaits!~彼女にちょっと質問したくなった。聞けば彼女はこの仕事は3年していて、出身はジャカルタ(インドネシアの首都)。私「じゃ~都会っ子ね!」ガイドさん「そうなの!きっと香港や東京と同じよ。ビルがたくさん立ち並んでいるの!」行ったことがないところがまだまだ沢山あるな~。。。まだまだ知らないことばかりだ。そんな会話をしているともう波止場が見えてきた。もう降りなきゃ。。。船頭さんお疲れ様!快適な乗り心地でしたよ!いい風景。。。 お迎えの車を待つ間、メッセージボードにポスターを見つける。////////////////////////////////////////////////////////////●マングローブからのラブレターTo all lovely people (全ての愛すべき人達へ)お願いですから、私の苗木や葉その他を切ったり、取ったりしないください。なぜなら私はとてもゆっくり成長し、日ごと強くなっていくからです。少なくとも2日に1度、満潮と共にすべての塩水が流されます。そのような環境を私たちは寛大に取り扱わなければならないでしょう。だからこそ、私たちは違う形の根をもっているのです。ですからどうか覚えておいてください。私たちは世界で見つけることができる驚くべき木の一つです。私たちはいつも自然の水を与え、海の生き物やその他色々なものの育成場所となります。ですから、お願いです。私を成長させて下さい。そして新たに植えてもらい、大切に扱ってください。何も取ることなしに写真とメッセージをお残しください。with love (愛をこめて) Amazing Mangrove Tree(驚くべきマングローブの木より)/////////////////////////////////////////////////////////////私もメッセージを残すことにしました。(pinkの方) ●人間が自然と共生して行くからこそ、人間が長くこの世にいることが許される。マングローブは誰からも強要されることなく、自分自身でそのシステムを確立し、他の動植物たちと調和して仲良く生活している。人間よりも賢いかもしれない。「マングローブは根から栄養物を良く吸収する。その処理能力は、機械式水処理プラントに換算した場合、森1ヘクタール当たり、アメリカ$125,000相当」(パンフレットより)●時間毎に水かさを増し、満潮と共に根元から古い水を吐き出す。淀んだ水はマングローブの根のシステムにより、根がフィルター機能を果たし、夜には水が浄化され、蛍がそこに舞う。夜はまったくのスピリチュアルスポットになるらしい。「自然」が呼吸している。無駄がない。そんなことを思いながら、7時半スタートの6,8km、1時間半のマングローブツアーが終わった。なんでこれまで来なかったんだろう?なんという楽しいツアー!(百聞は一見にしかずとはこのことか。)夫の興味は動物、私の興味は植物。そして二人とも生態系を肌で感じることができた。図らずして、二人とも楽しめた特別企画となった。せめて私達だけでも調和して生きていこうではないか。その後、ホテルに戻り、海でもうひと泳ぎした後、これから蒸し熱くなるだろう香港に戻った。~fin~http://www.bintan-resorts.com/(メニュー→Things To Do→Tours→Bintan Mangrove Discovery Day Tour)
2008年04月09日
→続き●またもやライフジャケットを着て、シュノーケリングとフィン(足ヒレ?)のサイズをあわせていると、また別のマレー人らしい笑顔がさわやかなスタッフが来た。名前はプリム。(だったような気がする。。。)プリモではないのは確か。(Honda のプリモではないと言われたので)二人とも彼について行き、今回の予約は私達だけだったので、ジェットスキーに乗って、3人で1台に相乗りしてサンゴ礁が見えるスポットに行くと告げられた。思いがけずジェットスキーにも乗れる!嬉しい~♪でもこれはどう考えてもずぶぬれになる。。。夫は是非とも、南の国のお魚をデジカメに収めたかったが、water proofでなければ止めた方がいいと、プリムに言われ、荷物置き場までデジカメを置きに行った。待つ間、プリムが「君たちは兄妹?」と聞かれ、夫婦だと伝えると驚いていた。場面により役割が変わる私達。「今回は兄妹」か、、、悪くない。そして私が、「ところで私泳げないんだけど、大丈夫?」と伝える。プリム「Oh no~! It’s big problem!!!」と頭をかかえてのけぞった。プリム「君の夫はどうなの?」私 「彼も泳げないの!」(笑)プリム「、、、、、。」彼は知らずに過ちを犯した。~Il a commis une faute sans le savoir.~私「大丈夫、あなたはプロだから教えて!~OK, vous êtes professionnel!Peut-on savoir, s'il vous plaît~水の表面から下を覗ければ充分だから」~Parce que je suis assez si je peux regarder, dans le fond de la surface de l'eau de mer.と言うと、ようやくプリムが元気になった。 なぜか全力で走って戻ってきた夫が乗ると、プリムが「Hold tight! OK?」と言い、3人でサンゴ礁に向かった。●乗り慣れているプリムのハンドルさばきは、サービス精神もあいまって、かなりワイルド!~Sa conduite est sauvage~これじゃまるで暴れ馬!!!手を離せばお好きな時に海に放り出される。どんどんスピードが上がってくる。プリム「Are you OK?」私「It’s too much fun!!」と言うと彼は頭を左右に振りながら「Oh no!!!!」と肩を揺らしながら笑っている。こんな事じゃ驚きません!もっと楽しませて~♪夫も子供のように楽しんでいる。Ya Hoo~~!!!となぜか欧米人のノリになっている。●サンゴ礁スポットに着いた。まずフィンを着け、シュノーケリングの使い方を習う。プリム「鼻から息を吸ってはダメだよ。いつでも口からすぅ~はぁ~だよ。OK?」 私「すぅ~はぁ~、すぅ~はぁ~、、、、、、」まずは地上で練習。暫くすると、もう地上の練習はいいとプリムに呆れられながら、泣く泣く海へ。でもライフジャケットがあるから良く浮いた!息をめいいっぱい吸って下を覗くと、、、「あ!魚だ!」~Oh, c'est un poisson!~身体検査でいつも肺活量が少ないと言われ、がっかりさせられる私の肺が、口呼吸だけで機能している!これがサンゴ礁!これが南の島のお魚!!!蛍光色の黄色、緑、青の鮮やかさに驚く。TVや写真では味わえない本物の自然に圧倒される。本物は素晴らしい。~L'article authentique est splendide~もっと泳ぎたい!気分は既に人魚姫。フィンの使い方もなんとなくわかってきた。「かわいいな~ 綺麗だな~ 楽しいな~」~C'est très mignon, joli, agréable~自然のパノラマに魅せられながら、どんどん泳ぐ。気づけば頭を上げてまだ息をしていない(!)と水面に上がって、二人の姿を探すとすでに豆サイズ。。。調子に乗ってこんな遠くまで来てしまった。ハマるな~ シュノーケリング。そういえば私泳げなかったんだっけ。~Je me souviens que je ne peux pas nager.~そうして、二人のところまで戻り、手をつなぎながらプリムのお勧めの場所で魚を探したり、夫とのバディ体験を楽しんだ。海の中ではみんな自由だった。自由っていいな~~J'adore la liberté!~そしてこの大海原をこれからも夫と二人で生きていくのだな~と感慨深くなり、ちょっと涙ぐんだ。それからだいぶ楽しんだ後、酸欠と波のせいでちょっと酔ってきてしまったところで降り飛ばされそうなジェットスキーに乗り、人間が住む陸に戻った。降りるとプリムが、この間乗せた韓国人は、遠くまで飛んで行ってしまった!と笑いながら教えてくれた。プリムに心からのお礼を言い、夫婦そろってのシュノーケリング初体験は終わった。夫のささやかな夢を叶えたことで、私も充足感を得られ、パートナーシップの真髄を味わえた気がした。....Merci beaucoup.....※次回はローカルツアーに参加した事を綴ります。
2008年04月07日
【La mémoire du voyage】●キッチンで夕飯を作っていると、夫がトコトコ近づいてきて「ビンタして!」と言う。とうとうそんな趣味に!?と思いながら、笑って軽くほっぺを叩いた。夫「そう!ビンタン島!!!」わたし「???」どうやら次の休暇は「ビンタン島」という所に行くことになったらしい。。。(呆)香港に来て知ったのは、・アジア諸国にリーズナブルに旅ができること・休日が多いこと・そして香港人は気軽に旅をしている、らしい。(人によるが)私達も普段の生活は質素にして、この機会になるべく旅をしたいと思っている。ビンタン島はインドネシアの島。夫は独身時代、試験を受ける為にグアムに行ったりするうち、南の島が大好きになったらしい。私はハワイ、サイパンも1回づつ行ったが、その時はあまりピンとこなかった。二人で旅のプランを考えるとき、どちらが強くそこに行きたいか?で、リーダーが決まる。そして一度リーダーを決めたらその意向は尊重して、お互い楽しむ事にするのがうちのルール。(これは3年かかってたどり着いた私たちのやり方)そして先週シンガポール経由でビンタン島に行ってきた。~La semaine dernière,nous sommes allés à Île Bintan.~ビンタン島とはこんなところ。 http://www5e.biglobe.ne.jp/~bintan/information.htmそして数々のリゾートホテルがある。http://www.bintan-resorts.com/brcms/ 香港の気候は時間帯によりまだ涼しいが、シンガポールに到着するともう半そで、ショートパンツでないと暑い。。。JTBから紹介されたリゾートホテルからここに決めた。●Bintan Lagoon Resorthttp://www.bintan-resorts.com/brcms/ContentView.aspx?articalid=dae3420e-2310-41be-b205-1899653f2894&articleid=7ff84b64-5ebd-4c41-a02d-182bf9bccaf11日目。到着すると素敵な笑顔と共にダンスで迎えてくれた。着いたのは17時位。早速水着に着替えてプール+海へ。食事はなんと21時半ごろになってしまったが、今日が初日と思うと得した気分。東京や香港より多少リーズナブルなロブスターを焼いてもらうことに。このレストランはブッフェスタイルだが、好きなものも追加で焼いてくれるすごく新鮮なせいか美味しかった~夫に当分食べられないからよく味わうようにと言われ、良く噛んで食べた。その日はビンタンビールも良く効いて、すぐに寝た。2日目。今日は快晴!やっぱり来て良かった。南の島の魅力とはこれか!朝食は1Fのレストランでブッフェがついていた。基本コンチネンタルだが、日本食もありどれも結構美味しい。日本人のお客さんも結構多いのかも。。。食後スパを予約することにした。お互いを魅力的と思い続ける為には、多少の出費も必要。。。夫がこのホテルにしたのは、こちらのスパが良さそうだから。彼の方が初スパにウキウキ!食事の後は避けて方が良いと思い、夕飯前に二人分予約。早速、ビーチへ!●初めは波と遊んでいたが、夫の独身時代からの夢であった、「奥さんとシーカヤック」につきあうことになった。アクティビティ係に予約を入れ、ライフジャケットを着ていると、いい笑顔のスタッフがやってきた。二人ともシーカヤックは初体験。特別な案内をしてくれると思い、まず私が先頭に乗り込み、夫は後ろへ。「怖~い。。。」という私に日本語もできるマレー人らしい彼が、「ダイジョ~ブ!」と言う。どうやって漕ぐのか説明を待っていると、いつの間にかカヤックを後ろから押し、すぅ~と波に乗せた。「あの~説明は。。。」驚いて後ろを見ると、白い歯の青年がにこやかに手を振っている。。。(!)。。。。こうなったら行くしかない。そばにあったオールをそれぞれ持ち、漕ぎだすことにした。あれっ!良く進む。センスがあるのか?(笑)そういえば、私はカヤックは初めてだが、群馬の水上温泉+NZでリバーラフティング(ボートの川下り)をやったことあったっけ。あの感じね!20代の記憶を頼りにどんどん漕いで行く。夫に「私の動きに合わせて!」と言い、なぜか急に鬼軍曹となる。調子が良い私に夫も「うん!」と笑っている。しばらくして方向転換も覚え、自分たちで行きたい方向へ漕いだり、停まったりコントロールできるようになった。「あツ!これっていつもの生活と同じだ。。。」と気づく。予定の1時間が過ぎた頃、浜辺に戻り、スタッフに楽しかったことを告げると私達はもう「島の人」になったような感じがした。そして浜辺にあるビーチチェアに寝そべり、気持ちの良い風に吹かれながら、本から学べることも多いが、スポーツから学べることも多いと改めて気づく。自分で体験すれば尚更だ。カヤックに挑戦して調子がでてきた夫が、「今度はシュノーケリングをやろう!」と言いだす。今、物思いにふけっているのだから、邪魔しないでほしいと伝えると、夫が独身時代からのもう一つの夢、「奥さんとシュノーケリングでサンゴ礁+お魚セット」を熱く語られた。しょうがない。また付き合うことにした。続く→~À suivre~
2008年04月07日
~C'est génial!~中田英寿さんのHPに私のコメントが載りました!私のブログ、読んでいただけたのかな~。これからも応援しています!http://nakata.net/jp/fanmail/mail20080328/mail0003.htm
2008年03月31日
→続き●Parisに着いた。空港でホームステイ先のご主人が迎えに来てくれることになっていた。着いたら電話することになっていたので、公衆電話を探した。電話をしたら、フランス語の音声のみでぐちゃぐちゃ言っていて何のことかわからず、結局、つながらなかった。どうしよう??? 背水の陣!とにかく空港のそばで待っているはず!それはそれは歩き回り、必死になって空港近くで誰かを待っている風の車に持たれている男性を見つける。声をかけた。ホームステイ先のpapaだった!このときの安堵感は今でも忘れられない。●しかし!彼は英語ができないとすぐにわかった。車中話しかけてもくれない。苦労してとった休みなのに、疲れが倍増した。。。(反省として言葉が良くできないうちに、ホームステイしてはいけないとすぐ悟る)沈黙が続く中、夜も更けて家に着く。エレベーターがない古いアパルトマン。(築100年以上!)階段で上がる。息も絶え絶え開けると、素晴らしく美しいmadameが!力強くも美しい女性。おお~これが本物のフランス女性!~Une femme française!~部屋に目をやると間接照明に広~いリビング、そしてインテリアが工夫を凝らして置いてある。天井はケーキのデコレーションみたいな漆喰。インテリアを見ただけでどういう家族か一瞬で理解できた。規律を重んじている。すごく素敵♪大人っぽい。洗練されている。ゴテゴテしていない。(その家は貴族の血を引くと後から聞いた)これがフランスかぁ~体いっぱいにその家の雰囲気を吸い込んで、来たことに後悔がない!と確信する。●持っていった日本的なおみやげを家族分渡すと、さっきまであれだけ寡黙だったpapaがnaitive americanのようなダンス?で小躍りして喜んでいる!パパにはkenzoのハンカチ、madameには金色に塗ったはまぐりの形をした、前菜をいれられるような器のセット。これは日本的だと大喜び♪早速パパはハンカチをシャツの胸ポケットに差し、夫婦で素敵ね~と褒めあっている。(ちなみに私はカヤの外。苦笑)子供は3人いた。子供達も大興奮!当時11歳くらいのお兄ちゃんには、ラジコン。かわいい9歳のお姉ちゃんには紙風船。そして5歳の男の子には折り紙をあげた。一緒に遊んであげた。とっても喜んでくれた!ただ問題は言葉。何を言っているのかお互い理解不可能。もちろん英語も通じない。(madame以外は)それでも一生懸命話しかけてくれようとしている彼らに申し訳ない気持ちでいっぱいになった。そしてこれだけ喜んでくれたら、これからの滞在は喜ばしいものになると安心した!のはその時だけだった。。。翌日は同じ家にいながら、家族の時間は一切一緒にいさせてくれなかった。(これが個人主義?)夕飯も別。子供と遊んでいると、子供の名前が呼ばれ、おののきながら「はっ はいっ!~Ou, Oui! 」と子供が残念そうに立ち去る。両親は子供が外国人である私と一緒に交わることを嫌った。親戚づきあいのような、心温まるおもてなしを期待していた私は、頭から水をかぶったように固まった!考えてみればそのホストファミリーは、家賃収入を少しでも得ようと、部屋の一部を海外留学生に貸すのが目的。ちょうど私が希望した時期に部屋が空いていた。そこに泊まっているだけの他人。そしておそらく移民が多いフランスで、その家族が何か信念をもって子供を教育していると理解できた。子供に対してとても厳しく接していた。子供も言うことを良く聞き、親を尊敬しているようだった。(よく勉強してよく遊んでいた。そしてみんなとても明るくて元気だった!)フランス人を語るとき、色々な悪口もささやかれるが、自分たちが大切にしている何かを、守る事は決して悪いことではないと今でも思っている。●当時Parisに修行していた知人がいたので、時々その知人とご飯を食べられたのが救いだったし、長男の坊やが両親がいない隙に、卵焼きをつくってくれて食べさせてくれたのも良い思い出。(意志あるところに、助っ人ありである)ちなみにりっぱな男性のような対応ぶりにびっくり。それにくらべ同世代の日本人は本当に子供かもしれない。。。そして後から来た、韓国人でアメリカ育ちのスタンフォード大の学生とも仲良くなり、彼女がとても魅力的でオープンな女の子だったので、私を理解しようとしてくれたし、私も初韓国人との交流が楽しく、ご飯を食べに行ったり、色々話したのが本当に楽しかった!彼女は日本人の女性らしさの良さを、ことさら褒めてくれ、私の事も好いてくれたのが今でも良い思い出。その彼女はフランス語がなぜかとても上手で、聞くと大学の授業でやっただけと言う。(きっと努力家に違いない!)尊敬のまなざしで見ると、若いのに人間ができた彼女は、「あなたの英語くらい私もフランス語が上手になりたい!」と言ってくれた。(当時の私の英語はかなりおそまつ 泣。彼女は本当に優しかったなぁ~)彼女はいつも自信に満ちていた。(国際人とは相手を受け入れ理解することから始まる!事も彼女から教わった。)●madameが彼女を見る目は、一人の女性として認めているようなまなざしだった。彼女は年齢は若いが「自立している女性が醸し出すアロマ」のようなものを持っていた。私は当時彼女より年上。恥ずかしかった。でも彼女の明るさに影響を受けてつたない英語で一生懸命話した。そんな様子をmadameが見て、私を見る目も変わっていった。たぶんそれまでは「自己主張できないダメなアジア人」(そういえば、私の部屋にはなぜかディズニーの「ポカホンタス」のポスターがあった。きくとアジアの子が来るから置いておいたのよ~と言われた 泣)おみやげなんかより、自己主張できる人の方が好かれるのだと悟った。そしてある時、私の洋服を見て「素敵ね!わたし日本人の装いって大好き!」と言われた。(驚き!)でも私はパリジェンヌ~Un Parisienne~を意識していたつもりだったが。。。(苦笑)なんか人間として認めてもらえたようで、嬉しかった♪そんな経験を経て、少しづつ自己主張することの大切さを知った。(日本では嫌がれるが。)その他、買い物や道を聞いたりする中で、Parisの人はアタリは強いが、大人の文化を大切にし、美意識が高く、簡単に人は認めませんよ!という厳しさはあるが、何か目的を持ち、努力してフランス語を話し、コミュニケーションをとろうとする人には優しいと思える場面も多々あった。例えば、帰国時空港までのタクシーで、ちょっとしたことから、相乗りすることになった音楽大学院の先生。「フランス語は世界で一番美しい言語です!いつか話せるようになりたい!」と言ってから、本当に饒舌になり帰りにはほっぺにチューされて、ポストカードにも彼が切手を張ってくれ投函してくれた程!今度フランスに来たら寄りなさいと名刺ももらった!(連絡するはまだしていないが。)簡単にいえば個性があり(その人らしさで勝負している)人間でなければ認めないのではないかとも思うようになった。だからどうしたら魅力的になれるかいつも考えるようになった。基準がある人は気持ちが良いとも思う。そして詳細は省くが、無事に念願のフローリスト巡りをして得たものも大きく、私の中で次へのステップが見えたような気がして、帰国後しばらく経って転職した。そして、今、長い時間をかけてその時にやり残したことに、再びチャレンジしようとしている。目的は花だけでない。(私にとって、花の仕事は不規則で突発的に入ることが多く、夫との時間を大切にしたい今の私には責任がとれないので、当分やらないことにしている)そして理解しがたいかも知れないが、自分らしく生きることを再び学ぶために、フランス語を習うことにした。今後もフランスから何かを学び、そしてそれに陶酔することなく、自分の人生に生かそうと思っている。●私がPARISのホームステイで得られたもの。それは「自分の居心地良い場所(自分の人生)」を作る為には、自分で自己主張していく必要があるという事。もし私が待ち姿勢だったら良い思い出は、一つもなかったはず!そしてホストファミリーから「家族を作るときの親の責任」も感じることができた。そしてこの年になって、あの時言葉が通じなかった苦い思い出が起爆剤となり、またフランスに行ってみたい!と思うようになった。(なぜか夫も行くと言っている。。。)今度はフランス語で相手を理解できるようになりたい!そして日本ではこうなんですよっと相手が理解できるまで話し、フムフム言わせたい!!!(自分へのリベンジ!)そして田舎へ行っておじさんやおばさんと楽しく会話したい♪いつのことかわからない。でも私次第なのは確か。夫は私のフランス語の上達を待っている。~Fin~PS:今日まとめてアップした分、来週までお休みいたします。
2008年03月31日
~La chose qui a été fournie par homestay de Paris~●フローリスト時代、当時定期的に、一流フレンチレストランで花を飾ることができた。レストランに花のお届けやメンテナンスに行くとフランス人もいた。そこで違う文化を持つ、なにやらプライドが高そうな人物に興味を持った。「そのプライドはどこから来るの?」「自尊心を持って仕事に当たっているそのエネルギーの源は何?」その頃、私は自分に技量や経験が足りなくて、自分に自信が持てない状態にあった。(今もそう、それゆえ勉強している)だから自信に満ち仕事上で、私たちにスパッと指摘をするフランス人に尊敬の念を抱いていた。その要求を叶えたいと思った。でも直接の担当者や幹部は嘆いていた。要求に対して支払いがバランスしないからが主な理由。(でも花の冷蔵庫には使わない無駄な花が残っていた)私はフランス人が言っていることが理解できるような気がした。もしかしたら当時の担当者は、レストランの意図を理解したうえで、フランスの花とは何?がわからなかったのかもしれないし、交渉慣れしていなかったのかもしれない。わたしも良くわからなかったが、だんだん理解していったような気がする。たぶん彼が求めているのは「パリのエスプリ」~Esprit de Paris~●フランス人が求めるのは、素敵な女性から自然に良い香りが立ち上がるようなそんな「感じ」を花に表現してもらいたかったのだと感じた。その部屋のテーマごとに。せめて私が担当させてもらえる部分で、それを形にしようと夢中になった。すごく難しかった。そして試験を受けるような気持で、その花を届けると、気難しいフランス人はにこやかに、「Beautiful♪」と言ってくれた。驚いた!何か不足がないかと尋ねた。「No, It’s wonderful!」と言われた。なんだかもっと叱って欲しい感じ。自分では全然納得しない。。。もっと良い方法があるはず!帰り道、反省とそこから次へのステップを私なりに考えた。担当している責任者の彼女のヒントになったらと思い、状況を説明した。でも予想外に彼女はあまり喜ばなかった。それ以降も経験不足の私の立場で何度かわかってもらいたくて働きかけたが、色々うまくいかなかった。。。逆に担当者も私の存在が疎ましくなってきたようだった。(だいぶ落ち込んだ↓)役に立ちたかっただけなのに。仕事は総合力。私ができることを仕事で見つけたつもりでチームとして役に立ったらそれで良いと思っていたが、そうはいかなかった。そして毎回、そのフレンチレストランに行くたびに、同じように喜んでもらい、スタッフの人は友人のように扱ってくれた。そして帰ってくると職場の雰囲気や反応にがっかりするような日々が続いた。サービスの人やシェフの人とも仲良くなっていった。そして楽しくしているらしい私を見て、やっかまれた。(ような気がする。。。悲しかった 涙)でも私は思う。なぜ私が彼らに少しでも理解されたか?それは私が彼らを理解しようと思ったからだ。私は変わった。職場はあまり変わらなかった。 私、日本人って嫌いかも。。。(全員ではないが)仕事場にいるのがだんだん苦しくなっていった。●その頃、アメリカに留学していた友人と仲良くしていたので、花のことやその他異文化交流的なことを話していた。そして「あなたは外国の方があっているわよ~」「フランス人みたいなものの考え方をするのね!」と言われたのをきっかけに、本物のフランスの花とはどんなもの?現地のフランス人ってどんな人?疑問は募るばかり。。。フランスに住んだ素敵な日本女性の本を探し、読んでいるうちに、日本人みたいに「なぁなぁ」でことを進めない、潔さを感じ「見に行かなきゃ!」と思い立った。誰も頼んでいない。誰も期待していなかった。当時フランス系の会社に務めていた友人の同僚が、フランス人だった。友人のおかげでその同僚の方のお姉さんの家があるparisに短期ホームステイすることになった。続く→~À suivre~
2008年03月31日
~ confiance en soi ~●Parisにいる友人が自分を高めようとチャレンジしている。彼女はブログを通じて知り合った。そして実際逢い、それ以来メールを通して良い関係を築いている。フランス料理に興味を持ち、フランス文化に魅了され、フランス語を習い、そして自分で働いて留学の準備をし、3ヶ月語学+料理留学している。えらい!偉すぎる!!!(普通、人は「いいな~」で終わる。私もそうなりつつある。これではいかん!とおしりをたたかれた感じでいる 汗)だがしかし、本物のParisはなかなか手ごわいよう。。。(一度Parisにホームステイをしたので分かる気がする)●Parisは花に例えたらバラのよう!一見、綺麗に見えるけど、そばによって触ると痛い。けがをする。触るときには要注意な存在なのである!そして暴れ馬のように言うことを聞かない。簡単には人を認めない。(でも本当に良いと思ったら即座に認める)そして自己主張の塊。厄介だ!厄介すぎる!!!でも私はParisから刺激を受ける。もっと学びたいことがある。だからフランス語をかっこつけではなく、道具としてコミュニケーションがとれるレベルにまで、いつか持っていきたいと思っている。良薬は口に苦し?でも人生には刺激が必要だ!(と思ふ。)私にとってのParisはスパイスであり、刺激物!だから主食にするつもりもないし、そればかり食べ続けようとも思っていない。●実は私は日本びいきでもある。日本人の細やかさは世界に自慢できる特質だと思う。(だからこそ技術力で食べているのが日本だと思う)英国で泊まった5つ星ホテルより、大分県の湯布院の離れ個室旅館のサービスとおもてなしの方が感動した!素晴らしかった~♪サービスは世界一!だと思うし、これまで私自身、フローリストやブライダル、その他の仕事などで、「おもてなしスピリッツ」を何より重んじてきたつもり。。。でも日本の文化だけだとぬるい。刺激がない。面白くない。あくびがでそうだ。。。(失礼)そこであたりを見渡す。「何か良い刺激ありませんか?」私の場合、そこにparisがあった!!!そしてフランスのもろもろの物。(香港に来て気づいたこと。それはmix cultureは素晴らしい~という事!)一つの文化だけに凝り固まると、新陳代謝がうまくできなくなると思う。常に新しい刺激を取り入れつつ、自分らしさ(日本らしさ、日本人らしさ)を洗練させて自己の強みを生かしていくのが、良いのではないか?と肌で感じている。。。つまり「いいトコ取り!」●友人は結婚して自分で働き、授業料を捻出し、(恐らくご主人を説得して)parisに行き、そして寒いparisでの人の刺激に驚いている!(まるでレストランでオーダーして違う料理が出てきた時と同じ様な感じ?)こんなはずじゃなかったよう~。。。(大泣)でもきっと友人がparisに行ったのは、その痛みとも思える刺激を求めて、行ったのではないか?と思っている。(あるいは自分を見つけるため?)●海外旅行やホームステイ、海外駐在は長くなればなるほど、自分しか頼りにならないと思い知らされる。(その通り!そして一人だけでも何もできない。深~い!)夫がどんなに頼れるMonsieur(ムッシュー)だとしても、24時間一緒にそばにいるわけではない。困った時はいつでも自分が頼りだということを気づかされる。(法律も違うし国が守ってくれるわけでもない)たぶん友人は自分に自信をつけるために、何かを見つける為に行ったはず!そして自信をつける為には、痛みを伴うかもしれないけれど自分の意志で勇気をだして行動した結果、その引き換えとして、喜びや感動を連れて自信がやって来る!と思うのです。。。成長するときには痛みを伴うもの!(私もちょっと筋肉痛になりながらも成長中!のはず。。。)自分を見つけたくてParisに行ったのではありませんか?成長するときはジャンボジェット機の離陸のように、とてもエネルギーがいる。↓そして疲れる。(そして普通、誰も応援してくれない 泣)↓でも飛ぶのをやめなければいつか軌道に乗る。(途中の低空飛行も気にしない)↓そして気がつけば、自分が失敗したらどうしよう?という思いよりも、こういうことを伝えたい!こうしたい!という思考の方が勝ってくる。(そうでないと誰も助けてくれない 大泣)↓そして誰かが反応してくれる(今回はcaféあるいはbrasserieのムッシュー?)↓そうすると今度は「こういう風に伝えたらわかりやすい?」「こんな言い回し、表現はどう?」「こんなこと言っちゃったら笑ってもらえるかな?」とか思いながら、フランス語と向き合っていく。そしてすぐ使う。。。(そしてそこから学ぶ)↓通じると最高に嬉しい~!(そして一緒に笑えたらもっと最高!!!)生活の中でフランス人に、無料で練習させてもらっている!なんて最高じゃない?3ヶ月後には、喜怒哀楽を少しづつ表現できるようになっているはず!(理想)●そんなわけで、私も上記のような生活を香港でしております。そして早、香港生活も3ヶ月!結構楽しんでいます!!!(生きてる感じがする)私はなるべく笑っていたいから、相手が笑えるような会話を選ぶようにしています。。。香港はアジアだし、日本人を見下げることもあまりないですが、基本同じだと思います。私がいつかフランス人と会話したい一番の理由。それは自分へのリベンジ!(10年越しの!!!)フランスに行っても行かなくても、まずは言葉が通じないと始まらないと思って今、取り組んでいます(大汗)ですから、自分の3ヶ月後をイメージして(大切!)理想に向かって突き進んでください。●自分の理想形をイメージして!フランス語で意思がはっきり伝わり、自己表現できている感じ?そして日本人らしさを残しているような素敵な女性であるかのようにふるまってみてはいかがでしょうか?。。。(静かな力強い自信?)せっかく自分で用意したチャレンジに心残りがありませんよう、陰ながら応援しています♪♪次回は多少へこんでいるかもしれない友人の為に、私がparisにホームステイした時のこと書いてみようと思います♪(全然これまでの香港情報に行き着かない今日この頃。読みたい本も多く、土日は夫婦の時間を大切にしているのでブログはしない為、ぜんぜん進みません。。。)........Merci beaucoup........
2008年03月31日
Time Management ~Chronométrez La Gestion~またまた頂いたコメントへのメッセージが長くなり、どなたかの起爆剤になればと思いこちらに載せることにしました。………………………………………………………………………………………sasasa0825さん!パリからのメッセージありがとうございます♪とうとうやってきてしまいましたね!(笑)これから始まる3ヶ月はとても貴重なもの。どんなことも栄養にして帰ってきてくださいね!やっぱり似ているところあるのかもしれませんね~実はこう見えて私はチャレンジャー。わたしのような一個人でも、今まで仕事を通じて「お客様の為にはこうすべき」「こうしたらもっと良くなるんじゃないか?」ということを私ができる範囲で、部門を超えて協力して頂いたり、責任者に(社長や部門長)提言してきました。実現できたこと、できなかったこともあります。(実現できても喜んでくれる人は全員でないことも知りました。喜ぶのは社長とお客様なんです。。。)その経験の中でわかったことは、中間層は誰もリスクをとりたがらないこと。そしてまず身近な人(同僚や直属の上司)が反対するし、協力したがらない。そこで誰に話すかが大切だと知ったり、またいかに伝えるかそして何より自分の実力を上げることが大切で、そのためには色々な能力が必要だと痛感しました。何かをやろうとして能力を高めようとしたら、まずtime management!そして感情のマネジメント、そして結局何かしようとしたらmanagementなんですよね。。。(夫、家庭、自分の仕事、人生。。。)自分の人生を楽しむ時間も大切だし、仕事も大切だし、そういえば結婚もしなきゃ後で後悔する!と思ったり、したらしたで今度は子供を産めるタイムリミットが迫っている!香港にいるのはあと一年かもしれないし、その他外国へ行く可能性もある。私に夫は最大の理解者で(そういう存在でいたいから、そうなるのであるが。。。)彼が仕事をまかせてもらえる時間は今40代なのであとざっと20年。その中でどこまでできるかが彼の課題。愛する彼のことも自分の人生と同じように応援したいと思っています。(ある本で愛は動詞と言っていました。この意味は深い!)だから今は仕事よりも家庭に専念する時期と割り切っています。(一生専業主婦もあっている気がするし)しかしながら、夫の人生枠に私の人生を添わせながら、自分が生きているうちにここまでやっておきたいなという思いもあります。そういうことは明確にしておかないと、きっと何も実現できないとも感じています。これまで「準備が機会に出逢う」ということを苦い思い出で痛感していて、チャンスはいくらでもあるのに、自分の準備ができていなくて引き受けられないことがあったんですよね。。。そしてそれにはまず良い仕事には精神的に安定する場所が必要↓自分の安息の場をつくり、夫との生活を安定させる(ここまでお互いを必要不可欠な存在にするまで、いろいろありました。。。)↓自分のやっていきたいことをフォーカスし、そして実力をあげる。今はそんな時期でしょうか。誰からも頼まれていないし、誰も期待していませんが(笑)目的を持っていきることで、日々の充実度が違ってくると思うし、また人生の終わりに後悔しないような気がします。(また自分が逢うべき人とも逢える気がします!)山登りの後の一杯のお水がおいしいのは、努力して上ったからなんですよね。きっと。感動して感謝しながら最期を遂げたいんです。。。(この数年で身近な人が何人も亡くなったことから何か学んだ気がします。)これは自分の為にやっていくこと。そして結果的に誰かの為になったらとても嬉しいなとも思います。これまでも中田英寿さんをはじめ、何か理想に向かって突き進んでいく方には、多くの勇気をもらってきました。全体から見れば1%くらい人~そんな人を心から応援したいです!また、本当の意味で応援するには、自分に実力がなければ何もできないんですよね。これまで友人、家族から理想ばっかり追うな!って言われてきましたが、自分がつきたい職業にもついてきましたし、私にとっての理想的な人と結婚し、理想的な生活も今しています。(これには自分でも驚いていますが、感謝しています。)だから「本当の協力者は実は自分!」ということも、経験できました。そして今度はそこで自分に足りないものひとつひとつクリアにして、自分の力を上げていきたいと思っています。まずは語学から。なにぶん不器用なので、ひとつひとつじっくり進みたいと思っています。長くなりましたが、会社は結果が全てですが、人生にはプロセスも大切なのでは?と思っています。sasasa0825さんもそのプロセスのまっただ中!結婚しながらも貴重な体験をパリでしている!素晴らしい♪♪ ~C’est super♪♪~中田さん同様多くの勇気をもらっていますよ!これからも高めあう存在として、仲良くしていきましょうね~♪そして中田英寿さんにもエールを贈りたいです!!!おっと、今何時? ~Oh là là!quelle heure est-il? ~今日のブログ時間はこれにて終了。time management, time management, time management,,,,がんぱってね♪それではまた! ~Bon courage♪ à bientôt! ~
2008年03月28日
●中田英寿さん香港に来て英語学校も決まり、後は始まるのを待つばかり。今の課題はTime Management!人生は選択の連続で、どのように時間を使うかでその人生が決まる。。。仕事をしていても、していなくても自分の時間は作らないと、意外と流されてしまいますよね。今日の私はこんな風です。掃除洗濯↓Yシャツをクリーニングに出しながら↓耳には英語教材が入ったipod↓公園でウォーキング↓疲れたので芝生で教材を広げしばし勉強↓おなかがすいたのでランチ(今日はご褒美に外食♪)↓読書(英語)↓夫に生活に関する関係で連絡をとる必要があったので、会社に英語でメール(これがお互い良い勉強になってます!)↓そしてブログを今書いています。今日もなかなか充実しています。自分の時間をコントロールできるとそれだけでなんだかいい気分♪♪うきうきしてPCを立ち上げると中田英寿さん(尊敬の意味をこめて)のニュースが飛び込んできました!http://www.jiji.com/jc/c?g=ent2_ent2&k=g080340そして本当に久しぶりの中田さんのHPを見ると、この間私がブログに書いたことと同じようなことをコメントしている!!!●nakata.nethttp://nakata.net/jp/hidesmail/hml278.htm同じ様なことを考えていたんですね。。。ある時期、私は中田さんに強く影響を受けていました。HPや本、マスコミで流れるものを追いかけつつ、彼の人間性に惚れぼれ。浮足立っていない。あの若さで自分のやるべきことがクリアになっていて、本当に賢い方だなぁ~と尊敬しています。~Je respecte Nakata-san!~しかも段階を経て、自分のレベルを上げるために、自分の課題をひとつづつ乗り越え、確実に成長していく姿は、それだけで歴史的人物伝!!!これまでは現役選手として、多くの人を魅了してきましたが、(評価はいろいろでも、良い影響を与えてきたのには間違いありません!)今後は何をやるにせよ、違った立場で多くの人に夢や希望を与えるようなお仕事を選ばれるのでは?と今から楽しみにしています。今回のニュースはブルガリからの賞を頂いたとのこと。私からも賞をあげたいくらいです。。。どんな賞?「日本人(+世界中)に希望をもたらしたで賞!」一蹴されそう。。。すみません。実は結婚指輪が偶然ブルガリなので、この成長過程にある未熟なわたくしが中田さんと指輪でつながっている!と勝手に解釈して感動しています。(想像力の自由をお許し下さい!)私の中ではこれからも、「日本を良い方向に変えていける人」という位置づけで、中田さんの今後を温かい目で見守りたいと思います!頑張っている人って実は孤独かも。。。でも孤独の先に自由があります!久しぶりにまた中田さんから元気を頂きました!中田さんありがとうございます!!!.....Merci boucoup.....
2008年03月27日
私がよく行く公園です。~C'est le parc que je visite souvent~●ヴィクトリアパーク (維多利亜公園)http://www.lcsd.gov.hk/parks/vp/en/index.phpHPによると、「香港島の町の中心部に位置するヴィクトリアパークは、1957年にオープンし、ヴィクトリア女王の肖像にちなんで この名前が付けられました。2000~2002年にリニューアルされ、今や5500本以上の木が植えられ、その敷地は19ヘクタール以上に及び香港島で一番大きな公園です。」(日比谷公園の2倍)ガイドブックにも、第二次世界大戦以後のヴィクトリア港の埋め立て工事の際、都市開発の一環としてつくられ、それ以降、市民の憩いの場となっていると書いてあります。こちらがヴィクトリア女王の肖像すぐそばのエクセルシオールホテル滞在時、気分転換の際、初めて訪れたのですが、その美しさにもうびっくり!良く整備され手をかけているのがわかります。ごちゃごちゃした香港の街の喧騒とはまったく別の世界がそこにはありました。・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・雑踏を向こうにここは静けさの中かわいいおばあちゃんを発見!公園内のちょっとした寄せ植え係りの人が水やりに忙しそう。行った時間が水やりの時間だと空気がきれいに感じられ尚更気分が良くなりますとにかく広い!公園内は図書館、テニスコート、スイミングプールもありますpebble walking trail裸足で歩けるようになっていますインドの女性発見!木の大きさは女性と比較してください(!)タマシダが植わっていて状態がものすごく良い。気候と植物があっている。。。ブラシの木スパティフィラムセロームの新芽子供たちはローラースケートで遊び大人は池でジェットボートを泳がせたり、ベンチで読書したりしています・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・香港の街中にいると広東語の応酬で、騒音にさえ感じる時がありますが、こちらにいる人は同じ人種とは思えないほど、ゆったり静かに過ごしています。私の愛読書にはこう書いてあります。●「パリジェンヌなら誰もがお気に入りの公園を持っており、そこで気ままな時間を過ごすことを大切にしている。モンテーニュはこう言っています。‘自分のためだけの自由なスペースや部屋をとっておかないといけない。結婚して子供が何人かいる父親は、そこで自分たちの本当の自由と隠居、そして孤独を確立するのです’なぜなら、‘この世の中で最も偉大なことは、自分自身を知ることだから’ (おしゃれな自分革命 ドラ・トーザン 飛鳥新社より引用)●香港のお気に入りの公園はまずはこちらに決定!その他の公園も行きましたが、こちらの方が静かな所を探すことができます。ウォーキングに、読書に、緑を見にと気分転換には最適な場所です。公園って大好き! ~ J'adore le Parc!!! ~
2008年03月19日
春です!~Le printemps est venu~今日は良い天気!~Il fait beau aujourd'hui!~コーズウェイベイのヴィクトリアパークで行われた、フラワーショウに行ってきました。●Hong Kong Flower Show 2008 (3月14 ~ 24日) http://www.lcsd.gov.hk/green/hkfs/2008/en/index.php訪れた19日は蒸し暑くて春というより、夏を迎えるような暑さでした(汗)最近香港の天気はなんだか不安定。この間まであんなに寒く、急いで小さなヒーターを調達し、春の兆しが感じられたと思ったら、フラワーショーにいった次の日からはまた涼しい。今日は寒いくらいです。。。一部ですが、ご紹介いたします。亜熱帯の香港では育てやすいせいか、売られている花は主に蘭類、そして高温多湿に強いものばかり。日本ではこういったショウでは薔薇がたくさん売られていますが、こちらの気候では不向きなので売られていません。繁華街のはずれにあるビクトリアパークの様子はこんな風景かわいい~ 北京オリンピック 2008全体的には日本やイギリスと比べると、ぱっとしない感じでした。ただすごいと思ったのはこちらは公園の為、青天井!(イギリスのフラワーショウに行った時もそうでした。)日本はドームで行われることが多いので、それが大きな違いかも。この広い敷地は旧正月の花市にも使われていました。当日は(おそらく)中国本土からのバスツアーの団体や花好きの香港人やプレス関係の人がみなデジカメや一眼レフを持って、熱心に被写体を探していました。街中では見られない、中国人の別の顔を見れました。この日は本当に蒸し暑かったので、被っていた帽子は早々にしまい、もっと涼しい公園に行くことにしました。ビクトリアパークの様子は次回アップ予定です♪それではまた!~À la prochaine fois!~
2008年03月19日
私は今日英語学校に申し込みに行きました。~Je suis allé à l'école anglaise pour une application aujourd'hui~フランス語を本当はすぐにでも始めたかったのですが、せっかくの機会なのでまずは英語を8週間勉強することにしました。ホテル滞在時にいくつかレベルチェックを受けましたが、最後に行ったのがベルリッツ。なぜなら初めは口慣らしというか度胸試しのつもりで受けて、本当に行きたかったのはベルリッツ。遡るは私が20代の時。友達の紹介である人達と一緒に食事をする機会がありました。日本人のビジネスマンの男性で、その席にアメリカ人もいたのですが、まぁ、何と英語のうまいこと!発音もnative speakerみたい~♪まったく動ずることなくどうどうと話していました。(わたしはまず緊張してしまい、態度からもう、しどろもどろだったのですが 笑)更に意見を述べてそのアメリカ人のビジネスマンから、「へえ~そうなの~」と尊敬の念を持たれつつ会話が運んでいる。(そのアメリカ人も日本語が日本人のようにうまかった。。。)そんな中、私は子供の態度。会話についていけずだんまり(泣)「どうしてそんなに英語が上手いのですか?帰国子女ですか?」と聞いたら「いや、ちょっと学校には通ったけど、、、」との返事。えっ~!!!!すごい!(驚!)そしてもうすぐ、アメリカのスタンフォード大で留学が決まっているとのこと。(MBA)それ以来、日本にいながら留学したこともないのに、英語でEnglish Speakerとどうどうとお話できる人は無条件に尊敬してしまいます。そしてちょっと通ったけどが、実はベルリッツ。(熱心に聞いたら教えてくれたんです)同席していたその外見もそうとうかっこいい彼の彼女と、お話していたら(その彼女がまた美人!)「Bonneideesさんもなんか、外国があってるみたい~英語圏に住む機会があったら、すごく英語力も伸びそう~」と言ってくれたんです(嬉涙)そして今、一応英語圏に住んでいる。彼女の期待に応えようではないか!と誰も頼んでいませんが(笑)香港での英語学校探しの際、そんな会話を思い出し、そう!あの彼が学んだベルリッツにいこう!となぜか思ってしまったんです。(Speakingに重点を置いているのも選んだ理由)いまだにあの鮮やかな姿が思い浮かびます。そしてその素敵な彼女も。いつか近づきたいものです。。。私はなぜかビジネスマンの男性に憧れることが多いので、(恋愛対象ではなく)彼のあのどうどうぶりをイメージして、少しでも近付けるようにがんばろうっと♪(私の夫も英語読み書きはすごいけど、話すのはどうかな~)もし私に自信がついたら、今後逢う予定の彼の同僚や友人のドイツ人や香港人の奥さんと会話も臆せず楽しくはずませたい!(まだ当分逢う度胸はないけれど。)まずは予習と思い今日は教科書とCDを先に手に入れたので、4月に始まる授業まで準備することにしよう。後でipodに入れて明日から公園を走ろうかな~今日あたりから、蒸し蒸ししてきたこの陽気にダレない為にも、目の前に集中できることがあって本当に良かった(汗)でもフランス語も気分転換に続けますよ~♪それでは、また~à bientôt!●ベルリッツ香港 (Berlitz hk)http://www.berlitz.com.hk/en/Programs/intro.php
2008年03月18日
【これまでのできごと】1月20日(日)の午後、私たちは日本のスーパーマーケットに行きました。Dimanche aprés-midi, Nous allons au supermarché japonais.●Juscoジャスコ=吉之島 http://www.jusco.com.hk/chi/index.htmこのあたりは日本人が多く住むところらしい。地下鉄MTRの太古(タイクー=Tai Koo)駅を降りるとすぐ目の前がジャスコ。日本では近所になく使ったことがなかったけど、何やらほっとする。ざっと見ると、衣料品、化粧品、生活用品は何でもある。鍋など日本のものが欲しくなったらここに来れば良さそうだ。食料品を見ようと行くと日曜の夕方とあって、又もや凄い人!!!レジにも考えられないような長さの列。とても並ぶ気にはならないので、買物はやめた。とにかくごちゃごちゃしているのでこの時間はゆっくり買い物もできなさそうだ。そういえばもう夕方、お腹がすいてきた。見ればフードコートが!これからレストランを探すのも今日は疲れた。そこで今日はここで簡単に食べることにした。色々な食べ物がある中で、韓国料理がおいしそう!野菜や卵、お肉もとれ、スープとドリンクもセットになっている。これにしよう!どうやらシステムはこんな感じ。店でオーダーを出し、オーダー票を受け取る↓支払いは別に独立したキャッシャーにて済ます↓店に「支払い済みのオーダー票」を渡して呼ばれるまで待つ私が食べ物調達係り、夫に席とりを頼んだ。オーダーを出して待つ間、夫を見るとまるで席をとれない様子。満席で空くとすぐ人が座り譲ってもらえるような気配がない。夫はくるくるテーブルをはしごしては話しかける様子もなく、席は取れないまま。。。もうすぐ石焼きビビンバが出来上がってしまう!こんな時、夫に少々イライラ。夫は今日は諦めて、食べないで帰ろうなどと弱音を吐いている。冗談じゃない!そんな無駄なことはしたくない!これからここで生きてゆくのだ!中国人に負けてはいられない。正直、普通の人ならだれでも引くような、こちらの人のマナー。合席をお願いしようと、4人席に2人座る人に、「May I?」なんて初めは聞いていたが「NO!We have 4 people!」とどの席でも強い調子で断わられる。困った~ でもなぜかこの難局を乗り越えなければ!と闘志が湧く。Welcome to the Chinese world!!!心のゴングが鳴り響く。そこで周りを観察。。。どうやらまだ食べている人のテーブルに知り合いのように、立って待っている。(日本人なら失礼なので寄れないようなそばで。)↓食べ終わった人が席を立つやいなや、食べ散らかしたテーブルそのままにして、とにかく座る↓するとワゴンで片付け係りが来て、テーブルを拭く。↓そして連れが料理を持ってきて、食べ始める。すごい。。。なるほどこういうシステムか。。。今日は郷に従うことにしよう!まず私が食べ終わりそうなテーブルの横に立つ。泣きそうな夫が文句をぶつぶつ言いながら、帰りたいと言う。私は「今日はここで食べるの!」と言う。そんなことで海外で働けるか!暫くして食べ終わって席を立つ。↓私がすかさず座る。そして夫を座らせる。もうすぐ片付けてくれると思うので待っていて!とお願いする。↓そして私がオーダーしてからだいぶ経った石焼きビビンバを取りに行く。帰ってくると、きれいになったテーブルで夫が弱っている。。。(苦笑)さあ!食べましょう!ようやく食べられた。。。。私は食欲が無くなってしまうほど疲れてしまった。くたくただ。夫も疲れたね~といいながら「結構おいしい~」などと言っている。夫にもちょっと疲れた。。。軽く説教した後に、まず食べようと促す。(実はかかあ殿下?)おお!わが夫よしっかり食べなさい。心境はもはや、めすライオン。ここはサバンナ。中国人がバッファローの群れに見えてくる。そして時間と共に人がどんどん増えている。どこから湧いてくるのかすごい人!日本のスーパーのはずだが、日本人は見当たらない。表情と服装でわかる。(ちなみに欧米人は一人)ふと見ると隣に誰か座っている。きょとんと見ると、「OK?」という。OKも何も、もう座っているではないか!そしてまだ食べ始めなのに、右手には中国人の子供が私達のテーブルにピッタリ張り付いている。恐るべし中国人。もうホテルに帰りたい~(涙)食べ終わるとすぐその席はとられた。帰り際、すっかり弱った私とは別に、「思ったよりおいしかったね~」と元気になった夫に呆れる。夫は「やっぱり役割分担だね~」なんて言っている。そう我が家では、彼が稼ぐことではリーダー、そして私が生活面ではリーダーだ。でもふたりで至った結論。ジャスコのフードコートはもう2度と来ない!!!そこでフランスの言い回し。毎日が日曜日とは限らない=人生にはつらいこともある。~Ce n’est pas tous les jours demanche.~今日は日曜日だが結構ツラかった☆万が一、どなたか利用するときは覚悟を持って臨んでください。.....Merci beaucoup.....
2008年03月17日
~Liberté et responsabilité~妹に旅の記録をDVDに残し送ろうとしているのですが、手こずっておりブログなかなか更新できず。。。そんなとき、sasasa0825さんからメッセージ頂いたのでお返事を書いていたらなんだか長くなってしまったので、ブログにのせることにしました。.......................................................sasasa0825さんへメッセージありがとうございます。今になって思うとあの一言が人生に方向性を与えたな~と思うことがたくさんがありますそれは仕事やホームパーティー等で一度しか逢わなかった人だったり、逢ってお礼のメールを出したらその返答で、思いがけなく頂いた素晴らしいメッセージだったり、また友人との何気ない会話、本で見て心の残った考え方、ふいに目にした誰かのインタビューなどなど。。。(そのメッセージやサインを受取れるかどうかは、受け入れ態勢ができていないと難しいかもしれませんが。)悪い出来事は自分を理解するきっかけになったり、自分を人間的に磨く材料だと思いませんか?私の場合彫刻等をイメージしています。自分は無骨な物体で色々な事が起こることにより(彫刻刀)、大人になればなるほどなるほど、色々な事があればある程洗練されるという勝手なイメージ(笑)ちょっとした出来事を心の栄養にできたら、悪いと思われる出来事は逆に素敵な人(自分がなりたい人)になるには必要なことだと思えるようになりました。これまでも悲しいこと、くやしいことたくさんありました。でもせっかく生まれて来たのですから、感謝して楽しく自分らしく生きたいなと思うようになりました。そうするには色々な強さが必要だと実感しています。課題多しわが人生!でもいいんです。人生自体には意味がなく、意味を見出すのが人生だと思っています。悪いニュースを見て残念なのは、極限状態の人でも2つの選択があったはずなのに、、、と思うことです。どんな人でもどんな状況でも、良い選択と悪い選択を選ぶ自由があると思います。犯罪は悪い方向を選んだ人の悲しい結末です。何より自分自身の人生を崩壊してしまいます。(その行動から自尊心が養われることもありません)そしてその影響は多くの人に及んでいきます。はたまたつらい出来事を経て自分を磨き、会社を興し多くの人を雇用したり、悲しみを材料に勉学に打ちこみ、レベルアップした仕事をしたり映画、絵、歌、本にして生活の糧を得るようになるまで頑張ることもまた自由。自分を大切にすることで、結果的に社会に貢献することもできるような気がします。どちらを選ぶのもその人の自由!同じ材料でも使いかたで人生が変わっていくと思います。(料理も一緒ですよね?)私自身自由でいたい分、他の人の自由も尊重するべきだと思っています。夫は一番近い他人として、彼が生きたい人生を応援したいですし、私もバランスをとりながら自分の望む人生を送るつもりです。前回のブログを書いた日に夫に「人生は旅だと思わない?」と聞いたら、「その通り!しかもまだ始まったばかり!!!」と言っていました(笑)これからも目的地が近い旅人同士として、お互いを叱咤激励しながら、喜怒哀楽を共にしながら成長していきたいと思います。(たまに闘いにもになりますがそれも必要!)それが私が望む個人主義。ひとりで気楽に好きにしているのではなく一人ひとりが自分の人生を大切にできたら、世の中はきっともっと明るい☆ですからsasasa0825さんの人生も心から応援したいです。とても素晴らしい計画をお持ちなので、今後も楽しみですね♪香港人の個人主義に関しては、歴史的背景から、おそらく国を信じることができない為、個人主義にならざるを得ないなのかな~と思います。みな力強くそして明るい!!!(洗練されている人が多いとは言えませんがそれは、これまでがこれまでだったのでと思っています。)個人が他国に学ぼうと思えば変わっていくのだと思います。(留学経験のある香港人は違いますよね?ローカルの人は野生化している人もいて驚きますが。)でも過去の歴史を知るほどにその明るさの影には、人によっては 悲しみと怒りを封印しつつ、自分の人生を自分らしく生きようとする力強い意志を感じます。(ある意味国を捨てているような。。。)日本人より自己責任で生きてるような気がします。(また良く働き良く遊んでいる)自分の人生を良くするのも悪くするのも自分ですよね?そこには国籍も年齢も性別も関係ないと思います。日本にいると同じようなシステムで動くことが求められるせいか、個性的な人との出逢いが少ないような気がします。香港に来て不都合なことは多々ありますが、何よりの収穫は私の中の個人主義が、また芽吹いてきたことです!私にとっての個人の自由を得るためには、もう片方の手に何かを差し出す必要があります。それには私は宿題(=義務)をしなきゃ!なんです。~Je dois faire mes devoirs~それは必要な勉強だったり、家事をはじめとする家庭での義務だったり、夫との関係を常に良好に保つことに気を配ることだったり。。。でも夫婦としてバランスがとれていれば、ひとりで物事をなすよりもよっぽど早くいきたいところにいけると確信しています。(今ここにいることもその結果です。)これはフランス的ではないかと思いますが、結婚は世界で最小単位の個人でコントロールがきく社会システム!!!として大いに楽しみたいと思います。そしてひとりよがりでないのなら、何か小さな計画を成し遂げた後には、そこに信頼関係と幸せが残ります。離婚して自分自身を突き進む方もいらっしゃいますが、私はそういう選択は望みません。人生の最後に何を残したいかが違うからです。これまた自由♪長くなってしまいましたが、同じ悩みをかかえていた私を見ているような気がして、こんなお手紙(?)を書いてしまいました。私達は旅の途中。お答えになったかはわかりませんが、多少なりともに力になれればと思って書きました。それでは、ご自身ならではの旅をこれからも楽しんでくださいね♪.......Merci beaucoup.......
2008年03月17日
~Le voyage, c’est la vie~小学生の頃、手芸屋さんに行くのが好きだった。とりわけ刺しゅう糸のコーナーに行くと胸が高鳴った。色の洪水に深~く深呼吸しながら、興奮しながら一つ一つの色の魅力に身をゆだねた。ある日、好きな色をいつも自分のもとにおきたいと思い、本当に自分が心から好きだと思う色を3色選ぶことにした。選んだのは、ラベンダー、深いパープル、エメラルドグリーン。時間をかけて選んだだけあって納得しながら、筆箱に入れた。(大人になってプランタン銀座のロゴも偶然同じような色と知ってびっくり!)クラスメートに「何で刺しゅう糸が筆箱に入っているの?」と聞かれ、「綺麗だから」と答えた。その色は私の内面、心の色。見る度、ほっとして元気が出たり勇気がでたりした。答えに満足しない友人は「変なの。」と言って立ち去った。自分だけがわかればいいんだもん!と思っていると、男の子と目が合い、「綺麗な色の組み合わせだね。」と言ってくれた。なんだか内面の自分を見られたようで恥ずかしくて、「ありがと」とだけ答えた。(思えば男の子の姓は夫と同じ!)あれ以来、私は色に敏感になった。社会人になり初めに選んだ仕事が、なんだか本来の自分とかけ離れているようで苦しかった。そんな時、映画業界で働いている友人のホームパーティーに何度か参加しているうちに、その多国籍のゲストの人間的魅力に圧倒されながら、同じ日本でも知らない世界があることを知った。みんな「個」で生きていた。私にとって理想の男性像となる語学が堪能で外国人と同等に意見を交換している男性にも、この頃何人か逢い刺激を受けた。(夫の職業と同じ)私も「個」で生きたいと思った。私はビジネスウーマンタイプではない。ビジネスマンが好きだからと言って、一緒の分野で競争する必要はない。自分らしい仕事をしたい。仕事を変えようと、自分探しをした。初恋の人が花のような人と言ってくれたのをきっかけに(単純だが)、綺麗なものに携わることをしたかった。そして花はカラフル。(初恋の人の父親の職業は偶然夫の父親と同じ大学教授)自分にとてもあっていると思った。学校に通って基礎を終了したのち、フローリストをいくつか経験し、ホテルでもウェディングやパーティの花をいける機会に恵まれた。私にとっての理想のイベントを彩る花とは何?との問いには気づけばいつでもパリが答えてくれた。ある時、アメリカに留学した友人に、「フランス人みたいなものの考え方をするのね!」と言われ、驚きながらも、どんな考え方なのか興味しんしん。わかりそうな本を乱読した。ピタッときた。これだこれ!哲学があるすっきりした生き方。いても立ってもいられなくなり、友人の知人を頼りにパリにホームステイしながら、パリのフローリストを見て回った。(パリで修業する程の勇気がなかったのが、今でもちょっと後悔)その後、ホテルを離れウェディングのデコレーターを経て自分が納得するまで仕事を極めたいと思っていた。そんな矢先、仕事場が閉鎖されると聞かされた。経営的な問題ではなく、オーナーの都合による突然の閉鎖。立地、規模、スタイルを考えると自分が働きたい場所は他には見当たらなかった。(商業主義だけの場所には行きたくなかった)そして時は流れ、その他新しい分野の仕事にもチャレンジし、努力のかいあってか社長からも引き立てられ、仕事も順調だったが、心の声が私を許さなかった。生活の為だけに仕事をすることは私にはとても難しかった。健康を損なった。仕事はやめた。元に戻ろう!花や緑の仕事に戻ろう。園芸関係の学校に通い、資格も取得した。結婚も仕事同様真剣に考えた。しかし私の体力、キャパシティでは仕事だけに万進することが難しいことも悟った。くやしいけれど家庭の主婦が、本当は一番あっているということも自分で認めた。しかしそれが良かった。突然、夫が現れた。(時を経て、夫にとっても私が多くの時間を家庭で割くことで、生活のバランスが取れることも分かった。)本来の自分に戻れたのが良かったのか、どんどん元気になった。花のイベントでプリムラさんと出逢った。元気をたくさんもらった。↓後日そのイベントに当時知り合ったばかりの夫を連れて行った。↓結婚することになり、自分自身を整理すると進むべき方向が分かることを知った。↓迷っていると思われる友人にも、幸せになって欲しいと願い、色々とおせっかいを焼いた。↓私の結婚式にそんな友人達を招待した。↓私の結婚で勇気がでたのか、その一年後プリムラさんも結婚した(偶然結婚式が同日!)↓やり残したことがないようにと、フランス語を習い始めた。↓数カ国語学が堪能な才色兼備のダリアさんも結婚した。(結婚式でブーケを作らせてもらった)↓イギリス留学経験のあるこちらも才色兼備なマーガレットさんもパートナーを得て幸せになった。↓ブライダル時代の仕事仲間も結婚した。↓学生時代の友人も結婚した。↓なんだかすごい満足感。そんな矢先、香港駐在が決まった。(役目が終わったかのように)↓予期せぬ香港行きに顔面蒼白になりながらも、Web上で希望の光を探した。↓初めて検索したサイトが、香港にすでに駐在している方のブログだった。↓友人にも「香港にお住まいの友人、知人がいませんか~?」と声をかけ、紹介してもらった。そして香港に来て今の所、おふたりと会うことができた。全く接点がなかった人と逢えるという幸せ。友人の心遣いに感謝しながら、不思議なことに共通点や偶然を発見する。友人から紹介していただいた、香港駐在の奥さまはご主人の名は主人と同じ。また親戚や友人の方も同名多しとのこと。そしてそしてご夫婦のご両親、ご親戚も主人同様教職一家。そしてブログを通じて知り合ったsasasa0825さんは先日帰国したばかりの妹と同じ年、同じ星座。そして夫のアメリカ大学院留学時代の友人が、偶然香港の同じビルで働いていることを知り、先日夫が逢ってきたその友人の奥さんは5年程フランスに留学してフランス語は堪能。そして私がOKを出せばいつでも遊びに来るとのこと。更に、私が通うはずの英語学校でもフランス人がいるらしい。そしてフランスに語学+料理留学予定の女性とも逢った。香港で思いがけなくフランスが近づいてきている。ホテルに滞在していた時も、ふとTVをつけるとフランス映画が流れていることが多く、ドキっとする事が何度かあった。フランス語やめるわけにはいかない。私にとっての幸せは、シンプルな人生。刺しゅう糸のように自分が好きな色で構成された、シンプルだけど私独自の世界。(そして誰しも自分だけが埋められる世界があると思う)誰とも比べることなくシンプルなことを大切にして、ひとつひとつを丁寧に扱っていきたい。今の現実は過去にひとつひとつ自分で選んできた事の集積。辿るとそこに偶然はなく、そこにあるのは自分でした選択だけ。人が旅を創るのか、旅が人を創るのか。Est-ce les hommes qui font les voyages,ou les voyages qui font les hommes?旅、それは人生。Le voyage, C’est la vie. (Louis VuittonのコアヴァリューCMより引用)偶然の一致に感謝し、これからも良い出逢いが旅をカラフルに彩ってくれることを願って。.....Merci baucoup.....
2008年03月13日
~Un voyage de Paris~酔えます。http://journeys.louisvuitton.com/↓言語選択↓気になる人を選択↓旅が始まります
2008年02月28日
【これまでのできごと】1月18日。シートベルトなしでは降り飛ばされそうなタクシーで香港駅からホテルに着いた。香港のタクシーは半端なスピードではない。運送屋さんに猛スピードで運ばれている感じ!!!荷物の気分。エントランスはシンプルだけど小奇麗。ビジネスホテルみたい。タクシーのドアをインド人が開けてくれた。イギリスと同じだ。●The Excelsior Hotel Hong Kong 香港怡東酒店着いたのは深夜。もうくたくた。眠くて仕方がない。まず着いてトランクを開け色々出していると、勢いのよいノック音。ドアを開けると、にんまりしたチャイニーズが、ズンズン何やらトレイをを抱えて入ってきました。嬉しい~! お茶とフルーツとチャイナ服を着た赤ワイン。バスケットの中身はなんだろう。「これは何?」Qu'est-ce que c'est?真夜中なのに異常に明るく「koucha ~koucha~」と言ってTipを受け取ると元気に立ち去った。香港人ってこんなかな~紅茶?でも飲んだらジャスミンティーでした。。。その日はバナナを食べて、ジャスミンティーを飲んでぐっすり。翌朝起きてカーテンを開けると、ビックリ!!!すごい眺め!こちらは香港島。向こうに見えるは中国大陸に続く九龍側。ブログで知り合ったsasaさんはあちらにいるのか~香港に未来あれ!ちなみにこのホテル、マンダリンオリエンタル系列で四つ星ホテルなのですが、リーズナブル。HPによると、≪ザ・エクセルシオール、香港は、エンターテイメント、ビジネス、ショッピングのメッカ、コーズウェイベイに位置し、美しいヴィクトリアハーバーを望みます。 また、1841年に香港が英国領になった際に、オークションに最初にかけられた記念すべき地域(Lot No.1)でもあります。≫だそうです。香港ホテル探しのご参考にどうぞ!●http://www.mandarinoriental.com/excelsior/→日本語に変換可。Hotel E-broshureでカタログのように中身見れます。
2008年02月28日
~Cette semaine, ma jeune soeur vient à Hong-Kong!~土曜日から妹が遊びに来ることになりました。引っ越してなんとまだ2週間余り。でも何事もタイミングが大切!来れるときに来てもらおう!ただいま、快適なステイが自宅でできるよう奮闘中。ベットメイキングも本日終了。私の寝どこも別部屋で確保しました。妹だからと言って手抜きしませんよ。nerolitaさん!来るのを楽しみにしていますよ。Ça me ferait plaisir de te voir bientôtSpaに問い合わせしたり、迷わないように詳細の情報をメールで送るために今日はつぶれてしまいました。にもかかわらず妹は香港駅まで一人で行くのかとぷんぷんしている様子。一人旅マニアの夫から空港まで迎えに行くと行ったら、子供じゃないんだから大人扱いしなきゃと言われた。彼もこれまで大学の卒業旅行から、海外旅行に行っては迷い、迷いして今のたくましさがある。(ずぶとさか?)彼は妹のために「人間は一人行動することで強さが養われる」と言っている。確かにそうだが。丸一日悩み、半一人旅でこれまで扱われた事を思い出し大丈夫!!!何事も経験。香港は簡単だし。世界の同世代の子女は強い。日本人は島国のせいか軟だ。良い経験になるはず!と心を強くして香港駅待ち合わせにしましょうとメールを送った。ぬるま湯に浸かっていては素敵な女性にはなれないのだ!でも招待したのはあなたでしょうと言うメールが届く。。。そうよね。そうだよね~どうしようかな~。。。 板挟みで私の方が泣きそう。。。やっぱり空港まで行こうかな~(涙)明日また妹と連絡とろうっと。いづれにしてもその後は素敵なステイをお約束しますから♪あれやこれや準備しているその合間にこれまでことの少しアップ予定。明日からは当分更新できないかも。それでは、いい夜をお過ごしください。Bonne soirèe!
2008年02月28日
~L'histoire de Hong-Kong et Macau et Yokohama~●香港は港町。 住んでいた横浜も外国文化の入口としてかつて発展した日本の港町。 思い入れのある同じ港町として付随する歴史とともに簡単に振り返ってみました。 いま香港、マカオは中国の特別行政区。 自分の人生も歴史の一部。生きている間に何を経験できるかしら? そしてみなさんの歴史も続きます。。。漢代 香木の積み出し港があったので、「香港」と呼ばれる1517年 ポルトガル人が広州にやってくる1543年 ポルトガル船が日本の種子島に漂着、鉄砲伝来1549年 フランシスコ・ザビエル九州に来航、初めての布教1557年 海賊討伐の功によりポルトガル人がマカオと呼ばれていた漁村に、 居住権を獲得。以後440年間ポルトガルの支配下に置かれる (当時は日本と中国の貿易の中継地でもあった)1567年 長崎にポルトガル船来航16世紀以降、南蛮貿易が盛んになる(長崎、平戸、堺)1603年 徳川家康、江戸に幕府を開く1614年 徳川幕府、キリシタン禁教令をだし、信徒をマニラ、マカオへ追放1623年 マカオはポルトガル本国が任命した総督の治下におかれる 1635年 鎖国令(海外渡航帰国が禁じられる)1639年 ポルトガル人の移住、来航を禁じる16世紀後半~17世紀前半 ポルトガル本国の衰退、英国の勢力に押され、マカオの貿易は衰退1789年 フランス革命18世紀 産業革命がはじまり、欧米諸国が新しい市場と植民地を求めて アジアになだれこむ1839年 清朝大臣がアヘンの密貿易を厳しく取り締まったことからアヘン戦争へ (場所:九龍港 清国VS英国)■アヘン戦争:英国の東インド会社→インドで栽培したケシからアヘンを生産→密輸出 三角貿易:英国→インドへ綿製品 →インドから中国へアヘン →中国から英国へお茶1842年 南京条約を結びアヘン戦争終結 (英国が南京近くまで攻め入り、敗れた清朝は南京条約で香港島を割譲)1848年 マカオ総督の独裁に反発、中国人の大規模な反乱が起こる1853年 米国ペリー提督浦賀に来航1854年 日米和親条約(215年ぶりに開港)1858年 香港の中国人も英国法の下に治められ、街は活気づいてゆく1858年 日米修好通商条約締結。 ハリス駐日総領事により日本は諸外国と通商条約が結ばれ、 取引相手の8割は英国、横浜港で取引される。 横浜が良港だった為、外国商人が続々と商館を建て繁栄を極める1859年 横浜港開港1864年 香港上海銀行設立:英国資本などによる1868年 明治維新1873年 明治政府、キリスト教を公認1887年 マカオがポルトガル領となる1890年 クイーンズカレッジ設立(のちの香港大学:英国資本などによる)1894年 日清戦争 朝鮮半島をめぐる、清国対日本の争い。 →結果日本の圧勝、清国に朝鮮の独立を認めさせ台湾、遼東半島を得る →しかしロシアがドイツ・フランスを誘い遼東半島返還を求める:三国干渉1898年 香港は防衛という名のもと、英国の植民地として以下99年間、 新界と周辺の島を支配される1904年 日露戦争(朝鮮半島をめぐるロシアとの争い)1905年 ポーツマス条約(日露講和条約)で日本がロシアに対し韓国における 指導権を認めさせ、米国、英国に韓国の植民地化を黙認させる1905年 広州と九龍を結ぶ九廣鉄道開通1910年 日韓併合(事実上韓国は日本の植民地に) 同年 ポルトガル、立憲君主国から共和国となる1911年 清国が滅び中華民国成立1913年 横浜:新港ふ頭第一レンガ倉庫完成1914年 ヨーロッパにて第一次世界大戦1914年 8月日本参戦(中国の青島と南洋諸島を攻略)1917年 横浜市開港記念館竣工(通称:Jack)1923年 関東大震災で港湾施設が大被害1928年 神奈川県庁本庁舎竣工(通称King)1929年 世界恐慌1930年 山下公園完成1931年 満州事変1934年 横浜税関本館庁舎竣工(通称:Queen)1935年 香港経済が中国経済を左右するようになる (英国ポンドと中国の貨幣制度を直結させたため)1939年 ドイツがポーランドに侵攻して、第二次世界大戦勃発1941年 太平洋戦争勃発同年12月8日 香港攻防戦:日本の爆撃機が啓徳飛行場を急襲 (英国領の香港は連合国側の対中国援助の拠点となっていた為) →香港を防衛する英国軍は一万一千で、 半年は持ちこたえるといわれていたが、17日後、英国軍降伏 12月25日 英国軍降伏。ブラッククリスマスと呼ばれる →日本が無条件降伏する1945年8月まで香港は日本の軍政下におかれる1945年5月29日 横浜大空襲。無条件降伏、終戦 韓国は植民地から脱し、米ソの思惑から北緯38度を境に分断 南朝鮮(米国側)⇔北朝鮮(ソ連側)1946年 香港は英国の民生下に置かれる1949年 中華人民共和国成立1955年 中国がマカオの領土返還を求める1956年 横浜が政令指定都市となる1961年 横浜マリンタワー完成1961年 マカオをカジノとして公認(観光政策に重点を置く)1964年 ベトナム戦争本格化1967年 文化大革命の影響で反英暴動が起きる1976年 毛沢東が死去し、文化大革命終結1978年 横浜スタジアム、横浜公園完成1979年 米中、国交樹立1980年 イラン、イラク戦争 1983年 みなとみらい21着工1984年 中国と英国間で香港返還合意1987年 ポルトガルがマカオ返還合意1989年(平成元年)横浜市100周年1990年 東西ドイツ統一。東西冷戦終結1993年 横浜ランドマークタワー完成1997年 7月1日 香港が155年ぶりに中国に返還 中国の関税制度に属さない独立した「自由貿易港」となる1999年 マカオが中国に返還2002年 横浜赤レンガ倉庫改装オープン2004年 みなとみらい線開通2008年 Bonnes idees夫妻香港へ 8月 中国北京 オリンピック開催予定2009年 横浜開港150周年↓随時更新【参考資料】・ワールドガイド 香港・マカオ (JTBパブリッシング)、・早わかり日本史(日本実業出版社)
2008年02月25日
~Un présent rapport de la condition~1月18日に香港に遅れて到着してから、早1月余り。2月中旬に引っ越し、段ボールの山も片付け、足りない家電も買い足し、生活用品を揃え、香港IDも今週取得予定となりました。英語学校は決めたのですが、人数調整の為、早くて3月中旬スタート。今のうち文法を復習しておこうかなというところです。フランス語は自習しながら、秋から始めたいと思っています。(会社の英語学習補助には期限があるので、先に英語にとりかかります)色々なことがあったな~この1ヶ月。良いこと、あまり良くないことも含め、驚きの連続でした。タフでないと海外では生きていけません。ホント。。。今日は午前からずっとお掃除していたのですが、2回目の洗濯機を回し始めほっと一息。ようやくゆっくりPCに向えます。ブログにアップしたいこと溜まっています。日本にいてもどこにいても日々起こることをどう処理するかで、人生が変わっていくと思っておりますが、後で忘れないようにこれまでのこと少しづつ、書いていこうかと思います。ちなみに夫が3月初旬、急にシンガポールに出張予定となり、妹があわてて期限切れのパスポートを申請中。もし間に合えば、遊びに来る予定。そして今回、香港駐在が決まってからお知り合いになった方々とも、少しづつお会いする予定でいます。楽しみです。日本で香港に遊びにくる機会を待っているだろう、みかんちゃんやカサブランカさん!(←みかんちゃん誰だかわかります?)まだ香港を案内できるに至っていないので、もう少しお待ちくださいね。良かったら遊びに来たい時期をあらかじめ教えて下さい。夫が短期出張をする時期と重なれば、ぜひうちに泊まって頂きたいわ~(夫は神経質なところがあり、誰かいると思うと眠れないのです。。。)いつとは言えないのがつらいところなんですが。。。また、家のつるばらをもらってくれた、hirottyさんもその後、お元気かしら?どんなに寒くても春の兆しをバラの新芽が教えてくれるので、新芽がでた頃、次のステップを本でご確認を。。。役に立つサイトも後ほどお知らせしますね。私も家で何か育てられないかと思いつつ、春の訪れを待ちわびています。今日はとても寒い。Il fait froid. 風邪を引きそう! Je vais attraper un rhume!通年こんなに寒くないので、家のエアコンは温風がでません(泣)早く春になって暖かくならないかな~それでは、皆さん風邪などひかないように、ご自愛くださいませ。....Merci beaucoup....
2008年02月25日
今日はレベルにあったクラスを選ぶための、Placement testを受けました。またまたCyber Cafeから書いています。結果はLevel5.日本で受けたTOEICが利いたのか、まずまずでした。でもビジネスで通用するにはまだまだ。磨きをかけたい意欲が湧いてきました。学校を早く選びたいのですが、あいにく希望するWorkplace Englishは満席。次の学期を待つことに。フランス語をやる気満々で日本を去ったけど、こちらで道具として使えるのは英語。まずは英語に真剣に取り組むことが、フランス語上達につながると信じております☆緊張したけど自分のレベルを客観的に、知るのは良いこと。弱みをカバーして強みを生かそうと思いました。それではまた☆....Merci beaucoup....
2008年02月04日
今、Admiraltyの英国政府の英語学校、ブリティッシュカウンシルにいます。フランス語は春から始めることにして、まずは中途半端な英語に手をつけることにしました。初めてにレベルチェックを受けるのですが、それにはビザが必要とのこと。現在申請中なので、その前にレベルチェックしてもらうよう依頼、後日受ける予定です。希望するクラスが既にいっぱいだっだので、もしレベルチェック当日、私のパフォーマンスが良かったら上のクラスなら大丈夫とのこと。しかし英語の辞書も参考書もまだ倉庫。。。このレベルチェックは思い出作りになりそうです(笑)実はここへ来る前に始めて、フランス語の学校、ALLIANCE FRANCAISE(長居できないので表記は正式ではありませんがご了承ください)に行き、パンフレットをもらってきました。やはり3月に出るスケジュールを待って申し込むことになりそう。明日以降、その他英語学校色々あたってみたいと思います。ところで、今日は会社の奥様達のランチ会に始めて参加しました。駐在6年の方から、1年未満の方までいろいろでしたが、皆さん初めは大変なご様子。私も徐々になれて楽しめたらなぁと思っています!習い事や学校の情報も伺い、引越しが済んで落ち着いたら、家にお呼びできそうなのでこちらもまた楽しみ☆それにしても今日は地図を片手に、色々学校の場所を(料理学校も!)探してなかなかの冒険でしたが楽しかったです!道すがら3人の人に道案内を親切にしてもらい、助かりました!香港に来てから色々な状況の中、香港人に対して『遠慮はご無用!』というモードになっています。結構みんな優しい。。。(奥様方にブログ名聞かれましたが、こちらはまだお恥ずかしいので内緒にしました。日本にいる友人にもあまり伝えていませんが☆)毎日、ワープロで日記をつけているので、詳細は引越し後写真つきでアップしたいと思います!それではPCを待っている人がいるのでフランス語なしで!さようなら~
2008年01月31日
~Quel monde ici! Il y a beacoup de gens!!~ただいま、ホテル滞在中。香港で泊まるホテル周辺はどんな感じかしら?と思って着いてみると、ここは新宿、渋谷、原宿のような繁華街。朝から晩まで多くの人で溢れかえっています。近くにSOGOがあり、新宿高島屋のようなタイムズスクエアもあり、ラフォーレもありファッションビルが立ち並ぶ界隈。日本食が歩いてすぐ買える便利な場所なのは助かっていますが、とにかく人が引く様子がない。。。香港はバブル。バーゲン時期とあって購買意欲がすごいらしい。SOGOのエレベーターは長だの列。ここに来て日本の食べ物、洋服、化粧品が本当に人気があるのが良くわかります。わたしは落ち着いた静かな場所が好きなので、この界隈は食べ物の買出しのみ。私の午前中のすごし方は、そばにあるヴィクトリアパークがとてもきれいなので、散歩楽しい☆ランニングシューズも買ったので、これから走ろうかしら?写真を撮ったのですが、ビジネスセンターからアクセスしているのでアップできないのが残念。引越し後、心置きなく写真は載せることにします!2月7日~9日までは旧正月で、どこも閑古鳥になるらしい。私たちもホテルばかりにはいられないし、マカオにでも行こうかしら?そういえば新居探しも落ち着き、2月15日以降、どうやら引っ越せそうな段取りで、進んでいます。それにしても今回の物件探しで、本当に香港のすごさを感じました。同じ予算でもいろいろ。物件に個性がある!家は個人の姿を反映させるもの。いろいろな人がいろいろな物件を所有し、またどんどん開発していることを知りました。こちらの写真も落ち着いたら載せる予定です。香港が勢いがあるのは、中国本土に勢いがあるからとのこと。物件も中国本土の人が所有しているらしい。恐るべし中国!香港生活、結構楽しみになってきました。それではまた!....Merci beaucoup...
2008年01月25日
【これまでのできごと】1月18日。シートベルトなしでは降り飛ばされそうなタクシーで香港駅からホテルに着いた。香港のタクシーは半端なスピードではない。運送屋さんに猛スピードで運ばれている感じ!!!荷物の気分。エントランスはシンプルだけど小奇麗。ビジネスホテルみたい。タクシーのドアをインド人が開けてくれた。イギリスと同じだ。●The Excelsior Hotel Hong Kong 香港怡東酒店着いたのは深夜。もうくたくた。眠くて仕方がない。まず着いてトランクを開け色々出していると、勢いのよいノック音。ドアを開けると、にんまりしたチャイニーズが、ズンズン何やらトレイをを抱えて入ってきました。嬉しい~! お茶とフルーツとチャイナ服を着た赤ワイン。バスケットの中身はなんだろう。「これは何?」Qu'est-ce que c'est?真夜中なのに異常に明るく「koucha ~koucha~」と言ってTipを受け取ると元気に立ち去った。香港人ってこんなかな~紅茶?でも飲んだらジャスミンティーでした。。。その日はバナナを食べて、ジャスミンティーを飲んでぐっすり。翌朝起きてカーテンを開けると、ビックリ!!!すごい眺め!こちらは香港島。向こうに見えるは中国大陸に続く九龍側。ブログで知り合ったsasaさんはあちらにいるのか~香港に未来あれ!ちなみにこのホテル、マンダリンオリエンタル系列で四つ星ホテルなのですが、リーズナブル。HPによると、≪ザ・エクセルシオール、香港は、エンターテイメント、ビジネス、ショッピングのメッカ、コーズウェイベイに位置し、美しいヴィクトリアハーバーを望みます。 また、1841年に香港が英国領になった際に、オークションに最初にかけられた記念すべき地域(Lot No.1)でもあります。≫だそうです。香港ホテル探しのご参考にどうぞ!●http://www.mandarinoriental.com/excelsior/→日本語に変換可。Hotel E-broshureでカタログのように中身見れます。
2008年01月18日
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