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2008年07月08日
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カテゴリ: ジュエリー
続きです。


私が作り出すジュエリー作品が「重厚」なので、お客様の中には彼女が集めていた他のジュエリーがチャチに見えてきて全て処分してしまった方もでてきたことについて。



これは、よく思い出すと、私のバックグラウンドがことごとく全部「重厚」なので、このせいで影響がいって、作る作品も「重厚」になるのかなあ? なんて、気がつきました。



・・・やっぱり、作品って、その人そのものの個性が出てくるのでしょうね。




ジュエリー作品が「重厚」なほうがお客様にとても喜んでいただけるので、それはジュエリーデザイナーとしてとても良かったなと思います。



お客様にとっては、チープな感じのもの(軽薄)よりも、「重厚」な感じのもののほうが、より嬉しいのですね。

そして、重厚なイメージとバックグラウンドのデザイナーから作って欲しいと、お客様は願っていらっしゃるのですね。

新しい発見です。



そういうことを考えると、私がジュエリーデザイナーとして仕事をしていることに、とてもただならぬ運命を感じます。








「重厚さ」って、会社勤めにはかえってハンディーになって全く向いていないと思います。きっと煙たがられて孤立するんじゃないかなあ、なあんて思いますね。
(会社の同僚に、やけに重厚なヤツがポツンと混じっていたらイヤでしょうね~。)


会社勤めは、会社の駒として、個性を押し殺しながら協調性を大事にしていくことですから、「重厚さ」とは正反対のベクトルなのでしょう。重厚であったらダメな仕事なんですよ。




でも、その反対で、ジュエリーデザイナーとしては、バックグラウンドが「重厚」なほうが、お客様はとても喜んでくださるのですね。

不思議なものです。




個性にも、向き不向きがあって、それは職業にもあてはまることなのですね。




ジュエリーとは、半分、夢を売る仕事なのでしょうね。




これからも、私のバックグラウンドと個性である「重厚さ」を今までどおりに坦々と自然体で表現して、より「重厚」なハイエンド・ジュエリーを作り続けて、お客様方にさらにたくさん喜んでいただきたいです。



お客様をいかに喜ばせるか、たくさん喜んでいただけるか、そういうことにエネルギーを使って、邁進して参ります!



お客様に喜んでいただくことが、私にとって一番嬉しいからです。









このお客様のお陰です。ありがとうございます!



ああ、別に「重厚」でもいいんだ、そのままで居てもいいんだな、と思いました。

そのほうが喜んでくれる人達もいるんだなあ、と気がつきました。



今までは、特に日本の中で、日本人同士の間では、「重厚」なバックグラウンドのことは、私自身、普段はできるだけ隠して生きてきました。

もう、ずう~っと長い間。




特に、日本人は、欧米人と違って、人と自分を比べてしまう視点を持っているので、それが分かっているからなのです。
「出る杭は打たれる」ていう言葉があるくらいですから、日本語には。


だから「重厚」なものは隠しておいたほうが、周りの人達と穏やかに接することができると考えていました。

変に気を使いすぎていたのでしょうかね。



思い返してみても、例えば、普段は国立の経済学部を出ていることも人には言ったことがないし黙っているので、周りの人は、美大か何か出身か、高卒ですぐにスペインにいったのかなと思い込んでいるのですよ。
(本とかブログとかの中でだけです、最近になって言うようになったのは。)



そして、よくあったことなのですが、知り合って3年後くらいに大学のことを聞かれて、正直に答えると、”ムッ!”として明らかに怒っていて、もんのすごく嫉妬深い顔付きになってしまう人が多かったのです。


特に、日本人男性達の反応と嫉妬心はすごかったです~! ”XXの経済学部だったなんて、一言も言ってなかったじゃんかあああ~!”と激しく怒っていました(何で???)。 W大の人でさえそうでしたから。ビックリですよ~。W大といえば、日本では確かまともな私大なのでは???と思っていましたが。



そして、ニューヨークでは、普段、バレエとダンスの取材をたくさんしているのですが、それについても、なんかしらないけど嫉妬深い人もいっぱいいて、


”バレエなんて、ちゃんと分かっていて書いているの?”
とか、ムッとして聞いてくる人も結構いたのですよ~。


”昔、長い間バレエを学んでいたから。・・・”
などと説明し始めると、ものすごい嫌そうな顔をして、ムッとしていたりするのですよ。嫉妬心ですよね。


私が、外から見たら、一見、バレエにご縁がなさそうに見えるのでしょうかね? どうしてバレエとダンスの取材をしているのか、さっぱり理由が分からなかったのでしょう。

それと、みんな、バレエを観ても全然よく分からないとかで、バレエって高尚なものというイメージがついちゃっているのでしょうねえ。・・・それは、”バレエのことをちゃんと分かって書いているの?”という質問に集約されていますねえ。”ちゃんと分かって”って言っていた人は、きっと、”バレエが全く理解できない、分からなかった”のでしょうね。




だから、スペインで学んできた絵画のことについても、普段の生活ではほとんど人に話ししたことがなかったのです。


バレエ、経済学、スペインの絵画については、黙っておいた方がいいなあ、波風立てないなあ、と気を使っていつも黙っていました。




・・・でも、そういう気の使い方は、間違っていたのだな、とこの度のお客様によって、気付かされました。


私も一歩前進ですね!



私のジュエリー作品を買ってくださるお客様にとっては、ジュエリーデザイナーのバックグラウンドが重厚なほうが、彼らにとっては嬉しいのだし、より喜んでいただけるのですから。



私は高級なハイエンドのジュエリーデザイナーで宝石も扱っているのですから、それなりに、これから先は、自分自身のバックグラウンドの重厚さを全て受け入れて、自然体に、隠さないで生きていこうと思います。



一番大事なのは、自分の生業での「お客様」に喜んでいただくことです。
これがプロ意識ですから、当たり前のことです。

だから、重厚さについて関係ない人達にたたかれても気になりません。



私のお客様、私の周りの親しい方々だけに分かっていただければそれでいいです。



素のままで受け入れてくれるような人だけで十分だったんだ、と思います。





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最終更新日  2008年07月09日 03時44分52秒
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