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Cavaについて

□Cava□
*Cavaの選び方-1-*
*Cavaの選び方-2-*
*Cavaについて*
*私のCava日記-1-*
*私のCava日記-2-*

■■■CAVAについて■■■

スペインで造られるスパークリングワインがすべて「Cava」と呼ばれるわけではありません。
Cavaはスペインのワイン法(原産地呼称制度)で規定されている「DO(原産呼称ワイン)」の1つです。
ボトルに貼ってあるラベルには必ず「CAVA」と明記されています。
主にカタルーニャ地方のタラゴナを中心とした地方で造られています。
その他のスパークリングワインは、Vino Espumoso(ビノ・エスプモッソ)と呼ばれます。
スペインでは1991年11月、Cavaの品質管理に関する法律をを制定。
ブドウ品種や製造工程などに厳格な規定があります。

■■■スパークリングワインの主な製法■■■

伝統的製法 ◆シャンパン製法と呼ばれていたもの。
 スティルワインを瓶に詰め、瓶内で二次発酵を起こさせる製法。
 シャンパン(フランス)・カバ(スペイン)と名の付くものはすべてこの製法。
 瓶内熟成により深い風味が一層増す。
 瓶口に澱を集めるため、瓶を定期的に回す作業「ルミュアージュ(Remuage)」
 を施し、時間と手間をかけた非常に贅沢な製法

シャルマ方式 ◆「シャルマ」とは、発案者の名前。
 スティルワインを大きなタンクに密閉し、その中で二次発酵を起こさせてつくる製法。
 空気に接触しないため、葡萄のアロマを残したいタイプの
 フレッシュなスパークリングワインには最適の製法。

炭酸ガス注入方式 ◆瓶に入ったワインに炭酸ガスを吹き込む製法。

■その他にもいくつか製法があります。

■■■CAVAの3大ぶどう品種■■■

パレリャーダ(白)Parellada ◆タラゴナ県が原産地、高級品種。花の香りに富み、酸度が充分にあり、優雅さや柔らかさを加える。

マカベオ(白)Macabeo ◆若飲み用ワインは、とてもフレッシュで軽め。酸度がやや高く、花の香りが心地よいワインとなる。若飲み用にも長期熟成にも耐え得る高級品種。リオハではビウラ(Viura)と呼ばれる。

チャレッロ(白)Xarello ◆カタルーニャ州原産品種。ぶどうは金色に近い黄色、房が小さめで皮が厚いことが特徴で、理想的な成熟度に達する。単独の白ワインを造るとボディがしっかりしており、わずかに渋みを感じることも。マカベオとパレリャーダにブレンドすることで、非常によい結果が出る。

■■■CAVAに使うぶどう品種■■■

ガルナッチャ・ティンタ(黒)Garnacha Tinta ◆別称アラゴネス。フランスではグレナシュと呼ばれる。アラゴン州が原産地。育つ場所によって多彩に性格を変える。甘みのある房を大量に付ける。

モナストレル(黒)Monastrell ◆原産はバレンシア県サグンド市にあるモルベドレ(Morvedre)付近とされる。スペイン国内では3番目に栽培されている品種。スペインでガルナッチャに次ぐ重要性を持つ黒ぶどう。果皮が厚い為、とても色が濃く、高アルコール度(14度から15度)のワインとなる。

スビラット(白) ◆マルバシア・ リオハーナとも呼ぶ。
シャルドネ(白) ◆単独または他とのブレンドで用いられる。コクと豊かなアロマに特徴がある。
ピノ・ノアール(黒) ◆ロゼにのみ使用できる。
トレバ(黒) ◆ロゼにのみ使用できる。

ロゼのカバは、黒品種が白ワインに加えられて用いられるのが一般的だが、 黒品種のみから造られることもある。


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