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June 29, 2009

バンコクの天候　曇り　気温２６度

遼くん、全英出場おめでとう！！

　いやぁー、やっとやって呉れました。今シーズンちょっと
　出遅れてた（普通の選手なら当たり前の成績）感のある遼
　くんが、土壇場でやってくれました。

　世界の４大トーナメントの一つ、『全英オープン』出場資格
　を獲るための最終戦だった、今回の『ミズノオープン』。

　一日目から、ずっと成績を追ってましたが、三日目に首位に
　立ったときでも、私は逆にドキドキしてました。

　OBが一発も無かったなんて、先々週の「ドフック病」多発の
　遼くんからは想像できなかったからです。

　だもんで、三日目終わったとき、肝心な最終日にOB出すなよ！
　って思ってたら・・・

　それも２連発なんて・・・。

　きっと観戦してたファンには寿命が縮む思いだったでしょうね。

　１２番ホールでスコアを一気に５つ落ちしてしまった遼くん。

　父親の勝美さんも言ってたように、ここからの精神力はやはり
　普通のプレーヤーではなかったですね。

　ないですけど、でも・・・普通の２連発OB打ったら、まず沈没
　です。

　１３番はパーでしたが、あのワンオンで遼くんの精神力の強さ
　を見ました。１４、１５とパーで耐えてそして迎えた１６番。

奇跡のイーグル。

　って見出しが出てましたけど。
　あれって、確かにラインには乗ってましたけど、間違いなくミス
　ショットですよね。それが入ってしまうのは、やはり「何か」を
　持っているスーパースターの証でしょう。

　タイガーやジャンボが折に触れ見せてきたスーパーショット。
　間違いなく遼くんもそれを持ってると思いました。

　昨年の「水切りショット」での優勝も、アマでの優勝でのチップ
　インバーディー（バンカーからの）も、ミラクルショットですね。

　野球でもそうですけど、ファンを魅了して止まないプレーはより
　多くのファンの心を掴みそしてスーパースターへと育っていくわ
　けですね。

　彼の廻りに帯同するギャラリーの「マナーの悪さ」を非難する声
　がチラホラ聞かれます。
　たぶん、彼とベアリングが同じになるのを良しと思っている選手
　は少ないのではないでしょうか。

　三日目に同じ最終組になった「星野英正選手」が「完全アウェー」
　だと言ってましたね。　そしてあのタイのマークセン選手もちょっ
　と「嫌だな・・・」なんて漏らしてました。

　けど・・・大会を運営できて賞金が頂けるのは「ファン」がある
　からですよね。マナーの悪いファンはこれはいけません。
　しかし、そういう人を無くすことは難しいことであって。その障害
　も乗り越えて、もしくはより多くのファンを見方につけて勝つのが

　真のプロであり、スター選手なのではないでしょうか？

　ギャラリーの雑音が気になって自分のプレーが出来ないでいるプロ
　選手は、自分のプレーでファンを魅了できる選手になってもらいた
　いです。サインを求める行列が、遼くんや丸ちゃんだけでなく、も
　っと沢山の選手にもファンがサインを求めて行列を作ってもらえる
　ように、精進してもらいたいですね。

先週の四日間は本当に、ゴルフを楽しませて貰いました。

　ありがとう、遼くん。そして優勝オメデトウ！！ 次は『全英』での勇姿を見せてください。

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