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June 30, 2009

バンコクの天候　曇り　気温２４度（朝）

劇場型選挙の再来か？？

　昨日は夕方からの大雨が深夜まで続いていたバンコク
　市内であります。

　さて、日本の政局＆経済ですが、混迷を極めている様
　ですね。

　まずは、横須賀市長選挙の現職敗北のニュース。

　自公民主相乗りで現職を指示したにも関わらず、新人
　候補に敗れた。
　注目すべきは、横須賀と言えば、「小泉大国」。

　もはや、小泉神話、神通力も失墜した様ですね。

　ようやく、国民にも「郵政民営化」の弊害に気付き、
　小泉～竹中一派の企みに気付いた結果でしょうか。

　「郵政民営化」は確かに「郵政官僚」の利権の温床と
　なっていた旧郵政省を解体するという大義名分までは
　良かった。

　正直、私も此処までは小泉氏を応援しておりました。
　そしてその当時では見えなかった、「地方切捨て」の
　惨状を今、目にして騙されたと気付いたわけです。

　何故、大きな派閥も持たない彼が、此処までの仕事の

アメリカの後ろ楯と、メディア操作

　であったことでしょう。
　当然にアメリカは後ろ楯になる代わりに多大なる見返

　『緊縮財政』を財政再建の旗印の下、断行し、大幅に
　社会保障を切り捨て、その反対に、国家財政でアメリ
　カの国債を大量に引き受けた。

　一方、メディアはかの電通を筆頭に、ジャブジャブと
　カネを廻されて、小泉劇場の演出をした。

　以上、二点を以って長期政権「小泉内閣」が支えられ
　ていたわけです。
　かような内幕は昨今ではネットで簡単に知ることが出
　来るようになり、目を覚まされた市民が増えた結果で
　しょう。

　そお小泉一派は、今度は中川秀を筆頭に「麻生おろし」
　の狼煙を上げる。
　麻生さんも、鳩山総務大臣を切ったことにより、小泉
　一派へと魂を売ってしまったに見える。

　しかし、国民市民はもう騙されない。
　世襲反対とか言いながら、自分の息子に地盤を引き渡
　し４代に渡っての世襲議員を作ろうとしている小泉氏

　今回の横須賀市長選挙の結果を受けて、戦々恐々とな
　っていることでしょう。
　ひょっとしたら、「引退」もやぁ～めた、なんて言い
　出すかもしれませんね。

　（まぁー国会議員で居ると、司直の追及を受けやすく
　　なるので、とっとと今のうちに逃げるんでしょうが）

　で・・・件の 東国原知事の「総裁候補」騒ぎ

　どうも、これは古賀選対委員長との出来レースだって
　いう話も。

　　＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　自民が東国原氏の要求を受ける

　　　　　↓

　　自民党は変わりましたっ！！　＜こう自民党は宣伝

　　　　　↓

　　東国原知事も「自民党」が変わったから、一緒に
　　自民党と戦うといって、自民から出馬。
　　大量の「比例区」での票集めに協力する。

　　　　　↓

　　大阪の橋下知事などのグループもこの流れに乗って
　　自民を応援する。
　　すべては「地方分権」を勝ち取るために、とか言っ
　　て。

　　　　*＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊＊

　　つまり、東国原知事の自民からの出馬は出来レース
　　であって、「自民党は、東国原氏の要求を前面的に
　　呑んで。「地方分権」を進めます！、なんて言い出
　　したら、まさにこの流れですから、注意して見てい　
　　て下さい。

この手法って・・・？？どっかで見たような・・・

　　そうです、「郵政民営化、賛成か反対か？」なんて
　　のと待ったく同じ手法。

　　よって・・・この騒ぎの元は「小泉一派」が後ろに
　　居るってことでしょうか？

　　こんな風に見てみると、今週末から都議選前までの
　　日程で起こることの全てが面白く見えてきますね。

　　よぉ～く、目を凝らして観察しましょう！！

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