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ちーこ♪3510

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2014.10.28
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カテゴリ: 映画ドラマ鑑賞
久しぶりに映画のことを書いてみた。

だいたい1か月3~4本のDVD。




米国映画2013年
監督:リー・ダニエルズ
出演:フォレスト・ウィテッカ―、オプラ・ウィンフリー、アラン・リックマン

あらすじ
アメリカの黒人差別問題を扱った忠実な歴史と、
歴代大統領アイゼンハワーからレーガンまで、34年間7代の大統領に仕えた黒人執事セシルの人生を描く。
過酷な奴隷制度の中、運があって、大統領官邸執事として働くセシルと、公民権運動に関わる息子は対立するが、それは時代と共に分かち合っていく。

ネタバレあり。


キューバ危機、ケネディ暗殺、ベトナム戦争、キング牧師暗殺と歴史、アメリカの歴史も複雑。
黒人差別問題をテーマにしてきた中で、黒人大統領としてオバマ大統領が登場するところで、
かっての黒人差別問題は幕を閉じるように思えるが、現実には映画のようにゴールはない。
実際のアメリカでは、色濃い白人主義は消えていない。それは、黒人だけでなくアジア人に対しても同じ。
歴代の大統領が登場するので、いったい誰が演じるのだろうと、その演出にもわくわくして観ていた。
ケネディとかジャックリーヌ夫人とか、歴史がつづられていくうちに、観ている私もドキドキ。
アイゼンハワーは亡きロビン・ウィリアムだったので懐かしくて悲しくもあり、レーガン夫人ナタリーはジェーン・フォンダだったのでちょっと楽しくなったりした。ハリーポッターでお馴染みのアラン・リックマンなんてムードがすっかりレーガンぽい。
ケネディ大統領役は映画「魔法にかけられて」のエドワード王子だったけど、そういえばなんとなくムードねと納得。
で、セシルの心情描写が浅い分、妻のグロリアの苦悩が描かれるのだけど、
執事としてのセシルがメインのせいか、いまひとつ家庭事情描写が弱い。
逃避先は隣人のギャンブラーとの不倫とかね・・こう、ドロドロくる?でもなぜかあっさり。
もっと政治的に濃い映画はあるけれど、観ている方としては、このくらい、さらっと記述ぽく流れるほうがありがたかったりする。
奴隷時代の暴力シーンは苦手。あっさりな部分で助かった^^;
(韓国映画のひどい暴力シーンはテーマで必要かもしれないが、なんとかしてほしいと切望。)

アメリカって大国すぎて、やはり問題も多過ぎる。憧れの大国アメリカって、いつのこと?
でもこうして映画で描いてみると、私としては、苦悩するアメリカに妙に親近感が湧いてしまった。
そして我が家はアメリカの会社からお給料をいただいている以上、アメリカに無関心ではいられない。



先日のTDSで出会ったのは、
この映画で小さな女の子として登場するキャロラインさんであった。
そして年月は過ぎていき、キャロラインさんもりっぱな大人になり、まさか日本に。









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最終更新日  2014.10.30 00:53:40
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