Cinnaのあれこれ日記

< 新しい記事

新着記事一覧(全777件)

過去の記事 >

January 13, 2006

上海旅日記：その１

(17)

テーマ：中国＆台湾(3305)

カテゴリ：たび・海外生活ネタ

皆様お久しぶりです。上海から帰ってきました。

鳥インフルエンザに対応すべく（笑）インフルエンザ予防接種を２回も打ち、寒い、寒い、と脅され、
ダウンジャケットにばばシャツ、そしてカイロを腰用、手用と
大量持参の上、完全防備（防寒）で乗り込んだ上海でしたが、昨今の日本列島の強烈な寒気に慣れてしまったのか（笑）、
逆に「東京の方が寒いジャン」と帰ってきて
思いました。
…とは言っても、上海も充分寒いですよ。
上海の今月の平均気温は4度（東京は5.2度）。夜は氷点下になります。

さて、BSBの最前列ライブから興奮したまま、上海の旅へ出発した私。
そしたら、どうやら彼らは日本（東京、名古屋、大阪）の後→韓国（ソウル）→中国とツアーをまわり、18日に上海に彼らが来るらしく、街中でも彼らの
音楽がかかっていて、上海行っても BSB熱（笑） が冷めない日々を過ごせました（不思議）

さて、上海に行って感じたこと。

総じて、私的にはあまり好きではない
これは上海が好きではないというより
中国自体があまり肌にあわないんじゃないのかなぁ、という感想。
何しろ中国人、マナー悪すぎです。

＃１：とにかく口調も気性も中国人（上海人？）は激しい
電車や窓口など、横入りはお手のもの
（ぼっとしていると長蛇の列のところにしゃあしゃあと入ってきます）。

例えば電車のチケット売り場で、中国語がわからないので、

全くCareしてもらえず
終いには「あっちへ行け」状態。
街を歩いていても、歩きざまにがんがん当たってきても、
謝るどころかそのまま素通り。（日常化）
この街を生きていくと相当強くなる、いえ、ならなあかんなぁ、と思ったのでした。

＃２：当然、反日気風は残っている

フランス、アメリカの領事館にはそれぞれ国旗が掲げていたにも関わらず
日本の領事館には、何もなく、それどろこか看板も無い。
地図を見ない限りは、ここが日本の領事館とはわからないほど。
それもそのはず。
昨年４月の反日デモの際、この総領事館周辺に１万人以上が集まって、れんがのかけらやペットボトルなどを総領事館に向かって投げた。
結果的には総領事館内に投げ込まれた石やれんがは５０００個以上、ペットボトルも約５０００個に上った。
窓ガラス４１枚が割れ、外壁を覆うアルミパネル１６９枚も破損した。
ちょうど先月から原状回復のための修復作業が始まった限り。
そう、この領事館はまだまだ傷を覆ったままなのだ。
（そんな横をへらへら歩く私も私ですが。。。）

反日感情を実際に体験したのは、宿から駅に歩いている時のこと。
狭い歩道に連れと横並びで歩いていた時
後ろから、どん、と体当たりされ、私たちの間を無理やり入って、抜かしていった男。
当然、私は日本語で「いったいなぁ」と投げ捨てるように（怒って）吐き出したら、それを聞き逃さなかった男。
振り向きざまに、いきなり中国語で私に向かって、怒鳴り叫ぶ。

もちろん私は何を彼が言っているのかはわからず。
怒鳴られるまま彼を見ていると更に彼は私のこの対応に気に入らなかった
ようで、彼の怒りはエスカレート、
怒鳴る度合いが激しくなる（それでも何言っているかわからず。連れが若干、中国語をわかる人だったので、後から聞くと
どうやら「おまえ、日本人だからって言ってとぼけてるが、俺が何言っているかわかってるんだろ？え？」みたいなことを言っていたらしい。）

あわてて、連れが私を囲むように守ってくれたので、大事には至らなかったけど。。。
奴、、完全に目がいっていた。いつ殴られるOR刺されるかわからない状態でした。
これって単に私が怒ったのに気に入らなかったっていうより
どう考えても、日本人に反感持っているからだろうなぁ、て感じました。

反日ではないけれど、こんなこともありましたよ。
衡山路というかつてフランス租界（治外法権、行政権がある地域）であった地域を歩いていた時。
いきなり、子ども連れの親が私の腕をつかみ、何か中国語で言っている。
（こんなことが２回もあった。多分、お金をちょうだい、とかそんなこと）

また、珍珠紅茶（タピオカ入り紅茶）を上海駅で飲んでいる時。
連れのところに、子どもが来て、いきなり珍珠紅茶をさして、
油断している隙にその子どもがとりあげて、それをもって行こうとした。
驚いたが、私はすぐ様、その子どもから取り上げ、日本語で（無意味だが（笑））強い口調で「駄目、だめだよ」と叱った。
子どもはそのまま去っていったが、この子は単にこの飲み物が欲しかったのであろうか、、それをたかるのかいな、、日本人に。。
もちろん横に親はいました。

＃３：水が臭い
これで困ったのが、ホテルのシャワーの時。
シャワーを浴びながら、お湯自体は透明できれいなのだが、臭いのだ。
まるで、気分は、御茶ノ水付近の神田川で、シャワーを浴びている気分（要は泥河のにおい）
気分的にきれいになってるんだか、何なんだか。
おまけにお湯の量がシャワーで２人浴びるのが精一杯。
欧州のホテルのように、２人浴びた後、それ以上お湯が出てこなくなります。

気付けば、街中の庶民派食堂で出されるお茶も泥河のこのにおいがする。
うん、上海の水事情ってこんな感じなんでしょう。
（もちろん生水は決して飲めません）
もしかしたら、高級なホテルとかレストランに行けば、こんな経験は
ないんでしょうが。。。
ここまであからさまに臭かった都市って珍しいなぁ。

トイレ事情もそんなによくなく、都会上海といえども
やはり中国です。

＃４：それでもぼったくりは少ないし安全
タクシーも、数回乗ったけど、途上国にありがちな、ぼったくりや
遠回りなど、悪質なことは１回もなく、深夜のタクシーもとても安心でした。
路地裏は昔ながらのきったいない街もあるけど、
反対に東京とは全く変らないキレイな所もあり、都会派ライフも味わえます。
SPA（エステ）も多々充実。おしゃれなBarもあり。

そんなこんなの上海Daysでした。

明日は楽しいおいしいもの（食べ物）編です。。

tower