March 13, 2008
XML
カテゴリ: アニメ日記

神霊狩にでてきたっぽいのん



想像だにしていないような怪奇な現象に出会ったとき、それを現実のものとして受け入れることが出来るだろうか?


例えば今これを読んでいる人。
自分の足元に、上のイラストのようなものがいたとしたらどうだろう。

あの話を見てから時々、怪しいものが見えはしないかと周りを見渡したりしてみるのだけど、どうもこの思考回路はすでに異分子を排除しきっているようで、怪しいという雰囲気さえキャッチできない。


とすると、もし平田先生のように見えてしまったとき、どれだけ冷静でいられるだろう。

叫び声をあげるくらいのことはしてしまいそうだ。


平田先生はこの拒否しがたい現実から遠ざかることで正気を保とうとしているけど、少年達は何の疑いもなくそれに立ち向かっていく。
この差はいったいどこにあるんだろう。

何故大人は、それをそこまでかたくなに否定しなくっちゃならないのか?

精神状態の平穏を保つためだとすると、ではなぜそれらはそんなにも精神をかき乱すのだろう。

どうしてこのココロは、もしかすると興奮して踊り出したくなるくらいのこの素敵な出会いを、狂気の向こうに追いやって扉を閉ざすのだろうか。

そこまでしなくてもいいんじゃないか。
あぁ、見えちゃったよぉ、くらいにならないもんかなぁ。

でもなー、暗闇で猫が飛び出してきただけでもビックリするもんなー。



街灯をつけて、生活空間から暗闇をなくして、そして理解できないもから名前を奪うことでその存在を消し去って、暗闇をどこまでも遠ざけてしまった。悪しきものもそうでないものも一緒くたに。

そしていつの間にか、暗闇からは悪しきものしか出てこなくなってしまったのかな。でも暗いトンネルの向こうは、悪しきものだけじゃなかったはず。


と言うわけで、イメージトレーニング。
わけのわからないものを見かけたら、とにかく認めよう。
そしてその出会いを大切にしよう。
危険だという警戒心は持っておくにしても、好奇心まで捨てないように。







お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  March 13, 2008 06:29:24 PM コメント(6) | コメントを書く
[アニメ日記] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: