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事故の日の夜、3人目の医師から説明を受けた時、聞きなれない言葉を耳にしました。「意識障害が遷延する可能性があります。」「せんえん?」お恥ずかしい話ですが、遷延性意識障害という言葉をその時まで知りませんでした。いままでいわゆる植物状態といわれていた状態のことなのですが、自分の身内を植物人間と呼ばれた時のことを想像してみてください。・・・現在では遷延性意識障害と言っているようです。3カ月以上にわたって下記の6項目の状態が続いている患者を遷延性意識障害者と定義しています。 1 自力移動が不可能。 2 自力で摂食が不可能。 3 屎尿失禁状態にある。 4 眼球はかろうじて物を追うこともあるが認識できない。 5 発声はあっても、意味ある発語は不可能。 6 眼を開け、手を握れ」などの簡単な命令に応ずることもあるが、それ以上の意思の疎通は不可能。 事故後10日ほどたって、救命センターから療養型の病院に移ってみると、そこはほとんどが脳卒中などで意識障害が遷延しているお年寄りの患者さんばかり。息子は自発呼吸しているので人工呼吸器はつけていないものの、気管切開していて、栄養は鼻から通した管で胃に流し込んでいる状態。右手右足はよく動かしているけれど、管を抜いてしまったりしてはいけないのでしばられてしまうし、いったいこの状態がいつまで続くのか、この状態でもリハビリの方法はあるのではないのか、どこかにリハビリをしてくれる病院はないのか、暗澹たる毎日でした。しかし、日本に4か所だけ、そんな病院があることがわかりました。そのひとつが千葉療護センターです。続きはまた次回。
2011年10月28日
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今日でちょうど丸一年。去年の今日、20才の息子は原付に乗っていて信号のない交差点で車と出合い頭の衝突事故を起こし、意識不明の重傷を負いました。意識がない状態が1ヶ月半続きましたが、その後なんとか意識が戻り、障害が残ってはいますが、杖をついて自分で歩き、身の回りのことはなんとか自分でできるまでに回復することができました。なんと相手の運転者は免許取消の無免許運転。奇しくも今日はその相手の刑事裁判があり、東京地方裁判所まで行って、裁判を傍聴してきました。一時停止義務は息子のほうにあり、一時停止したかどうかは息子の記憶がないためわからないものの、こちらにも非があるのだろうとの思いから、相手ばかりを責める気持ちはなかったのです。がしかし、この人、免許取消になったのにはやはりそれなりのわけがあるわけで、沢山の違反の数々があり、そのうえで免停2回、ついに取消になり、取消になってからも運転をして8月にも捕まっているそうです。それにも懲りずついに10月には人身事故。これにはかなり呆れました。結局懲役1年6カ月が求刑され、判決は来月とのこと。彼が刑務所に入ったところで息子の体が元に戻るわけでもなし、とは思うものの、やはりそれだけのことをしてしまったのだから、罪は罪として償ってもらいたいとも。どうなるんでしょう?しかし、一年前のことを思えば、すべてに感謝したい気持ちです。この一年間の経緯についてはまた次回。
2011年10月18日
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