醍醐山と下部(しもべ)温泉

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二代目館長日記 bnvn05さん
2022.08.10
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テーマ: 人物(20)
カテゴリ: 醍醐山を愛する会
「醍醐山を愛する会」には愛唱歌があります。
一斉登山の際に山頂で合唱することが恒例となっている「希望の醍醐山」です。



この歌の作詞者は、身延町在住の磯野とみ子さん97歳(作詞当時87歳)です。



醍醐山を整備して下部温泉郷をはじめとする地元を盛り上げようという有志達の意気をくみ取り、精力的な電話取材を行い、自身の思い出を醍醐山の歴史をとともに再構築して、すばらしい詩を作り上げてくださいました。



100歳目前の現在も、頭脳明晰で勉強熱心な磯野さん。
ご趣味は吊るし雛の制作です。



きっかけは85歳の時。
身延町の「生き甲斐デイサービス」で習い覚え、障害の残る両手のリハビリにと始めたものです。

(吊るし雛上段:フクロウは不苦労とも書き、福を招きます。子供たちが助け合いながら仲良く遊んでいます)



親戚・近所・知人・お世話になった方々に差し上げ、そのほとんどの配布先を、わが子の嫁ぎ先のように記憶しているそうです。

(吊るし雛下段「登り雛」:上を目指して元気に頑張っています)


「何よりも、喜んで頂けることが最上の喜び」と磯野さんは語ります。
157個はそれぞれの先で愛され、静かにメッセージを発し続けていることでしょう。

(雛に込められたメッセージの内容)


今日も自宅の廊下の隅の半畳ほどの工房で、磯野さんは雛を縫い続けています。



地元の人々と共に、真っ正直に、穏やかに、前向きに勉強し続ける、そして誰かの幸せを祈って生きる・・・磯野さんの吊るし雛は、人生の正解を優しく教えてくれます。





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Last updated  2022.08.10 06:00:07
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