人の行く 裏に道あり 花の山

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2024/11/28
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カテゴリ: 社会




関東でもそれなりに今年の紅葉を満喫できた私だが、山々の植物や街路樹を見るついでに野原、原っぱあるいは河川敷の類も時々見ている(暇だね)。

そんな今日この頃しみじみ思うのだが、私が子供の頃、そこ等じゅうの原っぱ等で見かけた「無敵の外来種」が、随分減ったなぁと。

それは、セイタカアワダチソウのことである。

少なくとも私の子供の頃は、義務教育の教科書に必ず出てくる外来種と言えば、セイタカアワダチソウやアメリカザリガニであった。

この二つはとにかく繁殖力が強く、日本の古来種を駆逐していったので、当時、児童が外で遊べば必ず発見できたのではないかと思う。

しかし今、私の知る限り、セイタカアワダチソウは随分おとなしくなったのである(アメリカザリガニについては、今や私が見かけるエリアに出かけることもないが、おそらく昔のまま健在だろう)。

そもそもセイタカアワダチソウが日本の古来種等を駆逐しえたのは、繁殖の際、周囲に自前の毒素を撒くからだが、そのために日本の領土、いや日本の原っぱは全て彼らのものとなるかと思いきや、なんと奇跡が起きたのである。

いや、奇跡というのはちょっと盛りすぎかもしれないが(笑)、中々興味深いことが起きた訳だ。



耐性ができ始めたススキ等に対して、セイタカアワダチソウはより強い毒素を出すように適応していったらしいが、その原っぱ戦争の結果、なんとセイタカアワダチソウは自分の出す毒素にやられて自滅する個体が増える反面、日本いやススキ等はますます耐性をつけ、領土ならぬ原っぱを回復していったというのだ。

道理で今やセイタカアワダチソウは慎ましく日本で他種と共存し、ススキは圧倒的存在感を取り戻している訳だ。

「真の独立と言えば北朝鮮!「真の独立」なんか考えるな!」などと日本人かどうかさえ疑わしい内容を口走る奴隷根性の日本の言論人(自称保守自由主義)とは随分違うなぁ。

「山は暮れて 野は黄昏の 芒かな」 蕪村

ススキができたことは、日本にもできるのではないかな(ではまた)。


今日の1曲:EARTHSHAKERの"​ 「夕星の芒野と消ゆ」 ​"
演歌歌手は老化しても「味が出てきた」と言ってもらえるかもしれないが、ハードロックはなかなかそう言ってもらえない。だったら聴き手が脳内で少しハードに修飾すればいいんでないかい(涙)。





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Last updated  2024/11/28 07:19:04 PM
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