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2005年07月29日
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テーマ: 映画と原作(88)
カテゴリ: 海外文学
『ルパン』 (2004) ARSENE LUPIN
製作国 フランス/イタリア/スペイン/イギリス
ジャンル アドベンチャー/犯罪/アクション
9月ロードショー

ルパン公式サイト
シネプレックス

 ルパン生誕100周年記念超大作 フランス映画祭 横浜2005 クロージング作品。
アルセーヌ・ルパンの波乱万丈の生涯を描いたアクション超大作。「ルーブルの怪人」の新鋭ジャン・ポール・サロメ監督。ロマン・デュリス主演。


 【ストーリー】
1884年。巧妙な盗人テオフラスト・ルパン(父)、ドルー・スービーズ公爵夫人妹アンリエット・ダンドレジー(母)とともに、アルセーヌ・ルパンは 某公爵の城館で、謎めいた絵画やフランス王家から伝わる財宝に囲まれて育った。 中でも公爵夫人の持ち物 <マリー・アントワネットのネックレス>は魅惑の品。 この首飾りを少年ルパンは父親の指図で盗み出し、父に渡す。 首飾りとともに父親は仲間と夜のやみへと消える。しかし翌朝 城の周辺で身元不明の死体が見つかった。 残された証拠、灰色の馬と指輪の印章により、ルパン母子親は窮地に追い詰められ、喪も明けぬまま二人は館を追い出されてしまう。 (公式サイトより)




アルセーヌ・ルパン(「パリの確率」「スパニッシュ・アパートメント」のロマンデュリス)

泥棒だけど紳士、殺人は犯さないという信条の<怪盗紳士>。盗みの相手も貴族や金持ちで、盗むものは絵画や宝石といったお宝。そして美女の恋心。日本ではアニメ「ルパン3世」で、とってもおなじみですよね。 宮崎駿監督の名作 ルパン三世の「カリオストロの城」は<カリオストロ伯爵夫人>に敬意を表し、オマージュとして<クラリスとカリオストロ>を登場させています。

●モーリス・ルブラン原作「アルセーヌ・ルパン」シリーズ

映画はシリーズの中でも、大人のラブ・ストーリーとして描かれている 「カリオストロの復讐」 がメインで、他に 「813」「奇巌城」「怪盗紳士ルパン」 の美しいエピソードを織り交ぜ、2時間13分たっぷり見せてくれるそう。 

ロマン・デュリス 新作3作品

・「スパニッシュ・アパートメント」の続編のような「ロシアン・ドールズ」(2006年公開)
・「リード・マイ・リップス」のジャック・オディアール監督の「真夜中のピアニスト」
・「ルパン」では、宝石や絵画に囲まれながらも心に空洞を抱えるルパンの二面性を デュリスがどのように演じるのか、是非是非見たいです。 



カリオストロ伯爵夫人(「イングリッシュ・ペイシェント」のクリスティン・スコット・トーマス)

映画では、若きルパンに恋と盗みの技を指南するような年上の魅惑的な役どころ?
元々は、 カリオストロ伯爵 は歴史上の人物。十八世紀ヨーロッパに実在した魔術師にして錬金術師。マリー・アントワネットの評判を地に落とせしめフランス大革命の近因となった”女王の首飾り事件”にも連座した。 
 ルブラン原作の <カリオストロ伯爵婦人>はその娘という設定 。若きアルセーヌ・ルパンと、巨額の財宝を巡り火花を散らした。 <クラリス> はその事件でのヒロイン。



クラリス(「キングダム・オブ・ヘブン」のエヴァ・グリーン)

映画ではルパンと幼馴染みで清純な女性。という設定のようです。 アルセーヌ最初の妻。 ちなみに、ルパンは三度結婚しています。最初の妻が <クラリス> 。数年の結婚生活の後、彼女は愛児を残して病死。 子供は誘拐され 「カリオストロの復讐」 につながります。 二度目の妻は 「奇巌城」 のヒロイン、 <レイモンド> 。彼女はシャーロック・ホームズにより射殺された。三回目の結婚は 「アルセーヌ・ルパンの結婚」 (短編)に描写されていて、結婚相手はその後修道院へ入ったんだったかしら。。

●シャーロック・ホームズ派?アルセーヌ・ルパン派?

ほぼ同時代に、 イギリスでコナン・ドイルのシャーロック・ホームズ フランスでモーリス・ルブランのアルセーヌ・ルパン が文壇で活躍しました。 ルブラン著「ルパンVSホームズ」では、二人の対決では、ルパンに、やや軍配があがり、ドイルが不満を表明したというのは有名な話です。 小学校の図書館で、はじめて出会ったこれらの本を夢中で読んだものでした。 シャーロキアンと呼ばれる、ホームズ・ファンは世界中にいますし、ロンドンのベーカー街?にはホームズの家を再現した部屋があると聞きますね。 一方のルパンも、美術絵画がターゲットのおしゃれな泥棒ということでは、ルパンがモデル?というお話は多いですよね。ルパンファンも多いことでしょう。 



監督: ジャン=ポール・サロメ Jean-Paul Salome
製作: ステファーヌ・マルシル Stephane Marsil
原作: モーリス・ルブラン Maurice Leblanc
脚本: ジャン=ポール・サロメ Jean-Paul Salome
ローレン・ヴァシャド Laurent Vachaud
撮影: パスカル・リダオ Pascal Ridao
音楽: デビー・ワイズマン Debbie Wiseman

出演: ロマン・デュリス Romain Duris
クリスティン・スコット・トー Kristin Scott Thomas
パスカル・グレゴリー Pascal Greggory
エヴァ・グリーン Eva Green
ロバン・ルヌーチ Robin Renucci











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最終更新日  2006年02月20日 17時36分51秒


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