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2008年03月14日
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カテゴリ: カテゴリ未分類
『クィーン』(2006)THE QUEEN

離婚後も絶大な人気を誇ったダイアナ元皇太子妃の突然の事故死という事態に直面し、その対応に苦慮する英国王室の内幕に迫る実録政治ドラマ。予期せぬ悲劇に国民が悲嘆する中、適切な対処を怠りマスコミの非難の矢面に立たされ苦悩を深めるエリザベス女王と、新首相として国民からの信頼獲得を必要としていたトニー・ブレアがそれぞれの思惑を胸にこの政治的難局を乗り切るまでを赤裸々に描き出す。エリザベス女王を演じたヘレン・ミレンは、アカデミー賞をはじめその年の主演女優賞をほぼ総ナメにした。ブレア首相役には「アンダーワールド」のマイケル・シーン。監督は「ハイ・フィデリティ」「ヘンダーソン夫人の贈り物」のスティーヴン・フリアーズ。


▼『超映画批評』 40点

公式サイト


The Queen  画像


1997年8月、パリでダイアナが交通事故に遭い、帰らぬ人になった。王家においてダイアナはいつも頭痛の種で、民間人となっていたダイアナの死は本来関係のないことであった。女王はコメントを避けるが、ダイアナを称える国民の声は次第に高まっていく。やがてダイアナの死を無視し続ける女王に、国民の非難が寄せられるようになる。若き首相ブレアは、国民と王室が離れていくことに危機を感じ、その和解に力を注いでいく。

誰も知らないが、できれば知りたいダイアナに対するロイヤルファミリーの本音。ダイアナの突然の悲劇からの一週間、良き君主であろうとしてきた女王は、人生を捧げてきた国民から怒りをぶつけられていることを知り、大きなショックを受ける。そんな女王の苦悩を救い、国民と和解させようとするのが、ブレア首相というのが面白い。威厳をたたえる女王だが、本作ではユーモアを失わないチャーミングな女性としての一面も強調している。女王はイギリス国民全員の「愛すべき母」なのだと言わんばかりに。この映画を観た後は、誰もが女王を好きにならずにはいられないだろう。2007年アカデミー賞でヘレン・ミレンが主演女優賞を受賞した。

【感想】

イギリス王室側の視点に終始しているし、ダイアナ元王妃自身の人柄や功績や、陰謀説、事件の検証などはゼロでした。

それでも、エリザべス女王の心境や人柄は、結構同情できました。
姑の立場、それも重責の立場の考え方などあるでしょうから、ダイアナさんを苦々しく思う気もちは分かりますね~。

感じたこととしては

・ダイアナさんとチャールズ皇太子が愛ある夫婦関係だったら、彼女も立派な王妃として問題なかったでしょうに、と感じました。夫婦の問題は当人しか分からないでしょうが、愛情や相性やらに疑問が発生すれば精神的に不安定にもなるでしょう。ダイアナさんが幸せな人生をおくれていたらよかったのに、とあらためて感じます。


・パパラッチやマスコミの執拗な追っかけや取材がとにかく大変そう。
常軌を逸しているんじゃないかと思います。あんな風にされたら、誰だって自分を守る為には取材に応じたり弁明したりも必要になるんじゃないでしょうか。王室やチャールズ皇太子は、ダイアナさんを守ってあげてたのでしょうかね。


・ダイアナさんはイギリスの貴族出身とはいえ、もともと生まれが王室の人と、外の人では、意識や常識が違う気がします。
エリザベス女王のような、「国民のために身を捧げる」「イギリス国民を信じている」「国民に愛されている」という同じような、受け止め方をダイアナさんはできたのでしょうか。人々に私生活を覗かれたり、噂の的にされることに苦痛を感じることが多かったのでは。。王室を離れて解放されるかと思えば、また、、というような感じですし。


・浩宮さまの「僕が雅子さんを守ります。」っていう言葉が思い出されてなりませんでした。


・公にはできない裏の事情が山ほどあるんだろうと、作品のシンプルさに、なおさら感じる一本でした。








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最終更新日  2008年03月14日 20時23分00秒


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