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2008年06月10日
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テーマ: 映画と原作(88)
カテゴリ: カテゴリ未分類
『ナルニア国物語/第2章:カスピアン王子の角笛』(2008)
THE CHRONICLES OF NARNIA: PRINCE CASPIAN
上映時間 150分 製作国 アメリカ ジャンル ファンタジー/アドベンチャー/ファミリー
カスピアン王子のつのぶえ ポスター

映像化不可能と言われていC.S.ルイスの壮大なファンタジーの名作を映画化。第一作『ナルニア国物語/第1章:ライオンと魔女』は全世界で社会現象を巻き起こした。
スタッフとキャストが再結集した本作は、構想、スケール、ドラマ性において前作を遥かに凌いでいる。新たなる主人公、美しき悲劇の王子・カスピアン役に英国俳優ベン・バーンズ。ちなみに、「ナルニア」シリーズでも最も人気の高いキャラクターの一人、ネズミのリーピチープも映像化され登場する。原作ファンもお楽しみに。(作品資料より)

監督: アンドリュー・アダムソン
原作: C・S・ルイス
音楽: ハリー・グレッグソン=ウィリアムズ

出演:
ジョージー・ヘンリー/ ルーシー・ペベンシー
スキャンダー・ケインズ/エドマンド・ペベンシー
ウィリアム・モーズリー /ピーター・ペベンシー
アナ・ポップルウェル/ スーザン・ペベンシー
ベン・バーンズ /  カスピアン王子

声の出演:リーアム・ニーソン アスラン


公式サイト
『超映画批評』55点(100点満点中)

第一巻 『ライオンと魔女』 映画鑑賞感想
第三巻 『朝びらき丸、東の海へ』原作感想

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最終更新日  2008年08月05日 22時36分39秒


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カスピアン 画像

空前のファンタジー・プロジェクト
新たなる第2章の幕開け


ペペンシー兄妹 の治めた黄金時代から 1300年 の歳月が流れたナルニア国。
全能なる王 アスラン に祝福された魔法の国は、戦闘民族テルマール人に征服され、もはや存在しない。
人間たちに迫害されたナルニアの民は森に逃れ、この暗黒の世界に再び光をもたらす者の出現を待ち続けていた。
一方、テルマールの王宮では、亡き王の弟ミラース卿が、正統な王位継承者 カスピアン王子 の暗殺を企てる。
“伝説の四人の王”を呼び戻す魔法の角笛を手に城から逃亡した王子は、森で、ナルニアの民と出会う。

【感想】

世間では、先週末は 「ザ・マジックアワー」 「築地魚河岸三代目」 「神様のパズル」 と、東宝、松竹、東映が、ガチンコ同日上映合戦だったようですね♪。
我が家は、ようやく「ナルニア国物語 カスピアン王子の角笛」です。
それなりに面白いだろうと思って観にいきましたが、期待以上でした。
一作目より、おもしろさパワーアップ。
一作目では、原作の挿絵の温かさそのままの名シーンが心に残りましたが、l今作は、画像の美しさに増して、ストーリーや人物、ナルニアという国の面白さが堪能できました。二作目ということもあり、空想世界の独特な世界感の面白さに深みを感じはじめました。

なにしろ、ルーシー達が前回ナルニアを去って、1300年、国の歴史という点でも、ナルニアに何があったんだ?と、冒頭の出産シーンからいきなり、興味津々。
てっきり、カスピアン王子の誕生シーンかと思いますが。。

かつて白の魔女の陣営だった小人やミノタウルスは、アスラン陣営のけものらと協力体制。 ナルニア人VS人間 という展開が悲しいですが。
テルマール人 というのが人間族の総称。まったく人間たら、お伽の国でも他の種族をないがしろにしちゃうんですね。、

今作の新たな主人公のカスピアン王子は、このテルマール人の王族。お家騒動で城を逃亡、滅んだと言い伝えられてきたナルニア人と手を組んで、角笛でぺペンシー兄弟を呼びます。

「あなたには、ナルニアの歴史上、もっとも矛盾をかかえた王になってもらいたいのです」

家庭教師の言葉にあるように、それがうまくいけば、カスピアンは、謙譲の美徳を持つ、すぐれた良い王様になることでしょうね。

このカスピアン王子は、もうちょっとでイケメン王子、という印象でした。
キャンペーンで来示日してましたね。素顔の方が素敵かな。 
むすこくん曰く 
 「カスピアンは、カッコつけすぎ。」
スーザンを助けに来たシーンは、さすがに
 「やっぱ、カッコいいかも」
なにしろ王子ですもんね~((^▽^))

撮影中は地毛が短くて、 エクステンション だったそうで、それでどこかやぼったかったのね。
人物像も成長途中で、前回の冒険の経験のあるピーター王と比べると貫禄負けして見えたものです。イケメン振りは各方面から大絶賛で、きっと次回作で王になったとき、さらに素敵になるんではないでしょうか。


ところで、今回一番いいと思ったのは、 エドマンド くんです。
ピーターをなにかと補助したり、前回ルーシーを信じなかったことや白の魔女に惑わされた経験があるからこその、言動や活躍。好感度大でした。
次回作でのエドくんに期待大です!(((^▽^)))

そして、原作とおり、今作で ピーターとスーザン は、おとぎの国を卒業。
おどろくルーシーに
「その時がきたら あなたにもわかるわよ。」

「彼らは充分、この世界で学んだ」
ピーターもスーザンもお伽の国での冒険でものすごく、成長できましたよね。大人顔負けの戦ぶり。子どもの純真そうな姿にも関わらず。残虐にガンガン敵を倒すのには、違和感や説得力の無さを感じるかもしれないですが、彼らの内面の強靭さに注目すると、相当な度胸と覚悟のある人格になれたんではないかしら。将来どんな道に進むにしても、これはかなりなプラス要素ですよ。(母の視点)
原作とおりいけば、最後の巻「ナルニア国物語 さいごの戦い」で、再登場するとのことですが、そのときには、すっかり大人なんでしょうねぇ。

さて、画像にあげてる登場人物たち。
四王とカスピアン王子、アスラン、小人のトランプキンとニカブリク、ネズミのリーピチープ、セントール、戦場はかつての石舞台、空からの潜入はエドマンドの背中です。原作で登場する、話をするけものたちが、今回はきめこまかく活躍しますね。ほかに、アナグマの”松露とり”や、”ミノタウルス”や、”コウネリウス博士”なども登場します。
名前は呼ばれないですが、原作の読者には素性が推測される原作キャラたち。赤リスの”枝渡り”、巨人の”天気てんくろう”、ふくらグマの3兄弟の”にいさんグマ”、きっと監督がどうしても描かないではいられなかったのに違いない。スクリーンではチラリとですが、見えますね。


原作が家にあり、もう一度読み返しますと、アスランとの再会、登場など話の前後は少々変更がありましたね。
でも映画用に加えた、ミラース卿が仕切る城への潜入作戦や(失敗しますが)、いよいよの決戦の時の落とし穴作戦は、囲碁勝負でも見ているような印象で面白かったです。ただ、なんとなくの大群同士の「ウオー!」という激突ではなくいろいろ工夫があり、全編戦いの連続なのに、飽きませんでしたね。ピーターとミラース卿の一騎打ちなんかも、まるで、日本の戦国時代の武将の一騎打ちみたいで、しかも大迫力でした。ピーターが勝つと分かっていても、見飽きませんでした。


朝びらき丸 東の海へ
「ナルニア国物語/第3章:朝びらき丸 東の海へ」
10月撮影開始


「ナルニア国物語/第3章:朝びらき丸 東の海へ」

の撮影が今年10月に始まる予定であることが分かりました。
全米公開は2010年5月7日の予定です。アンドリュー・アダムソンに代わり、マイケル・アプテッドが監督を務めます。






ファンタジーをめぐる旅 楽天ブックス.gif
*『指輪物語』、『ナルニア国ものがたり』、『ゲド戦記』は世界三大ファンタジーと言われる。


ナルニア国物語  シリーズ】
The Chronicles of NARNIA (1950~1956)
●● C・S・ルイス ●●
  岩波書店


ファンタジー本 ナルニア国物語 第一巻 『ライオンと魔女』映画鑑賞感想
第二巻『カスピアン王子のつのぶえ』
第三巻 『朝びらき丸、東の海へ』原作感想 The Voyage of the Dawn Treader
第四巻 『銀のいす』 The Silver Chair
第五巻『馬と少年』The Horse and His Boy
第六巻 『魔術師のおい』 The Magician's Nephew
第七巻『さいごの戦い』

「たんすの向こうにはナルニア国が広がる。偶然衣装だんすにもぐりこんだ4人の兄弟はたんすの奥に雪のふりつもる世界へ。「指輪物語」のトールキンとの親交も深かったC.Sルイスの「ナルニア国ものがたり」は世界中の子どもを魅了し、50年もの間読み継がれているファンタジー大作。

ナルニア国物語 / ナルニアこく本紹介












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