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世界的バレエダンサー草桶基(稲垣吾郎)とその妻悠子(内田有紀)は子宝に恵まれず、1000万円の成功報酬を条件に代理母を探すことにした
その代理母に応募した女性、りき(石橋静河)
りきは代理母に選ばれながらも、基から行動制限などのプレッシャーに不満を覚え、人工授精前に元カレ、今カレと行為に及んでしまう。
妊娠がわかったあとで精子の生存期間を知り、元カレ、今カレの子である可能性があることに愕然とし、草桶夫婦に中絶を申し出る。
基は最初は憤りを見せたが、21週のエコー画像を見て中絶してもらうことを思い留まり、そして臨月を迎える。
10ヶ月の時間的拘束及び出産に伴う死のリスクを請け負う代理母。
それは1000万円という金額に見合うものなのか!
そもそも、このドラマでも度々台詞となって出てくるが、金持ちが金に困った女性の子宮をお金で借りる、というコトが倫理的に許されるのか!
日本では向井亜紀がこの問題の先駆けとなった。
明るみにはなってないが、秘密裏に誕生している子供も実際いることだろう。
腎臓の臓器売買と何ら問題の本質は変わらないように思う。
これはやはり金による搾取であり、私の倫理観では許されないことである。
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