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燕は戻ってこない [ 桐野 夏生 ]NHK−G 燕は戻ってこないを観ている世界的バレエダンサー草桶基(稲垣吾郎)とその妻悠子(内田有紀)は子宝に恵まれず、1000万円の成功報酬を条件に代理母を探すことにしたその代理母に応募した女性、りき(石橋静河)りきは代理母に選ばれながらも、基から行動制限などのプレッシャーに不満を覚え、人工授精前に元カレ、今カレと行為に及んでしまう。妊娠がわかったあとで精子の生存期間を知り、元カレ、今カレの子である可能性があることに愕然とし、草桶夫婦に中絶を申し出る。基は最初は憤りを見せたが、21週のエコー画像を見て中絶してもらうことを思い留まり、そして臨月を迎える。10ヶ月の時間的拘束及び出産に伴う死のリスクを請け負う代理母。それは1000万円という金額に見合うものなのか!そもそも、このドラマでも度々台詞となって出てくるが、金持ちが金に困った女性の子宮をお金で借りる、というコトが倫理的に許されるのか!日本では向井亜紀がこの問題の先駆けとなった。明るみにはなってないが、秘密裏に誕生している子供も実際いることだろう。腎臓の臓器売買と何ら問題の本質は変わらないように思う。これはやはり金による搾取であり、私の倫理観では許されないことである。
2024.06.26
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エンジェルフライト 国際霊柩送還士【電子書籍】[ 佐々涼子 ]NHK−BSで放送中のエンジェルフライト佐々涼子さん原作ということで見始めた。しかし、1回目は海外でテロでなくなった邦人を連れ帰ってくる話、2回目は海外に飛び出した著名人の息子を、スラム街から取り返してくる話、3回目は韓国で亡くなった紳士服会社社長を連れ帰る話。いずれも話が完璧にできていて面白みにかける。佐々涼子との出会いは「エンド・オブ・ライフ」200名の患者を看取ってきた友人の看護師が病を得た。「看取りのプロフェッショナル」である友人の、自身の最期への向き合い方は意外なものだった。残された日々を共に過ごすことで見えてきた「理想の死の迎え方」とは。在宅医療の取材に取り組むきっかけとなった著者の難病の母と、彼女を自宅で献身的に介護する父の話を交え、7年間にわたり見つめてきた在宅での終末医療の現場を静かな筆致で描く。私たちに、自身や家族の終末期のあり方を考えさせてくれる感動ノンフィクション。原作は2012年に上梓された『エンジェルフライト 国際霊柩送還士』(集英社)。第10回開高健ノンフィクション賞を受賞している。原作は読んでいないので分からないが、恐らく原作に忠実に作られているのだろう、勧善懲悪のドラマを観させられているようで、残念ながら面白いとは言い難い。脱落します!
2024.06.25
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不適切にもほどがある! Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 阿部サダヲ ]タイムマシンバスが運行できるのも残り1往復。遂に昭和に戻る決心をした市郎(阿部サダヲ)は、令和での身辺整理を着々と進めていた。最後のタイムスリップは落ち込んでいる渚(仲里依紗)のために使おうと決めた市郎は、秋津(磯村勇斗)やゆずる(古田新太)、井上(三宅弘城)らに別れを告げ、渚と共にバスに乗り込み昭和へ向かうのだった。昭和に戻り、すっかり真面目な受験生となった純子(河合優実)に再会した市郎。だが、変わったのは純子だけではなく、令和に馴染んだ市郎の内面もまたアップデートしていた。昭和マインド全開の中学校の在り様に疑問を持ちつつ、これから起こる自分たちの未来について思いをめぐらした市郎は・・・!?ここからは感想サカエが幼い自分と井上をくっつけようとしたり、キヨシが不登校のクラスメイトを学校に行けるようにしたり、市郎は井上に野球ではなくタイムマシンに打ち込めと言ったりとか、明らかに未来に影響を与える言動を行っている。キヨシのクラスメイトは、サカエとキヨシが戻った2024年の世界で、早速二人のもとに現れ、何か役に立ちたいと申し出て、二人は井上に資金提供をするよう願う。そして、ラストで2050年の井上がタイムトンネルを作って、1984年の市郎に会いに来る。ということは、純子がゆずると結婚したあとの未来も変える可能性を示唆しているように思える。きっと市郎、純子ともに生きのびての続編、ないしは特別編があるのだろう。期待しよう
2024.03.30
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春になったら Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 奈緒 ]3/25 式当日の朝瞳は6時に起きて朝ごはんの準備。雅彦の姉と主治医が家にやって来る。紋付袴に着替えた雅彦に一緒に出かけようと。玄関を開けるとウェディングドレス姿の瞳とタキシードの一馬が家の前で待っている。鳥居の下にバージンロードが作ってあり、そこで二人は誓いの言葉とキス。式場は近くの公民館、この3ヶ月、瞳が撮りためた写真が展示されてある。そして会場には「旅立ちの式」。結婚式と生前葬を同時にやろうという魂胆!式は無事進行、最後は雅彦の挨拶。「最高の人生でした。」そして帰り道、満開の桜を二人で観る。そしてある日、姉の携帯が鳴る、その発信者は瞳。次の場面、喪服の瞳と姉。姉から瞳にエンディングノートと生まれた日のビデオ。次の場面、5/23。それぞれのその後が描かれる。翌日は雅彦の49日とのこと感想ということは、4/4に死んだことになる。式から10日後。まあ、そういうこともあるからね。「最高の人生でした。」と言えるために人はどう生きたらいいか、を描いていたと思います。
2024.03.26
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あらすじはHPより抜粋辞書作りにのめり込んでいくみどり(池田エライザ)だが、辞書編集部に猛烈な嵐がやってくる。玄武書房・新社長の五十嵐(堤真一)が「大渡海」の紙での出版を廃止、デジタルのみにすると言うのだ。ショックを受ける馬締(野田洋次郎)たち編集部員。中でも大渡海の刊行に向け、松本先生(柴田恭兵)と二人三脚で長年作業してきた荒木(岩松了)の思いは沈痛だ。なんとか紙の辞書を守ろうとするみどりは、あるアイデアを思いつく。言葉を潤沢に的確に使って反撃する、みどりが今まで辞書編集部で学んだことは、そういうこと。辞書には、セレンディピティと言える偶然の発見、幸福があることが何より素晴らしいことだと思っている。一つの言葉を引くだけで、色々な発見につなり、それが人生を豊かにしてくれることは多々あるのだ。舟を編む (光文社文庫) [ 三浦しをん ]
2024.03.25
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みなさんのおかげです 木梨憲武自伝 [ 木梨 憲武 ]今回はスタートは3/12雅彦は肺転移のためホスピスで酸素を吸いながら入院中で、葬式に呼ぶ人リストを鋭意作成中。瞳は初めて主たる助産師として赤ん坊を取り上げる。そして雅彦の病室に行く瞳。雅彦は退院を決意する。退院した雅彦、あのリストを瞳に渡す。英語を勉強したのは、友達の友達、ケイト・ベネットを呼ぶため?時は3/17になり、瞳は一馬と結婚式の予定変更にブライダルサロンを訪れる。どんな式にするかは明かされないままドラマは進む。そして、さらに急展開、3/24になってしまう,ホスピスの主治医、阿波野がなぜか訪問診療にきて、「お三人の晴れ舞台、楽しみにしています。」と。そして式前日の夜。雅彦と瞳以外は式場で打ち合わせ中。雅彦と瞳はお家で今までの生活を振り返り感謝し合う。次週最終回!演出家に言いたい12日間、ほとんど悪化しないがん患者はおられません!がん患者さん、その家族もたくさん見ています。もう少しリアリティを追求してほしいですな。
2024.03.19
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舟を編む (光文社文庫) [ 三浦しをん ]松本先生(柴田恭兵さん)のライフワーク「辞書引き学習」のイベントに、馬締(野田さん)らと共に参加するみどり(池田さん)。並々ならぬ気合が入っている天童(前田旺志郎さん)に、地獄の猛特訓を受ける。イベント終了後、参加していた男児が、突然、辞書編集部にやってくる。一方、みどりは上京してきた母・若葉(森口瑤子)と姉・さつき(金澤美穂)と久しぶりに再会するが、親子の間には、消えないわだかまりがあって…今回は原作にはないエピソードで、「からかう」が消えないわだかまりのキーワードとなっている。しかし、ドラマ全体の流れからしてこのエピソードは必要かな、と原作を読んでいる者として思うのは、私だけかな?誰かの言葉に引っかかることはある。それで悩むこともある。でも、それが方言って。しかも親子の間で。時々しか会わなかったからって、子供が親の使う方言がわからないことがあるかなって。無理やりこじつけた感じが否めない。
2024.03.18
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不適切にもほどがある! [ 宮藤 官九郎 ]1984年に帰った純子は、未来のために勉強を始める。純子がやはり好きだと自覚したムッチ先輩は2024年に来てしまう。2024年にとどまり続ける市郎は、不倫でテレビ番組から降ろされた局アナを助けようとしていた。1984年に来た社会学者サカエは、なぜか教師と恋に落ちていた。その息子キヨシは不登校の友人を学校へ来られるよう頑張っていた。うーん、今回は何の回?
2024.03.16
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A Netflix Series「離婚しようよ」Soundtrack [ (オリジナル・サウンドトラック) ]選挙に負け、離婚した大志とゆい無職のフリーターとなって、捲土重来を帰したい大志は政治の勉強に燃え、ゆいは大女優への道を歩んでいた。。二人は生まれてきた息子のパパとママとしてときどき会っていた。しかし、ゆいはこの距離が良いからと、復縁はしないと心に決めていた。そして4年の時が経ち、また総選挙の季節が来た。大志の父親が作ったBSL-4施設は、想田がセーヨー製薬に安く払い下げ、その報酬として裏金をもらっていた事が週刊誌に掲載された。想田は失脚し議員辞職、愛媛5区の補欠選挙が開かれることに。さあ、大志の運命はどうなる?さすがクドカン面白いドラマを作りますな。
2024.03.16
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A Netflix Series「離婚しようよ」Soundtrack [ (オリジナル・サウンドトラック) ]愛媛県の3世国会議員、東海林大志(松坂桃李)とその妻で女優の黒澤ゆい(仲里依紗)。大志の2回目の不倫を機に離婚を決意したゆいだが、サレ妻にされるのは嫌だと、自らの恭二(錦戸亮)との不倫を週刊誌に売る。ダブル不倫と週刊誌に叩かれ、選挙にも逆風が吹き始める。世間が二人を許すのは、選挙に負けるか、離婚するかと弁護士にアドバイスされる大志たち。離婚すれば選挙に勝てると踏んだ母(竹下景子)は記者会見を開かせる。しかし、記者会見で離婚を撤回する大志。ゆいも機転を効かせ、「選挙に勝ったらやり直そう。負けたら離婚。」とぶちまける。そこから、逆風のなか立ち上がる大志。さあ、どうなる!実際にはない設定なだけに先が予想できない事が面白い。もしもの世界なので、どうなるんだろう、と期待しながら観れる良い作品。
2024.03.14
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3/6 から今週はスタート。雅彦と同じ会場で結婚式をあげたい瞳と一馬。ブライダルフェアで当日の食事を確認。一方、葬式の段取りを瞳の友人・岸くんに相談する雅彦。雅彦は咳き込むようになっている。また別の日、遺影を瞳、岸君、美奈子の3人に撮って貰い、一つ準備が終わる。そして、次はタイムカプセル。瞳と一馬が探索に行くが学校は廃校になり立入禁止に。一方、姉と何気ない話をしている最中に倒れホスピスに緊急入院する雅彦。主治医から瞳に説明。肺への転移があり暫くは入院で様子をみようと。持続点滴に心電図モニターを付けられてしまう雅彦。その夜、タイムカプセルを掘り出しに行く瞳と一馬は無事に発掘!次の日、カプセルを開ける雅彦と瞳。その中身は、ミニカー、石2つ、姉との写真2枚、未来の僕へという手紙。人生を振り返り、「子供の頃に思っていた以上にいい人生だった。」と話す雅彦。「生まれ変わっても同じ人生がいいですか?」と尋ねる瞳に、「ヨシノと瞳がそばにいてくれた。」と答える雅彦。「春になったら、私の結婚式に出席してね。春になったら、一緒に桜を観よう。」まずはタイトル回収しました。WOWOWオリジナルドラマ 演じ屋 DVD-BOX [ 奈緒 ]
2024.03.12
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舟を編む (光文社文庫) [ 三浦しをん ]みどり(池田エライザ)は紙作りの担当になり、“究極の紙”の完成を目指す。一方、辞書「大渡海」編さん作業は図版の再検討をすることに。ある図版に疑問を感じた編集部員たちは書き直すことに決めるが、担当イラストレーターが既に亡くなっていることが判明。馬締(野田洋次郎)みどりらはその息子に会い、後を継いでもらうよう交渉する。その時、「お父さんの絵に手を入れることに抵抗はないか?」と聞くみどりに、「何も自分の絵にこだわりが無かった人なので。」と答える息子。今回のキーワードはこだわりこだわるとは本来、悪いな意味合いの強い言葉である。心が何かにつけ囚われて事由に考えることができない、気にしなくても良いようなことを気にする、他人からの働きかけを拒む、など「なに、そんなことに何時までもこだわってるんだよ!」が正しい使い方である。しかし最近は俗用である、物事に妥協せずとことん追求する、という意味合いで使われることが多い。「カレー、自分でスパイス調合してるん?こだわりの一品やねえ!」言葉というのは生き物ですから☆☆☆
2024.03.11
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TBS系 金曜ドラマ 不適切にもほどがある! オリジナル・サウンドトラック [ 末廣健一郎、MAYUKO、宗形勇輝 ]父とともに未来を散策中の純子。美容室のイケメンとデート。それを温かく見守る未来の夫ゆずる(古田新太)と娘の渚(仲里依紗)。一方、市郎(阿部サダヲ)は脚本の伏線回収に悩み、一話目すらまだ書けていないエモケン(池田成志)に諭す。結末がわからなくてもいいじゃないか、迷ってもいいじゃないか。発奮したエモケン、由貴(ファーストサマーウイカ)を納得させるものを徹夜で書き上げる。ということは、市郎は1995年に死なない決意をしたということかな。さあ、今後どうなりますか☆☆☆
2024.03.09
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A Netflix Series「離婚しようよ」Soundtrack [ (オリジナル・サウンドトラック) ]第5話愛媛入りした後、"巫女ちゃんスペシャル"のロケ撮影と大志のサポートに大忙しのゆいに、恭二からメッセージが届く。恭二も愛媛にきて古民家を借りて住みだしたというのだ。BSL-4を扱うウイルス研究所を愛媛で稼働させる、その父親の夢と地盤を継ぐ決意を新たにする大志。しかし、討論会で想田豪にコテンパンに負けてしまう。第6話ゆいが妊娠した。17週だ。恭二は不能。どうやら2月の豆まきの時に大志と勢いでした時の子のようだ。新たな事実が明らかになったことで、ただでさえややこしい状況に拍車がかかり、関係者全員が大混乱。その恭二は公示日に突然大志の事務所にやってきて話をつけようと言う。その自由奔放さに、大志は感動すら覚える。
2024.03.07
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ドラマ「春になったら」オリジナル・サウンドトラック [ 澤田かおり ]今回は、前回スタートから一週間たった2/27(火)からスタート。ブライダルサロンに出かけた瞳と一馬。結婚式は3/25(月)に決まり、挙式10時、披露宴11時と書かれた案内状を出す。その夜、雅彦は吐血なのか喀血なのか、よくわからないが血を吐く。3/2 (土)龍之介の参観日に出かける瞳と一馬。帰り道、塾に戻らなければならなくなったと別れる一馬。しかし、その夜、雅彦と居酒屋でご飯を食べる雅彦と一馬。「俺が死んじゃったら瞳のことよろしくな。」龍之介とご飯を食べる瞳。「僕と一緒にパパのことよろしくお願いします。」家に帰った雅彦、「実演販売の練習。」と嘘をつく。そして3/3日曜日6:30アラームとディスプレイされた瞳の携帯。最後の実演販売に出かける雅彦。助産院に出かける瞳。初めて担当する妊婦さんから「陣痛かも。行っていいですか?」との電話がかかってくる。妊婦さんを診察する瞳。時計は11:50をさしている。順調に「グラッチェ、グラッチェ」を連呼しながら料理用バサミを売り続ける雅彦。突然、痛みがきて休憩する雅彦、助産院の時計は時刻は11:58。診察を終えて雅彦のもとに出かける瞳。そして販売に復帰し200個を完売する雅彦。社長、社員から感謝状、花束を贈られ帰路につく。残る目標、英語をマスターする、タイムカプセルを開ける、そしてそこに、瞳の結婚式に出席する、を書き加える。2/27〜3/3の出来事。次週はタイムカプセルが明らかになるらしい。今回、ひっかかっていること一馬、雅彦が二人でご飯を食べたことを瞳に内緒にしたのはなぜ?結婚式、月曜の昼間にして大丈夫?
2024.03.06
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第3話事務所の社長をはじめ、周りのいろんな人から離婚を待ってほしいと頼まれるゆい(仲里依紗)。しかし、ゆいも道端でぶつかってきた謎の男、恭ニ(錦戸亮)と恋に落ちてしまう。一晩を恭二と過ごし愛媛への里帰りに遅刻、大志(松坂桃李)の秘書の早乙女(尾美としのり)に怪しまれることになる。早乙女はゆいを尾行し、恭二とのキスシーンを写真におさめ、それをネタにゆいに離婚を思い留まるよう説得する。そんな折、国会は突然解散。総選挙が行われることに。第4話切れ者で野心家の想田豪(山本耕史)は大志の亡父に国会で苛められた過去を持つ。世襲議員がはびこる国会を何とかし、政権を奪いたい。まず大志の議席を奪おうと愛媛5区からの出馬を表明する。一方、早乙女に揺さぶられたゆい。離婚して恭二のもとに行きたい。夫の選挙活動を応援し当選させた時が離婚のタイミングと考える。大志とともに愛媛入りし、選挙活動を手伝うことに。どうしようもない世襲議員を上手に演じている松坂桃李、シンケンレッドの頃から大好きな俳優の一人です。ドラマの中で女優を演じている仲里依紗も上手。そして、いま見ている、クドカンガンドラマ「不適切にもほどがある」でも出てくる山本耕史、古田新太が脇を固めている。尾美としのりも素晴らしい。☆☆☆ですなA Netflix Series「離婚しようよ」Soundtrack [ (オリジナル・サウンドトラック) ]
2024.03.05
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舟を編む (光文社文庫) [ 三浦しをん ]みどり(池田エライザ)は、馬締(野田洋次郎)が配偶者の香具矢(美村里江)と暮らす元下宿屋の一室を借りることに。「大渡海」を立ち上げた“辞書の鬼”松本先生(柴田恭兵)、社外編集の荒木(岩松了)、事務員・佐々木(渡辺真起子)、バイト・天童(前田旺志郎)ら辞書編集部員と慣れ親しんだ頃、原稿執筆者の秋野教授(勝村政信)から『水木しげる』の語釈がたった数行にされたのには納得がいかない、と怒りの連絡が来る。狼狽するみどりの前に、元・辞書秋野は『水木しげる』に救われた過去を持つ。水木しげる対する想いは、馬締の香具矢に対する手紙、漱石の『ここら』の遺書と一緒だと。溢れる想いは要約しようがないのだと。秋野のもとに行き、こう話す西岡。辞書は入口に過ぎないが、入口が無ければ入れない世界がある。水木しげるの入口にふさわしい言葉は?と問いかける西岡。秋野が口を開く。「漫画家である。代表作はゲゲゲの鬼太郎。」冒頭で、語釈に血を通わせることの大切さ、誰が何を求めて辞書を引くのかを意識しなければならない、と西岡に諭されたことを馬締から聞いていたみどり。それを西岡は、秋野にも伝えてくれた。小説には水木しげるのくだりは勿論ない。まだ、生きておられたから。そこに小説にある西行の語釈とあわせたていい話になっていた。☆☆☆
2024.03.04
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A Netflix Series「離婚しようよ」Soundtrack [ (オリジナル・サウンドトラック) ]離婚を決意した女優と政治家の夫婦。だが周りには、彼らが結婚していることで得をする権力者たちが大勢いて、別れるのにも一苦労...。Netflixで配信された大石静+宮藤官九郎作のドラマ第1話女優としてのゆいの好感度はうなぎのぼりだが、夫の政治家としての評価はダダ下がり。そして、2人の結婚生活のいたるところに、怒りという名の地雷が埋まっている...。第2話ゆいと大志はそれぞれの弁護士と面会しながら、すべてが完ぺきだった最初の頃に思いをはせる。だが思い返せば、トラブルの火種はその頃から見え隠れしていた。大志の母親にとって政治家が不倫ぐらいで離婚するなんてありえない、ゆいの家族ににとっては異父弟妹たちを支えてあげなければならず、離婚はありえない。さあ、どうなる?
2024.03.04
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NHKドラマ10 透明なゆりかご オリジナル・サウンドトラック [ 清水靖晃 ]由比(瀬戸康史)は、初産の妊婦・灯里(鈴木杏)の胎児に重い心臓病があると気付く。灯里と夫・拓郎(金井勇太)は産んでも子供が長生きすることは難しいと知らされる。短い「いのち」かも知れないが、大学病院で最大限の治療を受けさせようと決意する。そして、誕生後の対応や治療について、アオイ(清原果耶)らも準備を進めていく。しかし、出産の日が近づくにつれて灯里の心境には変化がうまれていく。その変化に気づいた拓郎は、由比のもとで出産、看取りをしてほしいと依頼する。気づいた時はまだ20週、中絶ができる時期だった。それでも出産を選ぶ夫婦、そして医療者を描いた。親子が産婦人科で寝泊まりしながら、たとえ7日間であっても一緒に過ごすことで得られる何かを描いた。ラストの灯里自己満足よこの子は本当は一日でも長く生きたかったのかも知れない私は自分の希望を叶えるだけで、この子のためって言いながら逃げたのよアオイ相手の気持ちがわからないって苦しいですよね。でも、絶対わからないんです、自分でない人の気持ちは。だったら一生懸命考えるしかなくてそして自分の出した答えを信じるしかなくて
2024.03.03
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TBS系 金曜ドラマ 不適切にもほどがある! オリジナル・サウンドトラック [ 末廣健一郎、MAYUKO、宗形勇輝 ]ホームページより抜粋テレビ局でカウンセラーを続けている市郎(阿部サダヲ)のもとに、渚(仲里依紗)が同期の羽村由貴(ファーストサマーウイカ)を連れてやってきた。憧れの大物脚本家・エモケンこと江面賢太郎(池田成志)とドラマを作ることになった羽村だが、その打ち合わせでの出来事に悩んでいるという。そんな羽村と共に市郎は、エモケンとの打ち合わせに同席。一方、純子(河合優実)はなかなか家に帰らない市郎のことが気になっていた。そんなとき、市郎と純子の運命を知った秋津(磯村勇斗)が、嫌がる市郎をある場所へと連れていき…!?さて、ここからは私見前回で自分が1995/1/17に死んでしまうことを知った市郎。1986年に帰ったら、どう純子に接していいかを悩む。秋津に帰りましょうよ、とタイムマシンがある場所に連れて行かれるが、「未来は変えられないんだぞ!」と叫ぶ市郎。秋津に変えちゃえばいいじゃん!と言われるが、それはだめ、渚が生まれてこなくなる、と反発する市郎。それでも一旦は1986年に帰る市郎は、2024年の土産物をたくさん持って帰る。本当に2024年に行ったのか?と純子に詰問された市郎は純子を2024年に連れて行こうと考える。そして、犬島ゆずる、渚親子に会わせるという暴挙に出るが、純子に真相は知らせない。ゆずるは出会う前の純子に会ったわけで、そして渚は幼い頃、震災で死んでしまった母親に会ったわけで、ふたりとも涙ぐむが、その意味が純子には分からない。渚は純子に「原宿で服、買ったげる!」と言って来週へ続く来週以降の話としては、市郎は未来を知った人間として、渚が生まれたあと、神戸で地震に遭わないように未来を変えればいいだけの話のような気がする。どうドラマを持っていくのか・・・
2024.03.02
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作りたい女と食べたい女 1 (it COMICS) [ ゆざき さかおみ ]野本さん、春日さんが不動産屋で味わった経験をやこさんに相談したら、LGBTsの相談にのってくれる不動産屋を紹介してくれた。そのついでにやこさんがたこ焼きパーティーをしようと提案。南雲さんも誘って4人で集まることに。人前では食べることのできない南雲さんも、この3人の前では大丈夫かなとたこ焼きに手を伸ばす。やったー、食べられた。でも、折角お隣同士になった野本さん、春日さんがいなくなるのは淋しい、とついつい顔は曇りがちに。パーティーをお開きにし、野本さん、春日さんは不動産屋に出かける一方、やこさんは南雲さんを誘い出す。悲しむ南雲さんに、離れることになっても自分から声をかけてみようよ、と励ますやこさん。人間関係で悩んでいる若い人は沢山いる。男女問わず人とどうやって接していいかわからなくなってる。そして、それは経済問題とも相まって、婚姻率を下げ、出生率を下げる結果になっている。人は一人では生きていくのは難しい。でも、コロナ禍はそこに追い討ちをかけるかのように人と人との距離を作らせるようになった。結婚云々はさておき、希薄となった人と接すること、人との縁の回復を計らないとね。
2024.03.01
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作りたい女と食べたい女 [ 比嘉愛未 ]NHKホームページから抜粋不動産屋を訪れる野本さん(比嘉愛未)と春日さん(西野恵未)。二人入居可という条件が、家族や建前上結婚を前提としたカップルに限定されていることが多いと知り、げんなりする。野本さんは実家から届いたあずきを調理。2人で同性同士のカップルである自分たちについての思いを話し合う。さて、最近はLGBTsが熱いわけで。『舟を編む』でも今ちょうど「恋愛」という言葉に焦点をあてて、恋愛は異性間だけではないことを論じているし、『ふてほど』でも、キヨシに対する若き井上が抱いた同性愛的な愛情について論じている。つくたべ、は一番現実味がある話かな。世の中に一緒にいるけど法的に守られていないカップルはどれだけいるのか、という話で。パートナーに遺産を渡してあげたくても、相続させる事ができない。病院でも病状説明、見舞いに関しては不文律がある。病状説明を本人以外の誰にするかは本人が決めること。そもそも個人情報だから。でも、順番には気を遣う。やはり、家族が優先。そして、今回の不動産屋のように、結婚を前提に付き合っている相手に、家族より先に説明しても波風は立たない。しかしカミングアウトが出来ていないLGBTsのパートナーに対し、家族、親族より先に説明しようもんなら、どこからか「家族が望まない相手に、患者の個人情報を勝手に伝えていた!」などとクレームが来るし、患者の容態が悪化して付きっきりで見舞いをする時期になると、本人が望んでいてもやはりその場には居づらくなってしまう。困ったことだ。
2024.02.28
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第7話は2/20の朝ごはんのシーンから始まる。互いにやりたいことリストをチェック。二人でキャンプに行くことに決定し、実際にいくこともでき楽しむこともできた。退職届も出した。そんな折、一馬から単独ライブに招待される二人。一馬は自らの「ドンマイ、ドンマイ、僕は好きだよ、」のネタに乗せて、二人のことを大好きとアピール。瞳に結婚を申し込む。瞳も一馬の隣にいき結婚を認めて、と雅彦に迫る。「認めます。二人を路頭に迷わせることだけはするな!」と雅彦。良かった良かった。余命一ヶ月にしては元気すぎかなみなさんのおかげです 木梨憲武自伝 [ 木梨 憲武 ]
2024.02.27
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恋愛に悩んでいる岸辺さん、辞書を引いてみると、どの辞書も「異性同士が・・」と異性愛を例文としてあげていることに気づき、それは同性愛者に対する差別ではないかと、馬締さんに相談する。馬締さん、改めて編集会議を提案、松本先生、荒木さんを交えて話し合うこととなった。松本先生「新しい言葉は10年観察してみて判断できる。冷静で平等な、言葉の観察者で無くてはならない。」と諭す。馬締さんがフォローする。「感情論ではない根拠と異性を外しても成り立つ語釈が必要、ということがわかりました。」松本先生「新しい語釈を考えてみてはくれませんか」岸辺さん「私なんて・・」と言いかけて考えることにした。2017年の岸辺さんは悩んでいる。天童くんもLGBTsに関するニュース(左利きとLGBTsの割合は7.6%で一緒)をメールで飛ばして応援してくれる。そして、彼氏(鈴木伸之)からも連絡が来る。自分の想いを言葉にしようと決意して彼氏にあう。彼氏の決意は固いようだと気づき、馬締さんに言われた通り、明らめて(物事の事情を明らかにすること)、諦めて(断念すること)、明らめる(心を晴らすこと)事ができた。そして、その経験を踏まえて、異性愛だけではない恋愛の語釈を発表する。3年、観察しよう、という結論を得る。天童くんからありがとう、と言われる。彼は同性愛者だったのだ。原作の世界観を壊すことなく、でも忠実過ぎるわけでもなく、良いドラマに今のところ仕上がってます。安心して観てられます。☆☆☆
2024.02.27
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由比産婦人科に「小学生の娘が性被害に遭ったようだ」との一報が入り、榊(原田美枝子)はじめ職員は急いで受け入れ態勢を整える。由比(瀬戸康史)は男性である自分が少女に応対しない方が良いと考え、旧知の婦人科医・長谷川(原田夏希)を呼び寄せ、診察に当たらせようと準備する。やがて母親(占部房子)に付き添われ現れた女の子を見て、アオイ(清原果耶)は絶句する。性被害を訴え、病院にやってきたのはアオイが図書館で知り合った友達、亜美(根本真陽)だった。誰にも心を開くことなく頑なに口を閉ざす亜美。由比は、被害届を出しましょう、と亜美の母、継父に相談する。警察沙汰になることでセカンドレイプが起こることを心配する二人。アオイのこれまでと変わらない態度をみて心を許した亜美は、自分に暴行を加えたのが、継父であること、さらに継父との生活に笑顔を見せる母を思い、被害を言い出せなかった事実を告白する。ラスト アオイの台詞望めば救いの手は差し伸べられる。私はそう信じることにした。子供への性暴力はたいてい身近な人間が犯人だという。 今作のように、親しい間柄では当たり前のこと、誰でもしていること、それができないのは悪いこと、でも親が知ったら悲しむから黙っておくことなどと誘導するのだろう。アメリカでは厳しい刑罰が下るとともに、出所後も居住場所に制限が課せられるようだ。それぐらいの法律が日本にも必要。
2024.02.25
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池尻さん(木野花)は辺見(岸井ゆきの)には本音を言う。「死んでたまるか」が口癖なのに、ふと「怖い」ともらす。辺見が精一杯の思いを語ると、池尻さんもいつもに戻る。しかし、とある辺見の夜勤の日、起座位のまま旅立つ。口の中からは土地の権利書が。福山さん(樫山文枝)は余命宣告されているが、自分の年金で生活している息子のために長く生きたいと言う。それしかしてやれることがないと。急変し意識消失した福山さんの前にその息子が現われる。母に言いたいことがあるから手術をしてほしいと言う。手術をしようという主治医の広野(松山ケンイチ)手術が成功し目を覚ました福山さん。就職が決まったと嘘をついてあげる息子さん。看護師の赤根さん(内田慈)は下咽頭がんのステージⅢ。抗がん剤治療のために休職して入院。それを聞いた息子が「大学を辞めて看病する!」と話すと、「大学辞めるなら、私も治療を止める」と赤根さん。「脅迫だよ、そんなの!」と泣く息子に、「あたしの生き甲斐を奪わないで!」と言い返す。幸村さん(根岸季衣)は相変わらず色ボケのまま、幸せそうに暮らしている。大土谷さん(きたろう)は気切チューブのカフの空気が抜けたのか窒息寸前に。苦しくて力が入りチューブがなかなか入れ替えられない。辺見は思わず赤根さんが来るから頑張って、と声をかける。力が一瞬抜け無事チューブを入れて貰って助かる。放射線治療を終えて見舞いに来てくれた赤根さんに、「生きろ」と口パクで言う。くみさん(泉ピン子)は人工呼吸器で延命してもらった夫の手を握りながら息絶える。佐古さん母子は安定して暮らしている。母はくみさんと話したという。夫の爪がちゃんと切られていて、私がいなくなっても大丈夫なんだな、とくみさんは話したといい、自分もそう思っていると。「人の生死を分けるものはなんだろう。」という辺見のナレーション。居酒屋で「私達頑張って生きてますよね。」と慰め合う辺見と広野。「誰かが見届けてくれるから安心して逝ける。人は思うように死ねない。恰好悪かったり、迷惑かけたり、寂しかったり。焦って逝くことなかったのに。」とまだ本庄(古田新太)の自殺を引きずっている辺見。本庄と出会った喫煙できる波止場近くの駐車場で朝日を眺める辺見のアップでラスト。「死ぬってなんだろう」一つの答えをわたしたちは持っている。人は生きてきたように死んでいくホスピス医、柏木哲夫の教えである。
2024.02.25
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【中古】 レッツゴー!忍法帖/劇団☆新感線,古田新太,阿部サダヲ,馬渕英里何,入江雅人,池田成志,いのうえひでのり(原作、演出)「父親に会って欲しい」と渚(仲里依紗)に連れられた市郎(阿部サダヲ)は、ホテルのラウンジで犬島ゆずる(古田新太)と対面していた。なぜか市郎のことを「おとうさん」と呼ぶゆずるに対し、 “おとうさん”はそっちだとイライラする市郎。そのやり取りを見ていた渚は、市郎にある写真を見せるのだった。一方、昭和では、サカエ(吉田羊)がひょんなことからキヨシ(坂元愛登)のクラスに不登校の生徒がいることを知る。キヨシも令和では不登校だったと知った純子(河合優実)は、キヨシにその子の話し相手になってあげればと提案。SNSのない時代にどう連絡を取ったらいいか頭を抱えたキヨシは、昭和ならではの連絡手段を思いつくさて、今回はすべてのネタがバレてしまう。渚は市郎の孫である。ゆずるがおとうさんと呼ぶ=ゆずるは純子の夫渚は市郎と出会った時に母親を阪神・淡路大震災で亡くしたと告白していた。ゆずるは純子と結婚後、実家のある神戸に戻り、紳士服の仕立て屋になり、大震災の前の日に市郎を神戸に招待した。そして、大震災の日の朝まで3人で酒を酌み交わし、ゆずるは家に、市郎と純子は神戸駅に向かった。つまり、市郎と純子は大震災で亡くなってしまう、ということ。ん?市郎は今後、1986年に戻ったら、1995年になれば大震災を回避する行動をとってしまうよね。ドラマでなければ普通。これからどうなる?興味津々!
2024.02.24
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作りたい女と食べたい女 / (2DVD) NSDS-54033-NHK春日さん(西野恵未)に自分の希望を押し付けているのではと悩む野本さん(比嘉愛未)は、矢子さん(ともさかりえ)からアドバイスを受ける。ふたりで手料理を食べながら、あらためてお互いに向き合う時間をもって・・・異性間だろうが同性間だろうが、恋愛には対話が必要ただ、春日さんが遠慮する、自己主張が弱いことは生育歴に問題があったからそれも含めて相手を思いやる気持ちが必要そういったことを教えてくれる良いドラマですね
2024.02.23
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紗也子(水川あさみ)の妊娠が判明し、アオイ(清原果耶)や榊(原田美枝子)ら由比産婦人科の面々は祝福する。紗也子は産休などを最小限にとどめ、今まで通り全力で仕事をしていくと由比(瀬戸康史)に宣言するが、激しいつわりなどで業務に支障が出始めてしまう。思ったように働けずにいる自分にショックを受けた紗也子は、夫・広紀(柄本時生)にも気持ちを分かってもらえず、不安になる。そんな中、妊娠する前は多くの仕事を抱えていたキャリアウーマンの妊婦・弥生(滝沢沙織)を巡って、ある事件が起こる。広紀の台詞あいつが何に不安で、俺に何の助けを求めているか、本当のところがわかりません。紗也子の台詞あたしはただ、あなたに甘えたかっただけ、なんて言えるわけない。由比の彩也子への台詞女性が復帰したいと思った時にいつでも戻れる職場を(社会が)作ること。あなたはうちに必要な人材です。NHKドラマ10 透明なゆりかご オリジナル・サウンドトラック [ 清水靖晃 ]
2024.02.22
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みなさんのおかげです 木梨憲武自伝 [ 木梨 憲武 ]フジテレビホームページから自分たち父娘のせいで川上一馬(濱田岳)が芸人をやめ、それに反発した川上龍之介(石塚陸翔)が家出する事態に責任を感じた椎名瞳(奈緒)は、一馬との結婚をやめると宣言。一馬はショックを受けるが、瞳の胸中を察して了承する。同じ頃、人生ノートを書き終えた椎名雅彦(木梨憲武)は、一度は受け入れたはずの死を前に、やはり瞳と別れるのが寂しいと阿波野弘(光石研)に本音をこぼす。そして、脳裏にはある考えが…。一方で、日に日に症状が悪化していることから、これ以上は隠し通せないと、中井義広(矢柴俊博)と加賀屋吾郎(葵揚)に自分が末期の膵臓(すいぞう)がんであることを告白。治療は受けないという雅彦の強い覚悟に、2人は言葉を失う。一馬との婚約を解消し、これで心おきなく雅彦のことに専念できると思っていた瞳だったが、助産院での仕事が忙しくても、夜勤明けで体が疲れていても、心はどこか落ち着かず、眠りにつくことができない。雅彦もまた、瞳と一馬の結婚が破談になったと聞いても手放しで喜ぶ気にはなれず、もやもやした気持ちを抱えたまま日増しに強くなる痛みと闘っていた。そんななか、瞳から結婚をやめたと報告を受けた岸圭吾(深澤辰哉)が、突然、椎名家を訪ねてくる。瞳を心配して元気づけようとする岸の優しさに触れ、自らを奮い立たせていつも通り助産院へ向かうが…。ここからは感想雅彦は死ぬまでにしたいことのリストに、瞳と一馬の仲を引き裂くこと、瞳は父親にしたいことのリストに、一馬との結婚を認めさせること、を挙げていたが、今回はそこ。冒頭は瞳がそのリストを消し婚約解消へ。でも、瞳の落ち込む姿を見て雅彦がそのリストを消し、瞳と一馬の仲を取り持つようにホームパーティを開く。これもリストの中の一つ。ラスト、瞳の手帳にはまた、一馬との結婚を認めさせることが復活する、というストーリー。ドラマの中のカレンダー、2/16を指していたシーンがあった。このドラマは本年の1/1がスタート。余命3か月のひとがすでに1ヶ月半生きていることになる。しかし、それほど痩せていないし、まだ元気にしている。思い出してほしい。星野仙一さん、11月末の野球殿堂入りを祝う会ではもうフラフラで、その次の日からは、ほぼ外に出ることはなくなっていた。しかも大分痩せていた。雅彦もあと1ヶ月半の余命ならもう少し弱っていなくてはリアリティに欠けるのでは。
2024.02.21
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NHKドラマ10 透明なゆりかご オリジナル・サウンドトラック [ 清水靖晃 ]アオイ(清原果耶)がヤカンを焦がしたのがきっかけで、最近平穏だった母・史香(酒井若菜)との関係が再びギクシャクしはじめる。そんな時、アオイの小学校の友達だったミカ(片山友希)が入院してきて、ふたりは再会を喜び合う。ミカは夫も両親もいない孤独な状況での出産が迫っていたが、自分が赤ちゃんだった時の母子手帳を肌身離さず持っていた。それを見たアオイは、母に怒られてばかりだった子ども時代を思い返す。ミカもアオイも母親に愛されていなかった。ミカは母の再婚相手、いわゆる継父に嫌われて施設へ預けられた。でも母子手帳の中ではミカは母親に愛されていた。それが支えだった。アオイはギクシャクした関係のまま母親が離婚。中学生になった時にADHDと診断され、関係が修復に向かい今に至る。ミカが出産する。幸せそうなミカを見て、アオイも自分の母子手帳を探してみると果たしてタンスの中に。アオイの母もアオイを愛していた時期がちゃんとあった。今日も焦げたやかんでお湯が湧き、紅茶を二人で飲んでラスト。母親だから必ず子供を愛せる訳では無い。子供を愛せないなら虐待する前に、殺してしまう前に、里子に出す、施設に預ける。それが当たり前になるような母子に優しい社会にすることが大切。このドラマの設定は1997年。26年経つのに母子を取り巻く状況は何も変わっていない。
2024.02.20
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舟を編む (光文社文庫) [ 三浦しをん ]冒頭は2017年7月5日、岸辺みどりさんが海辺で慟哭する場面からのスタート。登場人物順には岸辺みどりさん(池田エライザ)その彼氏(鈴木伸之)馬締さん(野田洋次郎)その上司?多分、西岡(向井理)佐々木さん(渡辺真起子)バイトの天童くん(前田旺志郎)かぐやさん(美村里江)松本先生(柴田恭兵)荒木さん(岩松了)時間は小説で言えば第四節、大渡海の編集開始13年目からのスタート。みどりさんは、読者モデルから女性ファッション誌編集者に。モデル時代から上から目線の女と陰口をいわれ、女性誌編集部の同僚女性からもハブされ、カメラマン志望の彼氏にも最後に別れを告げられてしまう人間として描かれている。女性誌から外され、辞書編集部にきたみどりさん。その歓迎会の席で、辞書を軽んじた一言を発し、天童くんはそれに怒って帰ってしまう。松本先生に「激おこ、プンプン丸でしたね!」と言われてしまう。でも「大海を渡る、それにふさわしい舟を編む、あなたの柔軟さが私達の舟を強くしてくれるでしょう。」と松本先生はみどりを諭す。「私なんて、」と謙遜するみどりに、松本先生は、「なんて、という言葉を辞書でひいてみてください。」家に帰り、なんて、を調べるみどりさん。そこに書かれていた意味とは・・・みどりさんのこういった人物設定は原作にはないが、「なんて」を説明させることで、辞書の大切さを視聴者にわからせる意味合いを作ったのかな。原作では「右」を馬締さんに説明させることで、馬締さんの辞書づくり能力を描いていた。原作も読み、映画も観た。映画は原作に忠実に作っていたように記憶しているが、映画を上回る作品になりそうな予感がします。
2024.02.20
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お別れホスピタル(10) (ビッグ コミックス) [ 沖田 ×華 ]ホームページから抜粋クリスマスが近い。意識の戻らない娘に10年声をかけ続ける佐古さん(筒井真理子)に、「目を覚ましますよね」と聞かれた辺見(岸井ゆきの)は戸惑う。しかし先輩看護師の赤根(内田慈)はすかさず「きっと」と答える。サンタさんみたいなものだと言う赤根。みんな頼りない命を前に望みをつなぎながら生きている。脳梗塞を繰り返す池尻さんは、そんな母娘の姿が気に入らず暴言を吐く。そして母娘に異変が…クリスマスに奇跡は起こるのか。今回は事件が盛り沢山佐古さん親子は一時退院を希望する。さあ、退院という時に、母親ががんと闘病中であり悲観していることを知る赤根。辺見に退院を止めて、と叫ぶ。聞けば誕生日とクリスマスパーティーをしたら心中しようと思っていたと。アル中患者(キム兄)に暴言を吐き謹慎処分を受けるケアワーカー。辞めます、と挨拶に来てそのアル中患者に諭される。「お前は頑張ってここまできたやないか。今、辞めたらワシと一緒になる。ワシはお前の未来の姿やで!」辺見の妹(小野花梨)は引きこもり。母親が過干渉が嫌になって辺見のところに転がり込み、居候を始める。池尻さん(木野花)は拘っている土地の権利書について話してくれ、「これは私の意地!」と。福山さん(樫山文枝)は、佐古親子を見て母親っていいねと言って池尻さんにキレられたり、自分はだめな母親だったと池尻さんに話して同情されたり。咳が続いていた赤根さん、受診前に浪人中の息子から何か嬉しい報告があったと思いきや、診察室で咽頭がんステージ3と告げられてしまう。何か凄い事件が起こるわけではない。病院にいればよくよく起こること。ただ、医療者がきちんと患者さんを人としてみることで、患者さも医療者も救われることがある、ということを描いている。医療者には辛いね。
2024.02.19
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不適切にもほどがある! [ 宮藤 官九郎 ]昭和世代の中学時代、クラスの女子は授業中の教室で手紙を回しており。モテる男子はその手紙を開けて読んでも怒られなかった。しかし私には読む権利はなかった、ただ回すだけ。そんな切ないことを思い出したぞ、クドカン!主人公小川先生(阿部サダヲ)は、渚(仲里依紗)を追って現代へ入りびたり。しかし、一線を越えようとするとビリビリがくる。タイムパラドックスだろうと説明を受ける渚。小川先生、現代では隠れ蓑にテレビのカウンセラーになっている。番組P(山本耕史)がきて特集でお父さん世代の懐メロを集めているが、コンプラ違反がないかを検証したいと。ジュリーのカサブランカ・ダンディは暴力的、島津ゆたかのホテルはテーマが不倫、石川ひとみのまちぶせは重い、おニャン子クラブのセーラー服を脱がさないでは男に媚びすぎ。そしてハイティーン・ブギを歌う秋津くん(磯村勇斗)、ムッチに似ていると思っていたが小川先生、ここでピンときた。そして、秋津くんの父親は純子の憧れムッチ先輩であることを突き止める。もしかして母親は純子なのかと・・そうではないことに安心する。会社に戻ると次はインティマシー・コーディネーターに引き合わされ、ベッドシーンの検証につきあわされる。所属女優の肌が見えすぎなどとインティマシーをつべこべいうマネージャーを追い出し、女優の気持ちを聞け!と。さて小川先生、SNSで返事をすぐ返さない、既読スルー、当たり障りのない返事に怒っていた。「飯を食わせてやったのに、ご馳走さまがないようなもん。」その被害者の会に突き上げられ、いつものミュージカルが始まる。一方、純子はキヨシに約束をすっぽかされムッチ先輩のもとに。パンイチになるムッチ先輩と純子。マッチの歌詞で純子を口説くムッチ先輩。いい雰囲気になったが、「俺の愚か者がギンギラギンにならないっ」と。必死で純子を探すキヨシ、駅の伝言板に書かれた「キヨシのバカ!」の文字。そして二人を探し当て、純子を奪い去るキヨシ。追いかけてきたムッチ先輩、「男だったら好きなオンナを泣かすんじゃねえ!」ラスト渚の父親(古田新太)に会う小川先生。酸素ボンベを使っている渚の父は、小川先生をお父さんと呼ぶ。つまり・・・渚は純子の娘で、古田新太は純子の夫で、渚はもう死んでいる?次回に乞うご期待!といったところですね。いやあ、面白い。さすがクドカン!
2024.02.17
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作りたい女と食べたい女 4 (it COMICS) [ ゆざき さかおみ ]南雲さん(藤吉夏鈴)に「二人は付き合っているんですか?」と尋ねられ、野本さん(比嘉愛未)への想いを自ら確認した春日さん(西野恵未)。そして、明日はバレンタインデー。野本さんはフォンダンショコラを作り、春日さんは人気のお店でオレンジピールを買ってくる。そして二人でみぞれ鍋をつつき、楽しい時間を過ごす。互いに交換したチョコを食べながら、春日さんが切り出す。「大事な話があるんです・・・」で21話が終わり22話へ春日さんの大事な話、愛の告白かと思いきや「私、引っ越そうと思うんです。」引っ越しの理由は、毒父親に住所を突き止められてしまい、脅迫まがいの手紙を送られてくるから・・思わず「春日さんが好きです。引っ越しの手伝いをします、」と告白する野本さん。「私も好きです。引っ越すにあたり二人で住むところを探したい。」という春日さんの返事と提案に泣き出す野本さん。でも、好きというのは友情なのか、恋愛なのか、を確認する野本さんに、恋愛です、と答える春日さん!両思いになれて良かった良かった。
2024.02.16
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ホームページから抜粋南雲さん(藤吉夏鈴)に尋ねられ、野本さん(比嘉愛未)への思いを口にした春日さん(西野恵未)。野本さんとの関係は特別なものだと自分でも思い至る。明日はバレンタイン。仕事も忙しい中、野本さんはフォンダンショコラ作りに熱中する。そして・・・。今の世の中、NHKは原作に忠実なのかどうか気にはなるが、原作は読んでいないので、純粋にドラマを楽しんでいる。ドラマとしては本当によくできている。南雲さんはどういう役割を与えられるのかがとても気になっていた。三角関係になるのかっ!という懸念を今日は払拭してくれた。あとは、野本さんと春日さんがうまくいくと良いですな。作りたい女と食べたい女 [ 比嘉愛未 ]
2024.02.15
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娘の結婚に反対しながら、自らの終活を続ける父親。娘の彼氏はその父親から結婚の条件を満たすために、確かな収入を得ようと芸人をやめ、塾講師として正式採用される。結婚のために夢を諦めた彼氏に何も言えない娘。そんななか、彼氏の8歳の息子が家出をしてしまう。探す彼氏と娘。息子は街を彷徨っている途中で、娘の父親に出会ってしまい、家に連れて行かれる。そして、パパである彼氏に、「僕がいないほうがいいでしょ。二人の足枷になっているから家出したんだ。」と言い放つ。父親は彼氏に向かって「人に言われるぐらいで簡単に夢を諦めていいのか?」と問う。父親は悔いなく生きてきた自信がある。だから、人に言われて夢を諦める彼氏が気に入らないのかな。どう生きるかが大事なのだよね、父親にとっては。
2024.02.14
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ホームページから抜粋陰謀論に陥った秋瞑(美波)、雅子(松井玲奈)、麻子(河井青葉)らの暴走を止めるため、正彦(青柳翔)と誠(大東駿介)は教団の解散を宣言。そもそも金のために始めたインチキな教団だったことを告白し、全てを終わらせようとする。だが、もはや秋瞑たちには届かず、無理やり車で逃避行に連れ出される。人気のない山の中で正彦は隙を見て逃げ出そうとするが、誠は信者を見捨てるべきではないと主張する。そして……。このドラマを観ていて、オウム真理教を思わずにはいられなかった。麻原彰晃がインチキだったかどうか、金儲け目的だったかどうか、それを言いたい訳では無い。地下鉄サリン事件は1995年。遡ること5年4か月前の1989年11月に坂本弁護士殺害事件、1990年2月、総選挙にでて全員落選するが、麻原の意思はどこまであったのか、を今回のドラマを観て思ったのである。麻原より宗教心が強く、しかも賢い信者たちが、麻原の想像(創造)を超えた物語を作り出し、麻原の名のもとにその物語を実行したのでは、そんな感想を抱いた。教祖が色々な意味で絶対的な力があるのか、大川隆法さんや池田大作さんが相次いで亡くなったのに、幸福の科学、創価学会は今のところ何も起きていないのは、組織がしっかりしているからなのだろうか。
2024.02.13
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お別れホスピタル 1 (ビッグ コミックス) [ 沖田 ×華 ]療養病棟に入院している患者さんたち根岸希衣は元教師役。息子には「真面目で大人しい母。最後くらい羽目を外してもいいのに。」と言われているが、実は家族のいないところでは色ボケで、男性ケアワーカーに「けんさーん!」と抱きつく患者。同室には、木野花演じる、気に入らないことがあると看護師をつねる患者。高橋惠子は貧血で入院する患者役。肝臓がんと認知症を患う夫の隣にされて、その介護を病院でもする羽目に。せん妄で暴れていた夫は大人しくなってくれて、岸井ゆきのら看護師たちはホッとしている。娘も「二人は私の理想の夫婦です。」と話す。そんな三人をみて「ご家族が一番ですね。」と声をかける、主人公の看護師役には岸井ゆきの「そうとも限らない。」と呟く主治医役のの松山ケンイチ。胃瘻をつけられた男性患者にお菓子を食べさそうとし、制止するゆきのに逆ギレする妻役には鷲尾真知子。その患者の隣で寂しさからナースコールを鳴らしまくる患者にきたろう。前回、呼吸器をつけられた男性患者の妻に泉ピン子。ドラマは後半がみそ。泉ピン子は優しかった夫が認知症になって、暴力を振るうようになって、入院して肺炎になった。「1日でも長く生きてほしいと思って、呼吸器をつけてもらったけど、お父さんは本当に望んでいたのか・・・」と高橋惠子に打ち明ける。高橋惠子は「長生きしてほしいと思えるあなたが羨ましい。」と返す。そしてゆきのには、「自分が快適であることが妻の幸せだと思っている夫のことを、本当はずっと嫌いだったのかもしれない。一人になりたい。」と打ち明ける。その後、その夫はがんの痛み、腹水による辛さで、助けてくれと暴れ出す。ミダゾラムで鎮静を図る病棟長国広富之、主治医松山ケンイチ、岸井ゆきの、仙道敦子。ミダゾラムが始まった途端「今日子」と叫ぶ夫に、それまで遠巻きに見ていた高橋惠子が近づいていき、枕を整え「これでいいでしょ。早く逝ってください。」と耳許で囁く。そして夫は旅立っていく。居酒屋であの場面を振り返る二人。「愛という沼、深くても浅くても傷つく。ひとりがいいよ、楽で。」とつぶやく松山に、頷くゆきの。薬を貰いに来た高橋惠子に出会うゆきの。スッキリとした顔をして健康そう。「私達はこれで良かったんだと思う。」と最後にいう。最後はゆきののナレーション。人は愛に生きるのかもしれない。美しいけど残酷。どっちとも抱えて生きていくしか無い。
2024.02.12
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なくもんか [ 阿部サダヲ ]1986年のちょっとエッチなバラエティ番組と、2024年の情報番組を対比しながら、セクハラについて考えた第3話。セクハラ上等、何でもありだった1986年と、一言一言コンプライアンスに気をつけている2024年。2024年の結論は、女性を見るときは自分の娘と思って見ましょう。うーむ、娘がいないひとはどうすれば?
2024.02.10
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作りたい女と食べたい女 [ 比嘉愛未 ]春日さん(西野恵未)、毒父親に絶縁を叩きつける。父親から実家に帰ってくるよう再三電話がかかってくる春日さん。どうせ大した仕事もしてないのだから、帰ってきて母親を手伝え、と言われる。野本さん(比嘉愛未)に絶縁を叩きつけたことを話す。「私を冷たい人間だと思いますか?」野本さんはこう返す。「春日さんは優しい人です。一番幸せでいられる場所でいてください。」今日は鶏肉の入ったクリームシチュー。私もよく作ります。
2024.02.09
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お別れホスピタル(11) (ビッグ コミックス) [ 沖田 ×華 ]NHKホームページより抜粋ある街にある病院の療養病棟。余命宣告を受けた患者さんや、病気と認知症でケアの必要な患者さんが入院している。看護師の辺見歩(岸井ゆきの)には、なぜか本音を出しやすいらしく、気難しい患者さんに振り回されたり、家族間のもめごとに巻き込まれたりしながら、限られた日々が最善であるよう奮闘する。そんななか50代で胃がん末期の、合コンしようなどと明るく破天荒な患者さん(古田新太)が入院してきて・・第1話の主だったエピソードは3つ同じ病室の女性患者さん3人が立て続けに亡くなってしまう。破天荒な患者さんの隣の高齢男性患者さん、認知症が強く弱りも進んで入院するが妻にだけは辛く当たる。そんなある日、肺炎を起こしてしまう。高齢の妻(泉ピン子)とその息子に対し主治医は、人工呼吸器をつけるかどうかの選択を迫る。息子は回復しない可能性のほうが高いならもう止めようというが、妻は納得できず人工呼吸管理に。その麻酔で眠る夫の手を愛おしそうに撫でる妻。破天荒な患者さんは、「モルヒネなんかで自分のことも訳わからなくなっちまうんだろう?」と話していた。ある日、屋上から飛び降りて死亡する。ホスピスで働く医療者として、この場面は頂けない。モルヒネなんかで自分のことがわからなくなる前に、自らの意思で死のう、とした設定に思えてしまう。少なくとも一般の方はそう理解するのではないかな、と思う。もし、一般の方がそう思っているから、そう描いたのだ、としても、それをどこかで否定してくれなくては、モルヒネに対する誤解を招いてしまう。これは私の杞憂か?モルヒネは正しく使えば、自分のことが分からなくなることはない。もちろん、せん妄は副作用として一過性に起こる。その治療は可能だ。痛さをコントロールしながら、安心して過ごすことを可能にするのがモルヒネだ。他局で木梨憲武も飲んでいるではないか。あちらも使い方は若干間違っているけど。モルヒネを肯定的に描いてくれている。あなたがたの影響力は大きいのですぞ
2024.02.07
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記憶にございません! スタンダード・エディション【Blu-ray】 [ 中井貴一 ]雅彦(木梨憲武)の「死ぬまでにやりたいことリスト」の1つ「神に謝る」を実行するべく、瞳(奈緒)が、雅彦の同級生だった“神健一郎”を見つけ出す。雅彦はそんな瞳に背中を押され、長年の後ろめたい気持ちを払拭するべく、喫茶店を経営している神(中井貴一)のもとを訪ねる。神に過去の自らの裏切り行為について謝る雅彦、しかし神妙な顔のままの神。神も「僕も椎名くんに謝らなければならないことがあって。」と切り返される。キーワードを言う神に対して、思い出せない雅彦。結局、ウヤムヤのまま喫茶店を後にする。果たして・・・雅彦が謝罪した神に対する裏切り行為、神も忘れずにいたが、高校生ならよくあることで、神にとっては謝られるほどのことではなかった。それほど罪は重くない。しかし、神が雅彦にした裏切り行為を、雅彦は忘れてしまっていた。しかし、その罪は重い。重いからこそ、忘れてしまっていた雅彦に、その犯した罪をその場ですぐ打ち明けられなかった神。しかし、そのキーワードをきっかけに後日、神がした裏切り行為を思い出す雅彦。忘れていたぐらいだから許せるわな。許す、許さない、これは人生を締めくくる前には必要な行為のように思う。
2024.02.06
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【中古】透明なゆりかご DVD-BOX中絶する私も馬鹿だけど、赤ちゃんも馬鹿だよね。ちゃんと産んでくれる人のところに行けばいいのに。アオイが働く産婦人科の前で逡巡する若い女。中絶したいがアオイに医療費を聞いて諦め、3万円で請け負ってくれるところに行くという。彼女が心配だし、どんなところなのか見たい気持ちもあり、彼女に付いていく。着いたところはただの民家。昔は産婦人科の医師、看護師として働いていた老夫婦が、闇で中絶を行なっていた。彼女は言う。病院に行けば説教されたりするでしょ。自分でもこんなことしていいとは思ってない。でも、あの老夫婦は孫を迎えるみたいにいらっしゃいと言ってくれ、またいつでもおいでよ、と帰してくれる。二度と行かないと思っていてもね。老夫婦には、つらい過去があった。中絶を終えての帰り道に、女子高生に自殺されたのだ。その子が忘れたハンカチを返そうと、道の途中で追いついた、その目の前で。きっと若き日の医師は、その子を責めたのだろう、二度と来ないようにね、なんて声をかけたのだろう。レイプにあった、裏切られた、避妊をしていたのに失敗した、など中絶をせざるを得ないときもある。逃げ道は必要なのだ。
2024.02.05
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仮想儀礼(上下)合本版(新潮文庫)【電子書籍】[ 篠田節子 ]ホームページより抜粋ついに関係者の死という衝撃的な事態まで迎え、聖泉真法会は「カルト」の烙印を押されてしまう。マスコミや信者の家族たちに押しかけられ、世間から猛烈なバッシングを受ける中、正彦(青柳翔)と誠(大東駿介)は初期からの信者数人と出直そうとするが、社会との対決姿勢を強める秋瞑(美波)が暴走。雅子(松井玲奈)、麻子(河井青葉)が追随し、圭子(峯村リエ)、広江(石野真子)は離脱していく。そこへ思わぬ事件が…。新興宗教が大きくなるには政治家、もしくは経済界の日本を牛耳っている誰かの後ろ盾がないことには難しい、ということですね。プロ野球に新球団をとなった時に、政界、財界に後ろ楯のある三木谷さんと、何もない堀江さんが争って、堀江さんが刑務所にまで放り込まれて、日本というのは怖い国やなあ、と我々庶民は思いましたからね。
2024.02.04
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殿、利息でござる! [ 阿部サダヲ ]TBSホームページから抜粋再び令和にやってきた市郎(阿部サダヲ)が持っていたスマホに、昭和にいるサカエ(吉田羊)から着信が。市郎のタイムスリップ話を信じていなかった渚(仲里依紗)と秋津(磯村勇斗)だが、ビデオ通話で確かにサカエが昭和にいるとわかり、驚きを隠せない。そんなことはさておき、市郎は純子(河合優実)とキヨシ(坂元愛登)の“チョメチョメ”を未然に防ぐため、サカエに今すぐ自宅へ向かってくれと懇願するのだった。改めて渚と秋津にこれまでの経緯を説明し、初めて会った時の“渚の涙の理由”が気になっていたと打ち明ける市郎。すると、渚はこれまでに起こった出来事を語り始める…市郎は昭和10年生まれで、私の両親よりちょっと上。田舎の小中学校の教師には、市郎のような戦争さなかに生まれた人間が多くて、軍国主義者かと言わんばかりのケツバット、精神注入棒、鉄拳制裁が罷り通っていた。医者になったときも、教授、助教授クラスにはまだその世代が現役でいて、俺より先に帰る奴に俺に教わる資格はない、俺の頼みが聞けぬ奴に教えることはなにもない、と言わんばかりの人達が多かった。ハラスメントなんて日常茶飯事だったし、それに声をあげることなく我慢して生きてきた。そんなハラスメントを受けて育った最後の世代と自負する私達、第2次ベビーブーマーは、今のハラスメント、コンプライアンスにほとほと嫌気がさしている。先日、私、同級生2人、同級生の一人の後輩女性30歳と4人でゴルフをした時、我々が学生時代の30年前には飲酒運転がまだはびこっていたことを聞いて、びっくりしていた。四半世紀以上前やもんなあ。
2024.02.03
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ファイトソング Blu-ray BOX【Blu-ray】 [ 清原果耶 ]NHK総合で『透明なゆりかご』を一挙再放送していたので、録画しておいたのを順番に見ている。2/3から放送予定である『おわかれホスピタル』の原作者、沖田x華の前作を観てもらう意味があるのだろう。それにしても清原果耶、16歳、若い。このブログでも取り上げた「ファイトソング」、その前に取り上げた「俺の話は長い」で光る演技をみせていた。(NHKの朝の連ドラも脇役、主役で2回も出ているが、それは観ていない)第4話は順調な経過のまま38週で自然分娩した女性の話。出産までは順調だった。しかしそこから子宮が収縮せず弛緩出血が続き、後腹膜でも出血が起きてしまい、大病院に救急搬送して緊急手術してもらったが、亡くなってしまう。その日は訳が分からないまま死を受け入れた年下の夫。しかし、怒りが収まらなかったのだろう、後日弁護士を連れてクリニックに乗り込み、医者の胸ぐらを掴み刑事告訴すると通告する。クリニックは一時騒然となり、その後しばらく入院患者さんも、通院患者さんもいなくなる羽目に。さあ、クリニックはどうなる?出産は合併症が起こらないことが当たり前、病気ではないのだから、と誰もが思っているし、医療者もそれを叶えるための努力を続けてきて、日本の周産期の死亡率の低さは先進国のなかでもトップクラスだ。だからこそ、その稀な死亡事案が起きた時は、医療者は責められやすい。訴訟になった場合、お金も時間もかかる。個人の医者の場合は、このドラマのように死活問題にさえなる。妊婦側にとっては、出産に関わる妊婦や赤ちゃんの死亡、ないしは障害が残るような事故に関しては保証制度がある。それでも、いのちはお金には替えられない。両者ともに傷を背負って生きていかなくてはならない。
2024.02.02
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NHKドラマ10 透明なゆりかご オリジナル・サウンドトラック [ 清水靖晃 ]清原果耶主演、舞台は1997年の個人産婦人科医院、そこで看護助手として働く看護学科の高校3年生青田あおいを描いたドラマ。第1話は出産直前まで未受診のいわゆる駆け込み妊婦の話。妊娠さえすれば結婚してもらえると思っていた田中さん。でも結婚は出来なくて、中絶もできないまま、産んでしまう。しかし、懸命に世話をするアオイに心を動かされ、田中さんもいつしか可愛いと思えるように。そして、母子ともに退院。しかし、その翌日、赤ちゃんは授乳中の事故で死んでいた。第2話は自宅で出産した赤ん坊を、アオイが働く産婦人科に捨てた高校生の話。最初は身元不明の赤ん坊として「シズカ」とアオイが命名し一生懸命世話をする。ある日、両親に連れられた女子高生が登場、両親が育てると約束して帰っていく。第3話は不機嫌な妊婦アベさんの話。アオイの些細なミスをいつも責め立ててくる。でも、不機嫌な理由が、妊娠がわかった直後に夫が医療事故で脳死状態になったから。それをと知ったアオイは積極的に関わるようにする。嘘をつかないアオイに心を開いていくアベさん。子供は無事産まれ、アベさんは退院。しかし、その日に夫は亡くなってしまっていた。3話まで観た感想としては、1997年はこんな感じだったんだろうなあ、医者は上から目線の物言いだったし、インフォームド・コンセントなんて概念もほぼ無かったし。このまま、27年前の話が続くのだろうか?
2024.02.01
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作りたい女と食べたい女 [ 比嘉愛未 ]今回は親子丼、たまごたっぷり、三つ葉を添えて。野本ユキ(比嘉愛未)と春日十々子(西野恵未)は、年末年始を二人で過ごした。折角二人で食べるのだからと、金に糸目をつけず美味しいものを作り、食べたために金欠に。この親子丼を最後にして、しばらくは二人での食事を中止しようと話し合った。でも、やっぱり互いに会いたい二人は、お金のかからないようにしようと、正月に余ったお餅でベーコン巻きとピザを作ることに。豪華な食事もいいけど、なんでもない食事を二人で食べるのがいいかも、とこっそり告白をする野本さん。春日さんはその気持ちを知ってか知らずか、いいですねと返事。さあ、二人はどうなる?
2024.01.31
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前回ラストで、瞳(奈緒)とともに伊豆を訪れた雅彦(木梨)に突然激しい痛みが襲う。今回はその続きから。鞄から取り出したオキシコドン10mg錠を2錠飲んで、雅彦は事なきを得たが、何も出来なかった瞳は落ち込んてしまう。その晩、瞳は手帳に書いた“結婚までにやりたいことリスト”を訂正し、雅彦のためにできることを考える。がんの進行を遅らせるよう食事療法を始めること、またお笑い賞レース『D1グランプリ』に出場すると宣言した一馬(濱田岳)にも優勝を目指してもらい、雅彦に結婚を認めてもらうことにする。さあ、どうなる?ま、連続ドラマですから、粛々と雅彦が死に一歩ずつ進んでいく様子を描いていくしかない。ただ、オキシコドンは徐放剤なので定期薬として使うものであって、レスキューには使いません。ちゃんとレスキュー用である速放剤のオキノームをちゃんと使ってほしかったですな。医療監修もしっかりしてくださいね、がん患者さんだって見ているでしょうから。
2024.01.30
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