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カテゴリ: CDな・や行



データベースを入力する時には、結構お話を知らないままの事が多いです。聴きながら入力しても、タイプ中はお話聴いてない状態の時が多いので、無駄なんですよね(゜゜)\バキッ☆。
入力が終わって、さてと!と聴いて。あぁ・・2巻からの続きで、置鮎さんになっていたんだっけ。で?ここで魔法を解除してしまうと、大変な事になるからって、そのまま別のご先祖様である諏訪部さんになっちゃったから、出番がないままだったんだ・・と落ち着きました。
何しろ、ビーンズ文庫になった小説を読んだのは、ドラマCDが完結してしまってからですからね・・。仕方ないじゃない。内容知らなかったんですもの。

と言う、私の言い訳はおいといて(゜゜)\バキッ☆。ドラマCDはドラマCDなりに、健闘してますね!と言うのがこの3巻に対する感想になってしまいます。
と言うのも、一番最初の感想を。先の展開も知らないでドラマCDを単体で聴いた時のそのままの感想を書こうと思ってはいますが。ドラマCDを聴いた後に、何回も原作読んでしまったからねぇ・・。今更、原作をまるきり知らない私の感想ってのは、書けないわけで。
ですから、おそらくは一般的なルート(゜゜)\バキッ☆である、原作が好き→ドラマCDも聴いてみたい!と思った方と同じ感想になってしまいますm(_ _)m。

2巻は、ビーンズ文庫の3巻をドラマCDにしていました。このドラマCDの3巻は、ビーンズ文庫の4巻が原作になります(ドラマCDの1巻が、2冊分でしたからね)。
二つの世界を守るため、仕方ないとは言え。自らを犠牲にしてバランスを保つしかない幻獣の王・ドラゴン。ドラゴンが誓約する者は、愛する者に先立たれてしまう・・・と言う悲劇に直面するわけです。しかも、自らの手で愛するドラゴンを殺す・・・か、愛する者を傷つけないように誓約した血の呪縛が、ドラゴンの全身を引き裂く(って事は、傷つけられるかもしれない位置に居た誓約者は、それを目の当たりにしてしまうわけですよね)と言う悲劇のおまけ付き。


死んでしまったドラゴンの方は、後は知らないわけですが。残された方は、そりゃたまったものじゃないですわな(^^;。
結局、その愛する者を失ったつらさから、アルファードの誓約者のカーライル王は、秘宝を見つける事に一生懸命になり。その為に数多くの部下や人々の生命を奪う結果になってしまった。唯一求めた宝である呪文以外は、お金にして分け与えたにしても、吸血王と後世の人々に言われ。ドラゴンを失った後には、笑みを浮かべることすらなかった。
3巻では出番がなかったダンタリオンも、愛するドラゴンを失った為に世界を滅ぼす事を考えてしまっているし・・。

そんな先代達の気持ちが分かるから、千葉さん演じるアーカンジェルは、一緒に行動しているアルファードに対して、屈託を抱えている。その屈託を抱えたシーンは、ドラマCD2巻の最後の方に出てきていましたが、2巻では語られずにこの3巻に持ち越されていました。
しかし・・熱に浮かされていたとは言え、言ってしまっちゃうわけね。
・・・まぁ、言ってくれなかったら。聴いている方は、優しいアルファードさんに、何をこの子は拗ねているんでしょうね・・って思っていたはずですが。

つまりは。誓約に縛られていたアルファードは、死ぬしかなかった。それは仕方ない。
と言うよりも、人間界の贄になってくれた彼に感謝こそすれ、死んでしまった彼に対して「どうして、あの時死んだ!」と責める事は出来ない(この辺りが、既に死んだ人(竜)なのに憑依魔法で甦っているから、ややこしくなりますね)。
でも、一緒に生きていけないのなら、一緒に死んでしまいたかった!と言うのが、誓約者の気持ちでしょう。
だからこそ、カールの事をあれこれ言うアルファードに対しては、「光王を残して死んだくせに」。
そして、そのアルファード(セファイド)の中に居るウルに対して「私を置き去りにして、死んでしまおうとしたくせに」が、アーカンジェルの抱えていた屈託だったわけで。そこまで深いドラゴンと誓約者の愛なんですよねぇ・・。


アーカンジェルが、彼の屈託の原因であった気持ちを吐露してしまい。アルファードに見せたくなかった、カーライルの墓碑銘が分かったシーンのアルファードのやりとりと、二人の苦悩。この二つはドラマCDの中でも、聴き応えのあるシーンとなっています。
置鮎さんは、やっぱり「父性愛」にはちょっと聞こえなかったけど。包み込むような優しいお声で、暖かい王様だったんだろうな・・と思っていました。そんな彼が、光王の墓碑銘を見て血の涙を流すシーンの慟哭は、迫力がありました。
光王の墓所に行くシーンで、中に居るウルに(アーカンジェルの美しさを褒めて、捕らえられたアークを見たヒロシマの王子の反応が分かると言ったために)「変態!」と言われてしまい、たしなめるシーンが、聴きたかったですね。諏訪部さん(セファイド)の方は、中に居るウルとやりとり?しているらしい一人芝居を聴くことが出来たのになぁ・・。あぁあ、勿体ない(゜゜)\バキッ☆。

そして。アルファードが狂乱してしまったがために、現れたセファイドさん。
1巻以来のご登場!!となるわけですが。まぁ・・このセファイドさんってば、軽くて明るいけど。でも、世界を二つに分けた原因?!のキングオブドラゴンでもあるんですよね。

「感謝の気持ちは、態度で濃厚に現して」と、アーカンジェルとのキスにこだわった彼が「初志貫徹!!三つ子の煩悩、百まで!」と握り拳を作って、堂々と宣言するところですね。原作では、初志貫徹!しかなかったので。シナリオで付け足されたのか、アドリブだったのか?は、はっきりしませんが。受けましたねぇ・・。いや、本当に笑いました。
そのキスシーンでの千葉さんの内心の叫び「このお下劣王!エロドラゴンっ!!万年発情期竜!!」も、大受けでした。アーク・・嫌がっていないじゃない(゜゜)\バキッ☆。
千葉さんでは、他にはウルに戻れないセファイドに、俺の事をなんだと思っている?!と問われての「魅力的で世話焼きで、頼もしい反面、好色で節操なしで、品位に関して問題のあるご先祖様」の一気セリフの冷たさが、好きです。その一方で、生き方を無理して変えなくても良いとセファイドに言われて「ありがとうございます」と礼を述べるシーンの華やかなまでのにこやかさは、罪作りかも・・と思わせるほど、声に艶があって惚れましたわ(^-^)。
諏訪部さんの原作では「にゃは!」(が「にひ」に聞こえる時もあるけど(゜゜)\バキッ☆)と言う語尾やら、別れを惜しむシーンでの「チビのもんだしぃー」と語尾を伸ばしての甘え声と。その一方で、子孫を誓約に縛ってしまった苦悩を言葉にするシーンは、続けてのシーンだっただけに。その見事な切り替えに唸ってしまいました。

今回のお話のヒットポイントは、原作でもそうでしたが。アーカンジェルの騎士団時代の親友であるフェンリエッタでしょう。
高貴な生まれであるにもかかわらず、自分よりも美しい?!アーカンジェルを等身大の着せ替え人形として遊び(メークまでする念入りさ)、それでいて、彼が持ち込んだとんでもない話に即座に乗るし。「なにがあろうと、私は君の味方だ」と言い切れる剛胆さまで持ち合わせているんですもの。
いやぁ・・アークったら、良いお友達を持ったわねぇ。ドウマと言い、君は本当に友人に恵まれていますよね(^-^)。
そのフェンリエッタ役の田中敦子さんは、もう見事!!としか言いようがないですね。フェンの挿絵を見ながら、田中さんのお声が浮かぶほどですよ。こういうBL関連?の作品で、女性を褒めるのって寺田はるひさんや岩男潤子さん以来じゃないかな??

原作が良いと、当然ドラマCDも良いお話になるのはなるのですが。ただ、やっぱり原作を知っていると。あらら・・と思うシーンは結構ありますね。
光王の墓所に行く時に、ボッシュさんを脅していた馬鹿王子!を雷に紛れて殺してしまった雷牙王のシーンがなかった事。
そして、教皇の謁見でフィンチ大神官が亡くなったいきさつ・・・執拗なまでにセファイドが名前を連呼していた理由などは、このシーンには直接はなく(前後に、フィンチをセファが暗殺したと語られてはいますし、アークとアルファードの会話で「名前を直接呼ぶのはどうの・・」と言う会話があったのですが、それってCDではシーンが離れて前の方なものですから)。最初に聴いた時には、暗殺になるのは何故だろう?って、私もちょっと考えましたから。わかりにくいかなぁ・・と思って。
飛ばしているのはかまわないのですが、光王の墓所に行く時に雷牙王が唱えた呪文。あぁ、置鮎さんの流麗な声で聴きたかったなぁ・・・。





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最終更新日  2007年06月29日 21時42分10秒
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