OFF ZONE 別館

OFF ZONE 別館

PR

プロフィール

ソミュラ

ソミュラ

カレンダー

コメント新着

ソミュラ @ Re[1]:今年もありがとうございましたm (__)m(12/31) こんばんは、らっぷちゃんさん >こち…
らっぷちゃん @ Re:今年もありがとうございましたm (__)m(12/31) こんばんは~♪ こちらこそ、色々、あり…
ソミュラ @ Re:こちらこそ!!(12/31) こんばんは、氷翼さん >やっぱり色々走…
ソミュラ @ Re[1]:今年もありがとうございましたm (__)m(12/31) こんばんは、きららさん >いろいろ勉強…
ソミュラ @ Re:お疲れ様です!(12/30) こんばんは、氷翼さん >もーホントギリ…

キーワードサーチ

▼キーワード検索

バックナンバー

2024年11月
2024年10月
2024年09月
2024年08月
2024年07月
2008年02月26日
XML
カテゴリ: CDか行

ムービック(ドラマティックCDコレクション)鬼絆 この陰りある哭のままに【0222春先2】

発売されたのは、ちょっと前になりますが。
2月・・・節分・・鬼は外!!でこのタイトルを選んだら(だから、買ったらとにかくすぐに一度くらいは聴けよ・・と言う突っ込みはなしでお願いしますm(_ _)m)夏休みがどうのこうの・・と最後に言っているので、これは夏前の話ですね・・(^^;今月、そういうタイトルばっかりです。
タイトルを見て、寒そうだな・・って選んだら夏の話ばっかりで(゜゜)\バキッ☆・・

そういうぼやきはともかく、個人的には2008年2月に聴いたドラマCDナンバー1でしたので・・感想なぞを・・

キャスト・・・ 福山潤(鬼崎凱)、森久保祥太郎(九鬼虎次郎)

神谷浩史(綴鬼耶紗人)、平川大輔(小塊月哉)
緑川光(鬼崎薙)、森川智之(酒呑童子)

須加みき(幼い頃の凱)、一田梨江(幼い頃の虎次郎)
伊藤葉子(幼い頃の耶紗人)、仲野元(酒呑童子の配下)


岸尾大輔(宮本雷)、檜山修之(渡辺綱之)、鳥海浩輔(坂田公彦)
堀内賢雄(卜部季也)、三木眞一郎(茨木童子)、三宅健太(宇津木)

あらすじ・・・ 時代は平安。都を騒がせた鬼達に討伐隊が組織される。源頼光、渡辺綱らが持つ5本の剣で斬られた酒呑童子は復讐を誓う。
そして現代。とある高校の生徒会長を務める鬼崎凱は、鬼一族に仕えた末裔。一族を守るため、親の敵を討つために酒呑童子の「よりしろ」となった。しかし、新月と満月に入れ替わる酒呑童子の抑えが徐々にきかなくなっていた・・。

感想・・・ いやぁ・・良いお話でした。実に良かった!!
買った動機と言いますか、聞きたいと思った動機は。まぁ・・このサイトをご覧の方にはバレバレだと思いますが。メイン声優さんが良い声の方ばかり!こりゃもう、聞くしかないでしょ?だったのです。
しかし。最近どうも声頼み・キャスト頼みで面白くないのよねぇ・・・と言うタイトルも増えていたために。入手した時間からすると、かなり聞くのが遅くなってしまいましたが、どうしてこれをもっと早くに聞いていなかったんだろう?と思いましたねぇ・・。
久しぶりにオリジナルで、面白いドラマCDでございました。2008年2月に聞いたタイトルの中では、1位決定!!です。

さて。ドラマCDは、「鬼絆」と言うタイトルのある作品が二つあります。一方は、このムービックから出た鬼一族の末裔の立場(視点)で描かれたお話。そして、一種のメーカーを越えたコラボと言うのか?インターコミュニケーションズさんから出た討伐隊の末裔の視点・立場で描かれたお話となっています。

ムービック版では。
鬼一族の末裔で、酒呑童子の魂を守って生きてきた鬼崎家。次男である主人公こそが酒呑童子が1000年待った完全な?よりしろだった。しかし、酒呑童子の思惑が自分たちを滅ぼした5人の末裔に復讐し、己の身体を取り戻し。そして再びこの世に鬼の天下を築くこと・・だった事から、悲劇の輪が転がり始める。


そして、酒呑童子に憑依されてしまった主人公。意志とは関係なく新月と満月に身体を乗っ取られる事になってしまい。その間の記憶がなくなってきている。以前はなんとか抑える事が出来たのに、抑えることが出来なくなってきている。

そして、酒呑童子が求める討伐隊の末裔・卜部との出会いからさらにお話は発展し。宇津木と卜部をその手にかける事となった凱。命までも奪う酒呑童子の乱行を止めるには、過去の敵であった源頼光の現世である宮本雷によって自らの命ごと落とすしかない。

苦悩と困惑。幼い頃から付き従っていた耶紗人から開かされた真実や兄の死の真相。それらを乗り越えて、凱くんが宮本くんと共に立ち上がるシーンは、一聴の価値があると思います。
お話がどう進むのか知っていても、結構ドキドキします。これは、やはり声優さんの力は大きいですね!!(かなり力説)
福山さんに神谷さん、森久保さんの鬼一族3人。学園で、何かと「僕はお前を認めない!」としてつきまとう学友に平川さん。

もう、キャスティングがどんぴしゃですよねぇ!!
こういう薬があって、ひょっとしたら凱様から酒呑童子を追い出す事が出来るかもしれない・・と持ちかける耶紗人。しかし、その薬を飲んだ人の心が暗黒に囚われていたら・・・と言う可能性があるために行動に移せない虎次郎。
その虎次郎に「肝心なところで、信じてないんだね」と突き放す耶紗人。うん・・聴いていた時に「信じてないんかよ!」と叫びましたものねぇ・・(大笑)。
この神谷さんの「あのね」とか「謝らないで」「ごめんなさい」etc、もう最高なんですよ!!ふわっとしていて、きりっとしていて。あぁ・・凄く真逆な事を書いていますけど、「怯えないで」とか「僕のご主人様」いやぁ・・たまりませんでしたわ。神谷さんファンは、聴いて損はないです。本心は悪役じゃないのに、ちょっと悪役っぽいので・・。

この鬼さん末裔の3人をベースに、かつての討伐隊の末裔。熱血漢の檜山さん演じる渡辺くんに、クールよね・・の坂田役の鳥海さん達が絡むのですが・・。
討伐隊の末裔の方のお話は、インターコミュニケーションズさんの方で語られると思いますので。おいておきまして(大笑)。

実は・・今回。聴いた時に「うわぁああ!これって、すんごい役得!」と私は大絶叫してしまいました(大笑)。
こう来ましたか!と言うか・・福山さん・森久保さん・神谷さんの熱演すらも持っていかれてしまったかなぁ?と思ったくらいの役得でしたね。
それは、緑川さん演じた凱のお兄さんの薙さんと。三木さん演じた茨木童子です。

緑川さん演じたお兄さんは、過去のシーンである4トラックにほんのちょい出てきて。台詞途中にして死んでしまうんですね・・。しかし、全てが解決した後で主人公の心の中に登場して、死ぬ前に言い残した台詞を補った上に、頑張ったね・・と語りかけてくれるんです。
まぁ・・これだけで美味しいところかっさらい(大笑)状態ですよ。このお兄さんがまた、福山さんから「兄様」と慕われているんですもの。
「凱、本当は私はね・・私は・・」の台詞の後に続く台詞は、実際にお聞きになって下さいませm(_ _)m。この死ぬ前の台詞の儚げで、まぁ・・気になる終わり方と言ったらもう!!

そして。本編でずーっと悪役だった酒呑童子の森川さんは、もう流石としか言い様がありません。
特に、9トラックで「おしまいにしましょう」と言う茨木に「おまえだけだ。こんな儂を慕ってくれるのは・・」となったからには。茨木さんの説得に耳を傾けて改心?してくれるかと思いきや!
「あぁ・・・まさかお前をこの手にかけようとは思っておらなんだ・・」の台詞の暗さと絶望感!!背筋がゾクゾクしました。
その森川さん相手に冒頭のシーンと、9トラック目の8分過ぎに登場して、美味しい所を全部持って行きました!だったのが三木さんです。
「もう、おやめ下さい。兄者」
と出てきて「千年、千年にございます」で、場のムードも何もかも持っていきましたねぇ・・ここから酒呑と茨木の二人の世界が展開してしまうんですもの。
しかし。改心してくれなかった酒呑童子に刺され、深手を負ったものの。酒呑童子の身体を抱えての
「離しませぬ。二度と、決して!!!」は単に子供達に酒呑童子を斬り清めてもらうために、その動きを封じていると言うだけの台詞ではないのが解るのです。
1000年前、逃げろと言われて。酒呑童子の元から離れてしまった。彼の手を離してしまった・・。だが、もう決してこの手は離さない!そういう意味が言葉の裏に透けて見えるのです。
だからこそ、眠い・・・と言う酒呑童子に「お休み下さい」と優しく語りかけるシーンなどは、涙なしには聞く事が出来ませんでした。
ベストチョイスの声優さんが、その現場でまさに実力伯仲!!良い芝居をしているのが解ると、お話の良さもありますが。本当に良い物が出来ると言う証明かもしれません。ちなみに・・この原作でお名前を挙げている沙藤さんは。BLなどで脚本を多く書いていらっしゃいます。幸運男児や純情ロマンチカなどなど・・探すと良いお仕事をされている方なんですよね・・。こういう方にもっと良いお話を書いて欲しいものですね(^-^)。

ただ・・出番が少ないと言うのもありますが。三宅さん・・ごめんね。聴いていて、最初は気が付かなかったの・・インターさんの方で、楽しみにしてますね・・。





お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2008年02月26日 21時30分12秒
[CDか行] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: