2024/05/07
XML
テーマ: 社交ダンス(8358)
カテゴリ: 映画のはなし
ゴジラ生誕70周年記念作品だそうです。

子供の頃はよく映画館に怪獣映画を見に行っていたので、今年、山崎監督がアカデミー賞視覚効果賞を受賞したこの作品にも興味がありました。

カラー映像があることを知らずに白黒版ゴジラ-1.0/C(マイナスカラー)を見たんです。

シンドラーのリスト もそうでしたが、白黒効果で迫力が増した感じ。

時代の雰囲気がすごくよく現れていて、映画の世界に没入できました。





昔の怪獣映画は主役が子供でしたが、この映画はシリアスな大人向けの映画です。

戦後間もない東京の、ようやく復興の芽が出始めた時期に、傷跡をさらに深く抉るように現れる大怪獣ゴジラ。

ゴジラは超回復力が備わっていて、ダメージを受けてもすぐに再生するんですよ。

核実験から生まれたという話をなんとなく覚えていましたが、この映画では南方の島に伝わる伝説として、すでに核より前から存在していたとされていました。







零戦が故障したと言って大戸島の守備隊基地に着陸しますが、その夜、島の伝説・ゴジラに遭遇します。

目の前で基地が破壊され、整備兵たちが襲われて行く中、恐怖で何もできなかった敷島。

この夜のことは、心に深い傷となって残りました。





東京に戻ると、家は焼け落ち両親は亡くなっていました。

跡地に残った小屋でかろうじて雨露をしのぎ食料を調達して命を繋いでいた彼のところへ、同じように家族を失い誰かに託された赤ん坊を抱えた典子が転がり込んでくるんです。

三人の変な共同生活が始まりました。

子供たちを戦争で失った隣の澄子も、事情を知って子守りなどの手助けをしてくれます。





敷島は米軍が海中に残した機雷を撤去する、金にはなるが危険な仕事を得ます。

小さな木造の漁船を改造した新生丸で、艇長と博士と小僧の四人で作業を行なって、次第に生活も軌道に乗っていきました。

ゴジラがなかなか出てこないんですよ。





ところが日本から遠いところで大変なことが起こっていたんですね。



そしてなぜか、日本に向かってくるんです。





そこからの攻防は見応えがありますので、是非、なるべく大画面でご覧になって頂きたいと思います。

視覚効果で世界一になっただけのことはあります。

これまでの怪獣映画に比べると、すごくリアルに感じました。

戦後間もない日本の風景も、非常によく再現されています。







ダースベイダー が出てきたらあのメロディーとか。

この映画はなかなか耳に馴染むあのボレロが流れないので、ゴジラミュージックが流れた時は、『ついにキター!!』とテンションバク上がりでした。





『ゴジラ-1.0』(ゴジラ マイナスワン)は、2023年公開の日本映画です。

カラー版は/Cが付いていません。

山崎貴監督によるVFXも脚本も見事です。

タイトルのマイナスワンは、戦後でゼロになった日本へ、追い打ちをかけるように現れたゴジラがこの国を負(マイナス)に叩き落とすという意味があるそうです。

製作費が通常のアメリカ映画に比べてかなりの低予算だったことも話題になっていました。





ゴジラの超再生能力 、鬼滅の鬼 以上です。ゴジラって不死身でしたっけ?

これまで何十作品も作られていたのは、そのせいだったんでしょうか。

知りませんでした。

カラー版も見てみたいですね。










お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

Last updated  2024/05/07 08:04:58 PM
コメントを書く
[映画のはなし] カテゴリの最新記事


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x

PR

Keyword Search

▼キーワード検索

Profile

StarTrees

StarTrees

Calendar


© Rakuten Group, Inc.
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: