FANTA-G

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2010.05.21
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 最近発売の「ミスター味っ子2」の単行本7巻におきまして、非常に難しい、でも考えさせられるエピソードがあります。


 詳しくはぜひ本編を読んでいただきたいのですが、お客様は神様という思想に主人公は疑問を投げかけ、そして、ある方法で客にケンカを売る商売を一日だけ試してみるという。

 うーん・・・このエピソードは昨今このBlogでも取り上げた問題にも似ていますね。

 例えば酢飯の上に魚の切り身が載っている、というものが寿司の定義だとして、回転寿司と銀座のすし屋では同じマグロの握りでも価格がまったく違います。が、だからといって銀座のすし屋が怠惰で暴利を貪っている訳でも、回転寿司の店がいい加減な仕事をしているのでもありません。それぞれ別の方向で「お客様のために」努力した結果の価格であり、品質であると。そして、どっちを選ぶのかはお客さんであって、間違っても銀座のすし屋で「回転寿司だと一皿100円なのに、この店はボッタクリだ」と言ったり、その逆を回転寿司の店で言ったりするのは・・・

 私は『お客様は神さま』って言葉は客側が使う言葉じゃないと思ってます。これはあくまで店の側が思うものであって、客が要求したり横暴さを正当化する免罪符じゃない。そして、その言葉のために生産者や従業員の負担を無理強いするとしたら、そんな神様など単なる疫病神であり、貧乏神でしかない気がしますが・・・

 今回の味っ子のエピソードでは、結論は出さない終わり方をしています。これは各々の考え方がある、ということなのだと思いますので、ぜひ一度ごらんいただければ。





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最終更新日  2010.05.21 08:30:05
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