FANTA-G

FANTA-G

2017.01.09
XML
カテゴリ: カテゴリ未分類
 ネットでよく見かける風景に「自分に代わって暴言などで叩いてくれる人をあえて探している」というのがあるなあと思うことがありまして。

 たとえば、映画として大ヒットし、見た人の多くも評判も良く、そして、世界でも評価されたアニメーション映画「君の名は。」について、公開当初はなかった(というか知られていないころには出なかった)いわゆる辛口、というか、暴言が許されるキャラの各界の大御所、ご意見番的な人物に「あんなものはくだらない。あんな映画を喜んでいるようでは日本映画界は終わってる」というコメントを引き出そうとあえて話題を振るような。

 この手のニュースがネットに流れるとき、注意して見ているとわかりますが、アニメ自体に偏見を持っている発言を過去に何度もしている人であったり、その手の過激なトークでのし上がったコメンテーターであったり。逆に映画の構造自体を解析し、「ここがこういう風だからおかしい」的なトークではなくて、大半は「見てもいない」人が多かったり。

 そうなると映画の評価ではなく、映画を取り巻く観客や社会動向の批判という的外れな意見での映画批評。この風潮は初期の宮崎作品にもありました。当時は今よりもっとアニメに対する偏見(アニメは子供の見るもの)が強かっただけに、どんなにヒットして、そして現代では黒澤明と並んで日本を代表する映画監督の作品ですが「幼稚」とか「子供だまし」という意見をいわゆる各界の大御所的な人が語っていました。

 で、そういうひとはほっておくとして、下種だと思うのは冒頭にも書いた「流行りものをむしゃくしゃするから何か因縁つけて叩きたい、けど、自分の名前や言葉を前面に出して矢面に立つのは怖い、だから「○○監督、君の名は。を酷評、見る価値なし」といった他人の言葉が欲しい、自分は責任回避しつつタイトルに付けて溜飲を下げよう」という、たかが映画の自分の感想すら他人に代弁させて責任逃れしたいのだろうと感じることがあります。

 こういう浅ましい行為はネットだけではなく、たとえばテレビのコメント席に常に暴言的な発言をすることが立ち位置のコメンテーターがいるように、「流行りものはなんとなく気に食わない」という下種な意見をくみ取る、そういう逆張り需要があるのだろうなと思います。

 匿名掲示板のまとめサイトの見出しにありがちな「○○とネットで話題に」という名前。これ、どれだけチキンな人間がつけているか、よく見えます。話題になっているのではなく、お前がそう書きたいけど怖いから逃げてるだけだろうと。






お気に入りの記事を「いいね!」で応援しよう

最終更新日  2017.01.09 12:10:44
コメントを書く


【毎日開催】
15記事にいいね!で1ポイント
10秒滞在
いいね! -- / --
おめでとうございます!
ミッションを達成しました。
※「ポイントを獲得する」ボタンを押すと広告が表示されます。
x
X

PR

×

キーワードサーチ

▼キーワード検索

プロフィール

FAM5220

FAM5220

カレンダー

お気に入りブログ

まだ登録されていません

コメント新着

いちはら@ Re:見る自由、見ない自由はある。けど、他人に見せない自由はない(08/04) 嫌なら見るなは確かにそうですが、選択も…
ツキアップ@ Re:絶滅危惧種を食べようとまでは思わない(10/17) ツキアップについては、 0896240183 をど…
もにゃら@ Re:絶対にこの人だけは支持できない(09/10) 高市氏が総裁になってしまいましたね… 氏…
ちいふう@ Re:一言でも言ったら積み上げてきた謝罪の言葉は全部リセットされる(08/17) お疲れ様です 今回の内容、氏のおっしゃ…

フリーページ


© Rakuten Group, Inc.
X
Design a Mobile Website
スマートフォン版を閲覧 | PC版を閲覧
Share by: