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2005.10.16

『父、帰る』’０３・ロシア

テーマ：レンタル映画(817)

カテゴリ：映画　タ行

あらすじ

ヘナチョコ兄弟だったが、ある日突然１２年振りに父親が帰ってきた。
そして父は車で、２人を旅行に連れ出す。
戸惑いながらも父を慕う兄に対して、弟は父に対する不信感を
募らせていくのだった・・・。

感想
２００３年ヴェネチア国際映画祭で、金獅子賞と新人監督賞を
受賞した感動の衝撃作！

でも、私は感動も衝撃もかんじられませんでした。

なんで今さら帰ってきたんだ
謎が謎を呼ぶその先には息を呑む結末

という映画のコピーで、結末が読めてしまいました。

この映画を一言で言うと、ミステリー・ロード・ムービーだろうか。
父親が２人の息子を、島へ車で連れ出す。
そして父親ちゅうのが謎だらけの存在でして。

次男は頑なに父親を拒否、ガキですから。
確かに、あの父親は異様に寡黙で横暴でしたが
父親というのは大体そういう部分を持っている。
次男が父親を嫌った理由は、今まで父親を知らなかった為に
その異質な存在に馴染めなかったからであろう。

ミステリーと書きましたが、ミステリー映画ではないのでご注意を。
（どないやねん！）
スッキリしない結末なので。

『父、帰る』公式サイト

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