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2016年07月26日
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おはようございます、ひなこです。

本日の村上春樹さんの短編を読み返してみようは、「1963/1982年のイパネマ娘」です。

beach.jpg

Tabias Lindman (Creative Commons)



『イパネマの娘』は、歌のタイトルです。(↓こちらの歌です)

https://www.youtube.com/watch?v=a8wcZUUXJFs (アストラッド・ジルベルト、英語)

https://www.youtube.com/watch?v=D6nSPW3kLjM(小野リサさん、ポルトガル語、日本語訳付き)

「小野リサさんって、誰?」な私でしたが、ブラジル出身の日本人ボサノヴァ歌手の方だそうです。

ボサノヴァってよく知りませんが、これ↑聞きながらお昼寝したら気持ちよさそうです。

えーっと、イグアナの娘ではありませんよ。(あれって、イパネマの娘のパクリなのかしらね)



https://www.google.co.jp/maps/place/%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%B8%E3%83%AB+%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%87%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AD%E5%B7%9E+%E3%83%AA%E3%82%AA%E3%83%BB%E3%83%87%E3%83%BB%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%8D%E3%82%A4%E3%83%AD+%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%8D%E3%83%9E/@-22.9844348,-43.2195135,14z/data=!3m1!4b1!4m2!3m1!1s0x9bd50ffe726191:0xbb0215da9c59a67b

この地図にコパカバーナという記述を発見。イパネマ地区の隣です。コパカバーナと言ったら、

♪Her name was Lola She was a show girl

ですよね。南米には全く知識がないので、これも発見です。あの人、名前なんでしたっけね。バリー・マニロウだったかな?

私の生まれる前の歌ですから、聞いたことあるかもなーくらいの認識しかなかったのですが、この日本語訳を読んで、遅まきながらちょっと村上さんの作品の世界とリンクした気がします。

村上さんによると、この作品は、ある種の概念を突き詰めて書いた作品だそうです。

「ここには具象性というものは皆無である。1963/1982年のイパネマ娘はリチャード・ブローティガンにとっての『アメリカの鱒釣り』と同じような位置にある。僕の作品を例にあげれば、『貧乏な叔母さんの話』と似ていると思う。」とのことです。

ブローティガン・・・、読んだことないですが、『貧乏な叔母さんの話』と似ている、というのは、わかりました。ある種の概念の話なんですね。2016年のイパネマ娘も、若いままで、更年期や三段腹に悩むこともないんでしょうね。

個人的には、高校の同級生のサラダ好きの女の子とサラダを食べてる描写が心に残ります。

パリパリ。

私の数少ない南米がらみの思い出・出来事といえば、椎名誠さんの『パタゴニア』が面白かったなあっていうのと、もう20年以上前の話ですけど、ペルーだったか、パラグアイだったかで育った日本人の女の子に会ったことがあります。



多分、私のことだから単刀直入に「理由はわからないけれど、この群衆の中であなたが目立つ。気が付くとあなたに視線がいってしまって、あなたにだけ話しているようになってしまった。何がほかの人と違うんだろう」と声をかけたんだと思います。そうしたら、「私は、両親共に日本人ですが、生まれも育ちも南米のベル―(あるいはパラグアイ)なんです。今、私だけ日本に住んでいて、両親はまだあっちで暮らしています」とのこと。だから、それが、彼女が思いつく自分が他の人とは違うと言えるユニークな点だと教えてくれたのです。でも、彼女だけがすっごく色黒だったとか、民族衣装を着ていたとかそんなんじゃない。見た目だけだったら、全く普通の日本人の女の子なので、それが彼女に注目してしまった理由とも思えず、うーむ、何故だ?!と疑問を抱き続けていたのですが、しばらく話していて、ふと気づきました。

彼女は、すごく姿勢が良いんです。背筋がしゃんとして、すっと立っていて、視線も下を向いていない、顔を伏せずにちゃんと相手の目をみて話している。

そうか、これが他の人との違いなんだと思いました。

私も姿勢の良い母に「お前は姿勢が悪い!背中が丸まっている!猫背!」とよく注意されていたので人のことは言えませんが、きっと日本人は(特に若い人は)姿勢が悪くなってしまったんでしょうね。

武士道の消滅と関係あるんでしょうか。時代劇を見ると、立ち振る舞いが美しいじゃないですか。



オリンピックまでは、あと10日だそうです。

村上春樹さんはオリンピックの開会式とか全然興味ないようですが(「シドニー!」参照)、ひなこは実はオリンピックの開会式を見るのが好きです。こんな聞いたこともない国が存在するんだなあ、なんて思いながらだらだら見てしまいます。

ブラジルとオーストラリアの時差は何時間なのかよく知りませんが、まあ、こちらの寝ているような時間帯に行われても、丁度良い時間帯に再放送があると思うので、きっと見てしまうでしょう。

でもあれです。オリンピックって、自分の国にいて見ないと自分の国の選手が見れません。オーストラリアのテレビは、当然この国の選手にフォーカスを当てて放送しますからね。オーストラリアの選手団は、リオの選手村の状況が最悪でこんなところには住めないと抗議していたようですが、どうなることやら、リオのオリンピック。まあ、選手の皆さんには頑張ってもらいたいと思います。結構、だらだら見そうなひなこでした。

では、御機嫌よう!





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最終更新日  2020年05月02日 09時43分10秒
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