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2021年08月31日
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カテゴリ: 村上春樹さん
おはようございます、ひなこです。

これは1994年内発行された単行本ですが、元々は1992年内8月号から1993年11月号まで「本」に連載されたものだそうです。
村上さんがアメリカのプリンストンに滞在されていた頃のエッセイです。
私は、昔、この本の文庫を持っていましたが、ヨーロッパ滞在記録の「遠い太鼓」は大好きで、今も古くなった文庫を繰り返し読み返していますが、アメリカ滞在の方はあんまり面白く思えず手放してしまい、何が書いてあったんだったかな、と借りてみました。

タイトルはすごく好きですが、やはり「遠い太鼓」がいいなぁ。

この中の、ヒエラルキーの風景、というエッセイに、日本から送られてきたエリートの話が出てきて、"こういう人たちはアメリカのエリート大学なんかに派遣しないで、一年くらい自分の働いているビルの掃除でもしてもらったらどうかと僕は思う。
あるいは僻地でヴォランティアの仕事をやってもらえばいい。その方が絶対日本はよくなる"と書かれています。
それを読んで思い出したんですが、何年か前に、千歳空港から羽田行きの飛行機の搭乗が10分ほど遅れたことがありました。
そうしたら、未だ20代と見えるスーツ姿の若造のあんちゃんが、「一体、いつまで待たせるんだぁ?!」とグラホスのお姉さんに叫びましてね。

道産子は、あんな高慢な口は叩けません。「いやー、まだ、もうちょっと、かかるのかい?」なんて、年配のおじさんが下手にずっと年下のお姉さんに話しかけてたりしてましたが、道産子同士ならこんな会話でしょう。
あれは、道民を見下してるからこその態度でしょう。
その時、私は心の中で、この兄ちゃんは、エジプトに3年位送って、忍耐とはなんたるかを学ばせる刑に合わせてやらないとな、と思いましたけどもね。(私は一度、ルクソールを夕方に発つカイロ行きの飛行機が遅れて翌朝飛んだので、ルクソール空港で一夜を明かしたことがある!どうだ!10分くらいでわめくでねぇ!)

そういえば、日曜日に放送された村上RADIOの最後に、村上さんが菅さん批判をちらっと言われていましたが、(ここから引用です)

今日の言葉は、我らが菅義偉首相のお言葉です。彼は7月(2021年)のオリンピック開会式直前にIOCの総会で、新型コロナに関して、このように言っています。

「新型コロナの感染拡大は、世界中で一進一退を繰り返していますが、長いトンネルに出口が見え始めています」

あのですね、もし出口が本当に見えていたんだとしたら、菅さんはおトシのわりにすごく視力がいいんでしょうね。僕は菅さんと同い歳だけど、出口なんてぜんぜん見えてません。この人、聴く耳はあまり持たないみたいだけど、目だけはいいのかもしれない。あるいは見たいものだけ見ているのかもしれない。どちらでしょうね。
(引用終わり)

こんな私(政治家不信)が割りと好きなのは、河野さんでーす。

ご機嫌よう!





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最終更新日  2021年08月31日 12時06分23秒
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