皇后さまがチャングムを救ったのは「真実を突き止めようとしていると 聞いたから

チャングムが長官に連れられて向かった先は懐かしい菜園。そこで待っていたのはチョンホさまとチャンドクさま。三人（実際には二人）は、ここで王様のご病気の真相を探ることになります。

チャングムが生きて菜園にいることはごく限られた人間しか知りません。内医院の皆さんもトック夫妻にもチャングムはチェジュ島に戻ったことにしてあります。しかし仮にもトック夫妻はチャングムの育ての親。彼らには話してもいいんじゃないの？だって今現在も偵察隊員として協力してるんでしょ。さてはチョンホさま、説明するのが 面倒で逃げたな（笑） 後で叱られなきゃいいけど。

相変わらず王様の病気は回復せず、内医院とスラッカンは責任のなすりあいを続けています。王の脈をとったシン医務官とウンベクさまも同じ見立てで胸をなでおろすユンス医局長ですが、そろそろチェ女官長と和解して事をうやむやにしたいとヨリに本音をポロリ。

それを聞いたヨリはクミョン最高尚宮の薬味入れにワライダケを混入。麻痺を起こすと言われるワライダケ。内侍府（ネシブ）の調査でそれが押収されるとクミョンは身柄を拘束されます。

ちなみにチェ一族に伝わる秘伝の薬味について中身を聞かれたチェ女官長は「秘密です」と答えていましたが、疑いがかかるとあっさり 「マツタケです！」

その頃、チャングムは鍼を打ったところが赤く腫れる患者と王様の症状との関連性を探るため、シンビに聞き取りを頼んでいました。シンビと王殿担当の医女との会話を盗み聞いたユンスも思い当たる節があるのか独自の調査を進めます。チャングムとユンス。どちらが先に原因を突き止められるか。この勝負も緊迫してきました。

チェ一族の頼みの綱、オ・ギョモはある女性と密会します。その女性とは 元女官長！ 生え際も黒いし、ちっとも年を取らないですね、彼女。ヨリの強気の背景には元女官長がいました。チェ尚宮に女官長の座を奪われてから、ずっと復讐する機会を狙っていた元女官長。オ・ギョモにチェ一族と手を切ることを進めます。

手を切れば財を独り占めできる。オ・ギョモに見捨てられたチェ・パンスル、チェ女官長、クミョン最高尚宮は投獄され厳しい取調べを受けます。

王様の病名は分からないけれど処方の目処がついたチャングムは、これを明らかにするか否かで葛藤します。明らかにすれば原因が料理でないことが判明し、原因が料理でなければチェ一族は釈放される。皇后さまとの約束を果たすことが敵の潔白を証明することになる。チャングムも辛いところです。

牢の前に立ったチャングムは「罪を悔い、ハン尚宮さまに謝罪しろ」と告げますが、チェ女官長とクミョンはふてぶてしい態度でこれを拒否。さすが敵役。見事です。

取調べ中、顔面に水をかけられるチェ一族。少し前には考えられない展開です。そこへ「原因は誤診です」と割って入るチョンホさまとチャングム。ひとまず復讐はお預けかしらん。