蚤とダイエット

蚤とダイエット

2010.06.11
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タイトルのことはよく言われることです。
今回、そのことがはっきりと分かる事例がありました。
まずは、以下の2つの新聞記事を読んでください。

★ここから転載★
夕張市立診療所:受け入れ拒否問題 医師「1人では困難」--市が聴取 /北海道
 夕張市立診療所が5月に心肺停止状態の男性の受け入れを断った問題で、同市は8日、診療所を運営する医療法人「夕張希望の杜」(理事長・村上智彦医師)からの聴取結果を、市議会行政常任委員会に報告した。

 村上医師は拒否の理由について「1人態勢で心肺蘇生は困難」とし、今後の対応について「高次医療機関に運ぶべきだ」と答えたという。藤倉肇市長は「一刻一秒を争う心肺停止患者の受け入れは最も近い医療機関にお願いしている。(診療所と)今後も話し合いを続ける」と述べた。

 昨年9月、心肺停止状態の少年の受け入れを診療所が拒否したことから、その後、市と診療所との間で▽ホットラインの設置▽心肺停止患者を受け入れて初期対応する--などで申し合わせをしている。【吉田競】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20100609ddlk01040152000c.html

救急受け入れ、また拒否 夕張市立診療所 心肺停止の男性(06/02 07:40)


 関係者によると、5月19日朝、同市内で首つり自殺で心肺停止となった患者がいると通報があり、救急隊は最も近い市立診療所に受け入れ要請を行ったが、村上医師は4月から常勤医師が1人となったことや、ほかに外来診療があることを理由に断ったという。

 市立診療所は昨年9月にも、心肺停止の患者受け入れを断った経緯があり、市と協議した結果、心肺停止患者の原則受け入れを確認し、5月上旬の別のケースでは受け入れた。

 藤倉市長は1日、夕張市役所で記者会見を開き、「昨年9月の事故を受け、二度とこのようなことがないようにと協議してきたので、今回のケースは誠に遺憾だ」と述べた。

 村上医師は市に対し、「首つり自殺と聞いて緊急性が低い死亡確認のケースと判断した。常勤医が自分一人なので外来などに対応しなければならなかった」と話しているという。
http://www.hokkaido-np.co.jp/news/donai/234651.html
★転載ここまで★

そして、これらの記事に対して村上医師が反論をしています。
以下を読んでくださいね?

なぜ私は救急患者の受け入れを拒否したのか
北海道・夕張の村上医師が救急対応の報道に反論
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/3660

このなかで村上医師は次のように書いています。

「今回のような自殺は病気ではありません。うつ病対策等の行政の取り組みが大切なのであって、救急医療を充実させても自殺は減りません。」



「鬱病は心の風邪。今は優れた薬が開発されているから必ず治る」

と、よく言われています。また一方では

「鬱病は薬では治らない」

とも言われています。

私は後者が正しいと思います。




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Last updated  2010.06.11 21:15:48
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