陽のあたる場所 ~がんで大切な人を失わないように~

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六本松 さくら @ Re:クリスマスプレゼント(02/15) 苦労ではない。 努力ですね。 ぼくも、…
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六本松 さくら @ さくらの旦那です。 一期一会。 しっかりと会って、しっかり…
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六本松 さくら @ Re:いのちの終わりの始まり(07/14) はっちょまんさんの言葉、 病院の風景や…

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がんの治療法は一つではありません。
病院で行われている治療法だけでは,がんは治りません。
私は残念ながら,妻を失うこととなりましたが,
それでも最期まで希望を失うことはありませんでした。

私の経験から言えば,がん患者の主治医は,病院にいる
先生ではない。強い信念を持って,そう言えます。
自分の命が限られたものであることを知って,それでも
懸命に生きようとする患者を治せるのは,その人のことを
誰よりも知り,誰よりも大切に想う家族だけです。

「がん患者の主治医は家族なのです」

私は,残念ながら,妻を救うことはできませんでした。
妻という人間を見ずに,がんという病気のみを見つめた結果,
最終的には妻との心の架け橋を失い,さびしい別れとなりました。

現在,がんと戦っていらっしゃる患者のご家族の方々には,
私と同じ失敗をしてほしくない。
そのために,このブログが少しでもお役に立てれば幸いです。
お気軽にお問い合わせ・コメントください。

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ホンっとにお買い得でした。お正月用に購入したのですが,家族中おいしいおいしいと大好評で,あっという… [ >> ]
2012.04.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
前回の手術の後、形成外科で使った麻酔に対するアナフィラキーショック
が起きたため、今回の肝臓手術では、前日にアレルギー検査をしました。
生きるための手術で、事故のために命を失っては意味がありません。
パッチテストで問題なしとの判断が出ました。

いよいよ、手術当日。緊張感よりも、これで、toraの体内から、がんが
なくなるという高揚感の方が強かった気がします。
朝8時過ぎには手術室へ。娘は学校なので、私一人で待ちました。

予想よりも早い時間で、看護師さんが迎えにきてくれました。
午後1時にH先生に呼ばれて、手術室の隣でレクチャー。

時間が短かったことも、出血が少なかったことも、H先生の腕の
良さのおかげです。toraの体の負担も少なくて済みました。
切除した肝臓は約120g。肝臓の表面に何らかのものがあったので、
念のため、切除して病理検査に回したとのこと。
しかし、腹膜を含め、他の臓器への転移は見られないとのことでした。

まず、手術が無事に終わったという安堵感がありました。
それ以上に、これで、toraの体からがんがなくなったんだという
すがすがしさを実感しました。
突如私たち家族を襲ったtoraのがん。余命3か月という過酷な時間を
乗り越え、ようやくがんと別れることができました。
ここまで来るのに、1年という時間がかかりました。


toraの中に残っているでしょう。
その細胞が大きなしこりにならないよう、とんどん体外に排出する
ことに専念しよう。毎日毎日の努力の積み重ねが、1年、2年、
そして5年へとつながるのだから。
ようやく取り戻したtoraのいのち。

これまでの人生を、二人で一緒に生き直して行こう。
ずっと一緒に歩いて行ける。
神様がその時間をプレゼントしてくれたのだから。







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Last updated  2012.04.09 11:20:35
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