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2012.04.09
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カテゴリ: カテゴリ未分類
前回の手術の後、形成外科で使った麻酔に対するアナフィラキーショック
が起きたため、今回の肝臓手術では、前日にアレルギー検査をしました。
生きるための手術で、事故のために命を失っては意味がありません。
パッチテストで問題なしとの判断が出ました。

いよいよ、手術当日。緊張感よりも、これで、toraの体内から、がんが
なくなるという高揚感の方が強かった気がします。
朝8時過ぎには手術室へ。娘は学校なので、私一人で待ちました。

予想よりも早い時間で、看護師さんが迎えにきてくれました。
午後1時にH先生に呼ばれて、手術室の隣でレクチャー。

時間が短かったことも、出血が少なかったことも、H先生の腕の
良さのおかげです。toraの体の負担も少なくて済みました。
切除した肝臓は約120g。肝臓の表面に何らかのものがあったので、
念のため、切除して病理検査に回したとのこと。
しかし、腹膜を含め、他の臓器への転移は見られないとのことでした。

まず、手術が無事に終わったという安堵感がありました。
それ以上に、これで、toraの体からがんがなくなったんだという
すがすがしさを実感しました。
突如私たち家族を襲ったtoraのがん。余命3か月という過酷な時間を
乗り越え、ようやくがんと別れることができました。
ここまで来るのに、1年という時間がかかりました。


toraの中に残っているでしょう。
その細胞が大きなしこりにならないよう、とんどん体外に排出する
ことに専念しよう。毎日毎日の努力の積み重ねが、1年、2年、
そして5年へとつながるのだから。
ようやく取り戻したtoraのいのち。

これまでの人生を、二人で一緒に生き直して行こう。
ずっと一緒に歩いて行ける。
神様がその時間をプレゼントしてくれたのだから。







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Last updated  2012.04.09 11:20:35
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