2004.11.20
カテゴリ： もう一度観たい・読みたい
怪談集…とありますが、おどろおどろ～した雰囲気はなく、
何処となく、優美な雰囲気を湛えた不思議譚、という印象です。
一番の目的の 恩田陸さんの作品は『一千一秒殺人事件』 というタイトル。
他の作家の方の作品群が昔語りのような雰囲気を漂わせているのに
比べると、ちょっと異色かも！？
出だしに挿入された隕石のエピソードは「いかにも恩田さん！」らしい感じが
あってにんまり♪してしまいます。
むしろ不可思議かつ滑稽さも漂って「シュールな世界だわ～」という印象を
受けました。
落ちが、「そうきたか～」という感じ（笑）
アンソロジーで恩田さんの作品を読むと、「らしさ」が一層際立つような
印象を受けますね。（贔屓目かしらん？？）
昔語りの口調や、テーマ（小道具）の選び方など共通点が色々あるなかで、
“語り”そのものにぞわりとした感触を滲ませていたのは
岩井志麻子さんの『溺死者の薔薇園』、山崎洋子さんの『長虫』 でしょうか。
独特の雰囲気がある文章ですね。
長編でこういった作品を読むには勇気が要りそう！？
お話的に一番好きな雰囲気を湛えていたのは 花衣沙久羅さんの『一節切』
柊が怪談…と聞いて思い出したのは『雨月物語』で、なかでも「吉備津の釜」という
お話が強烈で頭から離れません。
この作品集の中に収録されている加門七海さんの『左右衛門の夜』は、
「吉備津の釜」を思い出させる雰囲気が漂っていて…ぞわ。でした。
怖い…怖いんだけど、情や業、といった部分には何かしら共感を覚えてしまうから
（余談ながら、ずっと以前に読んだ角川ホラー文庫の『魔法の水』という
小説集は柊は受け付けませんでした。何故なら、生理的嫌悪をもよおすような
記述の連続には耐えられないから。
具合が悪くなりそうなのは駄目なんです…うう。
この本で村上龍さんを初めて読んだのですが以来、他のどんな作品も、
受け付けることが出来なくなりました。
最初に読む作品は選ばなくてはいけません。教訓）
今日から「ハウルの動く城」公開です。
柊は先行予約券を購入し、24日水曜日に観に行く予定してます。
楽しみ♪でもすっごく混雑しているんだろうな。
近所のレンタル屋さん、今日明日だけ旧作のレンタル100円というので
出掛けたのですが、いざ、お店に行くと何を観たかったのか忘れちゃうのが
悲しい…。
恩田陸さんの「夏の名残りの薔薇」のモチーフになった「去年マリエンバートで」は
在庫を置いてないとのこと。そんな～！
「２０４６」関連でウォン・カーウァイ監督作品の「花様年華」「天使の涙」あたり、
借りたかったけど、一足遅くてなかったし。悔しいなあ！
そんな訳で、借りてきたのは
クリスマス・シーズンが近づいてきたら
もう一度観たいと思っていた「ラブ・アクチュアリー」、
劇場で観たかったけど、何故か吹替版しか上映してくれなくて断念した
「リーグ・オブ・レジェンド」、
夫のリクエストで「×メン２」とあいなりました。
う～む、もっと色々観たい作品あったはずなのに…おかしいなあ。
何処となく、優美な雰囲気を湛えた不思議譚、という印象です。
一番の目的の 恩田陸さんの作品は『一千一秒殺人事件』 というタイトル。
他の作家の方の作品群が昔語りのような雰囲気を漂わせているのに
比べると、ちょっと異色かも！？
出だしに挿入された隕石のエピソードは「いかにも恩田さん！」らしい感じが
あってにんまり♪してしまいます。
むしろ不可思議かつ滑稽さも漂って「シュールな世界だわ～」という印象を
受けました。
落ちが、「そうきたか～」という感じ（笑）
アンソロジーで恩田さんの作品を読むと、「らしさ」が一層際立つような
印象を受けますね。（贔屓目かしらん？？）
昔語りの口調や、テーマ（小道具）の選び方など共通点が色々あるなかで、
“語り”そのものにぞわりとした感触を滲ませていたのは
岩井志麻子さんの『溺死者の薔薇園』、山崎洋子さんの『長虫』 でしょうか。
独特の雰囲気がある文章ですね。
長編でこういった作品を読むには勇気が要りそう！？
お話的に一番好きな雰囲気を湛えていたのは 花衣沙久羅さんの『一節切』
柊が怪談…と聞いて思い出したのは『雨月物語』で、なかでも「吉備津の釜」という
お話が強烈で頭から離れません。
この作品集の中に収録されている加門七海さんの『左右衛門の夜』は、
「吉備津の釜」を思い出させる雰囲気が漂っていて…ぞわ。でした。
怖い…怖いんだけど、情や業、といった部分には何かしら共感を覚えてしまうから
（余談ながら、ずっと以前に読んだ角川ホラー文庫の『魔法の水』という
小説集は柊は受け付けませんでした。何故なら、生理的嫌悪をもよおすような
記述の連続には耐えられないから。
具合が悪くなりそうなのは駄目なんです…うう。
この本で村上龍さんを初めて読んだのですが以来、他のどんな作品も、
受け付けることが出来なくなりました。
最初に読む作品は選ばなくてはいけません。教訓）
今日から「ハウルの動く城」公開です。
柊は先行予約券を購入し、24日水曜日に観に行く予定してます。
楽しみ♪でもすっごく混雑しているんだろうな。
近所のレンタル屋さん、今日明日だけ旧作のレンタル100円というので
出掛けたのですが、いざ、お店に行くと何を観たかったのか忘れちゃうのが
悲しい…。
恩田陸さんの「夏の名残りの薔薇」のモチーフになった「去年マリエンバートで」は
在庫を置いてないとのこと。そんな～！
「２０４６」関連でウォン・カーウァイ監督作品の「花様年華」「天使の涙」あたり、
借りたかったけど、一足遅くてなかったし。悔しいなあ！
そんな訳で、借りてきたのは
クリスマス・シーズンが近づいてきたら
もう一度観たいと思っていた「ラブ・アクチュアリー」、
劇場で観たかったけど、何故か吹替版しか上映してくれなくて断念した
「リーグ・オブ・レジェンド」、
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う～む、もっと色々観たい作品あったはずなのに…おかしいなあ。
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