ひっこりんの冒険

やあ　ひっこりんだよ

今日は前回に引き続き　カメラの話だよ



カメラはレンズを通して入ってくる光

その露出値を測りシャッターの速度とレンズを絞ることで調整し

適正なところでシャッターを切り写真を完成させるという

機械だと話したね



光はレンズを通して入るわけで

そのレンズが重要だよという話をしよう





まず自分のレンズを見てみよう

何かレンズの周りに書いてあるんじゃないかな

数字が・・・

この数字と記号がレンズの大まかな性能なんだ





これは　ＲＩＣＯＨのＲ８だね　　

f=4.95-35.4　1:3.3-5.2

これは焦点距離が4.95～35.4（35mm換算で28-200mm）　開放側絞り値が1:3.3～5.2

ズームをすると絞り値が広角側で3.3　望遠側では5.2と変化するレンズだよって言ってるんだ







これは昨日のカメラ　オリンパス３５SPのレンズ　f=42mm　1:1.7

焦点距離が42mmで開放絞り値が1:1.7の単焦点レンズだよって言ってるんだよ







レンズは交換レンズなどいろいろな物がそれぞれのカメラ用に有るので

どんなレンズを用意したらいいのか悩むところだよね



じゃあ　ここでレンズの種類について考えてみよう

焦点距離が固定されたもの。単体レンズとも呼ばれる。ズームレンズに比べ

• レンズの構成枚数が少ない傾向にあるので逆光に強く小型軽量。
  
• 色収差、画像のゆがみ、ひずみを補正しやすい。
  
• F値が小さくしやすいため、幅広い絞りの選択による豊かな表現が得られる。また、絞りを開けることで高速なシャッターを切ることもできる。

といった特徴を持つんだ。

さらに画角後外から標準レンズ・広角レンズ・望遠レンズがあるよ

標準レンズは

焦点距離が画面対角線長と近いレンズをこう呼ぶんだ。

画角は人間の肉眼が普通に物を見る時の画角に近い50度前後になる。

F値の小さい明るいレンズが多い。

広角レンズは

標準レンズより焦点距離が短く広い画角を持つレンズをこう呼ぶよ。

望遠レンズは

標準レンズより焦点距離が長く狭い画角を持つレンズ。

みんなほしがる単焦点望遠レンズ　でも　高いよ～～～


Canon キヤノンEF300mm F2.8L IS USM［300/2.8］手ぶれ補正【メーカー取り寄せ】

まあ　こんなのもある



Nikon　ニコン　400mm超望遠レンズ　AF-S NIKKOR 400mm F2.8G ED VR

【ズームレンズ】

焦点距離を一定の範囲で自由に変化できるもので、その際、ピント位置の移動が生じないものをズームレンズ、生じるものをバリフォーカルレンズ（可変焦点レンズ）というんだけど

最近ではオートフォーカス機構の普及により多少の焦点面移動があってもズームレンズと言うみたいだね。

単焦点レンズに比べて

• F値が大きく、暗いレンズが多い。
  
• レンズの構成枚数が多くなるため、大きく重くなりがち。
  
• 色収差や画像のゆがみ、ひずみの補正が難しい。

【その他のレンズ】



○魚眼レンズ



通常歪曲収差は可能な限り補正するんだけど、歪曲収差をコントロールした状態で残して、

画像が歪んで特殊な効果を出せるレンズを魚眼レンズというんだ。



○シフトレンズ



建物などを撮影する場合、一般のレンズで撮影すると見上げる形で撮影することになり上すぼまりに写るんだけど、このレンズではレンズの上下移動が可能なシフト機構を内蔵してて、カメラごと上に向けるのではなくレンズを上にずらすことにより上方を撮影することで歪ませず撮影できるおもしろいレンズだね。キヤノンではTSレンズ（ティルト・シフトレンズ）と言い、シフト機構に加えてティルト機構を持っていて、レンズを斜めにしてピント面をフィルム面と非平行にしちゃうことが可能なんだよ。



○パンケーキレンズ



レンズの全長がパンケーキのように薄く軽いレンズをいうんだ。

ボディに装着しても通常のレンズのようにかさばらないので、バッグへの収納が容易になり、スナップショット用としてよく使われる。ちょっと前にオリンパスが新しいパンケーキレンズを発売したので　少し市場が動いたね。



○マクロレンズ



一般より高い撮影倍率で接写撮影ができるよう設計されたレンズだよ。

通常のマクロレンズでは最大撮影倍率が1/2倍、もしくは等倍のものが多い。

動物などに接近せず大きく撮影する目的で被写体までの距離を長くとることができる「望遠マクロ」と呼ばれるタイプのレンズもある。文献の複写、生物や工芸品等の細かいパーツ等を写す場合などに用いられるけど、接写だけでなく無限遠からピントが合い通常の撮影にも対応できるものも多いんだよ。





これらのレンズ　

コンパクトデジカメには付けたくても出来ないけど

一眼レフカメラを買うとね　上に上げたようなレンズをそろえる羽目になる

で、機材にこりはじめるんだ



これは　大変な世界なんだよ　まあ　簡単に手を出す世界じゃないよ

でも　ほしがるんだよ　みんな



ははははは

ボクも　昔、このジレンマに陥った



今はコンデジで満足してるけどね





久しぶりに文字が多い

長い　疲れるよ～～





で、こんなに種類のあるレンズなんだけど

それぞれ　目的見たいのがあって・・望遠系の単焦点やズームで

開放絞り値が明るいレンズ（例で載せたような高額なもの）は動物写真家や

スポーツカメラマンが愛用してる



これは　ボケ味と高速シャッターを引き出すのに　どうしても必要なアイテムなんだよ

（昨日の話を思い出してね　ＥＶ値の話　同じＥＶ値ならＦ値の明るい方がシャッター速度も速くなる）



コンパクトデジカメにこの世界の写真を撮るのは絶対に出来ない



例えば良くできたＲＩＣＯＨのＲ８のレンズでも　２００ｍｍの望遠側の開放絞り値は１：５．６

当然　同じＥＶ値なら　シャッター速度は遅くなるから手ぶれが出たり　瞬間を写し込むような

写真は出来ない

それを可能にするレンズが　１００万を超すような高額なレンズなんだよ





はははは

じゃあ　今日はここまでにしよう





クーク　お茶





ｚｚｚｚｚｚｚ