静岡の四季 0
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昨日は久しぶりに午後から雨夜半には大雨になりました人気blogランキングへ ←応援してね(*^_^*)4月9日、奥多摩・御前山でであったお花たちです山頂付近は芽吹きもまだでしたが麓ではかわいいお花たちがたくさん咲いていましたヒトリシズカ名前は一人でも仲間がいっぱいにぎやかですね~早春の山で一番に咲きだすミツバツツジニリンソウやっとこさ咲き出したよ~大きくみみが張り出したミミガタテンナンショウ特定できないけどヒロハテンナンショウとかカントウマムシグサとか・・・?またまた猛毒ハシリドコロ山の早春にはたくさん芽をだしていますめずらしく上を向いて花が咲いていたハシリドコロですバイケイソウなんか輪になって楽しそうに踊っているようです~奥多摩ビジターセンターに問い合わせてみたら標高1000mほどのブナ林帯に緑がかった花を咲かせるのがバイケイソウ高山の雪解けの湿ったところに白い小さなお花が集って咲くのがコバイケイソウバイケイソウもコバイケイソウも有毒ですよく山菜の「ウルイ」(オオバギボウシ、コバギボウシ)と間違えて、近所におすそ分けして中毒事件が発生しています。気をつけましょう~バイケイソウは葉柄がなく、葉脈が平行につくのが特徴ですヨゴレネコノメ葯が赤っぽいから多分この名前かな?沢沿いに咲いていたネコノメソウヨゴレなんて、かわいそうな名をつけますね。。ミツバツチグリヘビイチゴのお花に似ているかな?ミツバツチグリと思って撮ってみたけどちょっと違うみたい?奥多摩湖畔に下りてきて林道の崖を覆った金網から顔を出して咲いていたお花ミヤマキケマン今年は何度目かのUPになっているお馴染みさんジュニウヒトエとってもすてきな名前ですねでも街の花にもセイヨウジュウニヒトエがあるんですよね野生のジュウニヒトエは淡いピンクというか藤色の落ち着いた色ですねキランソウ別名にジゴクノカマノフタって恐ろしい名前が付いている昔は薬草として用いられたお花です時間がないので羅列になっちゃいました
2009/04/15
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4月9日に出かけた奥多摩・御前山御前山は2回目、9年前の4月25日、旅行会社とタイアップした「コー○ツ登山教室」に参加して、満開のカタクリに出会うことができました。あの時の感動を再び・・・人気blogランキングへ ←応援してね(*^_^*)バスから降りると3人が念入りに準備体操をはじめました・・そういえば、ツアーに参加しなくなったhimekyonは、最近準備体操したことがありません基本を忘れてはいけませんね。奥多摩湖のダムサイトを渡っていよいよ御前山へ出発です。展望台からの倉戸山静かなはずの山間にひっきりなしにヘリコプターの爆音が響き渡ります。向かい側の剥き出しの山肌にヘリコプターがなにかを撒いています。今日は1日ヘリの音と一緒に山歩きかな・・ やっと芽吹きはじめた登山道にはかわいいすみれが咲き出していました。大ブナ尾根は急登の連続、岩場あり、落ち葉に埋め尽くされているところありで、気が抜けませんミツバツツジは早春の山で目立ちます樹間からの展望を楽しみながらゆっくり、ゆっくり歩きますコゲラさんサス沢山に到着、山頂は一部切り開かれていて、監視カメラがあり、奥多摩湖?を監視しているのでしょうか、カメラが動いていました。山座同定をしながらゆっくり休憩です次に目指すのは惣岳山、しばらくは起伏の少ない登山道を歩き、稜線へでます。このあたりから、カタクリの葉がちらほらと・・あっ、カタクリが咲いている~、小さな小さなカタクリが一輪咲いていました。これなら、上のほうも咲いているかもね・・・と期待しながら歩けども葉っぱはあちこちに出ているのに、お花はポツン、ポツン・・やっぱり少し早かったね稜線にでるとまたアップダウンの繰り返しで惣岳山に到着です目の前に御前山の山頂、15分ほど山頂まで行って食事にしましょう以前来たときは惣岳山から御前山への登山道が一面カタクリの花だったのですが葉っぱも出始めで、つぼみもほとんどありません。確か富士山が見えるところがあるはずなんだけど・・・鞍部の開けたところから、うっすらと富士山がみえました気温が高すぎてもやってしまってます御前山山頂には2組がいて、食事をしているうちにだんだんと人が増えてきて10数人になっていました。さすが御前山、平日でも人がいます。みんな考えることは一緒かな?もしかしてもう咲き出しているのでは??と来てみたけれど・・・みんな残念がっているのでしょうね。。山頂は北側と南側が切り開かれていて、北側は東京都の最高峰・雲取山から派上する山並みが南側には丹沢山塊がみえていました下りはどの尾根を降りるか決まっていません。相談の結果小河内峠まで下り、バス便のある奥多摩湖へ周回することになりました。惣岳山からの御前山惣岳山まで戻り、小河内峠への道へ入ります。広い防火帯のみちはザレて滑りやすかったり、両側が切れていたりとこちらも気の抜けない道です。 小河内峠に着き休憩、以前の登山教室では月夜見峠まで歩きましたが、バス便がありません。左に藤倉に下る道は崩壊していて危険とあります。今回奥多摩湖へ降りるコースは、古い地図には載っていません。道標も新しくなっています。2年前に開放された奥多摩湖畔「いこいの路」へ直接降りる道です。小河内村がダムに沈む前は、小河内村から桧原村への生活道だったのでしょうか水源の巡視路になっているのでしょうか、いくつもの道がありますが歩く人は少ないのか倒木があり道をふさいでいるところもありました。急なジグザグ道を2時間、慎重に慎重に下り、スタート地点のダムサイトに戻ってきました。奥多摩湖の夕景・・・すみません、実際にはこんなに暗くありませんでした。ちょっとマイナス補正しすぎたかな??小河内峠から奥多摩湖畔「いこいの道」へ直接降りてくることができます真夏のような陽気が続き、カタクリの花を期待してでかけましたが、やはり標高1405mの御前山はまだ早春、まだ芽吹き始めたばかりでしたが、それでも久しぶりの御前山は歩きがいのある山でした。
2009/04/13
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春を通り越して初夏の陽気が続く日です東京都の水がめ・奥多摩湖高速道が1000円ででかけられるとか、今日はお出かけする人も多いのかな?himekyonにはあまり縁のないことですが・・青く澄み切った奥多摩湖4月9日に出かけた奥多摩・御前山田中澄江著「花の百名山」のカタクリでおなじみの山ですダムを渡ったあの奥の山が御前山かな?いつもお世話になっているO氏が、お仕事仲間のUさん、Yさんと御前山の下見に行くということで同行させていただきました。ダムの桜が満開です数日暖かい日が続いたので、もしかしたらの期待をもって出かけましたが、3月下旬の冷え込みで、例年並みの開花のようでちらほらと咲いているだけでした。桜の山として紹介される山「倉戸山」登山家山○井氏が熊に襲われた山です奥多摩湖のすぐ上にあります今回は青梅線青梅駅8時1分発奥多摩行の車中集合のため、5時半に家を出発です無事に車中にて合流することができ、お初の挨拶を済ませて奥多摩駅へ駅からは「西鴨沢」行のバスで奥多摩湖まで乗車です奥多摩湖に着くと桜が丁度見ごろになっていました。「倉戸山」は、4月下旬ころ、山一面が桜のピンク色に染まるそうです水位の下がった奥多摩湖緊急用のダムとして最近はほとんど放水することはないそうですダム建設の犠牲者慰霊塔himekyonが子どものころ、父方の伯父が鳩ノ巣駅前で、民宿兼わさび漬け製造販売をやっていたので、奥多摩へは何度か行ったことを記憶しています。そのころに小河内(おごうち)ダムができるというので、ダムの底に沈んでしまう小河内村へ行ったとこがありました。あっ、横道にそれちゃいました。ダムを渡っていよいよ御前山へ出発です~
2009/04/12
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青春切符使用期間が今日10日まで昨日9日お出かけでぎりぎり使い切りました~人気blogランキングへ ←応援してね(*^_^*)今回は4月初めに青春切符を利用してお泊り計画を立てて購入したもので、予定変更で日帰り5回利用になりました。利用期間が3月1日~4月10日3月19日からのスタートだったので4月に入っての後半はちょっとがんばりました。3月19日 房総・御殿山縦走3月23日 奥多摩・川苔山4月 1日 栃木・三毳山4月 6日 山梨桜のお花見4月 9日 奥多摩・御前山奥多摩御前山はカタクリの群生地。毎年20日過ぎだとは思うけどここ数日の温かさで咲き出すことを期待してお出かけしましたがやっぱり早過ぎたようです。登山道にまではみ出して芽をだしているカタクリまでありましたが小さなお花がところどころに数輪咲いているだけ・・・10日後ぐらいには一面にカタクリの花が咲き乱れ、登山客の目を楽しませることでしょうカタクリの写真を期待しないでくださいね残念ながら目が悪いhimekyon、コンデジの液晶がみえなくて、焦点があわず、ほとんどがボケボケでUPできるものがありません
2009/04/10
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3月23日に歩いた奥多摩・川苔山特に珍しいお花があったわけではありません今回は、日帰りの山歩きが主なので、三脚もマクロも持たず、立ち止まってゆっくり撮るわけにもいかずほとんどがブレブレでした。人気blogランキングへ ←応援してね(*^_^*)作家・田中澄江が書いた「花の百名山」「新・花の百名山」山が好きでお花が好きな、特に女性の方は一度は読んだ本ではないかと思いますが同じ山でも取り上げる花が違っていたり、別の山になっていたり・・はたまたN○Kが監修したビデオの「花の百名山」があり朝○新聞監修の週間「花の百名山」があったりと作家・深田久弥の「日本百名山」に対抗して無理やりこじつけたようなわけのわからない「花の百名山」ですが・・・川苔山も最初に書いた「花の百名山」に載っていますそのお花は「アズマイチゲ」アズマイチゲならば、川苔山でなくても咲いているのではないのかな??なんて、斜めにものをみてしまうhimekyonですそのアズマイチゲも3月の終わりに川苔山で見つけたという登山口が違っているからなのか、一輪も見つかりませんでした。今から何十年前のことなんだろう・・・「ハナネコノメ」や「ボタンネコノメ」がいっしょに咲いていたと書いてありましたがちょっと湿ったところにハナネコノメが咲いていました毎年のように高尾山へハナネコノメを見に行きますが川苔山で見かけるとは思ってもいなかったのでちょっと感激ですネコノメソウもいろいろありますね特定できませんツルネコノメソウかな?田中澄江が本に書いていた「ボタンネコノメ」はこのお花のことかな?でも図鑑には岐阜県以西の日本海側と書いてあります葯が暗紅色のヨゴレノコネメかな?高尾山で撮った「コチャルメルソウ」これはじっくりピントを合わせないと撮れません失敗したので全体の写真を・・・(汗;)なんでチャルメルソウ?って以前質問があったので・・・実の形が、屋台で昔夜鳴きそばを売る人が吹くチャルメルに似ているからですよ日本には250種ほどのスミレがあるといいます身近なところでもよく見かけるお花ですが、ぜんぜん見分けがつかないお花です山にスミレは欠かせないお花です一般的なのが「タチツボスミレ」葉っぱに赤い筋がはいっているとなんというのでしょうか?「エイザンスミレ」みっけ~と思ったらお花の形が違っています。葉っぱはエイザンスミレの特徴なんだけど・・・さてさてなんてスミレだろうこちらは間違いなく「エイザンスミレ」です比叡山で発見されたので「エイザンスミレ」というのです葉っぱに切れ込みが入るのが特徴です。これは「ハシリドコロ」猛毒ですよ~根がヤマイモ科のオニドコロに似ていて、アルカロイドが含まれているので、食べると幻覚症状を起こして苦しんで走り回るところからついたそうですよでも毒と薬は紙一重、薬用にもなるそうです。素人判断は命取りですよ青梅線鳩ノ巣駅に下山麓にはカントウタンポポが、まだまだセイヨウタンポポに負けずにがんばってますカキドオシ垣根を越えてどんどん蔓を伸ばすので垣通し・・・かわいいお花だけどこれも雑草といわれているお花です奥多摩・川苔山はまだまだ春浅き山でした。お花の写真は撮れなかったけど、久々にがっつり歩けた山でしたしかし、花粉が凄かった結局、帰った日の夜は眠れず、翌日お医者さんへ寄って薬をもらって、夕方落ち着きました。
2009/03/26
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日記を書こうとしたらメンテナンス中でしたいつも思うけど、どうして土日にやるのでしょうね。。人気blogランキングへ ←応援してね(*^_^*) 8月1日奥多摩・御岳山(みたけさん)へ行ってきました久しぶりにO氏と山友Sさんとのハイキング超お忙しのO氏から、8月はじめに奥多摩方面へ行きましょうかと連絡がSさんの紹介でO氏との山行がはじまったけど、そのSさんが北岳でひざを骨折以来、一緒に歩く機会がなくなっていました立川駅に集合御岳山の「レンゲショウマまつり」が今日から始まったから咲き始めているかもしれないよ行き先は決まっていなかったけど、「レンゲショウマ」のひとことに異議なしで決定!!ケーブルカー山麓駅から標高差400mを6分で山頂駅へ一度歩いたことがあるけれど展望のない杉林の中を1時間奥が深い御岳山、やっぱり文明の利器を利用が一番でしょう朝もやの中にポツン、ポツン一本の茎に一輪づつ・・・やっと咲き出したばかりですお盆のころが満開になるかしら・・・今年は御嶽神社の山門付近が植栽され第二会場になっていました御岳山へ行くと必ず寄るところが「ビジターセンター」とっても親切なんですいつもお花の情報などを教えていただいていますお花の情報にワクワクでロックガーデンへ~タマガワホトトギス(玉川杜鵑)京都・玉川で発見された黄色のホトトギス何度撮りなおしても蕊にピントが合いませんタマガワホトトギスは御岳山の山頂から標高差、約200m近くを一気に下った七代の滝付近に咲いています階段をふうふういいながら登りきると天狗岩その先からが養沢川の流れに沿ったロックガーデン(岩石園)清流と苔むした岩の間を歩きます岩場にもタマガワホトトギスが咲いていますイワタバコ(岩煙草)岩場にはイワタバコも咲いていました足場の悪い岩場に咲くイワタバコ薄暗くて撮っても撮っても手振れしてしまいますハイキングだったから三脚を持たないできてしまったけど三脚があっても立てられなかったかな・・・御岳山は手軽に歩けるけどいつ来てもお花がたくさん咲いているあなどれないところですこんな岩場にけなげに咲くイワタバコ生命のたくましさを感じます収穫多かった御岳山ハイキング他のお花にもたくさん出会いましたまたUPできるといいんだけど・・・
2008/08/03
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大岳山のお花の写真はスライドショーで見てね。昨日は久しぶりの山歩き、奥多摩・御岳山~大岳山を歩いてきました。御岳山といえば「レンゲショウマ」人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいですわー、咲いてるの、見に行こう~いえいえ、早とちりは禁物ですよ行って咲いてなかったってhimekyonのせいにしないでくださいよ~(笑)この一輪、ケーブルカー山頂駅の鉢植えの1輪が咲いていただけ・・・まだまだ硬い、硬い蕾でしたよ。。ところで昨日は蒸し暑かった・・もう滝のように流れる汗お日さまは出ていなくて、ときおり、あたり一面立ちこめる濃霧風がなかったから暑かったのかな今回は5月に鋸山へ行ったSさん夫妻とごいっしょでした辿り来し 大岳山頂 蝉時雨細流の 風も味付け 夏の膳この2首、俳句が趣味のSさんの句です。お天気が悪いから、行く行かないで、すったもんだで前日夕方にようやく決定ホリデーパス利用です。土日が休みだといいですね。割安切符で往復ができます。千葉からさらに1時間ほど入った○原市に住むSさんと新宿駅で待ち合わせホリデー快速奥多摩号で御嶽駅へバス、ケーブルカーを乗り継いでケーブルカー山頂駅へいよいよここからが出発です。ケーブルカーを使うの??これは反則ではありませんよ。下から歩くと1時間半、杉の樹林帯を歩くだけ、千葉から大岳山を日帰りするにはケーブルカーを利用しないとちょっと厳しいんですよ。。奥の院経由を予定してたけど、前日までの雨で登山道が濡れている、Sさんは山のベテランだけど、奥さんは山歩き始めたばかり、岩場は滑るからパスしよう去年、ご夫婦でレンゲショウマを観に来た時は、日の出山からつるつる温泉に下山したので、御岳山頂まで歩いていないということで、武蔵御嶽神社へお参りしてから御岳山から大岳山へ向かいます。その前に「レンゲショウマ」保護地をちょっと確認、まだまだ硬い蕾でした。レンゲショウマ祭りは8月1日からです。詳しい情報は御岳観光協会のHPか 御岳登山鉄道HPへとにかく風がないので暑い、ロックガーデンとの分岐手前の水場で、顔を洗って水を飲むと冷たくておいしい~ときおり、樹林の切れ間から見える大岳平はガスの中、ガスが上がって明るくなってきたので晴れるかと思いきや、またガスる・・やっぱり無理のよう。芥場峠をすぎるとせみしぐれが賑やかになってきて、よけい蒸し暑く感じる。今年初めての蝉の声いよいよ岩場にさしかかると、やっぱりかなり濡れていて、以前、山頂近くの岩場で滑って、数メートル滑落した経験のあるhimekyonなので、慎重に歩をすすめます。大岳神社にたどり着くと、あと20分ほどの急登の岩場を超えると山頂だからあと一息、がんばろう、あれ道がなくなってるよ。大木が倒れて道を塞いじゃっている、短い足でなんとか乗り越えて、無事山頂に到着です。山頂は15.6人くらい、日曜日にしては少ないかもしれない。ここ、数日の天気予報じゃ中止するのも無理はないだろうなガスで何も見えないけど、雨が降らないだけよかったねのんびり山頂で過ごした後、下山は特に慎重に歩きます。本格岩場はじめての奥さんをSさんが指示しながら、慎重に下ります。ロックガーデン分岐からは、天狗岩まで沢沿いの遊歩道を経由して、山頂駅まで戻りました。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです楽天さんプレビューが開きませんよ。見当つけて貼り付けたけど・・
2007/07/09
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霧の大岳山・山行記~1の続きです。長すぎちゃって2回にわけました。~1もみてくださいね。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。ますます霧が濃くなって10m先もみえない、こんなとき熊がでてきたらどうしよう。またまた三つ峠のときのように鈴をがんがんならして・・・しばらく行くとピンクの雨具がチラッと見えました。あっ、登っている人がいる。Himekyonだけじゃなかった、よかったー、追いついたら、ご夫婦だった、ギンリョウソウ(銀竜草)ユウレイタケ:葉緑素のない腐生植物ご主人「その鈴よく聞こえますね。遠くから聞こえるんだけど、いっこうに姿がみえなくて」Himekyon「え、そんなに聞こえました?こんな音じゃ、熊に聞こえないんじゃないかって心配してたんですが」ご主人「いやいやだいじょうぶですよ、それだけ聞こえれば、ストックに付けているんですね」Himekyon「ストックに付けておけば、人が近づいたら、手で押さえて音を止められるので」ご主人「あー、それはいいかもしれないな」このご夫婦は「イワカガミ」をみに来たという。やはり以前みたことがあるのでまた来たという。岩場の上のほうに咲いているので、意外に気がつかないというか、切れ落ちている岩場を足もとみながら歩けば気がつかないのが当然というところに咲いているんだもの、気がつくほうがすごいかもしれない。ご主人「確かこの辺だったと思うんだけど、探しながら歩いているからお先にどうぞ」Himekyon「いえ、わたしも同じですから、でももう少し先の岩場だったような気がしますが」 岩場の上に咲くので意外とわからないで通り過ぎている人が多いイワカガミやはり、今年も咲いていてくれました。出会う人ごとに「へー、こんなところにイワカガミが咲くなんて知らなかった」ほんとにhimekyonも去年までは知りませんでした。いくつかの岩場を越えてやっと大岳山山頂下の大岳神社の広場に辿り着きました。やれやれなんとか山頂まで行けそうだ。さて、BC職員から聞いていたお花を探さなくては・・・ここでもみつからないが「トリガタハンショウヅル」の蕾はみつかりました。花が咲くのはあと4~5日ぐらいだろうか・・・ 白い花のトリガタハンショウヅル――――→以前撮ったものですが・・ハンショウヅルの蕾2年前、山頂下の岩場で足を滑らして転げ落ちた現場を無事通過、なんでもないところなのに・・・雨ですべったのだろうか・・・途中でたくさんの人たちとすれ違ったから、もうこの時間じゃ、山頂にはだれもいないだろう・・・と思ったら、女性の声が聞こえてきました。やっと山頂到着!!1時20分、まあ、なんとか思った時間には辿り着けたようだ。女性はグループで来ているらしい、めいめいにルーペで葉っぱを見たり、ノートに何かを書いていたり、ちょっと変わったグループです。早速、花を探してみるとかわいい、かわいい「フデリンドウ」と「センボンヤリ」 筆竜胆 センボンヤリグループの女性「何かありますか?」Himekyon「フデリンドウです、探すとけっこうありますよ」どういうわけかここのりんどうは小さい、「豆フデリンドウ」とでも付けたいくらい小さいのです。それからグループの人たちと話がはずみ、なんと「木やお花」の観察をしながら山歩きをしているという、5人が5人、しっかりとルーペをもっている。すごい!!今までの山歩きではじめてであったタイプのグループかもしれない、himekyonの知らない木の話がでてくる。「ウラジロノキ」というのを教えてもらった、葉の裏が白いのだそうだ、花はまだ蕾がでたばかり、この花を見るために毎年登ってくるという、himekyonも何度も来ているけれど初めて知った。こんなに大きな木だけど一度も気にしたことがなかった。花の咲く時期に来ていなかったから気がつかなかったのかもしれないが・・・ 葉の裏が白いウラジロノキ(裏白の木)バラ科・・白い花が咲くというグループの人たちが「シロヤシオ」がないのよねー」「山頂の下にありましたよ」ということでいっしょに降りることにしました。グループのひとり「あら、花が落ちてたからもう終わりだと思って確かめなかったわ、咲いてるわね、奥の院を期待して歩いてきたけれど全然だったわ」とのことだった。BC職員さんの話だと今年はシロヤシオの花が少ないらしい。Himekyon 「イワカガミ」が咲いているの知ってます?岩場の1箇所だけ咲いているんですよ。ヤマウツボは?」グループのひとり「去年BCで写真をみたんだけどまだ、みたことないわ」Himekyon「イワカガミ」の近くにあったんですよ」こんな会話をしながら・・・いわかがみの岩場に到着グループ「あら、ほんと、上のほうまで咲いている」Himekyon「山ウツボ、この近くだったんだけど、今年はみつからないんですよ」グループ「ヤマウツボ、みたいねー」去年のですがヤマウツボ載せてみました。ゴマノハグサ科芥場峠を越えて水場まで戻ってきて、Himekyon「すみません、BC職員さんの話しだとこの近くにヤマブキソウがあるって言ってたんですが、みなさんの目でみつけてくれません?」グループ「あら、ここにあるじゃない、」Himekyon「えー、なあに、あんなにみつけてみつからなかったのに、あっさり、さすが10個の目、すごいー」でも残念、1輪は花が終わって、もう1輪はつぼんでいました。水場の回りには2種類のウツギの花が咲いていました。これからがグループの本領発揮でした。めいめいにルーペを取り出して・・グループ「こっちのはヒメウツギかな」「こっちはただのウツギかな」Himekyon「そうだ、樹木の図鑑持ってるんですよ。どうも樹木は苦手でいくら教えてもらってもすぐ忘れちゃうんですよ。花は覚えられるんだけどねー」「ヒメウツギは葉がうすく、長楕円状披針形で星状毛があって・・・ウツギは卵状長楕円形で葉は肉厚で・・・って書いてありますよ」「ヒメって小さいっていう意味かと思ったら違うんですね」さすがです。ウツギは非常にややこしい、バラ科、ユキノシタ科、ミツバウツギ科、スイカズラ科と花によって4種類にわかれているらしい・・例えば、ユキノシタ科 ウツギ、ヒメウツギ、マルバウツギ・・他バラ科 コゴメウツギミツバウツギ科 ミツバウツギスイカズラ科 タニウツギ、ニシキウツギ、ツクバネウツギ・・他もう、こうなったら、himekyonはお手上げだーHimekyonも歩くの遅いけど、なるほど遅いわけです。これじゃ前に進まないわー。でも久しぶりにお勉強しながら歩くことが出来ました。以前、長野・王滝村主催で木曽御嶽山へ登った時に出会ったガイドさんが、花の好きなhimekyonならと、夜消灯の時間まで花の話をしてくれて、特別に岩場まで「クモマナズナ」を見せに連れて行ってくれたとき以来の感動だったかもしれない。グループの人たちはロックガーデン経由で帰るはずだったけど、すでに4時を過ぎているので変更して、ケーブルカー駅までいっしょに歩くことになった。他にもたくさんの木や花を観察しながら歩き、御岳神社でみなさんと別れ、Himekyonはこのあと、もう一度朝のルイヨウボタンのところへ戻り、ちょうど外へ出ていた、土手の地主の奥さんに花の写真を撮らせて下さいとお願いして土手の上に上がると、奥さんと話をしていた男性が、 ルイヨウボタン(類葉牡丹)メギ科:葉が牡丹に似ているから「ふーん、雑草と思ってみる人もいれば、貴重な花と見る人もいるんだねー」と感心しきりでした。その奥さんが、庭に「クマガイソウ」が咲いているけど、よかったら見て行きませんか、今年は少なくて4輪だけど去年はたくさん咲いたのよと写真まで見せてくれました。納屋には昔の籠もあるんですよって言ってくれたのですが、ケーブルカーの時間が気になってお礼を言って急いで戻りました。ケーブルカー駅に戻るとまたグループの人たちといっしょに、、、最終バスに間に合う5時半発のケーブルカーになんとか間に合いました。霧のため、五日市までは歩けず、大岳山ピストンになってしまったけれど、、BCの職員さん、5人グループの人たちにも出会えて、知らないことをたくさん教えていただきました。ほんとにすばらしい花山行になりました。BC職員さん、5人グループさん、馬場家の奥様(御岳山の神主さんのお宅でした) ほんとにありがとうございました。感謝、感謝の1日でした。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。25日~26日、久々のちょっと本格な山・天狗岳(八ヶ岳)へ行ってきます。赤岳~硫黄岳を予定していたのですが、今年は雪が多く、やっととけだしたところということで、沢筋に少し残雪で、軽アイゼンがあれば心配ないという渋温泉から黒百合ヒュッテ―天狗岳―稲子湯を歩いてきます。また、また、行き過ぎって言われそうですが・・・山の雪解けのお花を見に行ってきます。何の花が見られるか楽しみです。コメントのお返事、皆様のブログにお邪魔できませんが、帰ったらまたお邪魔します。
2006/05/25
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大岳山(標高1266m)は、三頭山、御前山を合わせて奥多摩山と言われる、日本二百名山、関東百名山にもなっている山です。 ミツバツツジ・・・オシベが10本だとトウゴクミツバツツジ・・確認できなかった人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。今回のコースJR奥多摩線・御嶽駅―バス―ケーブルカー―・・・七代の滝・・・ロックガーデン(岩石園)・・・芥場峠・・・大岳山大岳山は御嶽駅から御岳山を経由して往復するのが一般的な歩き方かなー御岳山から直接大岳山をめざすことができるが、奥の院を経由したり、ロックガーデンを経由したりと時間によって楽しめる山なのです。また、家族連れは御岳山からロックガーデンコースを廻っても楽しめます。 ヤマツツジ大岳山から鋸尾根を経て奥多摩駅へ、御前山を経由して奥多摩へ養沢鍾乳洞を経て五日市へ馬頭刈尾根を経て五日市へ、急下降の白倉を経て五日市へ御岳山へ戻って日の出山からつるつる温泉へ、 日の出山から吉野梅郷へ御岳山から鳩の巣渓谷へ 途中から海沢を奥多摩へ御岳山から大塚山を経由して古里(こり)へとにかくたくさんのコースがあり、年間を通して楽しめる山が御岳山・大岳山なのです。日の出山からつるつる温泉下山はあるけど、大岳山から直接五日市へのコースはまだ歩いたことがなかったので、今回馬頭刈尾根を歩いてみようかなと思って家をでたのですが、駅に降りたつと山並みに霧がかかっている。初めてのコースはちょっと心配、今日は大岳山の往復コースにしたほうが無難かなーと思いつつもケーブルカーは片道切符を買っていました。奥の院のコースシロヤシオもいいけれど、この時期はロックガーデンは見逃せない、このコースにしようかな・・・山歩きにケーブルカー・・軟弱って思うかもしれない。でも、このケーブルカー標高差420m(関東で一番の急勾配だそうな)を6分で山頂駅に着く。これを歩くと杉林のなか1時間ひたすら歩くことになる。himekyonも真夏の暑い暑い日に歩いたことがある。・・・もうこれだけでバテバテ・・・先の楽しめる御岳山、大岳山には、ケーブルカーもありってことで・・・この山へ行くといつも寄るのが「ビジターセンター」その時期のお花の情報などを教えていただく。去年は意外なことに大岳山に「イワカガミ」が咲くことを教えてもらった。ということで行ってみると今日は月曜日休館でした。あーぁ、残念と裏参道を歩き出すと、少し先の道路の掃き掃除をしている男性がいる。どこかで見かけたような??Himekyon「あの、すみません、ビジターセンターの方ではありませんか?」BC職員「はい、そうです」Himekyon「今日はお休みですよね」BC職員「ええ」お仕事がお休みなのに近所の道路のお掃除をしていました。こんな会話からはじまり、ずうずうしいhimekyonはしっかり、お花の情報をたくさん教えてもらっちゃいました。。。。と目の前の土手に「ルイヨウボタン」がある。Himekyon「これ、ルイヨウボタン」ではないですか?BC職員「ええ、そうですよ、それは花は終わってますが、こっちに1本だけ咲いていますよ」驚いたことに群生に近い状態で、1本だけ花が咲いていました。Himekyon「ここは写真が撮れないですね。」BC職員「この先を曲がって・・・には道端に・・」今日の収穫のひとつに、「ヒトツバテンナンショウ」の見分け方を教えてもらったこともあります ヒトツバテンナンショウの見分け方・・・仏炎苞の中に茶色の帯がある長尾平入口にある「七代の滝入口」から、とにかく谷底まで一気に下ります。この道は絶対に帰りには使いたくない道です。以前大岳山からの帰りに「七代の滝」をみてと・・・もう疲れきった体で、はあはあ、ぜい・・ぜいいいながら登り返してやっとの思いで辿り着いた悪夢の道、、疲れた体にはきつい登りです。 七代の滝下りきった谷底(実際に谷底ではありませんが)に七代の滝があります。実際には50mぐらいあり、七段になっているとか。でもみられるのは8mぐらいの滝です。小広くなっていて夏になると岩肌にはイワタバコ、タマガワホトトギスが咲き、夏でも涼しい素敵な滝です。養沢から歩いてくると七段のいくつかは見られるそうだ。今日はミソサザイの恋の季節なのか、番いがきれいな声で鳴きながら飛び回っていました。ここから天狗岩までは、鉄製階段とむき出した木の根の階段状を下ってきたぶん、登り返さなければいけないので大変です。 綾広の滝天狗岩を下ったところからが奥御岳渓谷・ロックガーデン(岩石園)で上流の綾広の滝までの渓流を何度も渡り返しながら歩ける遊歩道になっています。この時期にはヒメレンゲの花が咲きます。年々花が少なくなっているそうな。 ヒメレンゲ(姫蓮華):コマンネンソウ 花をつけない茎の下部を蓮にたとえたという 以前UPした「コチャルメルソウ」が実になっていました。遅ればせながら花をつけたものもあり、人間でも晩生がいるものだが、植物界でも早熟と晩生がいるものなのだとひとり笑いをしてしまいました。 コチャルメルソウの花 コチャルメルソウの実コチャルメルソウ:果実があの懐かしい夜鳴きそばのチャルメルに似ているからというが似ているかなー?? ここで時間を取りすぎて水場に辿り着いた時は、すでに11時40分、この近くにBC職員からの情報の花があるはずなのだがみつかりません。。。。だんだん霧が深くなってきて、これから大岳山をめざすのは・・・不安になってきましたが、BC職員からの情報のお花も探したいし、なんとか行きたい、とにかく先を急ごう・・・・ サツキヒナノウスツボ(五月雛の臼壷)ゴマノハグサ科:初夏に咲くヒナノウスツボに対してサツキと付く高岩山分岐まで来るとすでに下山してきた男性が休憩していました。「これからですか?山頂はガスでなんにもみえませんよ」「あと1時間半、まあ、なんとかなると思いますが・・行けるところまで行ってみます」すごい急登ではないけれど、ダラダラ登り、途中、先生に引率された元気な高校生のグループが銀マットを乗せた大きなザックをしょって降りてきた。どこかにテントでも張って縦走でもしたのだろうか、遠足登山とでもいうのかな。。 サツキヒナノウスツボ(五月雛の臼壷)ひとりひとりに「こんにちわー」と声を掛けられ、向こうはひとりでもこっちからは何十人だよ、とても全員には挨拶なんかできないよ。それもこっちはきつい登りだよー、「こん・・はぁーはぁー・・にち・・ぜーぜー・・わー」こんな調子でした・・・トホホ~長すぎてUPできません。続きます。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。
2006/05/25
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今日(22日)は、奥多摩・大岳山へ行ってきました。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。きのうの天気予報をみてよし、明日も・・午前中は晴れだ雨は大丈夫だし・・明日は丹沢にしようかな・・・朝、4時に目覚めて、himeのお散歩・・あれれ、、、きのうとは打って変わって・・・どんより曇り空これじゃ、丹沢へ行っても富士山は見られないし・・やっぱり歩きなれた奥多摩にしよう 10m先がみえないようなガスの中を・・ちょっと不安になっちゃたけど・・・すばらしい人たちとの出会いがあって・・この前の三つ峠とは違ったたくさんのお花との出会いもあって・・充実の1日になりました。それにしても・・睡眠3時間の山行はきつい・・・もう眠い・・・この報告はまた別の機会に・・人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。
2006/05/23
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昨日は奥多摩・高水二山(高水山・岩茸石山)から黒山を経て棒ノ峰をのぼり奥武蔵・さわらびの湯へ下山しました。 雨上がりの蝋梅人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです(@_@) 雨上がりの奥多摩の山並み・前日は関東地方に雨が降りました。以前、高水三山(高水山、岩茸石山・惣岳山)から棒ノ峰へ行ってみたいと話したことを覚えていてくれたO氏から2日前にお誘いの電話がありました。お天気も回復しそうだし・・ 高水三山は奥多摩の入門コースとして手軽に登れ、休日ともなるとたくさんの人が登っていますが、青梅線・軍畑駅(いくさばた)に降り立ったのは、O氏とhimekyon、単独の男性の3人だけでした。夕べは疲れきって、早々と寝てしまい、今朝更新しています。これから出勤ですので、続きは帰ってから・・・人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです(@_@)
2006/02/22
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O氏から、今年の御岳山の「シモバシラ」は、大きくて素晴らしいよと連絡が入り、それでは行くしかない・・・本日行ってきました。 「シモバシラ」という草があり、初秋に白い花をつけます。冬は茎が枯れてしまいますが、根が残っています。根が水分を吸い上げ、寒い朝、水分が凍り、茎が割れて氷の華になるのです。 この氷の華ですが、「シモバシラ」だけにつくわけではありません。シソ科、キク科の植物につきます。 御岳山には、「シモバシラ」という植物がありません。「カメバヒキオコシ」というしそ科の植物につきます。 不思議です。草ならたくさんあるのに・・・自然の造詣の美というのでしょうか。。。人気blogランキングへ ↑押していただけたらうれしいです(@_@)
2005/12/30
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