静岡の四季 0
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日付が変わる前、無事に帰宅しました。遠かった 長かった 重かった 疲れたお花がいっぱい~写真は失敗でも大満足~まずはご報告でした
2006/08/25
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20日の日記に書いた白馬へ、今晩(22日)夜行バスで出発です。いつもなら、予約しないで出掛けるのですが、今回は1日の行程が長いので、昨日山小屋に電話して、はじめて小屋の予約をしました。小屋から小屋へ、遅くとも、朝5時に出発しないと辿りつかないと・・小屋で朝ごはんを食べていると遅くなるので、お弁当にしてもらいました。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです昨日は朝のうち、雨が降っていたそうです。白馬地区の天気予報をみると23日からは、晴れ曇りですが、雨が降ったら最悪です。この時期は、午後になると雷雨も発生します。できるだけ早く小屋に着くように気合を入れて歩こうと思ってます。今年は残雪が多く、いつまでも雪渓が残っているようですが、アイゼンがいらないまでに解けてきたそうです。そのおかげで、今お花は真っ盛りとのとこで、himekyonにとっては最高の喜びです。しかし、楽しみのお花もゆっくり、写真を撮ることができるかどうか・・・今朝は、himeを病院に預けてから、ザックを背負って会社に出勤します。本当は家に帰ってシャワーを浴びてさっぱりしてから行きたいところですが、7月に急遽、尾瀬・至仏山に行った時は、家に帰ってばたばたとしてあわてて出かけたので、仕事が終わってから、そのまま行くことにしました。(雲の平も会社から出かけました)事務所に入ると、若い子たちに笑われますが、気にしません時間がなくてコメントのお返事が書けませんでした。お許しください。25日に帰ってからお返事かかせていただきますのでよろしくお願いいたします。では、行ってきます。今日のお花は山の花とは関係ありませんこのお花は街の花ですポーチェラカ 別名/ハナスベリヒユ・ヘラバマツバボタンスベリヒユ科スベリヒユ属ブラジル原産挿し木でふえる1日花です、こんなにきれいに咲いていても夕方にはしぼみます。次の日はまた別のお花が満開に・・・このお花、環境ホルモンを吸収分解するともいわれています。花言葉は「いつも元気」元気だけがとりえのhimekyonみたいです人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/22
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8月22日の夜行バスで、初秋の花を探しに白馬へ行ってきます。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです1日目栂池~白馬乗鞍岳~白馬大池~小蓮華岳~白馬岳~白馬山荘泊2日目 白馬山荘~白馬岳~鉢が岳~雪倉岳~朝日小屋泊3日目 朝日小屋~朝日岳~五輪尾根~蓮華温泉今回は2泊3日ですが、3日間とも、1日の行程がコースタイム6時間半と長いので、のんびり時間をかけて歩くことは無理かもしれません。時間の許す限り、たくさんのお花に出会えたらと願っています。白馬岳といえば、猿倉から大雪渓を歩いて山頂へが定番になっています。Himekyonも以前このコースを歩きました。今回は栂池からこの栂池は以前、スノーシューで歩いたことがあります。屋根からシリセードで滑り降りたビジターセンターをこの目で確かめられるかな??このコースは前から歩いてみたいと思っていました。去年歩いたち○るさんご夫婦がお花がいっぱいだったよ~でも長いよ~白馬岳は人気があって登山客がいっぱいですが、三国峠を越えると静かな山歩きだと聞いています。朝日岳を越えて千代の吹上で蓮華温泉に下りますが、日本海の親不知へ抜ける栂海新道が続いています。いつか日本海まで歩いてみたいと思ってます。今回計画する段階で、困ったことがありました。蓮華温泉に下山すると、バスが朝と夕方の1日2往復(7月15日~8月17日の夏期間は6往復)夕方16:00発に乗って大糸線平岩駅に戻りますが、この時間だと松本方面の電車に乗るとその日のうちに千葉へ帰りつかないのです。どうしよう・・・・・逆もまたありでしたこの大糸線は新潟方面へ行くと糸魚川駅、糸魚川駅から北陸本線で直江津駅、直江津駅から信越線で長岡駅長岡駅から新幹線で20時半には上野駅に着いてしまうんです。これで25日には帰れそうです。予定は未定、またハプニングがあるかもしれませんが、雷、台風に遭遇しませんようにどんな山旅になるか不安と期待でいっぱいです。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/20
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またまた、雲の平の日記です。1週間も引っ張ってすみません4日間の山行で書きたいことがいっぱいありました。雪渓のスプーンカット模様雪渓が解けるときにできるスプーンですくったような不思議な現象です2日目、雲の平小屋で、鷲羽岳の稜線越えを止められて、黒部源流コースを歩きました。このコースも雨が降ると源流が増水して渡れなくなると言われ、台風接近と雷雨による増水を回避すべく、先を急いだhimekyonでした。三俣山荘が見えてきて、ほっとしたのもつかの間、大きな雪渓と山荘の間には黒部の源流になっている沢まで急下降して、また登り返さなければならないという現実が待ち受けていたのでした。雪渓が解けるひとしずくこれが黒部川のはじまりです鷲羽岳・三俣蓮華岳の麓が黒部川の源流域登山道のいたるところから、水が流れ出し、小さな沢を作っていました。この一滴が、黒部川になり、山々から流れでる沢の水を集めて、奥の廊下、上の廊下を形成し黒部湖へと流れていきますトラロープが渡してある源流域渡渉写真では、感じ取れませんが、意外と流れが速く、増水したら渡れないなということがよくわかりました。黒部源流域の碑がたっていました朝の薬師沢小屋付近の黒部川源流域から少し下ったところが薬師沢との合流点薬師沢小屋が建っているところです。写真を撮りそこないましたが、前日の雷雨で濁流とかしていましたが、朝出発の時は、元の清流に戻っていました。小屋から雲の平へはこの黒部川をつり橋で渡って梯子で川床へ降り、一部飛び石伝いに流れをへつって歩きます。渡渉点に書いてありました。増水時は渡らないでください。雨が止めば、水は引きます。流されたら、そのまま黒部湖まで一直線人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/17
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おーい雲よアルプスの山越えてどこまで行くんだー山が燃える鷲羽岳が焼けた日、向かい側の三俣蓮華岳は真っ赤に燃えて台風が反れた朝のどかに雲がたなびいてピノキオにトンボがなにか話してるプーさんが、山に腰掛けて一休み雷さん落とさないでね~うらめし~雲の中に槍の穂先が隠れてる・・・鏡平・鏡池焼岳・乗鞍岳の空はすがすがしいですねサンカヨウさんに教えていただきました。うれしい発見です。左の雲が「山」という漢字に見えます。全然気がつきませんでした。ありがとうございました。雲が踊ってる♪ラッタッター ラッタッター・・・♪今はもう秋・・・ではないですよまだまだ夏~~お空は秋模様~人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/16
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雲の平縦走でであったお花は4日間で写真に撮っただけで110種ほど目に留まらなかったお花や一度撮ってるからと今回撮らなかったのをあわせればもっともっとたくさんのお花に出会っていたと思います。クロユリ(黒百合)ユリ科バイモ属クルマユリ(車百合) ウバユリ(姥百合)一眼購入して3度目の山行・・ボディにレンズ3本、重さ2キロはかなりの重さでした。ザックを含めて、13キロ4日間、よくこの重さに耐えて歩けたと自分をちょっぴり褒めたいとイワギキョウ(岩桔梗)2日目にきれいな株があったのに、バテバテで、この先もあるだろうなんて撮らなかったら、他には、1.2輪があっただけでした。お花って最初に見つけたときに撮らないと・・・チシマギキョウ(千島桔梗)1日目は、レンズの交換がスムーズにいかなくてコンパクトの時の1センチまで寄って撮った感覚がついつい、近くまで寄り過ぎてピンボケになったり、カシャカシャの心地よいシャッター音に、安易にシャッターを押して手ぶれだったり・・ミヤマダイモンジソウ3日目あたりでようやくレンズ交換も慣れてきましたが、それでも、まだまだ思うようには、できなくて2日目の夕日を撮るときに、三脚を使おうとしたら歩いている時にどこかで木に引っ掛けてボディを固定するネジをなくして使い物にならず、3日目の夜景は全部手振れ状態でした。イワツメクサ(岩爪草)>イワツメクサ失敗ばかりでしたが、なんと1000枚を超える枚数を撮っていました。ニコンD50のバッテリーは2000枚撮れるとのことでしたが、3日目の夕方には、バッテリーの残量表示がでて、小屋の人にお願いしたら、快く充電をさせていただきました。キバナノヤマオダマキ(黄花の山苧環)タマガワホトトギス(玉川杜鵑)オオヒョウタンボクハクサンオミナエシ(白山女郎花)別名/コキンレイカオオバタケシマラン(大葉竹縞蘭)バイケイソウ(梅けい草)楽天さんは「けい」という漢字が使えません黄緑色または白色の梅の花に似た花をつけ、あまり目立ちません。コバイケイソウは、白い房状の花をつけて、群生します。去年はコバイケイソウの当たり年、どこの山も大群落だったそう ミソガワソウ(味噌川草) シソ科イヌハッカ属 木曽川の支流・味噌川に多く咲くことからヒメイワショウブ(姫岩菖蒲) クロクモソウ(黒雲草)ハクサンフウロ(白山風露) ウサギギク(兎菊)ミヤマタネツケバナ(深山種漬花)タカネヤハズハハコ(高嶺矢筈母子)シラタマノキ(白玉の木)オタカラコウ(雄宝香)シナノキンバイ(信濃金梅)ヨツバシオガマ(四葉塩竃)ミネズオウ(峰蘇芳)ツツジ科ミネズオウ属常緑矮性低木小さな小さなお花ですオオバミゾホオズキ(大葉溝酸漿)ゴマノハグサ科ミゾホオズキ属沢の流れのほとり、湿地に咲きます。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/15
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今回の雲の平縦走では、すばらしい景色に恵まれました。360度大展望の中を歩きました。薬師岳 (日本百名山)雲の平から薬師岳双六岳からの遠望雲の平の木道雲の平は、アラスカ庭園・アルプス庭園・ギリシャ庭園・スイス庭園・日本庭園と草原に名前が付いています。水晶岳・別名/黒岳 (日本百名山)雲の平から水晶岳の望遠で300mの望遠で黒部五郎岳 (日本百名山)雲の平・アラスカ庭園から黒部五郎岳双六岳から赤牛岳雲の平から立山 (日本百名山)左奥裏側に剱岳(日本百名山)もうっすらと雲の平から鷲羽岳 (日本百名山)雲の平・日本庭園付近から鷲羽岳を越えて三俣山荘の予定でしたが、雲の平山荘の人から、台風接近で稜線は風が強いから登ると危険といわれ、断念しました。雲の平に1泊して、高天原の温泉に入るコースに変更しようかなと思ったら、帰る日が10日だったら、台風がきて足止めくったら、帰れなくなるから、先の小屋まで行って泊るのが無難とのアドバイスでこれまた断念・・・三俣蓮華岳雲の平・日本庭園付近から鷲羽岳~野口五郎岳双六岳から鷲羽岳~水晶岳双六岳から白山 (日本百名山)遠く雲海の上に望遠でとらえました奥穂高岳(日本百名山)~西穂高双六岳から8月puffpuffさんが歩いた最難関縦走コースです大キレット双六岳からPUFFPUFFさん、去年は槍ヶ岳からの大キレットを越えましたhimekyonも憧れです焼岳(日本百名山)・乗鞍岳(日本百名山)・木曽御嶽山(日本百名山)双六岳から笠ヶ岳(日本百名山)双六岳から黒部五郎岳~笠ヶ岳縦走のひとが何人かいました。himekyonも黒部五郎岳から歩けばよかったのかなと・・・笠ヶ岳新穂高温泉への下山道・小池新道より遠く、南アルプス、中央アルプスも雲海の中に見え隠れしていました。後立山連峰も同定はできなかったけどみえていました。もちろん8月12日の日記・槍ヶ岳(日本百名山)も見えていました。多くの中高年登山者が目標にしている日本百名山深田久弥という作家が自分で登って本にした山が100山、批判もあるけれど、やっぱりすばらしい山々でした。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/14
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4日間で110種ものお花たちに出会いました多すぎて、編集が追いつきません始めたばかりの一眼で焦点を合わせるのが難しくみんなボケボケですチングルマの果穂昨日の雷雨で濡れた果穂がお日様にあたって輝いていましたとってもきれいな果穂があったのに、みとれて撮り忘れたのがありましたくやしい!チングルマ(稚児車)何度かUPしているチングルマです草にみえますが、バラ科の低木ですよ一面のチングルマのお花畑です登山道のまわりはいたるところお花畑でしたこどものころ、蓮華畑に寝転んで遊んだことがありますかなうなら、寝転んでみた~いと思うお花畑でした(絶対にだめですよ)ツルリンドウ(蔓竜胆)リンドウ科ツルリンドウ属赤い実がなりますミヤマリンドウ(深山竜胆)リンドウ属高山型のリンドウミヤマリンドウタテヤマリンドウ(立山竜胆)リンドウ科リンドウ属立山に多く生えるから太郎平への登山道には、タテヤマリンドウとミヤマリンドウがいっしょに咲いていましたタケシマランの実コイワカガミ(小岩鏡)イワウメ科イワカガミ属しずくが太陽に輝いてミツバオウレン(三葉黄蓮)キンポウゲ科オウレン属ミヤマママコナ群生ミヤマママコナ(深山飯子菜)ゴマノハグサ科ママコナ属半寄生植物ですギンリョウソウ(銀竜草)別名/ユウレイタケイチヤクソウ科ギンリョウソウ属葉緑素を持たない腐生植物ですイワショウブ(岩菖蒲)ユリ科チシマゼキショウ属太郎平への草原は一面に黄色いキンコウカが咲き誇っていましたその中に白いイワショウブがひっそりとキソチドリ(木曽千鳥)ラン科ツレサギソウ属亜高山帯の針葉樹林に生える多年草 コバノトンボソウ(木葉の蜻草)ラン科ツレサギソウ属花の形が蜻蛉に似ているから オオバノトンボソウ(大葉の蜻草)別名/ノヤマトンボミヤマイ(深山イ)別名/タテヤマイイグサ科イグサ属クルマユリ(車百合)ユリ科ユリ属他にもたくさんのお花が咲いていました。またUPしますのでみてくださいね~人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/13
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北アルプスのシンボル、槍ヶ岳やまやさん憧れの槍ヶ岳今年8月、うずみん☆さんが登った槍ヶ岳himekyonも去年の9月に登った槍ヶ岳この槍ヶ岳、肝心な時は雲の中・・・それでも、時々雲の中からこんにちは登山者たちの疲れを癒してくれました。3日目、大雨の予報だったのに、朝起きると風が止んで、星が出ていましたでも東の空は厚い雲、雲の中に隠れていた槍ヶ岳ザックを背負って、さぁ、出発と歩き出した途端に「あっ、槍が見えたー」himekyonが歓声をあげると、まわりからも口々に「おー!」みんな、ザックを投げ出して、手に手にカメラを持ってシャッターを切っていました。2日目の三俣山荘の夜は、小屋泊、テント泊の人たちが、台風接近による天気予報に、テレビの前に釘付けとなっていました。himekyonと同室だった女性は、写真が趣味、30キロのザックをしょってテント泊で写真を撮り歩いています。台風接近の予報で小屋泊り、途中まで一緒に歩く予定でいましたが、槍を見た途端、「ここで写真を撮っていきます。」とあわてて機材をだして写真を撮りはじめました。2日目、薬師沢の小屋から、2時間40分の長い、長い急登をあえぎ、あえぎ登りつめ、やっと雲の平の一角・アラスカ庭園に飛び出したとたんにみえた槍ヶ岳もう感動でした三俣蓮華岳へのぼりは風が強く、雲の切れ目から時々顔をみせる槍の穂先です双六岳山頂は、360度大パノラマ槍の穂先も顔を出してくれました。台風接近の予報で、大幅に予定を変えたhimekyonは3日目の宿を鏡平山荘にしましたここは、周りに小さな池が点在して、池に写る槍ヶ岳~穂高連峰が有名なところです池の前には、夕日に焼ける槍が池に写る瞬間を撮りたいとカメラが趣味のご夫婦2組がそれぞれに三脚をたてて、他にも5人ほど、刻一刻と迫るその瞬間を待ち構えていました・・・が、ガスが次々と湧き出して最後まで姿を見せてくれませんでした。あきらめて、部屋に戻ってまもなく、一瞬にしてガスが切れました。あわててカメラをもって、池まで走り撮った写真がこれすでに陽が沈んだあとでした。朝の槍のシルエット稜線上にない鏡平山荘は、ご来光は望めません。太陽が昇り、池に写る槍ヶ岳です肝心な時に、姿をみせない槍ヶ岳でしたが、最後の最後になって輝いてくれた槍ヶ岳でした。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/12
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4日間の熊ノ平縦走ではたくさんのお花に出会いました出会ったお花は110種類ほど雪解けの遅いところには初夏の花が稜線には初秋の花もみることができました。キヌガサソウ(衣笠草)ユリ科ツクバネソウ属毎年、どこかの山でお目にかかれたキヌガサソウ今年は、雨飾山、北岳、至仏山を歩いても見つからなかったのに期待していなかった鏡平で出会えて感激しました有峰で夜行バスを降り、タクシーに相乗りした男性2人組、黒部五郎岳~笠ヶ岳を目指し、折立から先行していきました。3日目、三俣蓮華岳の山頂で山座同定をしていると声を掛けてくる男性2人組、なんとタクシー相乗りの2人でした。意外な再会に双六岳~鏡平まで、一緒に歩きました。お花が好きで写真を撮りながら歩いていました。わからない花があると振り返ってこの花の名前わかりますか?鏡平でキヌガサソウを最初に見つけて教えてくれたのもその男性でした。そのキヌガサソウは小屋の裏手にあり、小屋のひとから、熊の通り道になっているところだから近くに行くのはだめということで300mmの望遠で撮ってもうまく撮れませんでした。しかし、翌日、新穂高への下山道には、あちこちに咲いていました。ミヤマトリカブト(深山鳥兜)別名/ハクサントリカブト、オチクラブシ、キンポウゲ科トリカブト属日本固有種トリカブト=猛毒古い話ですが、この根を粉にしてカプセルに入れて妻を殺したという事件がありましたね双六岳から鏡平への稜線は、雪解けのお花から初秋のお花までたくさんのお花が咲いていました。双六小屋の入口に1株咲いていたトリカブトを双六岳から降りてきたご夫婦が「おー、トリカブトだ」「あ、トリカブトよ、きれいね」と鏡平への登山道の両脇にはいたるところに咲いていました。ニッコウキスゲ至仏山、霧が峰と何度かUPしているお花です初日、折立からスタートして、太郎平小屋も見えてきたころ、ガスがではじめ、雨がポツポツとレインウエアの上着だけ急いでつけて、小屋に着くと雨が止み晴れ間がでてきました。宿泊予定の薬師沢小屋へ歩き出すとまもなくまた雨が降り出して・・・このときも上着だけ、濡れてもたいしたことはないだろうとたかをくくっていたら・・・にわかにゴロゴロっと雷がなりだして不安になりながら歩いていると単独の男性が歩いてきて、いっしょに歩いてもらうと雨があがりました。ちょうどこのニッコウキスゲが咲いている場所でした。あと20分くらいで小屋ですよと聞いたので、先に行ってもらい、写真を撮り歩き出すとまた雨が降り出して今度は雷がすぐ近くで鳴り出しました。もうどうしていいかわかりません。高い木がまばらに生えているところです。出来るだけ低い所を探して雷が遠くなるのを待ちましたがいつ落ちるかと生きた心地がしませんでした。雷の音が少し遠くなったので歩きだすと草原になり、まばらに生える木、ここはもう必死で走りました。20分で着くという小屋がなかなか現れません。樹林帯に入ってしばらくしたら赤い屋根がみえて、「助かった」小屋は黒部川と薬師沢の合流点に建っています。黒部川は茶色い濁流になって流れていました。翌日、雲の平への登山道でであった女性は、雲の平の稜線で雷と遭遇したとのこと、ハイマツの中にもぐりこみ、頭の上で光る稲妻におびえていたとのことでした。レインウエアのズボンをはきそこなったhimekyonは、靴の中までびっしょり、ザックの中に新聞紙を入れておいたのに、ビニールに入れていなかったので、びっしょりで使えません。初日からドジをやってしまいました。明日下山するという女性が、手持ちのトイレットペーパーの半巻を渡してくれました。乾燥室で何度も何度も入れ替えてなんとか乾かすことができました。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/11
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6日の夜行発で富山・折立からスタートした雲の平縦走も10日、岐阜・新穂高温泉に無事下山しました。初日、はじめて経験した恐怖の雷、2日目、台風接近の予報で鷲羽岳登頂断念、3日目、台風迂回で晴天の稜線漫歩、4日目、快晴のアルプスに別れをつげ、5日ぶりに温泉で汗を流してさっぱりとして帰宅いたしました。 鷲羽岳のアルペングリューエン(夕日に輝く) この写真は、台風の影響でガスが出て風も強くなり、今回登頂を断念した夕日に輝く鷲羽岳です。 左・ワリモ岳、右奥(訂正左奥小さいのが)水晶岳を入れてみたのですが、写真の好きな人にアドバイスをいただきました。鷲羽岳は右側に羽を広げたようなラインを入れないと鷲羽岳の特徴が出ないよと、・・・ほんの一瞬の輝きを撮る構図の決め方の難しさを感じました。 期待した赤く染まる槍ヶ岳は最後まで雲の中、姿を見せてくれませんでした。 すばらしい景色、すばらしいお花たちに感激のhimekyonでした。 たくさんの人たちとの出会いもありました。 山が好きな人、 お花が好きな人、 写真が好きな人、 テント泊で縦走している小学生の家族・・・ みんな輝いていました。 留守の間、たくさんのコメントをいただきありがとうございました。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/10
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夏山登山はどこにしよう・・・急遽決定です今日(6日)の夜行バスで北アルプス・雲の平に3泊4日で行ってきます。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです 15年9月 北アルプス・爺ケ岳(右側は鹿島槍ヶ岳)から登る朝日 立山・内蔵助小屋から 今年も素敵な日の出に出会えますように・・・計画性がないhimekyonは、思いつきで行動するほうなので、どこにするかなかなか決まりません。行ってみたいと思う山は数え切れないほどあっても、絶対にあの山に行くぞーという山がないとどうしよう、どうしようなんて考えているうちに日にちがたって、あわてて決めることが多いのです。今年は2年前、台風で、麓で断念した鳥海山に行ってみたいとは思っていました。休みが決まらないので、具体的に計画をたてる段階にまでは至らず、月末に休みが決まって、さぁ、そろそろ、夜行バスの手配でもしようかななんてのんびり構えていたら、満席。日にちをずらしても全部満席、もしかしてとJRの「おはよう庄内きっぷ」も電話してみたけど、こちらも満席ということで、鳥海山は来年以降に持ち越しになりました。では、どこにしよう・・・北アルプスはどうだろう。裏銀座、雲の平、薬師岳、富山側から入るコースもいいなー池袋―富山の夜行バスをネットで調べるとこれまた満席、6日は日曜日だからかなと他の日もみるとやっぱり満席、夏休みだからなのでしょうね。。またまたどうしよう・・・ふと思いついたのが、さわやか信州号・立山室堂行で有峰駅下車、バスを乗り継いで登山口の折立へ。これだと2000円割高になるのだが・・・急いで電話すると、バス3台で、残り数席、グループが問い合わせてきているので、満席になる可能性ありということで、もう考えている余裕はなく、その場で申し込みをしました。さすが、立山ですね。夏休みともなれば日曜夜出発でもバスが3台でるという。日にちがないので、予約取り消しは取消料がかかるという。これで決定ここであらためて地図を出して、どのコースにしようか、検討をしてみると裏銀座縦走は、下山口の高瀬ダムからはタクシー利用、ひとりではタクシー代が高い薬師岳~五色が原~立山も魅力なのだが、薬師岳~五色が原までのロングコースをひとりで歩くのは自信がない、雲の平~双六岳~新穂高はどうかな・・標準タイムを計算してみると、2日目は10時間歩かなければならない、一人ではこころもとない、どうしよう。もう予約しちゃったし、あとへは戻れない、これじゃ、写真も撮る時間がない・・・翌日、おそるおそる、店長にもう1日休みをくださいとお願いしてみると・・・快くOKです。。。やったーこれでゆっくり歩くことができる。ということで折立~薬師沢小屋泊~雲の平~鷲羽岳~三俣山荘泊~三俣蓮華岳~黒部五郎岳~双六岳~双六小屋泊~弓折岳~新穂高のコースに。これでもちょっと厳しいかもしれないので、黒部五郎は行ければ行くことにします。これが夏山登山第一弾です。携帯は圏外になる可能性があるので、日記の更新はできないと思います。帰宅しましたらご報告いたします。これから用意をしなくては・・・では行ってきます。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです
2006/08/06
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お花が見たくて出かけた白馬、1日目は、ペンション・テントキーパーのオーナーと雨飾山へ2日目は残雪の白馬・八方をひとりで歩きました。八方池に映るのは、白馬三山のはずが・・・やっと解け出した八方池、まだまだ白馬三山を写すだけの水辺はありませんでした。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。夕方から振り出した雨は、朝4時に目が覚めたときにはまだ降っていました。ふとんにもぐりこんで、5時過ぎにふたたび目が覚めたら、なんと雨が上がってました。八方尾根はゴンドラとリフトを乗り継いでペンションの奥さんに車でゴンドラ乗り場まで送ってもらって、いらない荷物はロッカーへ。雪解けのスキー場は牧場に変身牛さんたちがのんびりと・・・八方の案内図1本道だから迷うことはないけれど・・それでもガスがでたら大変・・八方尾根は観光コースになっているから、平日なのに軽装の観光客がけっこういました。ツマトリソウ(褄取草)サクラソウ科ツマトリソウ属とうとうみつけました。名前の由来になっている花びらの縁取り・・・いままで何度となくみたツマトリソウ、真っ白い花びらだったけど、、このツマトリソウは縁がピンクになってます。ハルリンドウ(春竜胆)リンドウ科リンドウ属ゴンドラ・リフトの下一面が、ハルリンドウの群生ですお地蔵さんが無事を祈って見守ってくれてますガスの切れ間から白馬乗鞍岳・小蓮華岳が・・ガスの切れ間に一瞬、白馬鑓ケ岳?が顔を出しました。moo ncatさんから、白馬岳では?とやっぱり白馬岳でいいのですか?近くにいた人が白馬岳はもっと奥だっていうもので・・・白馬三山が見えるかなと期待しながら歩いていたのに、白馬岳はとうとう姿を見せませんでした。雲の奥が白馬岳のはず・・・ユキワリソウの群生雨飾山はほんの数輪だったユキワリソウ、八方は群生していました。ミヤマアズマギク(深山東菊)キク科ムカシヨモギ属北海道の一部、東北の一部、白馬山系、野反に咲くミヤマアズマギク残雪ハッポウウスユキソウ(八方薄雪草)キク科ウスユキソウ属八方の蛇紋岩地にはえるウスユキソウ、ハッポウウスユキソウ八方尾根は蛇紋岩(超塩基性岩)というかんらん岩や輝石などの鉱物からできています。岩の表面が蛇の皮に似ていることに由来しています。八方は標高の低い所にもたくさんの高山性の植物が咲きますチングルマチングルマ(稚児車)バラ科チングルマ属果実の形を稚児車にたとえてのいわれチングルマは落葉矮性低木・・草ではなく木ですガスの切れ間から五竜岳・・雪形の武田菱がイワイチョウ(岩銀杏)ミツガシワ科イワイチョウ属葉が銀杏に似ていることによるチャボゼキショウ(矮鶏石菖)ユリ科チシマゼキショウ属ショウジョウバカマ(猩々袴)ユリ科ショウジョウバカマ属ハクサンタイゲキ(白山大戟)トウダイグサ科トウダイグサ属別名/ミヤマノウルシ、オゼヌマタイゲキハクサンタイゲキクロマメノキ(黒豆の木)ツツジ科スノキ属藍黒色に熟した果実は食用になる。ヒロハヘビノボラズ(広葉蛇上らず)メギ科メギ属蛇紋岩に多く生えている、鋭いとげがたくさん生えているので蛇も上れないとのいわれムシトリスミレ(虫取菫)クモマスミレ(雲間菫)スミレ科スミレ属クモマスミレ下の樺付近から・・・奥に丸山ケルンが、唐松岳はその奥に・唐松岳から降りてきた男性に出会い、しばし話をしました。昨日、小屋に泊ったという丸山ケルンから先の急登はアイゼンは使わずにすんだけどひやひやだったと・・・ハイマツの雌花 マツ科マツ属地を這うように生えるから這松2000m前後の森林限界から上に生えるタカネナナカマド(高嶺七竃)バラ科ナナカマド属葉に光沢があって花はちょっと地味目かも・・7回燃しても燃え尽きないとのいわれからナナカマド秋一番に色づきますナナカマド、ウラジロナナカマドなどがあります。北国の並木になっているのは、「ナナカマド」です。雨飾山と同じお花もあったけどお花は40種類ぐらい咲いていました。時期をずらしたらまた違うたくさんのお花に出会えるかしら・・・UPできなかった花の名前書こうと思ったら、10000文字超えちゃって書けませんでした。帰りのバスの予約もしていないし、温泉にも入りたかったので、少し早めに下山しました。切符売り場で聞くとバスターミナルまで10分ほど歩くという。山歩きは平気でも、アスファルト道10分は堪えます。バスの予約をして、温泉を教えてもらい近くの八方温泉に入りました。 八方温泉・第一郷の湯 露天風呂・一人のんびりと・・あっという間に過ぎ去った2日間たくさんの思い出を胸に、頭につめて下界へと戻ってまいりました。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。
2006/07/03
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中高年の登山ブームの火付け役となった「日本百名山」そのバイブルの著者・深田久弥が、「久恋いの山」と称し、3度目で登頂したという「雨飾山」 新潟県と長野県の県境奥深くに位置する雨飾山(標高1963m) 山頂下の大岸壁・布団菱人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。 荒菅沢の雪渓 himekyonは、百名山ハンターではないが、「雨飾山」名前が気になる山ではあった。いつかは登ってみたい山とは思っていたがアクセスも悪く、アプローチも長いため、、実現することはないだろうと思っていた。ところが、アツモリソウを見たいと電話したペンション・テントキーパーのオーナーから、キバナノアツモリソウは雨飾山の近くに咲くという、それなら、「雨飾山」もいっしょに登りたいということで実現したのです。25日夜、上野発の新幹線で長野へ、長野から最終バスで白馬のペンション泊26日朝、心配した天気はまずまずで、車で1時間ほどの小谷の登山口へ向けて出発登山道は、長野・小谷温泉からと新潟・糸魚川・雨飾温泉(梶山新湯)からと姫川温泉からの大網登山口があるが、大網口は今はあまり歩かれていないそうだ。駐車場が完備された小谷温泉からのピストンがポピュラーになってきているという。 小谷登山口の案内板駐車場に着くと、シーズン前の平日なのか、長野、岡山ナンバーの車が止まっているだけだった。ほとんど針葉樹のないこの山は、紅葉がすばらしいという、シーズンになると山頂は人でいっぱいになってしまうそうな・・・出発するとまもなく、大海川の広い河原「広河原」の湿原にでる。さっそく残雪が現れる。解け出したところには水芭蕉が咲いている。禁漁区になっている澄んだ水の流れに、岩魚が悠然と泳いでいる。 広河原の湿原の木道を行く 雪解けに水芭蕉が咲く斜面にはシラネアオイの蕾が1輪、喜ぶhimekyonにこの先に行けば、群生がありますからと軽くいなされ、期待が膨らんできた。 雪の重みで倒れる木・雪が解けると立ち上がるまもなく残雪のブナ林の尾根のたもとにたどり着いた。ところどころ雪原が残っている。雪の重みで倒れた木をよけ、あえぎながら急登を登りつめると、一面の雪渓があらわれる。荒菅沢だ。折角登ったのに一気に下らなければならない。 残雪のブナ林 ブナの新緑雪渓を下りながらトラバースするのはけっこう怖いものがある。つま先でけりこんだり、かかとや横のエッジをつかったりして滑らないようにするが、うまくいかないでつるっ・・・なんとか渡りきるが、ここから撮る写真が一番美しいというが・・必死のhimekyon写真どころではなかったようだ。 荒菅沢の雪渓(赤いのはベンガラを撒いた登山道)荒菅沢を渡りきり、樹林帯の急登を登ると、岩だらけの尾根上にでる。 がらがらの岩場にはロープがたらしてある。少し歩けばなだらかな草原「笹平」、ここから先は、待望のお花たちの楽園が山頂まで続いている。新潟・雨飾温泉からの梶山新湯道が合流する。 新潟・雨飾温泉からのコースと合流大輪のシラネアオイが群生し、サンカヨウの白いお花が清楚にたたずみ、黄色のキジムシロ、ミヤマダイコンソウ、赤いハクサンチドリ、小さなツマトリソウまで彩を添えます。あのピンク色は?もしかして「ユキワリソウ」かもと・・・オーナーも意外なお花にびっくり・・そばにはムシトリスミレの群生まであって感激・・・雨飾山は360度の展望の山でもあり、日本海から北アルプス、火打・妙高が一望できるというが、山頂手前からガスに覆われて、山頂に辿り着いた時には展望ゼロ、 雨飾山山頂・北峰の石の祠・後が三角点のある山頂 上部からみた荒菅沢軽い食事を済ませ、大網口のほうへ少し下り、小谷コースとは違うお花探し、意外なお花ビューポイントだった。ここにはもうひとつ珍しい花が咲くというので、岩場を少し下ってみるがみつけることはできなかった。大網口から登ってきた、男女6人組に出会った。前日は、朝日岳に泊まり、山菜など、食料を現地調達しながら歩いているという。雪山・ラッセル大好きな若者たち。笹平まで戻ると、取った山菜をてんぷらにして宴会をやっておりました。荒菅沢まで戻ると雨が降り出し、雨具をつけて歩き出したら、すぐに止んでしまう。梅雨だからと心配するけど、梅雨の最中、九州が大雨のころは、意外に白馬方面は、天気は悪くないという。 ガスの中の荒菅沢お花を見ながら、写真を撮りながらの、往復9時間の山行、オーナーからたくさんのお花が咲いていますよと言われていたけれど、これほどまでにたくさんのお花にであえるとは思っても見なかったので、大満足の山行になりました。帰りは村営の無料露天風呂で汗を流し、ペンションへの帰路に着きました。 露天風呂入口 脱衣所があるだけの露天風呂荒菅沢への途中で行き会った長野の夫婦はあまりの残雪におそれをなして引き返してきたという。下山途中の岡山の夫婦は百名山制覇中で、昨日は高妻山、明日は火打山、妙高山という。まもなく2桁をきるという。遠くからだと何度も来なくてもいいように近くに見える百名山を、一気に歩いているそうだ。それにしてもすごいことではある。※ 岩手県に住む、山仲間のH嬢、偶然にも前日にひとりで雨飾山に登っている。23日仙台から夜行バスで金沢へ、24日糸魚川から雨飾山荘に入り、25日梶山新湯道を雨飾山に登り小谷へ下山、その足で、金沢で大ファンの○○○○○○のコンサートを聞いてから岩手へと帰って行った超元気印です。25日はお天気がよくて白馬三山がよく見えたという。1日違いでずいぶんと違ってしまうものです。しばらくぶりで連絡をとってみたら、偶然にも同じ雨飾山へ登ることを知り、日程を調整してみたけど、無理があり、今回は一緒に登ることができなかったけど、、岩手山で知り合った彼女とは、岩手・秋田の山や関東近辺の山をいっしょに歩いているが、土、日が休めなくなって日程が合わなくなり、去年は一緒に歩いていない、山大好きの彼女とまた、岩手の山を歩いてみたいなと思っている。この次は、雨飾山でであったお花をUPしたいと思います。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです。
2006/06/29
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先日UP寸前で消えてしまった縦走記、気を取り直して書いてみました モルゲンロートに染まる奥穂高岳 もう3年も前になりますが、O氏から奥穂高岳へ行きませんかと連絡が入りました。行きたいです、でも私に登れるのでしょうか?大丈夫、O氏のことばに不安を残しながらも参加することに2日前涸沢の紅葉を見に行ってきたち○るさんから、素晴らしい紅葉だったけど、雪が降ったよとメールが届きました。アイゼンをザックに詰めながら、だいじょうぶだろうか・・・本当に不安でした。 朝日に輝く明神岳10日、仕事を終えて新宿22時30分発の夜行バス「さわやか信州号」に乗り込んで一路上高地へ今回の参加者は、O氏の知合いで何度かご一緒している超ベテラン女性のAさん、もうひとりは、O氏の副業?K旅行社の添乗員Nさんの4人です。狭い車内で眠れずにうとうとしているうちに朝5時過ぎ上高地に到着しました。素晴らしいお天気です。O氏とともに仕事の都合で長く休めません。今日は穂高山荘まで登ります。ゆっくりしていられません。 徳沢には霜が降りて朝日輝く山々を見上げながら梓川の上流を目指して歩きます。横尾大橋を渡ると山道に、屏風岩を回り込むあたりから紅葉が目立ち始めました。やはりきれいです。本谷橋を過ぎると長い急登が始まります。歩いても歩いても・・・いつまで、どこまで歩くの?ばてばてでつらい歩きでしたが、雪が降って色あせたナナカマドも、ところどころには真っ赤な紅葉が残り疲れを癒してくれました。北穂高岳に映える紅葉 北穂高岳が大きく見えてきました。。涸沢岳が、奥穂高岳が、前穂高が・・・やっと涸沢ヒュッテに着きほっとしたのもつかの間、これからあの上の穂高山荘まで歩かなければなりません。ところがここでハプニングがおこりました。Nさんが涸沢ヒュッテに泊まると言いだしたのです。 やっと見えた穂高の山若い時に山に登ったことがあるので、涸沢まで来たかった、最初からここまでと思っていたと・・・一度組んだパーティーは最後までいっしょに行動しましょうと説得しても・・・これ以上出発を遅らせることができないため、翌日上高地での再会を約束してヒュッテを後にしました。 奥穂高岳と前穂高岳涸沢カール、なだらかにみえて登る感じはしないけどなかなかてごわい登りです。涸沢山荘の前を通りだらだらと登ります。いよいよ最後のザイテングラード(ドイツ語で支尾根・支稜線)の登りにかかります。北側は2日前に降った雪が凍り、ヒヤッとする場面が何度となくありました。振り返ると涸沢ヒュッテの色とりどりのテントがみえます。屏風岩の向こうには端正な常念岳が・・ 常念岳目の前には雪の付いた前穂高が、奥穂高岳高が大きく立ちはだかっています。明日はあそこに登るんだな、そんな思いで一歩、一歩最後の力を振り絞って歩きました。 雪の前穂高岳夕方4時半、山の到着には遅い時間ですが・・あぁー、やっと山荘に到着しました。休憩を入れて上高地から11時間、よく歩きました。自分を褒めてあげたい、どなたかがおっしゃてましたが(有森裕子さん?)自分の足に感謝です。ありがとう、ほんとにごくろうさまm(__)mでした。 雲海 サンセット山荘は満員です。遅い小屋到着で涸沢岳まで行けず小屋のテラスから沈む夕日を眺め、感動!!食事のあと「太陽のロビー」と名のついた談話室で小屋の創始者であり、重太郎新道を切り開いた「今田重太郎」の当時の様子を納めたビデオを見ることができ、故人に感謝です。翌朝も素晴らしいお天気に恵まれました。もうテラスの前はご来光を見る泊り客でいっぱいです。前穂高の後ろには富士山まで見えました。モルゲンロートに染まる奥穂高岳、こんなに素晴らしい景色にめぐりあえるなんて、感動です。がんばって登った甲斐がありました。今日は大変な一日が始まります。日本で3番目に高い奥穂高岳(3180m)~前穂高岳(3090m)~岳沢~上高地へと4時のバスに間に合うように歩かなければなりません。奥穂高岳へはいきなり鉄梯子が待ってます。ところどころにはかなりの雪が残って凍っていて、慎重に慎重に登ります。Aさんは超ベテランでどんどん先へ歩いていきます。私はというと、こんなに高い所も岩場も初めてです。危険なところではO氏がサポートしてくれました。奥穂高岳山頂は左です。右は2m高くなってます。重太郎さんが標高2位の北岳と並ぶように石積みしたのですが、国土地理院は認めませんでした。山荘から奥穂高岳山頂までは意外と近く、あっという間に到着です。私にも登れたんだ、感慨深いものがありました。山頂は狭く記念撮影をして前穂高へ向かいます。。奥穂高岳から西穂高岳への分岐がありますが、スペシャリストの登山道です。そこには穂高の象徴ジャンダルム(衛兵・憲兵)が聳えています。 ジャンダルム上高地から見上げると弓なりに見えるのが吊尾根で左が奥穂高岳、右は前穂高です。前穂への吊尾根を歩いている時にジャンダルムのあたりに2回ほどヘリコプターがホバリングをしていました。あそこには山小屋はないし、事故かしら?この吊尾根も滑落事故が多いところです。やはり慎重になります。紀美子平に着いて荷物を置き、前穂高岳を往復です。大きな岩が幾重にも重なって・・ここでもAさんはひとり先を行きます。山頂は広々としていました。歩いてきた奥穂高岳が・・その先には槍ヶ岳が、後立山が、焼岳から乗鞍岳、木曽御嶽山が、360度の大パノラマです・・・・槍ヶ岳笠ヶ岳 焼岳・乗鞍岳・木曽御嶽山O氏と私はもう、写真を撮ったり山座同定に夢中です。しかしAさん、そんなことしてると帰りのバスの時間に合わないわよ、すみません、わたしの足が遅くて・・そんなわかってるんだったら早く歩けば・・・登りに弱い、足の遅いわたしにはかなりこたえる言葉でした。紀美子平に戻って朝食、イワヒバリが寄ってきておねだりです。みんながここで食事をするのを知っているのですね。。。おねだりのイワヒバリこれからは重太郎新道を岳沢まで一気に下ります・・・が、最初に現れたのが長~い鎖、もう、ひやひやです。つるつるの一枚岩が急に切れていて足をどこに置いていいのかわかりません。先に降りたO氏が足の位置を導いてくれ、なんとか降りることができました。そのあともはしごがあったり、急登あり、急降下あり、2時間必死に歩き岳沢に辿り着きました。振り返るとあんなに高いところからよくも降りてきたものだとわれながら感心してしまいました。でもまだ上高地まで2時間も歩かなければなりません。下りでこれだけ大変なのに、大きなザックを背負った何人もの人たちとすれ違いました。凄い、凄い、凄い・・・涸沢経由は大きく回りこみながら徐々に高度を上げて登るのに対して、岳沢コースは直登で一気に高度を稼ぎます。うーん、どっちがいいのだろう???昼食の時もまたAさんから、バスの時間を言われ、悔しい思いのわたしは、下りで挽回と一気に駆け下りました。追いついたAさんが、何もそんなに急がなくても・・・・1時間半で上高地に無事到着、河童橋から穂高連峰を見上げたら、うれし涙がでてきました。わたしにもあの穂高が登れたんだ!!O氏に感謝です。 下山後、振り返って見上げる穂高連峰しかし、そのあとが大変でした。紅葉真っ盛りの土日の上高地、5年前は交通規制がなかったのでしょうか。大渋滞です。新宿直行便のはずが沢渡まで2時間、臨時でトイレ休憩です。高速道・松本インターに乗るのに4時間かかりました。新宿着が12時過ぎる可能性が出てきて、乗客は帰りの交通機関の心配が始まりました。私も最終電車に間に合うか・・みな各自家族や駅に問い合わせたり、ゆっくり寝るなんて場合ではありませんでした。でも運転手さん、法廷速度は守りますががんばりますのでと飛ばしに飛ばして・・11時半過ぎに到着、終電1本前に乗ることができました。人気blogランキングへ ←帰りも押していただけたらうれしいです(@_@)
2006/01/19
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穂高山荘からサンセット ご来光と八ヶ岳ご来光と浅間山あー、ショックです、UP寸前で書いたものがどこかに消えてしまいました。もう今日は立ち直れません。写真だけUPします。続きはあした書きます TT;人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです(@_@) コメントもお待ちしてます、よろしくねm(__)m
2006/01/16
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「氷壁」「山と渓谷」1月号で取り上げられていた井上靖「氷壁」のリメイク版10月に原作を読んで10月30日の日記に書いたばかり原作と違うのだったら何も同名にしなくても・・気にはなっていたが、何日から始まるかは知らなかったのだが・・・会社の同僚のYさんからメールが入り・・やっぱりみてしまいました。 原作「氷壁」の舞台になった北アルプス前穂高岳・後ろには富士山が・・今回のドラマの舞台は、ヒマラヤのK2に置き換えてありました。主人公の奥寺と北沢がK2へ行くきっかけになったのが前穂高の手前にある「屏風岩」 紅葉の屏風岩 5年前、屏風岩に2人で登っていた時、奥寺が滑落、北沢は一度はロープを切ろうとしたが ・・奥寺を引き上げて助ける 命を助けた北沢は世間の注目をあび、2人の生き方が変わっていく 屏風岩と常念岳再び屏風岩に登り、2人でK2へ行く決心をする・・・第1回は、悪天候の中K2を目指すところで終わる奥寺は純粋な山や的考え、北沢は商業的な考えから、微妙にずれが生じてくる・・クライミングの監修・指導にあたったクライマーの山野井氏が、この手のドラマにありがちなつくりものにならない、リアルさがでるように指導したというコメントをどこかでみたような。。。 人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです(@_@) コメントもお待ちしてます、よろしくねm(__)m
2006/01/15
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「氷壁」「山と渓谷」1月号で取り上げられていた井上靖「氷壁」のリメイク版10月に原作を読んで10月30日の日記に書いたばかり原作と違うのだったら何も同名にしなくても・・気にはなっていたが、何日から始まるかは知らなかったのだが・・・会社の同僚のYさんからメールが入り・・やっぱりみてしまいました。 原作「氷壁」の舞台になった北アルプス前穂高岳・後ろには富士山が・・今回のドラマの舞台は、ヒマラヤのK2に置き換えてありました。主人公の奥寺と北沢がK2へ行くきっかけになったのが前穂高の手前にある「屏風岩」 紅葉の屏風岩 5年前、屏風岩に2人で登っていた時、奥寺が滑落、北沢は一度はロープを切ろうとしたが ・・奥寺を引き上げて助ける 命を助けた北沢は世間の注目をあび、2人の生き方が変わっていく 屏風岩と常念岳再び屏風岩に登り、2人でK2へ行く決心をする・・・第1回は、悪天候の中K2を目指すところで終わる奥寺は純粋な山や的考え、北沢は商業的な考えから、微妙にずれが生じてくる・・クライミングの監修・指導にあたったクライマーの山野井氏が、この手のドラマにありがちなつくりものにならない、リアルさがでるように指導したというコメントをどこかでみたような。。。 人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです(@_@) コメントもお待ちしてます、よろしくねm(__)m
2006/01/14
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21世紀の始まり、2000年のお正月、北アルプス・西穂山荘で迎えました前年の6月に山歩きを始めたばかりのhimekyonですから、西穂高岳を目指すなどという大それたことではありません。山小屋でお正月というツアーに参加してのことでした。 西穂山荘からみた丸山です。奥には独標、ピラミッドピーク、西穂高岳もみえます。 左奥には槍ヶ岳がみえています30日は新穂高温泉に泊まり、夕食後にアイゼンの使い方の講習を・・himekyonははじめてのアイゼンです。購入時、家で必ず練習をしてくださいねと言われていましたが・・・付け方がぜんぜんわかりません。 右側に西穂山荘がみえます ↓ 31日は快晴でした。千石平の西穂高岳登山口までロープウェーで上ります。西穂山荘までは1時間10分のコース、お正月の登山客のために登山道はしっかりと雪かきがしてありました。年越しの登山客で小屋は超満員、寝るところもありません。2人でふとん一枚です。 目の前に真っ白な笠ヶ岳しばらくはみとれておりました」 独標が目の前に、大勢の人たちがいました。今回のツアーは独標までは行きませんでした。 夏山でも上級者が歩く西穂高岳・昔ながらのキスリングの学生たちが歩いていきました 吊尾根~前穂高~岳沢です14年10月には奥穂高岳から縦走したコースです、 雪の上高地です。梓川が長い帯になってみえてます テントサイトもいっぱいです。あこがれますね。談話室で大晦日の夜を過ごしたhimekyonですが、部屋にかえっても眠れません。寒さに震えながら外へ出てみました。この年は21世紀イベントがあちこちで行われた年でした。眼下の新穂高温泉も、午前0時と同時に花火の打ち上げです。花火は空を仰いでみるものと思っておりましたが、山の上から見下ろす花火見物に感動!!です ご来光!泊り客全員が期待していたはずですしかし雪の年明けとなりました。 雪に埋もれた山荘です。下山する人たち、みんな準備に余念がありません 昨日とは打って変わって、登山道は雪に埋もれています。樹林帯も雪をかぶって幻想的な風景に一変です。 足がみえないほど潜ってます標高2400mで楽に雪山気分を味わえて、すばらしい景色も眺められて時を忘れて楽しみました。残念なのはご来光、またいつか・・・この年以来、お正月は山で過ごすhimekyonです。今年はEOさんと一緒に箱根の山を歩きましたが一人歩きが多いhimekyonなので、元旦の終夜運転を利用して電車で高尾山へ行くことが多いです。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです(@_@) コメントもお待ちしてます、よろしくねm(__)m
2006/01/14
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先日の続きです・・・ 槍ヶ岳山荘からの前穂高岳9月8日やっとの思いで槍ヶ岳山荘に着いたhimekyonですが、槍の穂先も台風の余波の影響で、雲の切れ間に見え隠れです。雲が切れ、目の前に岩の塊がどーんという感じ、やっぱり圧倒されます。11時に着いたhimekyon、時間はたっぷりあるので、槍の穂先は天気が回復してからと・・・でもひとりではうーん、案外臆病です。。。実はすごーく臆病なんです(ほんとなんですよ) 来週登る常念岳途中一緒になった老夫婦、急がないと双六小屋に着かないというので、これから登ります。いっしょについて行っちゃおう・・・もうひとり、大阪から来た山初めての青年が加わって・・・槍の穂先は、登りと下りが別コース、夏のシーズンまっさかりの時は何時間待ちの行列ができるとか・・行列のできる法○相○なんてお呼びじゃないって・・でも今日は台風に逆らって登ってきたヤマキチだけですからねー、フ・フ・独り占めではないけれど、4人占め・・写真でみると、わー、こんなとこどうやって登るの?って感じですが、、いえいえ、しっかりホールドがあるんですよ。でもね、やっぱり、初めての人にはきついかも・・大阪青年、こわい、こわいの連発で先に進みません。鎖と梯子もあります。山頂直下の梯子はちぃっといやらしい・・・ 山頂でパチリ 槍岳山荘から やりましたぁー、山頂に無事到着です。 うれしいー、万歳!万歳!3180mから、360度の大展望・・なんて期待していたんですが、台風さんの雲なかなかくせもので・・それでも雲が切れると、わー、きれいーっの歓声が・・アマチュア無線呼んでみたんですけど、平日は駄目ですね・・うんともすんとも (TT)敗退です。しばらく、山頂の興奮に浸って、さて下山です。岩場は登りよりも下りが危険なんです。登りよりも少しだけ鎖が多くあって、ちょっとのトラバースと足の見えない下りとを、慎重に慎重に降りました。 荷揚げのへりちょっと興奮気味のhimekyon、外で景色など眺めていると、夕べロッヂに泊まった、もう1組の北海道のプロガイド+5人のおば様たちがやってきました。すぐに穂先に取り付きです。下から見上げると人間なんて虫よりも小さく見えます。自然って雄大なんだなー、人間なんてちっぽけなんだなぁーと・・・夕方になると60人ぐらいにはなったでしょうか。。。他の部屋は満員なのに、himekyonの部屋は広いカイコだなにひとり、向かい側にも若い女性がひとり(山小屋はカイコだな風の寝床が多いのです、シーズンだと2人でふとん1枚とか、3人で2枚とか・・)この女性が凄い、朝、上高地から登ってきて、穂先も踏んで明日の1時半のバスで横浜へ帰るそうな・・・ 笠が岳がはっきりみえてない落日夕食後、外で無線をやってみる、外は寒い、玄関が8度、がたがた震えながら1局繋がりました。名古屋の局さんです。でもhimekyonのハンディー機ではちょっと無理が・・あまりの寒さに部屋に飛び込み、談話室へ。北海道のガイドさんの山の話や、大阪青年の話、横浜のキャピキャピさんから話を聞いたり、消灯までがあっという間・・・ 雲がわく 消灯前に外へ出ると星空がきらめいて・・・明日は晴れるぞー9月9日ところが、朝、目が覚めるとなんと真っ白な霧の世界、これではご来光どころか、一寸先が・・・えー、ここを一人で降りるの?嫌だなー、でも帰るんだから仕方がないやー景色も見えないし、ひたすら歩いて、なんかあっという間に槍沢ロッヂ着、昨日はずいぶん時間がかかったのに・・・(himekyonは登りが弱い) キベリタテハ・珍しい蝶ですロッヂで一休み、あとは上高地まで休まず歩いたら、あら、1時半のバスに間に合いそう、変更するのに500円かかっちゃうけど、4時半のバスを待つよりいいかも、、そう、横浜キャピキャピさんといっしょのバスに乗って、帰途に着いたのでした。いつかまた、お花のたくさん咲く時期に氷河公園経由で行きたいなぁー
2005/12/22
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9月7日~9月9日上高地~槍沢~槍ヶ岳へ行ってきました。 槍の穂先9月3日、槍沢ロッヂに電話を入れると3日間山に入って3日間晴れるということは滅多にないですよ。1日ぐらい雨にあたる覚悟しないと・・・7日は午前中で台風が通過するという天気予報だったので思い切って行くことに決めて、「さわやか信州号」の予約電話を入れると満員、えぇー、そんなー、休みは取ったのに足がない、、、もしかしてと1時間後に電話すると1席キャンセル、ラッキー!9月5日、仕事前に旅行会社で予約チケットの支払いを済ませて会社へ行くと旅行社から電話、「明日は台風の影響で上高地まで入れるかどうかわかりません。新島々までは運行します。今キャンセルなら全額返金します。新島々まで行ってキャンセルならば2000円返金します」ここまで来たら行くしかないよ~ イワギキョウ9月6日、夜10時新宿都庁駐車場へ行ってみると夏の混雑がうそのよう、あの広い駐車場にバスがたった1台、乗客も10人、みんなキャンセルしたそうな・・・それも登山客はhimekyonと横浜から来た30代の女性ひとり・・・9月7日、夜が白々明け始め、新島々に到着、雨は降ってません。やったーこのまま行けるぞー、喜んだのもつかの間、ハイブリットバスに乗り換え上高地に向かうと、雨がポツポツ・・だんだん大粒になり、釜トンネルの入口に差し掛かると警備の人から、先のほうで木が倒れて車が通れないらしいよ、運転手行けるところまで行くよと走らせると、前方で車数台、みんなで木を除けている。。無事通過したものの上高地へ着いた時には本降りに・・・・どうしよう・・・しばらくは雨が止むのを待っていたが止みそうもない、地元の人もこれからもっとひどくなるよというし、まっ、行けるところまで行くしかない、同乗の女性は待ち合わせの彼氏が到着したので3人で歩き出しました。 トリカブト風も強くなる。雨で喜んだのか大きな蛙があちこちからのそのそっと這い出してくる。もう登山道は川状態・・・若い2人、足が速い、どんどん引き離される、でも1本道だから心配ないだろう。まさか急に沢があふれることもないだろう・・なんて思いながら、明神、徳沢、横尾と通過する。二俣に差し掛かると少し陽が差して、もしかして台風が通過したかな・・でもまた降り出して・・なんとか槍沢ロッヂに到着です。 ミヤマリンドウ しかし、ロッヂの人から「この上は強風で通行禁止です、今日は登れません」足止めを食ってしまいました。えー、そんなー、まだ11時過ぎだよー、でも仕方がありません。若い2人は1泊予定で来ていたので明日登頂~下山は無理と判断、そのまま下山していきました。台風は通過するどころか夜半まで強雨、約20人ほどが宿泊しました。9月8日、朝早く目が覚めると満天の星、今日は槍の穂先まで行けそう!himekyonは氷河公園経由で行きたいなと思っていましたが、だれも行く人がいない、晴れていれば行こうと思ったけれど上のほうへ行くほどにガスがでて・・案外臆病なhimekyonは結局はみんなと同じ槍沢を・・・ 播隆窟槍ヶ岳開山は播隆上人、この窟に篭って念仏を唱え・・・ 槍沢には雪渓が残る殺生ヒュッテから上はガスに包まれて、槍の穂先がみえません。ヒュッテから先、槍岳山荘への道が辛く、夕べロッヂで知り合った北海道からの老夫婦とゆっくり、ゆっくり歩いてやっと山荘へ到着です。このご夫婦もう、1週間も北アルプスを歩いているそうです。今日も槍を登ったあと、双六岳へ向かうとのことです。台風は通過したものの、飛騨側からの風が強く、雲もすっきり取れません。ときどき雲が切れると槍の穂先が顔を出します。 大槍・小槍 ♪アルプス一万尺小槍の上でアルペン踊りをさあ踊りましょ♪左が小槍、「アルプス一万尺」の歌に出てきます。槍ヶ岳は北アルプスのシンボルです。どこから見てもすぐわかります。近くからみるとこんな感じです。 続きはまた・・・人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです(@_@) コメントもお待ちしてます、よろしくねm(__)m
2005/12/20
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去年の7月末、新築オープンした冷池山荘に泊まり、爺ケ岳~鹿島槍ヶ岳を歩いてきました。新宿発の夜行バスで扇沢に入り、柏原新道のがれ場をひとり歩いていると、降りてくる2人の女性、なんと白馬岳を一緒に歩いたU子さんとお母さん、白馬岳以来の再会です。「○○○さんは今頃どこを歩いているのかしらね」って話しながら歩いていたとのこと、himekyonも同じことを考えながら歩いていたんです。本当に驚きました。 ガスが晴れ、やっと姿を現した鹿島槍ヶ岳朝からずっと晴れていたのに、爺ケ岳の南峰を過ぎたあたりから雲が湧きだし、冷池山荘に着くころには雷が遠くなり始めました。初日に鹿島槍ヶ岳往復をあきらめて、お花をみながら布引山の途中までのんびり歩いてきました。 夕方になり、雲が切れ、やっと鹿島槍ヶ岳が姿を現しました。虹もきれいです。翌朝は3時半起き、ヘッドランプを付けて真っ暗な登山道を山頂をめざしました。前方にランプの灯りが光るので少しは心強いのですが、やはり一人はこわいです。 朝日に輝く布引山と爺ケ岳鹿島槍ヶ岳の山頂でご来光をと思っていたのに、登りに弱いhimekyonは、手前の布引山でご来光、 裏剣 裏からみる剱岳も迫力がありました。鹿島槍ヶ岳山頂からは360度の大展望、見渡す限り山、山、山・・・登った山いくつある?全然ありません。いくら登っても登りきれないよう~。 遠く槍ヶ岳~穂高岳もみえました。今回もたくさんの高山植物に出会えたのですが、残念ながら手振ればかりがっかりです(TT) チングルマ チングルマの果穂 コイチヨウラン ミヤマコゴメグサ トリガブト チシマギキョウ人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです(@_@) コメントもお待ちしてます、よろしくねm(__)m
2005/12/08
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「結婚しました」山の仲間・U子さんから葉書が届きました。満面笑みをたたえたU子さんとやさしそうなだんな様とのケーキ入刀の写真入・・・「おめでとうございます、末永くお幸せに!!」 ガスの中に浮かぶ白馬岳・杓子岳から早いものです。U子さんと知り合ったのはもう5年も前のこと。L・A社の募集山行「白馬三山縦走」でした。参加者は7人、himekyonはSさんと参加、U子さんはお母様と参加されました。本格山は初めてとのこと、himekyonも始めて1年、登れるのか不安な気持ちでの参加でした。新宿23時50分(?)発「急行アルプス」初めて夜行列車に乗ったhimekyonは、照明の付いたままの車内、駅ごとに入るアナウンス、宴会で盛り上がる乗客の声などに一睡もできず、寝不足のままのスタートになりました。 白馬大雪渓初めてみる大雪渓に感動!したもののアイゼンを付けて歩き出してまもなく、息が上がって歩けなくなってしまいました。自分では歩こうとしても前に進みません。ガイド2名のうちの女性Fさんが付きっ切りでゆっくり、ゆっくり一歩一歩歩いてくれて、他の人たちよりだいぶ遅れて葱平(ねぶかっぴら)に到着、Aガイドの作ってくれた暖かいココアでひと息入れることができました。大雪渓を登り、小雪渓を渡ると山頂直下までは、一面のお花畑、げんきんなものでお花の好きなhimekyonは、お花をみると元気になり、始めてみる高山植物の数々に目を輝かせてカメラを向けていました。 キヌガサソウ サンカヨウ ミヤマカラマツ タマガワホトトギス コマクサ ハクサンフウロ ミヤマオダマキ シナノキンバイ なんとか山頂に着き、全員で記念撮影、小屋に着いたhimekyonは食欲がなく、高山病にかかったようです。ガイドAさんから寝不足もあるから早めに寝るように言われ、早々に布団に入り、翌日に備えることにしました。 2日目、少し体調を回復したhimekyon、山頂で真っ赤な雲のご来光、天気が崩れる前兆とか・・出発の7時には雨が降り出してしまいました。 雷鳥雷鳥の親子発見、かわいい雛がちょこちょこ歩き回っていましたが、人間が近づくと親鳥は雛を羽の中に隠してしまいました。 杓子岳~白馬鑓ケ岳・白馬岳山頂から杓子岳を越え、白馬鑓ヶ岳を越えるあたりから雨は止み、鑓温泉を目指して歩きます。この年は3月に大雪が降り、一面のお花畑になる大出原(おいでっぱら)はまだ雪渓の下、鎖場にはシラネアオイが群生し薄紫の大輪を咲かせていました。鑓温泉に着いた一行、冷えた体を温めるべく、早速露天風呂へ、2000mを越える山の中で温泉に入れるなんて、なんと幸せなことか(@_@)以前は男女とも丸見えの露天風呂だったようですが、女性用は囲いがありました。 鑓温泉の夜明けは妙高から前半、みんなに迷惑をかけたhimekyonですが、体調をを取り戻し元気に下山することができました。とにかくお花が素晴らしい山、なかなか行く機会がないけれど、ぜひまたお花に会いに行きたい山です。今度は朝日岳・雪倉岳にも足をのばしてみたいと思います。人気blogランキングへ ←押していただけたらうれしいです(@_@) コメントもお待ちしてます、よろしくねm(__)m
2005/12/07
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