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子供のころから野球が好きで、よく遊んでいました。というか、ヒロくんが小さいころは、ほぼ野球でしか遊ばなかったですね。近所に広場があって、そこで毎日草野球の試合がありました。というか、学校から帰って、その広場に行くと、学年にあまり拘泥しないで、自然にチームができました。そして、日が暮れるまで、野球をしていたもので、小学生のチーム同士の試合では、中学生が審判を買って出てくれていました。そんな野球好きのヒロくんですが、今回の映画は女子の野球チームのお話です。そのストーリーですが(以下、ネタバレになります)舞台は、第2次世界大戦中のアメリカで、多くの若い男性が兵役に取られてしまい、大リーグでは試合ができなくなってしまいます。そんななか、女子だけのチームを作ることになり、スカウトが各地を回ることになり、ソフトボールをしていた捕手のドティ(ジーナ・デイビス)に声がかかります。ドティは乗り気ではなかったのですが、妹で投手のキット(ロリ・ペティ)が積極的で、結局、姉妹そろって入団することになります。チームには俊足の外野手メイ(マドンナ)などがいて、次第に観客も増えていきます。監督は、大リーグで実績のあるジミー(トム・ハンクス)で、始めのうちはやる気がありませんでしたが、そのうちに真剣になってきます。そんななか、投手であるキットの調子良くなく、姉のドティと衝突し、キットはライバルチームにトレードされてしまいます。そして、ワールドシリーズとなり、ドティのチームとキットのチームが対戦することになり、キットの活躍で、キットのチームが勝ち、姉妹は仲直りをします。映画の中の野球の場面では、迫力のあるシーンがあって、面白かったです。なお、映画の題材となった女子のチームは、実際にアメリカで実在したそうですが、戦争が終わって、男性が戻ってくると消滅してしまったらしいです。
2024年06月02日
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テレビ放映されているアニメの名探偵コナンですが、毎年のように映画館での、いわゆる劇場版が作られています。劇場版のアニメは、翌年に日本テレビ系で放映されることが多く、今回の「黒鉄の魚影」も昨年公開されたものです。名探偵コナンは面白いのですが、わざわざ劇場まで行ってみるような年齢でもなく、一年待てば自宅で観ることができるので、毎年のことになっています。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、コナン君(声 高山みなみ)は実は高校生探偵の工藤新一(声 山口勝平)です。工藤新一は、黒ずくめの悪の集団に毒薬を飲まされて小学生の身体になってしまいました。同じく、小学生の身体になってしまったのが、悪の組織から脱出した灰原哀(声 林原めぐみ)という女性で、今回の映画の主役級となっています。灰原哀が元悪の組織を脱したシェリーだということがばれて、哀は悪の組織に連れ去られてしまいます。また、悪の組織は最新のシステムであるインターポールの海洋施設を奪取することを計画していて、物語は、この海洋施設と悪の組織の潜水艦で繰り広げられることになります。なお、悪の組織の中にもインターポールの人間が潜り込んでいて、その助けを借りて灰原哀は潜水艦から脱出することに成功します。また、インターポールの海洋施設内で殺人事件があり、海洋施設の中に悪の組織に属する人間が潜り込んでいることが分かり、コナン君が見事な活躍をしてくれます。いつもながら、名探偵コナンのアニメは謎解きが秀逸で、今回のアニメ映画もとても面白かったです。
2024年05月26日
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このところは円安ということで、海外旅行に行くことを取りやめた人も多いそうです。そのため、国内旅行が人気だとのことで、多くの人が国内の観光地を訪れているとのことです。また、円安で海外からの旅行者が多くなっているとのことで、コロナで苦労した観光地はようやく一息付けたのではないでしょうか。さて、そんななか、海外旅行も国内旅行も行かないヒロくんは自宅で録画した映画を観ました。その映画は、以前に日本テレビ系で放映されていた名探偵コナンのシリーズもので「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」という題名のものです。名探偵コナンは、毎週土曜日の夕方に日本テレビ系で放送されているアニメで、毎年劇場版のものが制作されます。そして、その劇場版のアニメは、早ければ劇場公開の翌年に日本テレビ系の金曜ロードショーで放送されています。ちなみに、コナン君は小学生ということになっていますが、実は高校生探偵の工藤新一で、悪の組織に毒薬を飲まされたため身体が小さくなってしまったのです。さて、今回の「紺青の拳(こんじょうのフィスト)」のストーリー(以下ネタバレになります)ですが、物語の舞台がシンガポールということになっています。シンガポールで女性弁護士の殺人事件が起き、その犯人がコナン君の好敵手である怪盗キッドだとされます。怪盗キッドは工藤新一に変装して、シンガポールに乗り込みますが、その際にコナン君をスーツケースに隠して連れてきます。また、工藤新一の恋人である毛利蘭とその父親の毛利小五郎、さらには蘭の親友である鈴木園子は、シンガポールでの空手大会の見学に来ていて、そこに新一(怪盗キッド)も同行してきたということになっています。さて、弁護士殺しの犯人の濡れ衣を着せられた怪盗キッドはコナン君と協力して真犯人を捜すことになり、最後には意外な人物が真犯人であることが分かります。コナン君の劇場版アニメは面白くて、今回も充分楽しめることができましたが、今回はコナン君よりも怪盗キッドの活躍が目立っていました。
2024年05月19日
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今日は子供の日ですね、子供の日だからというわけではありませんが、今回ご紹介するのはアニメ映画です。今では日本を代表するアニメ映画の監督である新海誠氏ですが、その新開監督の最新作である「すずめの戸締り」という作品が、以前に日本テレビ系で放映されていました。そのアニメですが、公開当時はかなり話題になったのを覚えていて、録画しておきました。新開監督作品としては「君の名は。」「天気の子」に続き、観るのは三作目となります。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、高校生の鈴芽(声:原菜乃華)は、通学途中でイケメンの宗像宗太(松村北斗)から、廃墟について聞かれます。廃墟の場所を告げた鈴芽ですが、それから気になって自分も廃墟に出かけ、不思議な戸を見つけ、そばにあった猫のような石をつかんでしまいます。石は本物のネコになってしまい、どこかに去ってしまいます。実はその石は災難を抑え込む要石だったのです。要石が外されて、災難が起ころうとしますが、閉じ師である宗太がなんとか抑え込みますが、ネコになった要石に3本足の子供用椅子にされてしまいます。それから、鈴芽と椅子の宗太は猫を追いかけて、その先で災難を封じますが、宗太が要石にならなくてはいけないということになります。ネコを追いかけて、愛媛、神戸そして東京へと行きますが、その道中ではいろいろな人に助けられます。宗太を助けたい鈴芽は、宗太の友人の芹澤(神木隆之介)の車に乗り、鈴芽を追いかけてきた叔母の環(深津絵里)とともに宗太を助けに行くことになります。壮大なスケールの物語であり、また女子高校生の鈴芽の成長と宗太に対する純愛が良く分かるストーリーでした。ほかに声の出演としては、染谷将太、伊藤沙莉、松本白鷗・・・など、豪華なものでした。
2024年05月05日
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春はテレビ番組の改変期にあたることもあって、特番が多く、また映画の話題作が放映されることもあります。その映画の話題作として、民放のフジテレビで放映されたのが「沈黙のパレード」という映画です。この映画は、テレビドラマシリーズの劇場版ということらしくて、刑事の草薙(北村一輝)とその部下の内海(柴咲コウ)が抱える難事件を福山雅治が演じる物理学者の湯川が解決するというものです。ちなみに、草薙と湯川は親友同士ということになっていて、草薙たちの依頼により、湯川が推理を働かせるということが多いそうです。さて、今回の映画のストーリー(以下ネタバレになります)ですが、歌手を目指していた並木佐織(川床明日香)の遺体が発見され、犯人と思しき人物である蓮沼(村上淳)が逮捕されます。しかし、蓮沼は完全に黙秘を貫き、結局、釈放されてしまいます。これに対して、遺族とその友人たちは怒りが収まりません。なお、蓮沼は15年前にも少女を殺害したという疑いで逮捕されていますが、その時も黙秘をして釈放されています。そんななか、15年前の事件の遺族も一緒になって、蓮沼を自供させようという計画が持ち上がり、佐織の父親(飯尾和樹)、その親友(田口浩正)さらに佐織を指導していた音楽家(椎名桔平)らが計画に加わります。ところが、計画に狂いが生じて、殺害する予定ではなかった蓮沼は死んでしまいます。蓮沼を殺害したのは、いったい誰なのか・・・、ここから湯川の推理が始まります。推理映画なので、ストーリーの紹介はここまでにしておきますが、推理の展開は二重三重に面白かったです。なお、ほかに戸田菜穂、吉田羊、檀れい、岡山天音、モロ師岡、酒匂芳・・・らが出演していました。
2024年04月21日
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「男はつらいよ」のシリーズは、毎週のようにBSのテレビ東京で放映されているようですが、その放映は土曜日の夜のことが多く、他の番組との関係があって録画できていません。その寅さんシリーズですが、珍しくNHKのBS放送でも2日連続で放映されていたので、録画しておきました。1日目が「寅次郎夕焼け小焼け」というもので、こちらの映画は過日観ておきましたが、今回のものは「噂の寅次郎」です。この映画は1978年に公開されたもので、寅さんシリーズとしては22作目になるそうです。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、旅先で自殺しそうな若い女性(泉ピン子)を助けたり、妹のさくら(倍賞千恵子)の夫である博(前田吟)の父親(志村喬)と出会ったりします。なお、帝釈天の参道にある団子屋とらやでは、新たに人を雇うことにして、そこに奇麗な女性の早苗(大原麗子)がやってきます。早苗に一目惚れしてしまった寅さんは、早苗が離婚したことを知って、ますます舞い上がります。ところが、早苗のいとこで、子供のころから早苗のことが好きな青年の添田(室田日出男)がいることがわかります。添田は高校教師を辞めて、故郷の小樽に帰るとのことで、寅さんは早苗に添田の後を追うように説得します。ということで、相変わらず寅さんの恋は実らず、またまた失恋してしまうということになりました。いつもの寅さんメンバーである下条正巳、三崎千恵子、太宰久雄、笠智衆、佐藤蛾次郎のほかに大滝秀治、吉田義夫、津嘉山正種・・・らが出演していました。
2024年04月14日
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新型コロナウイルスの感染は完全に終息したわけではないのですが、世の中はコロナ禍前の状態に戻ったようです。コロナに加え、はしかも流行っているそうで安心できないですね。特に、はしかは空気感染するそうで、同じ飛行機に乗り合わせただけで感染することがあるとのことですから、怖いですね。さて、そんななか、以前に日本テレビ系で放映されていた「アーヤと魔女」という映画を観ました。この映画はアニメで、スタジオジブリ作品となっていて、2021年に劇場公開された、わりと新しいものです。ちなみに、日本テレビ系で放映されたのですが、この映画はそもそもNHKが映画の制作に関わったということがあって、劇場公開に先立ってNHKで簡易版が放映されたそうです。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、舞台は1990年のイギリスで、孤児院に預けられた少女アーヤ(声:平澤宏々路)は自由に生きています。その孤児院に太った女性ベラ(寺島しのぶ)と背の高い痩せた男性マンドレーク(豊川悦司)がやって来て、マーヤを引き取ります。ベラは魔女で、アーヤは魔法を教わることを条件に家事全般を引き受けますが、いつまでたってもベラは魔法を教えてくれません。そこで、マーヤは黒いネコのトーマス(濱田岳)の助けも借りて、反撃を開始します。やがて、反撃が功を奏して、おおむねマーヤの思い通りに生活できることになりました。なお、この映画はスタジオジブリではよくある魔女が出てくるアニメで小さい子供が喜びそうな映画でした。
2024年04月07日
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春の高校野球も始まって、春本番も間近となってきた感じですが、このところは寒い日が多いですね。そんななか、NHKのBS放送で放映されていて録画しておいた「男はつらいよ 寅次郎夕焼け小焼け」を観ました。「男はつらいよ」は、日本中の人が知っているように渥美清主演の寅さんシリーズの映画です。ちなみに、この映画は寅さんシリーズの17作目で1976年に公開されたもので50年近く前のものになります。そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、ある居酒屋でみすぼらしい格好をした老人(宇野重吉)が無銭飲食しようとします。哀れに思った寅さんは、老人と一緒に酒を飲み、自宅のとらや(帝釈天にある団子屋)に連れてきます。横柄な態度をとった老人にとらやの面々は憤慨しますが、老人は世話になったお礼として画用紙に絵をかきます。その絵が7万円で売れたことに寅さんたちはびっくりしt驚きましたが、老人は有名な画伯でした。その後、旅に出た寅さんは旅先で画伯に会い、その土地で歓待を受け、地元の芸者のぼたん(太地喜和子)と知り合います。しばらくして、ぼたんが帝釈天に寅さんを訪ねてきて、投資話にだまされたことを知ります。お金を無くしたぼたんのために寅さんは画伯に絵をかいてもらうように頼みましたが、画伯は了解しませんでした。憤慨した寅さんでしたが、芸者のぼたんを訪ねてみると、そこには画伯からの絵が届いていたのでした。出演は、いつものメンバー(下条正巳、三崎千恵子、倍賞千恵子、前田吟、笠智衆、佐藤蛾次郎)のほかに、岡田嘉子、桜井センリ、大竹秀治、佐野浅夫、寺尾聡・・・などがいました。
2024年03月24日
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今年の冬は暖冬ということで、たしかに2月には汗ばむ日もあったりしましたが、3月になると冬の寒さが戻ってきたりしています。3月と聞くと、春を感じさせてくれる暖かい日を連想しますが、これまでのところ今年の3月はいつもより寒い日が多いように思います。さて、そんななか、以前にNHKのBS放送で放映されていた「オズランド 笑顔の魔法おしえます」という映画を観ました。さて、この映画のストーリー(以下ネタバレになります)ですが、恋人(中村倫也)と同じ会社に就職した波平久瑠美(波瑠)は企画業務を希望します。希望が叶って企画の仕事に就くことになりましたが、赴任地は九州の遊園地でした。なお、名字の波平は「なみへい」ではなく、「なみひら」なのですが、園のみんなからは「なみへい」と呼ばれます。久瑠美は、遊園地の企画部署だったのですが、仕事と言えば、ゴミ拾いや園内の小動物の世話などの、いわゆる雑用ばかりで、久瑠美は面白くありません。そんななか、魔法使い(つまりオズの魔法使い)と呼ばれている天才社員(西島秀俊)の小塚(オズカ)の指導を受けることになります。遊園地内では、迷子が出たり、いろいろなイベントを企画したり、電気配線が故障したりと、さまざまなトラブルが生じますが、小塚は見事に解決していきます。大学を出て、企画の仕事に自信があり、雑用の仕事に嫌気がさしていた久瑠美ですが、次第に遊園地の仕事に目覚めていきます。遊園地を舞台にして、主人公の若い女性が成長していくストーリーで、ほのぼのとする爽やかな印象の映画でした。ほかに、柄本明、橋本愛、濱田マリ、岡山天音・・らが出演していました。
2024年03月18日
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NHKの総合テレビで毎週(でもないですが)土曜日の夜に放送されていた「ブラタモリ」という番組が3月9日放送分をもって終了したそうです。普通、長く続いた番組が終了する際には「最終回」であることを明記し、出演者がそれなりに感謝の言葉を述べることが多いのですが、そういうことはありませんでした。唯一、最終回らしい場面は、番組終了時にタモリさんと野口アナが並んで、野口アナがお花を持っている写真が映ったことでした。「ブラタモリ」はタレントのタモリさんがブラブラして、古地図を参考にしたりして、その街の地層などを確かめるもので、毎回、その土地に詳しい大学教授などがアドバイスしてくれます。この「ブラタモリ」ですが、放送初回は2009年のことで、当時のタモリさんは、まだ平日のお昼の生放送を担当していて、行き先は東京近郊に限られていました。その後、平日お昼の生放送が終了してからは、日本全国各地に遠征するようになり、ますます面白くなっていきました。番組ではタモリさんにNHKの若手女性アナウンサーが同行するシステムとなっており、これまでに、久保田祐佳、桑子真帆、近江友里恵、林田理沙、浅野里香、そして最後は野口葵衣アナが担当しました。近江アナはNHKから転職しましたが、久保田、桑子、林田の各アナは、その後NHKを代表するアナウンサーになっています。なお、タモリさんは1945年生まれで、現在78歳ですから「ブラタモリ」で日本の各地にロケに行くのも辛いものがあったのかもしれないですね。ちなみに、ブラタモリはレギュラーシリーズが終了ということですから、今後は特別バージョンが単発的に放映されるかもしれません。
2024年03月11日
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今日は3月3日、ひな祭りの比ですね。3月になったものの、まだまだ寒いですが、それでも暖冬の今年の桜は例年よりも早く咲く見込みで、毎年桜の花が咲く時期が早まっているように感じています。これも地球温暖化、地球沸騰化の影響なのでしょうか、これから先ますます夏が猛暑になりそうです。さて、そんななか、以前に日本テレビで放映されていたアニメの「かがみの孤城」という2022年公開のわりと新しいものです。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、中学生の安西こころ(声 當間あみ)は、学校でいじめにあい、登校できないでいます。そんななか、部屋の鏡に引きずり込まれ、孤島にあるお城に行ってしまいます。そこには同じように鏡からやってきた6人の中学生がいました。そのお城には、オオカミの面をつけた小学生くらいの女の子(声 芦田愛菜)がいて、お城の中にある願いのカギを見つけたら、ひとつだけ願いが叶うと言われます。なお、お城には日本時間の午前9時から午後5時まで居ることができ、これを破るとオオカミに食われてしまうとされます。こころのほかの中学生たちもいろいろと心に悩みを抱えていて、なかでもアキ(声 吉柳咲良)が、義父から乱暴されそうになり、ついに午後5時を過ぎてもお城から出ませんでした。そのため、お城に居たこころ以外の6人はオオカミに食われてしまいます。ひとり残ったこころですが、なんとか「願いのカギ」を見つけ出し、仲間を救うことができました。同じ中学生でありながら、それぞれが違う年代からやってきた男女がいろいろと葛藤もありながら、次第に仲間として友情がはぐくまれていき、感動する内容でした。ほかに、声の出演ですが、北村巧海、板垣李光人、高山みなみ、横溝菜帆、梶裕貴、宮崎あおい、美山加恋、麻生美代子などなど、豪華なメンバーです。
2024年03月03日
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まだまだ寒く、寒いのが苦手なヒロくんとしては、早く暖かくなって欲しいのですが、温かくなる時期は花粉症に悩まされます。そんななか、以前にNHKのBS放送で放映されていて録画しておいた「東京タワー オカンとボクと、時々、オトン」という映画を観ました。この映画は、2007年に公開されたもので、原作者は俳優などとして活躍しているリリー・フランキーさんです。つまり、リリー・フランキーさんの自伝的な物語とされていて、リリー・フランキーさんが母と過ごしたことをあらわしているとのことです。さて、そのストーリーですが(以下、ネタバレになります)、ボク(オダギリジョー)は、やさしいオカン(内田也哉子、のち樹木希林)とちょっと乱暴なオトン(小林薫)の3人家族です。ボクとオカンは、オトンと離れてオカンの実家に行くことになり、その後、ボクは中学、高校を終えて、東京に出ていきます。始めのうちはお金に困っていましたが、エッセイやラジオの仕事で成功し、オカンを東京に呼んで一緒に暮らすことにします。やがて、オカンはがんに侵されて、ボクとオトンに見守られながら、あの世に旅立ってしまいます。リリー・フランキーさんの実話をもとにした映画なのでしょうが、ボクとオカンの濃密な愛情が満載のちょっと泣けてくる映画でした。なお、オカンは樹木希林が演じていましたが、若いころのオカンは樹木希林の実の娘である内田也哉子が演じたことも話題になったようです。ほかに、松たか子、勝地亮、小泉今日子、宮崎あおい、柄本明、六角精児、仲村トオル、渡辺美佐子、松田美由紀、田中哲司、光石研・・・などなど、多数の有名人が出演していました。
2024年02月25日
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今年のお正月早々にテレビの民放で放映されていて、録画しておいた「Dr.コトー診療所」を観ました。「Dr.コトー診療所」は、もともとテレビドラマだったとのことで、そのテレビドラマを観ていなかったヒロくんは、イマイチ登場人物の人間関係が分かりにくかったです。というか、そもそもこの映画はテレビドラマを観ていた人を前提として制作したものと思われます。そのストーリー(以下ネタバレになると思います)ですが、沖縄の架空の島の診療所で勤務している医師の五島(吉岡秀隆)は日々忙しくしています。診療所には、五島の妻で看護師の彩香(柴咲コウ)、さらに看護師の西野那美(生田絵梨花)がいて、役所の職員の和田(筧利夫)がサポートしています。その診療所に2か月の期間で新米医師の織田判人(高橋海人)が赴任してきますが、その矢先に船の事故(釣り上げたカジキに足を負傷させられた)で怪我をした原(時任三郎)が担ぎ込まれます。緊急手術となったのですが、判人医師も手伝って、手術は成功します。そんななか、五島が白血病ということになってしまいます。すぐに入院して手術することを旧知の医師(堺雅人)から奨められますが、五島は決断できずにいます。そして、島を台風が襲い、がけ崩れなどで多くのけが人が診療所に運ばれてきて、診療所は大忙しとなりますが、五島は病をおして島民の治療に当たります。結局、五島は手術を受けたらしく、また妻の彩香も無事に出産したようで、平和な情景が映し出されて映画は終わります。島民のことを第一に考える五島医師の献身的な姿に感動を覚える映画でした。なお、ほかに小林薫、泉谷しげる、大塚寧々、神木隆之介、朝加真由美、藤田弓子、蒼井優、山西惇・・・など、豪華キャストでした。
2024年02月20日
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NHKのBS放送がひとつになってしまって、以前まではBSプレミアムで放映されていた映画が放送されない日もあるようになっています。映画が放映されていた時間帯にスポーツ中継が行われることがあり、スポーツ中継が無いときは映画放送になっているようです。そんななか、まだBS放送がふたつあった昨年中に録画しておいた「かもめ食堂」という映画を観ました。さて、この映画のストーリーですが(ネタバレになります)、フィンランドで食堂を開店した小柄な女性のサチエ(小林聡美)のお店にはお客が来ません。近所の主婦たちは、サチエが小柄な女性であることから「かもめ食堂」ではなく「こども食堂」ではないかと揶揄したりしています。そんななか、日本語を話す青年トンミ(ヤルッコ・ニエミ)が開店後第1号の客となり、その後、彼は無料でコーヒーを飲むことになります。そのトンミからガッチャマンの歌の歌詞を聞かれたサチエは答えられず、たまたま書店で見かけたミドリ(片桐はいり)に聞いて教えてもらうことができました。特にすることが無い感じのミドリは無給でかもめ食堂を手伝うことになります。さらに空港で荷物が紛失してしまったマサコ(もたいまさこ)という女性もかもめ食堂を手伝うことになり、かもめ食堂は3人の日本人女性が働くことになりました。ある日、シナモンロールを作ってみると、これが人気となり、かもめ食堂はようやくお客さんが入るようになりました。夫に逃げられた女性や自分の店がつぶれた男性などがやってきたりしますが、お店は順調に稼働することになりました。フィンランドを舞台にした映画は珍しいものだと思いますが、3人の女性と食堂のお客との交流がほのぼのとした感じの映画でした。
2024年02月11日
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年が明けて3週間ほど経ちましたが、毎年の大みそかにNHKで放送されるのが紅白歌合戦で、もう何十年も前から行われています。以前は、紅白歌合戦に出場することが、歌手の皆さんの目標で、この歌合戦に出場することが一流歌手の証しのようなものになっていました。さて、昨年末の紅白歌合戦ですが、司会者が4人もいるということになっていました。以前は、紅組司会者、白組司会者、そして総合司会者ということになっていましたが、今回の司会者は紅組、白組の区別はない感じでした。ヒロくんは、子供のころから紅白歌合戦を観ていて、昨年末も観ましたが、知っている歌手よりも知らない歌手のほうが多い感じでした。しかも、最近の若い人の歌詞は、早口で、なおかつ英語交じりだったりして、何を言っているのかよく聞き取れませんでした。また、日本の国民歌ともいうべき演歌ですが、けん玉だったり、ドミノ倒しだったりと、なぜか他の催しとセットになっていました。演歌をじっくりと聞かせてくれるような演出があっても良いのではないかと思います。それに、ときかくあわただしいです、もっと出場歌手を減らして、ひとりひとりが時間をかけてたっぷりと歌うようにしたほうが良いのではないかと思います。また、紅白で女性対男性を競わせるというのも今の時代にそぐわない感じで、今後、どうしても「歌合戦」にしたいのなら「東西対抗」のようにしてはどうかと思います。
2024年01月23日
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2024年となって1週間ですが、今年は元日にいきなり大きな地震が能登半島で発生し、また羽田空港では飛行機の事故がありました。地震で亡くなられた方のご冥福をお祈りし、被害に遭われた方にお見舞い申し上げます。また、飛行機事故での日航機の乗客・乗員は全員無事ということで良かったのですが、海保の飛行機のほうでは亡くなられた方もいて、お悔やみ申し上げます。そんななか、昨年末のテレビの特番で放映されていた「憧れを超えた侍たち 世界一への記録」を観ました。この映画は、いわゆるドキュメンタリーで、野球のWBCにおける日本代表の記録映画です。日本代表が世界一になったのは、昨年の3月のことで、もうかれこれ一年近くが経過しようとしています。もうずいぶんと過去のことのように思われますが、この映画を観ると、あの感動がよみがえってきます。さて、この映画の内容ですが、栗山氏が監督に就任してからの軌跡が描かれており、代表メンバーを選ぶ編成会議のことも描かれていました。ヒロくんが一番印象に残っている試合は、準決勝のメキシコ戦です。負ければ終わりという試合で、終始メキシコにリードを許す展開でした。それでも最終回に大谷選手が二塁打を放ち、吉田選手が四球を選び、その吉田選手の代走に周東選手が起用されました。ここで村上選手が左中間を破るヒットを打ち、大谷と周東が相次いでホームに帰ってサヨナラ勝ちとなりました。ここまで不振だった村上選手の一打は見事でしたが、一塁からホームまで帰ってきた周東選手の足の速さも素晴らしいものでした。メキシコに勝った日本代表は、ご存じの通り、決勝戦でアメリカに勝って、見事に世界一となりました。ヒロくんは、このWBCの日本代表の試合はすべてリアルタイムでテレビ観戦していましたが、改めて映画を観て、再び感動した次第です。
2024年01月07日
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若いころはそれなりに芸能人にも興味があって、特にアイドルには惹かれるものがありましたが、なかでもキャンディーズのファンでした。大学生時代には、同じくキャンディーズのファンだった友人と一緒にキャンディーズのコンサートに出かけたこともありました。キャンディーズは3人組で、伊藤蘭(ラン)田中好子(スー)藤村美樹(ミキ)がメンバーです。キャンディーズはデビューしてもなかなかヒット曲が出ませんでしたが、リードボーカルが、スーちゃんからランちゃんに変わったとき「年下の男の子」が大ヒットしました。彼女たちは、一躍トップアイドルとなりましたが、ドリフターズのコントにも出たりして、飾ったところが無く、庶民的で親しみやすかったです。大ヒットしてアイドルになったのは良かったですが、やがて仕事に追われるようになり、突然に「普通の女の子に戻りたい」といって、電撃的に引退してしまいました。引退後、しばらくして、それぞれがソロ活動をはじめ、ランちゃんとスーちゃんは、その後、女優として活躍するようになります。結局、完全に芸能界を去って「普通の女の子」に戻ったのは、ミキちゃんだけでしたが、ヒロくんはそのミキちゃんのファンだったので残念でした。なお、3人のうちスーちゃんは2011年にガンのために55歳の若さで亡くなってしまったのはとても気の毒でした。ちなみに、今でも芸能活動を続けているランちゃんこと伊藤蘭ですが、この大晦日の紅白歌合戦に出場して、キャンディーズの曲を歌うそうです。また、今NHKの朝ドラの主人公を演じている趣里は、伊藤蘭と水谷豊との娘です。毎年、朝ドラ主人公はなんからのかたちで紅白歌合戦に出てくることが多いので、伊藤蘭と趣里との親娘共演も楽しみにしていましたが、どうやら共演は無いようです。
2023年12月27日
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今日はクリスマスイブですが、子供たちが独立してカミサンと二人だけになってからは、特別なことは行わなくなり、普段の日と同じ過ごし方となっています。さて、12月も下旬となり寒い日が増えてきましたが、今月上旬の東京地方は日中の気温が20℃を超える日もありました。これも地球温暖化(沸騰化)の影響かもしれませんが、地球環境の将来が不安になりますね。さて、そんななか、以前に民放テレビで放映されていて録画しておいた「殿、利息でござる」という映画(2016年公開)を観ました。そのストーリーですが(ネタバレになりますので、ご注意ください)、仙台藩のある宿場町の吉岡宿では宿場町間の物資の輸送を担う役目があり、その費用は吉岡宿が負担することになっています。その負担は大きなものがあり、吉岡宿から夜逃げする人も出る有様です。そんななか、造り酒屋の穀田屋十三郎(阿部サダヲ)と茶師の菅原屋篤平治(瑛太)は、困窮する吉岡宿を救う手段として、仙台藩にお金を貸すことを考えます。つまり、仙台藩に融資をして、その利息を宿場間の物資輸送代に充てようということです。藩にお金を貸して、その利息で輸送代を賄おうと考えると千両の資金を用意しなければなりません。途方もない夢物語かと思われましたが、次々に賛同者が現れて、見事千両のお金を用意することができました。賛同者の中には十三郎の弟(妻夫木聡)もいて、その弟は守銭奴と言われていましたが、実は宿場のことを考えてコツコツとお金を貯めていたのです。集められた千両は、藩に貸し付けることができるようになり、殿様(羽生結弦)からもお褒めの言葉などを受けることができました。ちなみに、この映画は江戸時代の実話をもとにしたとのことで、原作者の磯田道史氏も映画に出演していました。それにしてもフィギュアスケートの羽生結弦さんが殿様役で、しっかりと演技していたのには驚きでした。ほかに、山崎努、草笛光子、竹内結子、松田龍平、寺脇康文、西村雅彦、きたろう・・・が出演していました。
2023年12月24日
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新型コロナウイルス感染の影響で様々な催しが中止や延期になっていましたが、コロナが5類になってから、中止や延期になっていた催しが復活してきました。コロナ過の中では、映画館に行くのも躊躇するような感じでしたが、普通に映画館にも行けるようになってきましたね。ヒロくんも以前は映画館での映画鑑賞をしていましたが、トイレが近くなってきたこともあって、もっぱら自宅での映画鑑賞となっています。自宅での映画鑑賞は、テレビで放映されたものを録画しておいて観ることになっていて、今回は「キネマの天地」というものです。この映画は1986年の作品で、今から30年以上も前の映画になります。さて、そのストーリー(以下ネタバレになります)ですが、映画館で売り子をしている田中小春(有森也実)は、病気を抱え旅役者だった父(渥美清)と二人暮らしです。その小春は、松竹の映画監督にスカウトされて役者となりますが、なかなか思うような演技ができません。消沈しているところへ助監督の島田(中井貴一)が訪れて、励まされ気を取り直して役者に挑むことになります。そんななか、看板女優が失踪したため大作映画の主役の座が小春にめぐってくるのですが、緊張して良い演技ができません。自宅に戻ってから父親に母親とのなれそめを聞かされ、それが契機となって良い演技をすることができ、小春は一躍スター女優となります。その小春が主演した映画を観るために映画館にやってきた小春の父親ですが、映画の最中に息を引き取ってしまいます。この映画の監督は山田洋二で、映画にはフーテンの寅さんのいつものメンバー(倍賞千恵子、前田吟、下条正巳、三崎千恵子、吉岡秀隆、佐藤蛾次郎、笠智衆)が多く出演していました。そのほかも、藤山寛美、笹野高史、すまけい、松本幸四郎(現白鷗)、松坂慶子、桃井かおり、堺正章。岸部一徳、山田隆夫、木の実ナナ、山城新伍などなど、豪華キャストでした。
2023年12月17日
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夏の暑い時期から流行していたインフルエンザですが、本格的に寒くなってきたので、これからの流行が気になります。また、コロナは5類になってからの感染者がどの程度なのか分からないですが、基礎疾患のあるヒロくんは基本的に外出の際はマスクを着用しています。そんななか、自宅で以前に録画しておいた「余命10年」という映画を観ました。「余命10年」という映画のタイトルから、かなり深刻な内容の映画だと思いましたが、涙なしでは見ることができない純愛映画でした。そのストーリーですが、難病に指定されている肺の病となった20歳の高林茉莉(たかばやしまつり)(小松菜奈)は優しい両親(松重豊、原日出子)と妹思いの姉(黒木華)と暮らしています。難病の肺の病は治療法が無く、発症してから10年生きられた人はいないということです。それでもいったん退院した茉莉は、中学の同窓会に出席し、そこで真部和人(坂口健太郎)と出会い、同級生の富田タケル(山田裕貴)やその彼女の藤崎沙苗(奈緒)の後押しもあって良い関係になります。茉莉と付き合う前に、希望を無くし一度は死のうと思った和人ですが、茉莉の言葉に促され、しっかりと生きていくことにします。和人は茉莉に結婚を申し込むのですが、自分の病気のことを隠していた茉莉から、長くない寿命のことを知らされます。そして、自分のことを小説に書いた茉莉は、幸せになるはずだった夢を見て、和人が見守る中旅立ってしまいます。この映画の原作となった小説は、実話だそうで、小説を書いた小坂流加さんはすでに亡くなっているそうです。なお、ほかにリリー・フランキー、田中哲司、MEGUMI、山中崇・・・らが出演していました。今年67歳になったヒロくんは、余命が10年あるかどうかは微妙なところで(たぶん10年は無いかもしれないですが)残りの人生をしっかりと生きないといけないことを改めて認識した次第です。
2023年12月03日
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名探偵コナンというアニメですが、今でも毎週テレビ放映されていますが、子供たちが小さいころは観ていました。子供たちも独立してしまい、今ではテレビアニメは観ていませんが、ときどき放映される劇場版は面白くて観ることが多いです。ということで今回は、かなり以前に日本テレビで放送されていた「純黒の悪夢(ナイトメア)」を観ました。なお、毎度説明していますが、コナン君という小学生は、実際は高校生の工藤新一という名前で、あるとき謎の黒の組織の悪者たちに薬を飲まされて、小学生の体格にされてしまいました。仕方がないので、それからは小学生として生活しているのですが、身体は子供でも頭脳は高校生のままなので、いろいろな難事件を解決するということになっています。さて、今回のストーリーですが、悪の組織の一味であるキュラソーという女性が警察庁に侵入して機密情報を盗もうとしているところを見つかり、車で逃走しますが大きな事故になってしまいます。そんななか、コナン君たちは遊園地で記憶を喪失した女性を見つけて何かと面倒を見ます。実はこの女性こそ警察庁で機密データを見ていたキュラソーでした。そして、キュラソーを奪還しようとする悪の組織と阻止しようとする日本の警察やFBIが絡んでの展開となります。最後はキュラソーは組織に戻らず、記憶を喪失していた時に一緒に過ごしたコナン君の友達の小学生たちを助けて、自分は亡くなってしまいます。今回の作品「純黒の悪夢(ナイトメア)」では、工藤新一を小さなコナン君にした謎の悪の組織の人間たちとの戦いといった感じの内容でした。 迫力のあるシーンもあって、なかなか面白いストーリーでした。
2023年11月19日
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名探偵コナンというアニメは今でも日本テレビ系で放映されていますが、その劇場版の長編アニメが時々テレビでも放映されるので録画して観ることが多いです。テレビで放映される劇場版の名探偵コナンは、劇場版の新作が公開される直前に日本テレビ系列で放映されているようです。なお、日本テレビでは、毎週放映されている30分番組のアニメがありますが、子供たちが小さいころは一緒に観ることもありましたが、さすがに今では観ることはないですね。でも、劇場版の長編アニメのほうは面白いので観ることが多いです。ということで、今回の劇場版は「天国へのカウントダウン」というものです。ちなみに、名探偵コナンというのは、実は高校生探偵の工藤新一なのですが、黒ずくめの悪の組織に毒薬を飲まされて、身体が小さくなってしまい江戸川コナンと名乗っています。また、悪の組織から抜けた灰原哀という女性も、組織から脱出する際に自ら毒薬を飲んで身体が小さくなっています。さて、ストーリーですが、キャンプに行ったついでに高層ビルに立ち寄ったコナン君たちですが、そこでばったりと新一の恋人の毛利蘭とその父親で探偵の毛利小五郎に出合います。小五郎が高層ビルの社長と知り合いということで、招待されたのですが、そこで殺人事件が起きてしまいます。しかも殺人は続けて起こり、連続殺人ということになりますが、さらに黒ずくめの悪の組織が脱走した灰原を狙撃しようとしたりします。高層ビルに火事が起こって、コナン君たちが危機に陥ったりもしますが、結局はコナン君が事件を解決して、危機を脱出するというもので、迫力ある展開が面白かったです。
2023年11月05日
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子供のころから相撲が好きでよく観ていましたし、今でもテレビ観戦を楽しみにしています。大相撲の世界はいろいろと専門用語があって、なかなか理解しがたい面があるのですが、NHKのテレビ番組で興味をひくものがありました。それは、主にNHKのBS放送で放映されている「大相撲どすこい研」という番組です。大相撲の本場所は年に6回開催されるのですが、その開催時期の直前に、この番組は放映されます。従って、年に6回しか放映されない(はずな)のですが、毎回楽しみにしています。番組では、大相撲に特有の言葉やしきたりをひとつ取り上げて、掘り下げていきます。たとえば「立ち合い」「しこ名」「まわし」など、それから相撲の決まり手の「寄り切り」「はたきこみ」などが取り上げられたこともありました。番組の司会は芸人の今田耕司さんですが、主に解説をしてくれるのが元横綱の稀勢の里(現 二所ノ関親方)です。現役時代の稀勢の里は、めったなことで口を開かない寡黙なお相撲さんでしたが、引退してからは多弁になりました。というか、現役時代はあまりしゃべるなと当時の親方から指導されていたそうで、良くしゃべる今のほうが本来の姿らしいです。次の大相撲の本場所は11月の九州場所ですが、その場所が始まる直前にNHKのBS放送での放映があるはずなので、今から楽しみにしています。ちなみに、今年の7月に放送されたものが4日の土曜日の午後にNHKの総合テレビで、また9月に放送されたものが5日の日曜日の真夜中にBSで放映されるようです。
2023年11月03日
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自宅の本棚を整理していたら、いろいろと映画のDVDが出てきましたが、そのひとつに「容疑者 室井慎次」がありました。かつて、テレビドラマとして人気を博した「踊る大捜査線」がありましたが、この映画はその「踊る大捜査線」に出演していた室井慎次を主人公とするものです。いわゆる「踊る大捜査線」のスピンオフと言われるもので、この映画には「踊る大捜査線」の主人公である青島刑事(織田裕二)は出演しません。というか、「踊る大捜査線」の出演者はほとんど出ていなくて、ほぼ「踊る大捜査線」とは違う内容になっています。さて、そのストーリーですが、新宿で殺人事件があり、室井(柳葉敏郎)が捜査本部長として指揮をしています。そんななか、容疑者と思われる警察官が取り調べの最中に逃走し、交通事故で死亡してしまいます。結局、金品を狙った殺人ということで処理されることになったのですが、室井は納得せずに捜査を続けようとします。しかしながら、警察や検察の上層部から邪魔が入り、また弁護士という灰島(八嶋智人)からもいろいろと妨害されます。それでも所轄の新宿北署の刑事(哀川翔)、弁護士の小原(田中麗奈)らとともに捜査を進め、事件の真相を究明します。一時は灰島から告訴され、辞職を迫られたりしましたが、新城補佐官(筧利夫)や沖田管理官(真矢みき)の助力もあって、結局は警察に残ることができました。青島刑事が出ていないのは残念でしたが、スリーアミーゴス(署長、副署長、課長)はでていて、それなりに内容の濃い面白い映画でした。なお、スリーアミーゴスの北村総一朗、斉藤暁、小野武彦をはじめとして、佐野史郎、柄本明、吹越満、大和田伸也、大杉漣、中原丈雄、寺泉憲・・らが出演していました。
2023年10月08日
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NHKのBS放送では毎日のように映画が放映されています。今のBS放送はスポーツ放送が中心のBS1、と教養番組が多いBSプレミアムがあります。NHKでは、今年の12月から、BS1とBSプレミアムを統合してチャンネルをひとつにするそうですが、それにより映画放送もどうなるのか気になるところです。そんななか、以前にNHKのBSプレミアムで放映され録画しておいた「ザ・フライ」という映画を観ました。この映画は1986年のアメリカ映画で、ジャンルとしてはホラー映画の分類になるそうです。さて、そのストーリーですが、科学者のヘス・ブランドル(ジェフ・ゴールドブラム)はテレポーテーション(瞬間移動)の研究をしています。すでにテレポート装置は完成していたのですが、生きている動物に関してはなかなか完成を見ることはできませんでした。そんななか、雑誌記者で恋人のベロニカ(ジーナ・デイビス)の助言があり、ついに猿の瞬間移動に成功します。なお、ベロニカには以前に付き合っていた雑誌編集長のステイシス(ジョン・ゲッツ)がいて、彼とベロニカの仲を疑ったヘスは自分を実験台にしてテレポートします。その際に装置の中に一匹のハエが紛れ込んでいて、瞬間移動の際にヘスと融合してしまいます。当初は問題なかったのですが、次第にヘスはハエ化するようになり、ついには人間とは程遠い姿になってしまいます。そして、ベロニカは泣きながら銃をハエ化したヘスに向けて発砲するのでした。人間の姿から次第にハエ化する形態については、さすがに気持ちの良いものではありませんでしたが、ホラー映画としては恐怖感はそれほどでもありませんでした。
2023年09月10日
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今年の夏の暑さはかなりなもので、9月になっても毎日暑くて体力的につらいですね。この夏の暑さも地球温暖化のせいではないかと思われ、となると、来年の夏も、その次の夏も暑いのではないでしょうか。そんななか、以前にNHKのBS放送で放映されていた「ウォーターワールド」という映画を観ました。この映画は1995年の作品ですが、物語の設定として、北極と南極の氷が溶けてしまって、地球が海洋惑星になってしまったとされています。1995年当時から、すでに地球の温暖化が注目されていたらしいことに、ちょっとした驚きがあります。さて、ストーリーですが、海ばかりとなった地球ですが、それでも人類はアトールという浮島を造って、何とか生き延びています。そんな浮島のひとつにマリナー(ケビン・コスナー)という名のひとりの男が立ち寄ります。マリナーは浮島の人たちに怪しまれ、足の指に水かきがあり、さらには耳の後ろにエラがあることが分かり、処刑されそうになります。そんななか、スモーカーズという海賊集団が襲ってきて、その混乱の中、マリナーはひとりの女性、それに小さな女の子とともに脱出に成功します。ちなみに、女の子の背中には地図の入れ墨があり、そこにはドライランド(陸地)の位置が書かれているらしいのです。海賊集団もその女の子の背中の地図が目的で襲ってきたらしく、マリナーと海賊集団の熾烈な戦いが始まります。海賊集団との戦いを制したマリナーは、地図に従って、めでたくドライランドを見つけることができました。しかしながら、エラと水かきを持つマリナーは陸地での生活ではなく、海の生活を選び、大洋に漕ぎ出していきました。この映画では、海ばかりになった地球でも人類が生存していましたが、実際に陸地が無くなってしまうと、人類が生きていくのは無理でしょうね。
2023年09月03日
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新型コロナウイルスが5類に移行されて、夏休みとなりましたが、感染者は増加しているようです。猛暑が続いていて、連日のように熱中症の患者についてのニュースが報じられていますが、その一方で、新型コロナ感染者数は分からなくなりました。実際のところ、熱中症患者よりも新型コロナウイルス感染者のほうが多いのではないかと思ったりしています。そんななか、かなり以前に録画しておいた映画があったので観ることにしました。その映画は「理由なき反抗」というものです。この映画は1955年の作品だそうで、ヒロくんが生まれた1956年よりも前に公開されたものになりますが、モノクロではなくカラー映画でした。主演したジェームズ・ディーンは、24歳の若さで交通事故で亡くなっており、もし存命していたら、かなりの大物俳優になっただろうと思われます。ちなみに、ジェームズ・ディーンの死後にこの映画は公開されたそうです、さて、そのストーリーですが、高校生のジム(ジェームズ・ディーン)は転校先の高校で不良グループに絡まれてしまいます。そして、チキンレースという肝試しを行いますが、不良のほうが失敗して死んでしまいます。その事実を警察に知らせようとしますが、不良グループは阻止しようとし、ジムは友人のプレイトウ(サル・ミネオ)と恋人になったジュディ(ナタリー・ウッド)と空き家に入ります。そこにも不良グループがやってきて、プレイトンは拳銃を発砲してしまい、最後には駆け付けた警官に撃たれてしまうという展開でした。当時のアメリカの若者たちを描いた作品とのことで、主演のジェームズ・ディーンが亡くなったこともあって伝説的な映画となっているらしいですが、内容的にはそれほどでもなかったです。
2023年08月13日
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アメリカの大リーグ、つまりメジャーリーグでは大谷翔平選手が大活躍しています。そんななか、そのアメリカのメジャーリーグを舞台にした映画を観ましたが、以前に観た「メジャーリーグ」という映画の続編です。それが「メジャーリーグ2」という映画です。前作の「メジャーリーグ」で、弱小球団だったクリーブランド・インディアンスは、宿敵のヤンキースに勝利して、地区優勝を果たしました。ちなみに、インディアンスという球団名ですが、現在はガーディアンズと名称が変更されています。なお、この映画の公開時(1994年)には、まだインディアンスと称しており、そのインディアンスがこの映画の舞台となっています。さて、前年のシーズンでヤンキースを破ったインディアンスですが、今シーズンは不調です。というのも、エース投手であるリッキー(チャーリー・シーン)は、かつてのワイルドさを失い、すっかりおとなしくなり、その投球も剛速球ではなく変化球になっていました。敗戦続きのインディアンスですが、ジャイアンツから外野手を補強することにしました。その選手は、サンフランシスコ・ジャイアンツではなく、日本の東京ジャイアンツ、つまり巨人軍からのタナカ選手(石橋貴明)でした。負けが込んでいたインディアンスですが、新人捕手のベイカー(エリック・プラスコッター)とタナカ選手の活躍、それに監督代行となったジェイク(トム・べレンジャー)の采配で元気を取り戻します。そして、また地区優勝を飾り、ワールドシリーズ進出をかけて、ホワイトソックスと激戦を展開し、見事勝利するというストーリーでした。野球を題材にした映画ですから、球場の観客も大勢で、ずいぶんとたくさんのエキストラを使い、さすがにアメリカの映画はスケールが違うな、と感じました。
2023年07月16日
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NHKで毎週日曜日に放映される大河ドラマは、毎年欠かさず観ることにしています。昨年は、三谷幸喜さんが脚本を書いた「鎌倉殿の13人」というもので、これはこれで面白かったです。そして、今年は「どうする家康」というタイトルで、嵐の松本潤が主人公の徳川家康を演じています。徳川家康の生涯は、これまでにも何度か大河ドラマで取り上げられたことがあり、その人生の経緯は誰もが概ね理解していると思います。つまり、家康は狡猾なタヌキ親父で、ひと筋縄ではいかない人物であるということです。ところが、今回の大河ドラマにおける家康は、優柔不断ではっきりとしないヤワな人物となっていて、これまでの家康像とはかなり異なっている感じです。家康も若いころは、人質になったりして、苦労したので、大人しくて優しい人物だったのかもしれません。それはそれで、新しい家康像が描かれていて、それなりに面白いです。なお、放送は今年の12月までですから、もう半年を切り、ようやく本能寺の変あたりまでストーリーが進んできました。信長亡き後は、秀吉との小牧長久手の戦いがあり、その後は石田三成との関ケ原の戦い、さらには真田幸村との大坂の陣・・・家康は長生きしたので、物語は長く続きます。これから先の半年足らずで、これらの戦いを経て、無事に江戸幕府が安泰となるまで、テレビ放送ができるのか、ちょっと心配になってきました。というか、これから先、松本潤が、歳取ってお爺さんになった家康をどんなふうに演じるのかも興味深いです。
2023年07月12日
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7月になりました。沖縄県では新型コロナウイルス感染者が増加しているようで、これから夏休みを控えて、感染者が全国的に増加しないか心配です。そんななか、かなり以前に録画しておいた「あかね空」という日本映画を観ました。なお、この映画ですが、BSの日本テレビでは、今はもう放映していないようですが、木曜日の夜に日本映画を放映していた時期があって、その頃に録画しておいたものです。ちなみに、この「あかね空」は山本一力さんの時代小説が原作となっているようですが、残念ながら、その原作は読んだことがありません。さて、映画のほうですが、京都で修業を積んだ豆腐職人の永吉(内野聖陽)が江戸に出てきて長屋で豆腐屋を開業します。長屋の中の住人で、若い娘のおふみ(中谷美紀)はなにかと永吉の世話を焼きます。しかし、京風の柔らかい豆腐は江戸っ子の口には合わず、豆腐はなかなか売れません。そんななか、豆腐売り仲間の嘉次郎(勝村政信)のアドバイスもあって、お寺に豆腐を寄進することにします。京都でも修業したことのあるお坊さんに京風豆腐は好評で、やがて永吉から豆腐を仕入れてくれるようになります。そうこうしているうちに時は過ぎ、永吉とおふみは夫婦となりますが、長男の栄太郎はばくちにはまり、悪い豆腐屋(中村梅雀)にだまされます。そんななか、永吉が馬に蹴られて亡くなるという事態が起こりますが、おふみをはじめ子供たちはなんとか豆腐屋を継いでいくことになります。豆腐屋を舞台にした家族愛を描いた作品でしたが、ちょっとストーリーが単純すぎたように思います。なお、ほかに泉谷しげる、石橋蓮司、六平直政、岩下志麻・・・らが出演していました。
2023年07月02日
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先日、NHKテレビでビートルズのドキュメントが放送されていましたが、ヒロくんが、初めてビートルズの曲を聴いたのは高校生の時でした。どういう内容のドラマだったか忘れましたが、あるテレビドラマのなかで、流れていたのを聞いたと記憶しています。そのドラマの中で流れていたのが、レット・イット・ビー(LET IT BE)でした。その曲に衝撃を受けてしまったヒロくんは、ビートルズという名のバンドに強烈な興味を持ちました。さっそく、レット・イット・ビーのアルバム(LPレコード)を購入してきました。その当時はインターネットというような便利なツールはありませんでしたので、主に書籍や音楽雑誌などでビートルズの情報を集めました。なお、高校のクラスの仲間にもビートルズに興味を持った連中がいて、彼らとの情報交換も貴重な情報源でした。いろいろ調べてみると、ビートルズのデビュー当時、世界中に衝撃を与えたことや、主演映画もあるということが分かってきました。そして、多くのアルバムを購入して、受験勉強そっちのけで、ビートルズの曲に浸りきった時期もありました。なお、最近はLPレコードではなく、CDとなってしまい、ビートルズの曲のCDはあまり所有していないのが実情です。そういえば、CDプレーヤーも壊れてしまって、最近はビートルズの曲を聴いていません。たしか、スマホには何曲か入れてあったはずなので、そのうち聞いてみようと思います。
2023年06月27日
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子供たちがまだ小さいころはテレビでよく名探偵コナンのアニメを観ていましたが、子供が大きくなるにつれて観なくなりました。今でもテレビアニメは毎週放映されているようですが、さすがにアニメは観ていません。しかし、ときどき放映される劇場版の名探偵コナンは面白いので、録画して観ています。その劇場版の名探偵コナンですが、今回はかなり以前に日本テレビで放映されていた「漆黒の追跡者」です。名探偵のコナン君ですが、すでにご存じの通り、その実態は高校生探偵の工藤新一です。工藤新一は、黒ずくめの悪の組織に毒薬を飲まされて、身体が小さくなってしまい、江戸川コナンとして、様々な難事件を解決していきます。今回も連続殺人事件を解明するのですが、その一方で黒ずくめの悪の組織も絡んでいて、江戸川コナンが工藤新一であることがばれてしまうと困ることになります。その悪の組織の一員にコナン君の正体を見破られてしまうのですが、彼は悪の組織そのものに殺害されてしまいます。結果的に悪の組織にコナン君が工藤新一であるということはバレずに済んだのですが、危機一髪の状態でした。コナン君、すなわち工藤新一の恋人である毛利蘭の活躍もあり、相変わらず的外れの推理をする蘭の父親で探偵の毛利小五郎や、少年探偵団の子供たちも登場して、面白いアニメとなっていました。ちなみに、このアニメですが2009年の公開だそうで、登場人物たちの携帯がスマホではなく、折り畳み式だったのが目につきました。ということは、ほんの10数年前までは、まだスマホは一般的ではなかったのですね。
2023年06月25日
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比較的若いころから落語が好きでテレビの落語番組を良く観ていますし、大学時代の友人たちとは池袋の寄席にも年に2度ほど行っています。また、地元の清瀬市でも時々落語会があって、時間が合えば、その落語会に行くこともあります。なお、テレビの落語の番組で本格的な落語を楽しめるのが「落語研究会」というものです。この番組は毎月一度、第3日曜日にTBS系列で放送されていますが、午前4時からの放映なので、録画して観ています。番組は1時間で、登場する落語家は原則として一人です。従って40分以上の大ネタの落語話となります。なお、ときどき二人の落語家が登場することがありますが、その場合はひとり20分程度の話となります。番組では、単に落語家が落語を話すだけではなく、そのネタについての解説までしてくれます。解説してくれるのは京須偕充(きょうすともみつ)という人で、落語評論家とされています。ちなみに京須氏は、1942年生まれで、そもそもは落語の録音プロデューサーでソニーミュージックに所属していたらしいです。この人の解説では、落語家本人の経歴や落語の話のそもそもの由来などが話されて、落語ファンには、良い勉強になります。ちなみに、今月の放送は次の日曜日の6月18日で、登場する落語家は隅田川馬石さんで、演目は「お富与三郎 発端」とのことです。
2023年06月14日
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今ではアメリカのメジャーリーグで活躍する日本人選手も多くなってきて、ただ単にメジャーリーグに所属しているだけでは無い選手も現れています。そのひとりが現在、大活躍でスター選手となった大谷翔平選手ですし、すでに引退しましたがイチロー選手もスターでした。そんななか、アメリカのメジャーリーグを舞台にした映画が、以前にNHKのBS放送で放映され録画しておいたので、観てみました。この映画は1989年に公開されたもので、その当時では日本人メジャーリーガーはいませんでした。ちなみに、野茂投手がメジャーに行ったのは1995年のことで、それ以前には1964年から1年間だけサンフランシスコ・ジャイアンツに在籍した村上雅則という名の投手がいたそうです。さて、映画のほうのストーリーですが、クリーブランド・インディアンスというチームで新たにオーナーとなった女性は、あることを企みます。なお、映画の舞台となったクリーブランド・インディアンスですが、現在はクリーブランド・ガーディアンズと名称が変更されています。オーナーの女性は、チームが負け続けクリーブランドからマイアミに移転しようと考え、すでに全盛期を過ぎた選手(トム・べレンジャー)などを集めます。また、コントロールが全くない剛球投手(チャーリー・シーン)、足は速いが打てない選手、直球は打てるが変化球は全く打てない選手などが集められます。オーナーの思惑通り、チームは負けが込んできますが、そのうちオーナーのたくらみを知った選手たちが奮起します。コントロールがまるでダメだったのは近視のせいで、眼鏡をかけてストライクが取れるようになった剛球投手の活躍などがあって、チームは快進撃を展開することになります。そして、ついに強豪のニューヨーク・ヤンキースとの最終決戦にのぞむことになります。スポーツを主題にした映画は面白く、この映画も最後はハッピーエンドで楽しむことができました。
2023年06月11日
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新型コロナウイルス感染が5類になってから、日々の感染者の動向が知らされなくなって、どのくらいの感染者になっているのか分からなくなりましたね。5類移行前の動向では、感染者は若干の増加傾向にあったので、今も増加しているようで危惧しています。ヒロくんのような65歳以上の高齢者は6回目のワクチン接種を終えているので、少しは安心感はありますが、それでも気をつけないといけないですね。さて、そんななか、以前にNHKのBS放送で放映されていた「湯を沸かすほどの熱い愛」という映画を観ました。そのストーリーですが、夫が蒸発した銭湯を経営していた双葉(宮沢りえ)は娘の安澄(杉咲花)と暮らしています。夫が蒸発したので銭湯はお休みして双葉はパン屋さんで働いていますが、ある日突然倒れてしまいます。診察の結果、末期のガンで余命いくばくもないことを知らされ、積極的な行動に打って出ることになります。まずは、学校でいじめられている娘の安澄には、決して逃げないようにと諭し、蒸発した夫は探偵(駿河太郎)に探し出してもらいます。夫(オダギリジョー)を連れ戻した双葉ですが、そのとき幼い女の子である鮎子(伊東蒼)も一緒についてきますが、おそらく夫の実子ではなく実母に捨てられたものと思われます。ある日、旅行に行くことにした双葉ですが、それは娘の安澄が実子ではなく本当の母親(篠原ゆき子)に会わせるためでした。旅行中にヒッチハイクをしていた青年(松坂桃李)には、目標をもって生きていくことを伝えます。そうこうしているうちに力尽きた双葉ですが、最後に実の母(りりィ)に会いたいと希望します。実は双葉も母に捨てられていたらしいのです。母との対面はかないませんでしたが、いろいろとやるべきことをした双葉の命が尽きる時がやってきます。惜しみなく愛を注ぐ双葉の行動に感動してしまう良い映画でした。
2023年06月04日
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いろいろな趣味を持っていますが、映画鑑賞もそのひとつで、以前は映画館にも行きましたが、最近はテレビで放映されるものを録画して観ています。そんななか、今回の映画は、かなり以前にNHKのBS放送で放映されていた「キネマの神様」というものです。そのストーリーですが、ギャンブル狂で、ほとんどアル中の円山郷直(さとなお)は糟糠の妻である淑子(宮本信子)と娘(寺島しのぶ)それに孫の勇太(前田旺志郎)との4人暮らしです。郷直(沢田研二)はその名前から、みんなからは「ゴウ」と呼ばれていますが、街の金融業者から借金をして、自宅に取り立てにこられてしまい、娘にキャッシュカードを取り上げられてしまいます。それで家出をして、旧知の友人であるテラシンというあだ名の寺林新太郎(小林稔侍)が営む映画館で映画を観ることにします。映画を観ているうちに若いころのことが想起され、若きゴウ(菅田将暉)と淑子(永井芽郁)とテラシン(野田洋次郎)との付き合いのいろいろが出てきます。そんななか、若いころのゴウが書いた映画のシナリオを孫の勇太が現代風にアレンジして応募したところめでたく当選しました。やがて、病気となり、車いす生活となったゴウですが、最後に昔の映画を観るためにテラシンの映画館に行きます。結末はあえて言及しませんが、映画のタイトルの「キネマの神様」は、若き日のゴウが書いた映画のシナリオの題名でした。なお、ほかに北川景子、リリー・フランキー、志尊淳、原田泰造、松尾貴史、前田航基・・・らが出演していました。ちなみに、この映画の主役であるゴウは、そもそもは志村けんさんが演じる予定だったそうですが、ご存じのように新型コロナウイルスで亡くなったため沢田研二さんになったそうです。
2023年05月28日
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初めてルパン3世と出会ったのは、確か高校一年生の時だったと記憶しています。テレビアニメとして観ましたが、あまりの面白さにすっかりはまってしまい、当時の高校のクラスの連中もほぼみんなが観ていました。その後、50年以上を経た現在でもたびたびテレビアニメの新作が放映されていますが、そのルパンシリーズの始めのころに劇場版として公開されたのが、このアニメ映画です。たびたびテレビで放映されていますので、過去に何度も見ていますが、先だって日本テレビ系で放映されたものを録画しておいて、じっくりと観ました。ルパン3世の劇場版としては2作目だったとのことで、この映画の監督はとなりのトトロや千と千尋の神隠しなどで有名な宮崎駿監督です。さて、そのストーリーですが、国営カジノから盗んだお札が偽札のゴート札だと分かったルパンたちは、偽札を造っているとうわさされているカリオストロ公国に潜入します。そこで、囚われの身となっているクラリス姫を助けることになるのですが、カリオストロ伯爵がカリオストロ家に伝わる宝物を奪おうとしていることが分かります。その宝物は自分の指輪とクラリス姫の指輪が必要で、そのふたつの指輪を時計台にはめ込むことにより手に入るということです。二つの指輪を手に入れた伯爵でしたが、現れた宝物は金銀や宝石ではなく、それは映画を観てご確認ください。ルパンをはじめとして相棒の次元大介、それに仲間の石川五右衛門がそれぞれ痛快に活躍し、また峰不二子も加勢しますが、宿敵の銭形警部までもがルパンたちに協力します。ラストシーンも素晴らしい出来栄えとなっていて、見終わって清々しい気分になる、とても素晴らしい映画で、ルパンシリーズの劇場版映画では最高傑作だと思っています。
2023年05月21日
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今でも毎週テレビ放映されている長寿アニメの「名探偵コナン」ですが、毎年劇場版も制作されています。テレビの名探偵コナンは、我が家でも子供たちが小さいころに一緒に観ていましたが、さすがに子供たちが独立した今はテレビアニメのほうは観ていません。しかしながら、劇場版のほうは、迫力があって面白いので、録画して観ることが多いです。劇場版は、毎年新作が作成されているようで、劇場版の新作が公開される際には前年度の劇場版がテレビ放映されるみたいです。ということで、今回の劇場版は「ハロウィンの花嫁」というものでした。今回は、爆弾犯人を追い詰めるという内容で、今回も、もともとは高校生だった工藤新一が、悪い連中に子供にされ、江戸川コナンと名乗り事件を解決するものです。工藤新一の恋人である毛利蘭とその父親の毛利小五郎をはじめとして、少年探偵団の連中も登場しますが、今回は公安警察官の安室という青年が活躍します。それから、爆弾犯に家族を殺害されたロシア人の女性とその仲間も重要な役どころです。結末がどうなるのかは、伏せておきますが、いつものようにコナン君の活躍で、事件は解決することになります。アニメですから、荒唐無稽とまでは言いませんが、ちょっと現実離れしたシーンがあるのもご愛嬌といったところでしょうか。それにしても、いつもながら迫力のある展開と知的な謎解きが面白く、大人でも充分に楽しめるアニメ映画です。
2023年05月07日
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新型コロナウイルス感染者ですが、このところの東京地方では、前の週の同じ曜日に比べて減少する日がほぼ無くなり、若干ですが増加傾向にあります。マスク着用の義務化が無くなっても、マスクをしている人のほうが多いのは、やはり皆さんがコロナに感染しないように気を配っているからであろうと思われます。そんななか、以前に録画しておいた「ゼロの焦点」という映画を観ました。「ゼロの焦点」というのは松本清張の原作で、この映画以前にも映画化されたことがあるそうです。ちなみに、この映画は2009年の制作ということになっています。さて、そのストーリーですが、終戦後間もなくの時期に禎子(広末涼子)はお見合いをして鵜原憲一(西島秀俊)と結婚します。憲一は金沢で勤務していましたが、結婚を機に東京に転勤となり、業務引継ぎのために金沢に向かいます。ところが、いつまでたっても憲一が帰ってきません。不審に思った禎子は金沢に乗り込むこととします。そこで、憲一の後任の本多(野間口徹)や憲一の取引先である室田(鹿賀丈史)の妻である佐知子(中谷美紀)らの協力を得ます。しばらくたって、憲一の兄(杉本哲太)も金沢にやってきますが、何者かに青酸カリで殺害されてしまいます。また、本多も憲一が付き合っていたらしい女性の田沼久子(木村多江)の自宅を訪ねたところ、誰かに刃物で殺されてしまいます。犯人はいったい誰なのか・・・、この映画はサスペンス映画なので、ここで明らかにするわけにはいきませんので、結末は実際に映画をご覧になっていただきたいと思います。なお、ほかにモロ師岡、崎本大海、本田博太郎、市毛良枝、左時枝・・・らが出演していました。
2023年04月23日
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昨日は東日本大震災から12年の日でした、その大震災で祖父母と父親を喪った佐々木朗希投手がWBCで登板しました。試合はチェコに先制されましたが、その後は日本代表の打線がふるって危なげなく勝利しました。さて、3月も中旬を迎え、春めいた日も増えてきて嬉しいですが、花粉が多く飛びまわっていますね。新型コロナウイルス感染者は、かなり減少してきましたが、散歩する人の中にマスクを着用していない人はほとんどいないですね。ヒロくんは、まだまだ新型コロナウイルス感染が心配ですし、それに花粉症もあるので、当分の間はマスクを着用するつもりです。さて、そんななか、以前に録画しておいた映画を観ましたが、その映画は「太陽がいっぱい」というものです。この映画は1960年の作品で相当に古いものですが、世界的な二枚目俳優のアラン・ドロンが主演しています。さて、そのストーリーですが、貧しい青年のトム(アラン・ドロン)は裕福なフィリップ(モーリス・ロネ)と行動を共にして、フィリップのサインの代筆などをしています。フィリップにはマルジュ(マリー・ラフォレ)という恋人がいますが、その3人でフィリップのヨットで航海に出ます。ヨットの中で気まずくなったフィリップとマルジュですが、怒ったマルジュが船を降り、その後、トムがフィリップを殺害して海に放り出してしまします。トムは、パスポートを偽造するなどしてフィリップになりすましますが、フィリップの友人に正体を暴かれそうにあると、その友人も殺害してフィリップの仕業と偽装します。トムは、フィリップの恋人だったマルジュとの付き合うようになり、万事うまくいったかと思われました。しかしながら、最後の最後でフィリップの死体が見つかることになります。その場面はかなり衝撃的なのですが、それは映画を観てのお楽しみということにしておきます。貧しい青年が金持ちになりすますというストーリーは興味深いものがありました。
2023年03月12日
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3月になりましたね、3月になると、やはり暖かくなってきて嬉しいですね。なお、今月は野球のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)での日本代表チームの活躍が期待されます。それに春の高校野球もあるし、大相撲の春場所も行われますし、スポーツ満載の月になる感じです。さて、そんななか以前に録画しておいた「トムとジェリー」という映画を観ました。「トムとジェリー」は、ヒロくんが子供のころにテレビ放映されていたモノクロのアニメを思い出します。トムは猫、ジェリーはネズミで、ネズミのジェリーを猫のトムが追い掛け回すのですが、ジェリーのほうが一枚上手で、ジェリーはトムに捕まりません。今回の映画もむかしのアニメと同じでトムとジェリーの追いかけっこが描かれています。なお、登場する人物は実写ですが、トムとジェリーはアニメで、ほかに登場する動物たち(犬、鳥、蝶々、象、虎など)はすべてアニメとなっています。さて、映画のストーリーですが、あるホテルに住むことを決めたジェリーを追いかけてきたトムは、ホテルの従業員に採用されたケイラ(クロエ・グレース・モレッツ)という女性とともにジェリーを捕まえようとします。そんななか、ホテルで大金持ちの男性の結婚式が催されることになりましたが、その会場にジェリーが現れ、トムが追いかけ会場はめちゃめちゃになってしまいます。大金持ちの男性との結婚をあきらめかけた新婦でしたが、会場を公園に変更して、無事に結婚式は行われて、ハッピーエンドとなりました。ちなみに、昔のアニメと同じく、トムとジェリーは言葉をしゃべることはしませんでした。アメリカ映画ならではのドタバタ感のある映画で、それなりに楽しめました。それにしても、アニメの象や犬に振り回される演技をしなければならなかった実写版の登場人物たちは大変だっただろうなぁと思いました。
2023年03月05日
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このところの新型コロナウイルス感染者はかなり減ってきていて、このままずっと減少してくれると嬉しいのですが、この先どうなるかまだまだ分かりませんね。さて、自宅で録画しておいた映画を観ましたが、その映画は「雲霧仁左衛門」という作品です。「雲霧仁左衛門」は、中井貴一さんが主演していた数年前のHKのドラマを観ていましたが、そのドラマとは全く違い、今回の映画は、かなり昔の1978年の作品です。そのストーリーですが、もとは尾張藩の藩士だった辻伊織は、藩から濡れ衣を着せられ、お家は断絶し家人も殺されましたが、兄の辻蔵之助(八代目松本幸四郎)とともに脱出します。その後、辻伊織は雲霧仁左衛門(仲代達矢)という名の大泥棒として暗躍していました。雲霧仁左衛門を捉えようとして幕府の火付盗賊改めの安部式部(六代目市川染五郎)ですが、雲霧一党は役人の岡田(山城新伍)を抱き込んだりして捕まりません。仁左衛門は、最後の盗みとして名古屋の豪商である松屋(丹波哲郎)に狙いを定め、あらかじめ配下のお千代(岩下志麻)などをお店に潜り込ませます。まんまと松屋から大金を盗み出したと思われましたが、安部式部たちに見つかって、大立ち回りとなり、多くの手下が捕まったり、殺されたりしました。生き残った仁左衛門は、かつて自分たちを陥れた尾張藩の名古屋城に乗り込み、かつての許嫁だった志乃(松坂慶子)を救い出そうとしますが、志乃は倒れてしまいます。結局、仁左衛門は多くの配下を失い、志乃も救えなかったのですが、安部式部には捕まりませんでした。なお、ほかに長門裕之、あおい輝彦、夏八木勲、倍賞美津子、下川辰平、川谷拓三、石橋正次、稲葉義男、田中邦衛、加藤剛、成田三樹夫、梅宮辰夫、宍戸錠・・・など多くの人が出演していました。この作品は1978年のもので、かれこれ40数年前の作品ですから出演していた人たちも多くは故人となっていますね。
2023年02月19日
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先週の金曜日には東京地方も大雪となりましたが、翌日は暖かくなり、雪はもうほとんど溶けてしまいましたが、それでもまだまだ寒い日々が続くと思われます。寒い日は、外出はほどほどにして自宅でのんびりと映画を観るのが良いですね。ということで、今回の映画は「居眠り磐音」という時代劇です。この映画は、以前にBSの日本テレビで放映されていたもので、2019年に公開されたとのことですから、わりと新しい映画と言えるのではないかと思います。さて、そのストーリーですが、九州の豊前の国にある関前藩の将来を嘱望された若者である坂崎磐音(松坂桃李)は、同僚の小林琴平(柄本佑)、河出慎之輔(杉野遥亮)ともに江戸詰めとなっています。その3人は、九州の藩に戻るように指示され、戻ってくるのですが、河出の妻が不倫をしているという噂を耳にします。良く確認しないでその噂を信じた河出は妻を問答無用で斬り捨ててしまいます。その河出の妻は、小林の妹だったため、小林は怒って河出を斬って殺してしまいます。逆上した小林は、河出の妻と噂になった侍も切り捨ててしまい、最後は坂崎と一騎打ちとなり、敗れてしまいます。小林を斬った坂崎は脱藩して、江戸に住むようになり、悪い両替商(柄本明)を懲らしめたりして、なんとか生活をするようになります。そのうちにかつての許嫁の女性である奈緒(芳根京子)から、手紙が届き、今では吉原で花魁となっていることを知ります。坂崎は、今でも奈緒のことが忘れられず、奈緒を救うためにお金を貯めることを決めるのでした。ちなみに「居眠り」というのは、坂崎磐音の剣術の構えが、居眠りをしているように見えるからということになっていました。映画の始めのほうにあった坂崎磐音と小林琴平の一騎打ちのシーンはとても迫力があるものでした。ほかに、中村梅雀、木村文乃、佐々木蔵之介、奥田瑛二、西村まさ彦、陣内孝則、早乙女太一、中村ゆり、谷原章介、財前直見・・・など、たくさんの俳優さんが出演していました。
2023年02月12日
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2月になりましたが、この時期は一年で一番寒い時期とも言われていて、たしかに毎日寒いです。寒い日は必要以上の外出は避けて、自宅で暖かくして過ごすのが良いですね。そんななか、昨年に録画しておいた「ボルサリーノ」という映画を観ました。この映画は1970年の作品で、かなり以前のものですが、フランスを代表する二人の名優が共演したということで話題になったものです。その二人というのが、ジャン・ポール・ベルモンドとアラン・ドロンです。ジャン・ポール・ベルモンドは2019年に88歳で亡くなりましたが、アラン・ドロンは存命で、現在87歳だそうです。さて、映画のストーリーですが、舞台は1930年のマルセイユで、刑務所を出所した若いチンピラのロック(アラン・ドロン)は、恋人だった女性を探します。恋人は見つかりましたが、すでにほかの男性と付き合っていて、その男性はフランソワ(ジャン・ポール・ベルモンド)という名でした。ロックとフランソワはケンカになりますが、殴り合いながらも、お互いを認め合うことになりコンビを組むことになります。二人は、魚市場を席捲したり、食肉業を営む街の有力者を倒したりして、マルセイユの顔役に成りあがります。二人は成功するのですが、このままだと、いずれ二人は争うことになると思ったフランソワはロックと別れることにします。ロックと別れたフランソワが建物を出たところで、何者かに狙撃されて絶命してしまうという場面で映画は終わりました。若いチンピラがのし上っていく様子は日本のヤクザ映画やアメリカ映画のゴッドファーザーなどと似た感じがして、それなりに面白かったです。
2023年02月05日
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2023年となって、しばらく経ちましたが、このところはかなり寒い日が続いていて辛いですね。新型コロナウイルス感染者は減少傾向ですが、早く収束してほしいものですし、ウクライナの紛争も終結して欲しいと思います。さて、そんななか自宅で昨年中に録画しておいた「地下鉄(メトロ)に乗って」という映画を観ました。この映画は2006年に公開されたものとなっていて、原作者は浅田次郎で、同名の小説をかなり前に読んだことがありましたので、録画しておいた次第です。そのストーリーですが、小さな衣料品会社で営業を担当している長谷部真二(堤真一)は、大企業の創業者である小沼佐吉(大沢たかお)の次男です。しかし、父親の妻や息子に対する慈悲のない言動に嫌気がさして、実家を捨てて母方の姓を名乗っています。そんな長谷部が、ある日、地下鉄の階段を上がっていったところ30年前の世界に出てしまいます。そして、愛人であるみち子(岡本綾)とともに地下鉄を通して、現代と過去を行ったり来たりすることになります。過去に行った際に若かった自分の父親に会い、若いころの父親が思いやりのある人間であることにふれて驚いたりします。一方で愛人のみち子が実は、自分の父親の隠し子だったことも分かってしまい、みち子は自分の母親(常盤貴子)に会って、無理やり母親を流産させてしまいます。その流産した赤ん坊が自分自身であったみち子は、その場から消えてなくなってしまいます。過去と現代を行ったり来たりするので、ちょっとわかりにくい部分もありましたが、若くして事故死した兄と若いころの実父の生き様を確認するという興味深い内容の映画でした。ほかに、田中泯、笹野高史、吉行和子、崎本大海・・・らが出演していました。
2023年01月29日
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いよいよ、暮れも押し詰まり、残すところあと1週間となりました。新型コロナウイルス感染に関しては、政府はもういろいろな規制を行わないことにしたらしく、日々感染者が増加していますが、何らの対応もしないようです。コロナ規制がないので、多くの人が年末年始に帰省したり、旅行に行ったりするでしょうが、コロナ感染が拡大しないことを願うばかりです。さて、そんななか、自宅でかなり以前に録画しておいた「地獄の7人」という映画を観ました。「地獄の」という言葉があるので、ちょっと物騒な感じがしますが、これはいわゆる戦争映画です。そのストーリーですが、朝鮮戦争に従軍したアメリカ陸軍のローズ大佐(ジーン・ハックマン)はベトナム戦争で戦闘中に行方不明になった息子を探しています。息子が生き残って、捕虜収容所にいることを確信しているローズ大佐は、政府に捕虜の開放を求めるように請願します。ところが、政府は動いてくれず、ローズ大佐は自分で息子を救出することにします。そこで、息子の戦友だった男たち5人を集め、さらに最新兵器に詳しい若い兵士も仲間に加え、ローズ大佐自身を加えて合計7人となりました。7人は、捕虜収容所にたどり着き、激しい戦闘の結果、2人の仲間を失うものの、捕虜になっていたアメリカ兵4人を救出することに成功します。しかし、救出した4人のアメリカ兵の中にローズ大佐の息子はおらず、息子は病死したことを知ります。ベトナム戦争を題材にしたアメリカ映画ですが、アメリカ兵の救出というストーリーは初めてでした。なお、メンバーを「7人」としたのは、日本の黒澤明監督の「7人の侍」やアメリカ映画の「荒野の7人」が影響したようです。
2022年12月25日
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このところ新型コロナウイルス感染者が全国的に増加傾向にあるのが気がかりですが、これまでのような緊急事態宣言などは発せられなく、いろんな規制も行わないようです。また、この冬はインフルエンザも流行するそうで、より一層、手洗い・うがいを励行して、感染しないように気をつけないといけないですね。さて、そんななか、以前にBSの日本テレビで放映されていて録画しておいた「柘榴坂の仇討」という映画を観ました。そのストーリーですが、時代背景は幕末から明治初期ということになっています。彦根藩の下級武士である志村金吾(中井貴一)は、剣の腕を見込まれて、藩主である井伊直弼(中村吉右衛門)の近習に取り立てられます。そんななか、桜田門外の変が起こり、槍を奪った男(阿部寛)を追いかけて、藩主の籠から離れてしまいます。男との死闘をしているさなかに井伊直弼は打ち取られてしまい、主君を守れなかった金吾は、家老から逃げた襲撃犯の首を取ってくるようにと命じられます。逃げた水戸浪士は5人でしたが、そのうち4人は次第に亡くなってしまい、最後に残ったのは、あの槍を奪った男(佐橋十兵衛)だけとなりました。明治時代になっても、なお仇である佐橋を追い続ける金吾でしたが、かつての盟友である内藤新之助(高嶋政宏)の助力により、佐橋の居所を突き止めます。佐橋は、人力車の車夫をして生きていましたが、金吾はその人力車に乗り、柘榴坂で降りて、佐橋と一騎打ちとなります。結局、金吾は佐橋を討つことをやめ、二人は別れて、それぞれの道を歩むことになります。中井貴一の演技が素晴らしく、仇討ちという重々しいテーマでしたが、それだけに重厚な趣のある映画でした。ほかに、広末涼子、藤竜也、吉田栄作・・・などが出演していました。
2022年12月18日
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このところさすがに寒くなってきましたが、そんな肌寒い日は自宅で暖かくしてテレビや映画を観るのが良いですね。ということで、今回はかなり以前に録画しておいた「男はつらいよ お帰り寅さん」を観ました。「男はつらいよ」のシリーズですから、ご存じのように渥美清が演じる「フーテンの寅」の映画なのですが、この映画の主人公は寅さんの甥っ子の満男(吉岡秀隆)です。渥美清さんはもう亡くなっているので主人公にはなりえないのですが、満男の回想シーンとしてかつての名場面がたびたび登場します。さて、ストーリーですが、帝釈天の参道にあったかつての団子屋は、おしゃれなカフェに変わっていましたが、その奥には昔のままの住居がありました。そこには、寅さんの妹のさくら(倍賞千恵子)とその夫である博(前田吟)が暮らしていて、満男は別の場所に一人娘(桜田ひより)と暮らしています。博は会社員をやめて小説家として生活しており、そのサイン会が催され、その会に初恋の人であるイズミ(後藤久美子)が現れます。満男はイズミをジャズ喫茶に連れて行きますが、そこには昔の寅さんの恋人だったリリー(浅丘ルリ子)がいました。それから満男はイズミを帝釈天の実家に連れて行き昔話で盛り上がります。翌日は、イズミの父親(橋爪功)に会うために施設まで送っていき、そこでイズミの母(夏木マリ)と会ったりします。満男は妻を亡くしていて、それをイズミに言わないでおこうとしていましたが、最後にはイズミに打ち明けることになり、ふたりはキスをして別れます。満男の思い出として描かれる寅さんですが、さすがに面白い場面が多かったですし、映画に登場した寅さんの相手役の女優さんがすべて、ちょっとずつですが登場していたのも良かったです。ほかに、佐藤蛾次郎、笹野高史、池脇千鶴、カンニング竹山、小林稔侍、立川志らく、濱田マリ、出川哲朗・・・など、多くの人が出演していました。
2022年12月11日
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俳優の渡辺徹さんが、先月28日に亡くなったことが、先日報道されました。渡辺さんは、良く知られているように日本テレビ系の人気刑事ドラマ「太陽にほえろ!」で俳優としてデビューして人気を博しました。その後は歌手としてもヒット曲を飛ばして、若いころはある意味「アイドル」のようなカッコよい男性でした。愛妻家としても有名で、歌手で妻の榊原郁恵さんとはオシドリ夫婦としても知られていました。また、息子の渡辺裕太さんも芸能界で活躍していて、幸せそうな家庭を見せてくれていました。なお、若いころはスリムだった渡辺徹さんですが、食事の量がハンパではなかったそうで、次第に太ってきてしまって、ついには糖尿病になってしまったらしいです。糖尿病になってから、奥さんの郁恵さんが、いろいろとダイエットに取り組ませるなど努力していたそうです。そう言われれば、郁恵さんはテレビの健康番組に良く出演していましたが、あれは夫である渡辺徹さんの健康のことも関係していたのかもしれません。渡辺さんは糖尿病から腎不全になり、人工透析までしたそうですから、身体の具合はかなり悪かったようです。亡くなられた直接の死因は敗血症とのことですが、敗血症とは「感染症に対する制御不能な生体反応に起因する生命を脅かすような臓器障害のこと」だそうで、ちょっと難しいです。いずれにしろ、61歳で亡くなった渡辺徹さんは、早すぎる逝去で、心からお悔やみ申し上げます。
2022年12月05日
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このところ、新型ころまウイルス感染者が激増していて、そのために映画館に行かなくなった人も多いかと思います。最新作の映画を観ることはできませんが、わざわざ映画館に行かなくてもテレビでも映画は放映されているので、映画鑑賞はもっぱら自宅でのことになっています。そんななか、今回の映画はアニメ映画の「漁港の肉子ちゃん」というものです。そのストーリーですが、肉子ちゃん(声:大竹しのぶ)というニックネームでかなり太めの女性は、たびたび男に騙されて、そのたびに娘を連れて引っ越していました。太っているが明るくて、常に前向きに生きている肉子ちゃんは本名を見須子菊子(みすじきくこ)といい、娘も喜久子(声:Cocomi)と言います。さんざん男に騙された肉子ちゃんは、ある漁港にたどり着きそこで暮らすことになり、娘の喜久子も、みんなから「キクリン」と呼ばれ学校に通っています。娘の喜久子のほうは学校でいろいろとあるのですが、周りに気を使いながらもしっかりと生きています。肉子ちゃんと喜久子が全く似ていないのは、本当の親子ではないということがわかってしまいますが、喜久子は肉子ちゃんが大好きだと言い、肉子ちゃんは泣き崩れます。ちなみに、この映画は明石家さんまがプロデュースしたということで、話題になったことがありますが、明石家さんまのプロデュースということで、面白いコメディかと思っていました。実際は心温まる泣ける映画で、感動するストーリーでした。なお、明石家さんまは本人役で最後にちらっと出ていました。なお、声の出演ですが、吉岡里帆、マツコ・デラックス、ゆりあんレトリィバァ、宮迫博之・・などなど、声優さんではない人が多くが参加していました。
2022年12月04日
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