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巣蜜の生産を分蜂群のFAMILYにお願いすべく、昨日試作した巣蜜用の巣枠を
この巣箱にSETしました。
前夜に更に木工ボンドで接着を強化しました。木ねじでの補強が出来なかったからです。
今朝この巣枠を持って養蜂場へ。購入した巣礎枠の外形に合わせて試作しましたので
問題ないとは思っていましたが、内検用具の『8回転』に載せてみましたが
見事に旨く載り安心しました。
分蜂FAMILYの巣箱を開放し、巣枠の一番外側にこの巣枠をSETしました。
このFAMILYのミツバチ嬢達は、私の意志をつまり新しい構造の巣枠の意味を
理解してくれたでしょうか。今までは無駄巣は全て取り除いていたわけですが、
今回は無駄巣をこの巣枠にどんどん作りなさいと100%の方針転換を
ミツバチ嬢に頼んでいるのですから。
我が儘な物ですね。しかしながら巣礎なしでこの巣枠に無駄巣を作ってくれるのか非常に
興味がある養蜂2ヶ月の新入生の実験なのです。
しばらく様子を見ていると、蜜蜂嬢達も落ち着きを取り戻し、採蜜活動を再開
してくれました。蜜蜂嬢の動きを見ていると、明らかに巣箱を出た直後に、Uターンし
北の方向に向かっているのが観察できました。戻ってくる蜜蜂嬢達も同じ方向から
飛来します。
実はこの方向は、ストロベリーキャンドル(クリムソンクローバー)の花が真っ盛りの農園
がある方向に一致します。この蜜を集めに行っていることは間違いありません。
直線距離にして300m程度でしょうか。
帰りにこの花畑に立ち寄って、農作業車(自転車)を降り、しばらく観察していると、
多くのミツバチが緑のキャンドルの真っ赤な炎のような花に戯れているのが
確認できました。
もちろん私の愛する、我が蜜蜂嬢に違いないと確信と満足を得て
『アラカン養蜂人』はペダルもそして心も軽く帰宅したのでした。