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我が農園のイチゴも収穫期を迎えています。ところが昨日は午後から雨の天気予報でし
た。この時期イチゴには『灰色カビ病』が発生しやすいのです と言うよりは露地栽培では
必ず発生するのです。主に果実に発生しますが、葉、葉柄、花びらにも発生することが
あります。果実ではこの時期20℃前後での、収穫近くのものが発病しやすいのです。
果実の成熟期に雨が降り、赤い実が雨に濡れたりすると、一斉に発生します。
淡褐色の斑点が生じ、これが拡大して果実が腐敗し、表面に灰色のカビが
生えるのです。そしてこれを放置しておくとあっと言う間に周囲の実に伝染して
しまいます。よってこの時期、収穫と同時にこのようなカビが付いた実の除去も併せて
行わなければならないのです。青い実にも伝染し、側に捨てておいては風でカビが
飛散しますので、離れた場所に穴を掘って埋めたりしています。
防除する方法は極力雨にあたらせない、過塾果実を放置しない、密植栽培しない等が
あげられますが、なかなか防ぐのが難しいのです。殺菌剤を散布する方法もありますが、
イチゴは皮を剥かずに洗うのみで食べるのですから、勿論やりたくありません。
スーパーで販売されているイチゴは殺菌剤散布を行っているものが多い、と聞きましたが
定かではありません。
今年は妻のアドバイスもあり、思い切って雨よけのビニールシートを掛けることに
しました。朝一で養蜂場に置いてあるブルーシート(前回は蜂箱の雨除けに使用しました)
を自宅へ持ち帰り、これをイチゴの苗の上から掛けたのです。
決して我が家から出た発掘遺跡の保護のためではありません。
もちろんその前にイチゴの収穫。かなりの量が収穫できました。
ブルーシートだけでは足りずに古くなったビニールトンネルシートも利用しました。
これで雨は防ぐことが出来ましたが、ビニール下は今までより過湿になったことは確実
ですのでその影響による発病も心配なのです。今朝天候が回復していれば
即撤去と忙しいのです。イチゴを美味しく長く食べるためにはいろいろな作業が
ありますね。
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