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日曜日のミツバチの内検時にJ1群がスムシにやられていることを発見しました。
1週間前の内検時に、白い花粉が所々に確認され、何の花粉かと思っていましたが
実はスムシの攻撃を受けていたのでした。
師匠の話によると、このスムシは夜中に巣内に入り込んで卵を生み、幼虫はミツバチの
巣(蜜蝋)や巣箱の底のくず、蜂の幼虫、蛹などを餌にして成長するとのことでした。
巣箱の隅や木の板の隙間、巣穴に繭を作って成虫になるのです。
蜂友のEさんがナイフを使って、攻撃を受けている部分を切除しました。切除すると
明らかにミツバチの幼虫とは異なる、小さな幼虫が体を動かしながら出てくるのです。
巣門の入り口近くには、卵を産み付けた親の蛾も見つかりました。
このところJ1群が急激に群勢が小さくなっていたのは、このスムシにやられていた
為なのでしょう。そして、群勢が小さい為スムシの攻撃が大きくなってきたのでしょう。
繁殖力が弱い一群をめがけ、そのおいしいハチミツを食い荒らし、一気に湧き出して
しまうではないでしょうか。
スムシの浸食の激しい巣枠を巣箱から外し、J1群は思い切って1段に変更しました。
J2群の女王蜂に赤いマニキュアをつけお色直しを行いました。
この写真からも、J2群も働き蜂が少なくなっていることが確認できました。
スズメバチの攻撃だけを気にしていましたが、このようにスムシの被害、ダニの発生等
この時期にはいろいろな事が発生することを学習している『素人養蜂家』なのです。