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群勢の最も高いNJ1群、先週3段積にしたが、更に群勢を高めていた。
上段部の巣枠も上面は白い蜜蓋でかなりの広さで覆われていた。
蜜絞りの次期がだんだん近づいているのだ。
そして女王蜂のお色直しを。赤いマニュキュアを背中と羽に着けました。
これで次回から女王蜂の存在を確認しやすいのです。
そして巣枠に王台が出来ているのを発見。既に底は塞がっていた。
王台とは、下の写真の中央の小粒の南京豆のようなもの。
女王蜂を育てる為の特別な巣房なのです。この巣房の中には女王蜂を育てるための
王乳(ローヤルゼリー)が入っているのです。
その有用性とともに神秘性が語られるローヤルゼリーですが、その正体はといえば
女王蜂が生涯にわたって食べる唯一無二の食物なのです。
これがローヤルゼリーが「王乳」と呼ばれる所以なのです。
同じ有精卵から孵化したミツバチの幼虫は、初期の3日間くらいは、どの幼虫にもこの
ローヤルゼリーが与えられます。その後は女王蜂となる幼虫のみがこのローヤルゼリー
を与えられ、働き蜂となる幼虫たちは花粉とはちみつが混ぜられた餌で育てられます。
王台とよばれる部屋でたっぷりローヤルゼリーだけを食べることによって、女王蜂は
働き蜂にはないさまざまな特徴と能力を持つのです。たとえば体の大きさは働き蜂の
約2~3倍となり、寿命も働き蜂の1ヶ月余りに対して、3~4年と30~40倍も長生きし、
毎日約1000個以上の卵を産み続けることができるのです。
同じメスのミツバチでありながら働き蜂には普通は産卵能力はなく、生命の営みという
ミツバチの社会を支える重要な能力は女王蜂のみに与えられるのです。
この驚異的な生命力を支えている栄養の宝庫がローヤルゼリーです。
ミツバチ世界は神秘そのものなのです。
以前、この乳白色のクリーム状のローヤルゼリーを指先に乗せ舐めてみましたが、
舌を刺すような酸味があり決して旨いものではなかったのです。
王台が1個ずつある巣枠2枚とその他の巣枠2枚を種蜂購入時に入っていた巣箱に
移しました。
そしてこの巣箱を、本家?の巣枠の横の極力近い位置に設置しました。
人工分蜂については初めての経験であり、先日我が師匠にメールで指導を仰ぎ
この様なTRYが可能になったのです。
うまく行けばあと10日前後で新女王蜂そしてNEW FAMILYの誕生となるのです。
さてさてうまく行くのでしょうか?やや心配な『素人養蜂家』の新たなる挑戦なのです。