JINさんの陽蜂農遠日記

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2010.09.27
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カテゴリ: 養蜂

土曜日の我がミツバチの内検時、そして昨日の農作業時にオオスズメバチがミツバチを狙いに

我が農園を訪れています。

オオスズメバチはスズメバチ類の中で最も大型のハチ(世界最大)で、体長は女王バチが

40~45mm、働きバチが27~40mm、オスバチが35~40mm。日本の北海道から九州に

分布しており、コガネムシやカミキリムシといった大型の甲虫類、あるいはスズメガなどの大型の

イモムシ等を捕らえるほか、これらの大型昆虫が減少し、また大量の雄蜂と新女王蜂を養育

しなければならないこの時期には攻撃性が非常に高まり、スズメバチ類としては例外的に、

集団でミツバチやキイロスズメバチといった巨大なコロニーを形成する蜂の巣を襲撃し、

反撃するその成虫を根絶やしにした後、それらの巣から幼虫やさなぎを自分たちの幼虫の餌

として搬出するという行動をとるのです。

第4群の巣箱の廻りには我がミツバチの働き蜂の死骸が。

群れ全体の1割くらいがやられたかもしれません。巣門入り口に設置してある捕獲機(トラップ)

には4匹ほど捕獲されており1匹は未だ動いていました。

DSC01419_R.JPG

最初、1匹のオオスズメバチが偵察に来るのです。そのオオスズメバチが捕獲器に入ればOK

あるいは、十数匹の働き蜂が攻撃して、背中に乗って毒針を差し込めば蜜蜂の勝ち

然し、失敗して、偵察のスズメバチを帰らせてしまうと、次には数十匹のスズメバチが

来襲するのです。こうなると、もう数万匹の蜜蜂の群れは全滅の危機となるのです。

オオスズメバチは巣近くでホーバリングし働き蜂たちを次々にかみ殺していくのです。

(スズメバチと闘うのは働き蜂、、身体の大きな雄蜂は巣箱の中から出てこないのです)

これは、我が西洋ミツバチの場合ですが、日本蜜蜂は、最初の偵察に来たスズメバチを

数百匹でボールのように包み込んで、熱で殺してしまう術を持っているのです。

しかし、数十匹で来襲されると、西洋ミツバチ同様もう全滅の危機となるのです。

そして蜜蜂を噛み殺した後は、肉団子にして巣に持ち帰るのです。

オオスズメバチは獰猛で、襲われ刺されると命にも関わる猛毒を持っているのです。

その為、防護には万全を期さなければなりません。

もちろん長ズボンに長靴、長袖の上に網ジャンパーを着て、厚手のゴム手袋、フードを被り

その上に面布という完全防備で、当然肌の露出面はなし。

西洋ミツバチ巣に近づくオオスズメバチを1.5m程の柄のついた虫取り網で捕まえたのです。

勿論 超緊張の一瞬なのです。

DSC01417_R.JPG

捕まえたら、そのまま網を長靴で踏み、オオスズメバチを踏み殺すのです。

DSC01416_R.JPG

土曜日には4匹、そして昨日は3匹、合計7匹を捕殺。

DSC01439_R.JPG

頭:オレンジ色、胸部:黒色 腹部:オレンジと黒の縞模様と危険色の塊です。

DSC01433_R.JPG

腹部のみの死体でも触ると反応して刺してくるため、絶対捕獲直後には触ってはいけないのです。

しかしながら捕獲し損なうと、攻撃性が高まりますので積極的には捕獲することは

やめた方が良いと考えている『素人養蜂家』なのですが・・・・・・・・。






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Last updated  2010.09.27 05:41:03 コメント(2) | コメントを書く
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