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養蜂場のある我が農園の前の林の中にある珊瑚樹が白い花をたわわにつけています。
珊瑚樹は、この時期、白花を咲かせ、花の終わる秋に真っ赤な光沢のある美しい果実を
たわわに実らせるスイカズラ科の常緑樹。赤い果実が珊瑚のように見えることから
この名がつけられました。
梅雨のこの時期、ミツバチには厳しい季節ですが、この珊瑚樹の花には、蜜が豊富に
あるらしく、この樹木に近づいてみると、多くの我が蜜蜂達が訪花しブンブンと音が
聞こえてくるのです。
羽音が激しく異様な雰囲気を感じるほどなのです。
花を訪れる我が蜜蜂の写真です。
サンゴジュの花粉は白いので、白い花粉団子を後ろ足で丸めている蜜蜂も
確認できました。
そして体の大きなキイロスズメバチも早くも訪花していたのでした。
そして隣の義兄の畑の栗の木も満開状態。
長さ10~20cmの黄白色の花穂が、毛虫のように垂れ下がっています。
散った花も地面に群がるゲジゲジのようで、あまり美しいとは言い難いものです。
何にもましてあの『独特』の臭いがある花なのです。
しかし栗蜜は、個性的な蜂蜜。
蜜の色が黒く、濃厚な甘みと、ほろ苦い風味は独特のものがあり、その為に好き嫌いが
分れるとのこと。
この日は我が蜜蜂達を、この栗の花には見つけることが出来ませんでした。