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先週の日曜日は妻に誘われ、江ノ島 八坂神社のお祭りを見に行ってきました。
この祭りは、「天王祭」と呼ばれ、毎年7月14日に近い日曜日に海上渡御(とぎょ)が
行われるのです。昔、対岸の腰越・小動神社(こゆるぎじんじゃ)の御神体が海に流された
とき、江の島の漁師が江島岩屋近くの海で拾い上げ、それを八坂神社に祀ったのが
始まりといわれているとのこと。 この日は祭り最終日の神幸祭。 小田急線で片瀬江ノ島駅まで。
駅舎は竜宮城を模したユニークなデザイン
片瀬海岸と江ノ島を結ぶ橋・弁天橋。神奈川の橋100選にもなっているのです。
海をテーマに、ヨットをイメージした橋。
江ノ島に架かるのは「江の島弁天橋」とやや、ややこしい。
江ノ電江ノ島駅から片瀬江ノ島駅、もしくは江ノ島へ向かう道に「すばな通り」という商店街。
境川の鼻先という意味で「すばな」と呼ばれ、江戸時代より、江ノ島神社詣での通り道と
して旅籠、観光土産店が立ち並んでたと。
このすばな通りを反対向きに江ノ電江ノ島駅そして竜口寺方面に向かう。
途中から脇道にそれ467号線脇を歩く。この時間、お祭りのため江ノ電は片瀬江ノ島駅~
稲村ヶ崎駅間が運休中。
2台の神輿は既に竜口寺前を通過し小動神社へ向かっていた。
竜口寺は江ノ島を望む片瀬山の眺望の良い南端にある日蓮宗の寺。
もともとの腰越の地元は、五町からなっており、それぞれの町ごとに以下の人形を戴いた
山車で祭りを盛り上げてくれていたのです。
濱上町:源義経と辨慶
神戸町:八幡太郎義家と鎌倉権五郎影政
土橋町:源頼朝と御所五郎丸
下町:神功皇后と武内宿禰、応神天皇
中原町:須佐男命
こちらは土橋町:源頼朝と御所五郎丸。
中原町:須佐男命 。
電車道を仮宮までの神輿の競演。神幸祭で最も華やぎ、熱気に溢れる時間。
漸く神幸祭の先頭を歩き先導する猿田彦の姿まで追いつく。
手には、旗が付いた鉾持ち、一本歯の高歯の下駄を履いていた。
左側は江ノ電腰越駅。
神戸町:八幡太郎義家と鎌倉権五郎影政 。
神戸町は『ごうどまち』と読むのだと妻から教わる。妻はこの近くで生まれ、育った祭り好き。
小動神社入り口。 幟旗が一対。
神社前には、源義経公と弁慶像が臨時に祀られていたが、腰越は義経公のゆかり
の土地。
その横には、四神相応の幟(黄色)が立てられていた。そしてその横から清龍(東)・
白虎(西)・朱雀(南)・玄武(北)の幟。
小動神社説明板。
『主祭神 建速須佐之男命・建御名方神・日本武尊
小動の地名は、風もないのにゆれる美しい松「小動の松」がこの岬の頂にあったということ
に由来します。縁起によれば、源頼朝に伊豆配流の時代から仕えた佐々木盛綱が、
源平合戦の時に父祖の領国であった近江国から八王子宮を勧請したものと伝えられて
います。元弘3年(1333)5月には、新田義貞が鎌倉攻めの戦勝を祈願したといいます。
7月第一日曜日から第二日曜日にかけて行われる天王祭は、江の島の八坂神社との
共同の大規模な祭で、町一帯を回る御輿や氏子五か町の囃子屋台などで大いに賑わい
ます。』 と。
小動神社社殿。
神社近くからの絶景。腰越港と江ノ島。
帰りは満福寺に立ち寄る。
この寺で源義経が兄源頼朝の許しを得るための「腰越状」を書いたのだ。
本殿。
134号線まで行き引き返して来た神輿。
先導の神主一行。
お囃子も賑やか。
緊張の中、巫女さんも暑さで大変。
神輿の競演。「どっこい」、「どっこい」、「どっこいそーりゃ」の掛け声とともに両神輿が
揺ていた。
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