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再びピンクと黄色の競演。
展望台には可愛い女の子の天使の木彫刻が。
左側にも対になって。
JR松田駅とを結ぶ送迎用シャトルバスが到着。
何カ所かに撮影用展望台が作られていた。
菜の花が陽光を浴び黄金に輝いて。
上る時は時間が早かった為か、気が付かなかったが、帰路には多くの
セイヨウミツバチは羽音をたて訪花中。
菜の花の甘い蜜を集めて何処に帰るのであろうか。
近くに養蜂家がいるのであろうか?気になったのであった。
東名高速道路・大井松田IC近くの緩やかなカーブが眼下に。
この日は交通量はそれほど多くなかった。
3原色の共演が何処までも続いていた。
河津桜に訪花するセイヨウミツバチを発見。
ややピンボケであったが。セイヨウミツバチは桜蜜も大好き。
オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)の小さな花が斜面に。
しかし可愛い花であるが可愛そうな花の名前である。
撮影用の絶景ポイントには、どこも人の群れが。
カメラの向きを変えて。
この野鳥はヒヨドリ?
撮影の絶景ポイントには長蛇の列がここにも。
先には撮影台がありそこに脚立が。そしてそこに上り絶景を撮影中のオジサン。
並ぼうとも思ったがグッと我慢。
こんな掲示板が脚立の側に。
帰路の下り坂から黄色の絨毯とピンクの天井、そして青空を
これでもかと楽しむ。
一面濃いピンクそしてその奥の青が私を包んでくれた。
珍しい白の河津桜?が1本だけ頑張っていた。
最後にもう一枚富士山の絶景をこの日の見納めに。
馬頭観音像が帰路の道路脇に。
下まで下りるとJR松田駅近くには公園へのシャトルバスを待つ長蛇の列が。
行きはバス、帰りは徒歩の方々か?
行列が駅舎の前を通過して更に伸びていた。
早起き、早出発は三文の徳。
JRの国府津行きは50分後のため小田急線で帰ることを決断。
新松田駅まで徒歩にて向かう。
新松田駅に向かう道路脇の側溝の雨水マンホールは 町の花「コスモス」が描かれていた。
『町の花』は河津桜ではなくコスモスなのであった。
汚水マンホールも 町の花「コスモス」が一面に。
そして帰路は小田原経由ではなく、小田急線新松田駅から海老名→大和経由で
帰宅したのであった。
それにしても『なぜ日本人はこんなにも桜を愛でるのか』
その答えはやはり『桜はあっという間に散るから』では。
桜が満開なのは、ほんの1日。もう明日には散っているかもしれない。
散ったら来年までもう見られない。だから見納めとばかりに、花見をする。
花に限らず、人の生き方もどこか美しくはかないものに日本人は惹かれるのです。
どんなことがあっても倒れず、美しさを失って醜態をさらしながら堂々と
存在しているものよりも、一瞬の美しさのために生きて散って行くもののほうが
日本人には愛されるのです。
これぞ『花鳥風月』、『一期一会』、『盛者必衰』、『諸行無常』。
そして私のこの日の花見は文字そのままの『走馬看花』の如し。
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