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菖蒲(あやめ)・菖蒲(しょうぶ)・かきつばたの違いは
★花菖蒲は花の種類は多く紫系統の他に黄色や白、絞り等、多彩であるがどれも
「花弁の根元のところに黄色い目の形の模様」がある。
★かきつばたはあまり種類は多くないが、「花弁の弁の元に白い目型の模様」があるのが特徴。
★あやめも花の種類は多くないが「花弁の元のところに網目状の模様」がある。
まずは肥後系(熊本系)
松平菖翁より譲り受けた品種をもとに、江戸時代末期から肥後藩士らによって改良が
進められた品種群とのこと。
百夜車(ももよぐるま)
皇玉(こうぎょく)。
舞子の浜(まいこのはま)。
神子神楽(みこかぐら)
そして通路の反対側には伊勢系の花菖蒲が。
伊勢系は江戸時代末期に熱心な花菖蒲愛好家の紀州藩士吉井定五郎が、江戸菖蒲のなかから、
花弁が垂れ下がり、狂いのあるものを選び出し、改良を重ね、伊勢系を作り出したと
考えられています。伊勢系は「よく垂れていますなあ」と言うのが最高の賛辞だと。
堺の黄金(さかいのおうごん)。
新猩々(しんしょうじょう)
天平の夢(てんぴょうのゆめ)。
魁(さきがけ)。
口紅(くちべに)。
紅の糸(べにのいと)。
雪嵐(ゆきあらし)。
秋の色(あきのいろ)。
藤の雪(ふじのゆき)。
交雑種系へ。
愛知の輝き(あいちのかがやき)。
金冠(きんかん)。
長井系へ。
長井系は山形県長井市あやめ公園に保存され、江戸中期頃の花菖蒲の姿に近い品種群で、
ノハナショウブの面影を残す。花径12cm前後の小輪花が多く、可憐で群生が美しい。
深山紫(みやまむらさき)。
萩小町(はぎこまち)
朝日の峰(あさひのみね)。
野川の辺り(のがわのあたり)。
長井薄紅(ながいうすべに)
江戸系へ。
江戸時代後期の天保年間(1830~43)のころ、東京都葛飾区堀切に小高園が開園し、
江戸末期から明治大正時代にかけて江戸人士の行楽の地として賑わいをみせた。
そして、次々と数多くの品種が作出され、江戸花菖蒲と呼ばれるようになった。
水玉星(みずたまぼし)。
初葵(はつあおい)。
山里(やまざと)。
泉川(いずみかわ)。
紅公子(べにこうし):左と和田津海(わだづみ):右。
紫衣の誉れ(しいのほまれ)。
大船系。
この系統は明治から大正時代に、現在のフラワーセンタの場所にあった県立農事試験場で
品種改良されました。
桃李の粧(とうりのよそおい)。
藤壺(ふじつぼ)。
心の色(こころのいろ)
野路の里(のじのさと)
花の都(はなのみやこ)。
神楽岡(かぐらおか)
春の名残(はるのなごり)。
湘浦(しょうほ)。
水精の玉(すいしょうのたま)。
梅雨の頃の代表的な花の一つ花菖蒲を大いに楽しんだのであった。
花菖蒲、アヤメ、カキツバタ等の見分け方、そして数種類の系統、特徴が
あることも学んだのであった。
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