JINさんの陽蜂農遠日記

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2019.02.20
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カテゴリ: 海外旅行
ドン・ルイス1世橋をバスで渡り、橋の袂で下車する。
ドェロ川越しに丘の中央のミセリコーディア教会の塔、その右に聖ローレンス教会の
2本の塔が見えた。



ドェロ川の下流側を見る。
ここから5km程で大西洋に流れ着くのだ。



ドン・ルイス1世橋を再び見上げる。
下の橋は上のアーチ部分から懸架されている構造であることが解った。



一番高い場所に立つのがポルト大聖堂。



ドェロ川沿いを上流に向かって徒歩で進む。




ディオゴ・レイテ通りの両側には土産物屋やオープンテラスレストランが並んでいた。



かつては、ラベーロ(RABELO)というこの帆船でここからポルト・ワインは
運ばれていたのだと。 
今は鉄道やトラックの時代なので、ラベーロは観光用の飾りであると。



ポルトの街とドェロ川を見下ろすカトリック教会。



再びラベーロという帆船と右手にクレリゴス教会 (Igreja dos Clérigos)。



ラベーロとドン・ルイス1世橋。
ここはローマ時代に「カレ」と呼ばれていた南岸の港『ヴィラ・ノーヴァ・デ・ガイア地区』。



ラベーロが浮かんだ河岸には、30を超すワイン工場が並んでいると。
英語の名前が多いのは、17世紀にスペインに対抗する手段として関税特権を与えられた
イギリスの企業が進出した為、以後ここポルトでのワイン醸造が盛んになったのだと。


1790年にジョージ・サンデマンによって設立された、ポートワインとシェリーの老舗メーカー。
工場は1811年からの歴史であると。



入口脇に年号の書かれた黒いプレートが貼ってあり、過去にあった洪水の水位を
表したものであろう。
なんといちばん上は、3m近くはあろうかという入口の天井際に印があった。







サンデマン社のロゴは黒帽子に黒マントを羽織った男の姿。



多くの種類のサンデマン社のポルトワイン(SANDEMAN PORTO WINE)が
陳列棚に。



昔のワイン抜きやボトルラベルが展示されていた。



中に入るとサンデマン社のロゴと同じ黒帽子・ソンブレロに黒マントを羽織った優しい面差しの
おねえさんが現れ、工場内の案内をしてくれた。



ここにもサンデマン社のロゴマークが。



工場内に案内されると多くの樽が迎えてくれた。
「ポルトは働き、リスボンは楽しみ、コインブラは歌い、ブラガは祈る」という言葉があり、
その言葉どおりポルトはポルトガルの商工業の中心地でもあった。
中でも、ワインの生産と輸出が街の繁栄を支えてきた。ドウロ側上流の丘陵地帯に広がる
ブドウ畑から世界的に有名なポート(ポルト)ワインが生まれたのだと。
今でも世界第8位の年間約100万キロリットルを生産し、農業人口の25%がワインに
携わっていると。



ポルトワインは発酵の途中でブランデーを加え発酵を停止させて糖分の分解を抑えるという
アルコール強化ワインで、アルコール分は20%ある。
当時ワインは輸出に弱く、大西洋の厳しい航海に耐えるようにブランデーを入れたのが
始まりで、独特の甘味にブランデーとワインの熟成過程で生まれる芳醇な薫りやコクと深みの
ある味が人気だ。



種類は赤ブドウから造り大きな樽で熟成後さまざまな年数のワインをブレンドする
ルビー(テイント)ポート、白ブドウから造りルビーポートのようにブレンドしてから
3~4年熟成させるホワイト(ブランコ)ポート、琥珀色になるまで最低でも
7年樽熟成させるトーニー(アロウラド)の3種類。ルビーポートは普段遣いとして、
ホワイトポートは食前に飲まれることが多い。



もう1つ、別格扱いであるヴィンテージポートと呼ばれるポートワインがあるが、
これは良質のブドウがとれた収穫年の最高ワインから選び抜かれ、それを樽熟成2年後に
試飲したうえでヴィンテージか否かが決定される。
さらにその後、瓶詰めされて10~50年熟成させる究極のポートワインなのだと。



多くの樽がこれでもかと積まれていた。



液面計の付いた樽も。



樽に付いたサニタリー仕様のバルブ。



『ポートワインができるまで』を紹介した感じのビデオ上映を見た。
ポートワインのブドウは、山の斜面のブドウ畑から籠を背負ってすべて手摘みで収穫される。
畑が傾斜しているため機械が使用できないそうだ。けっこうな重労働に違いない。



上映が終わると、いよいよ試飲である。
入口を入ってすぐ左側にあった直売兼試飲場所に戻り、長テーブル席につく。
ルビー、ヴィンテージをそれぞれ小さなワイングラスに少量ずつ飲ませてくれた。



そしてサンデマン工場見学、試飲を終え店を出てバスの待つ場所へと戻る。
頭上にはロープウェイが。



絵になる光景、青空であれば更に映えるのではあったが。



上流の遠くにアハビダ橋の姿も確認できた。



右手高台にあるのが、ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院。
晴れていればドン・ルイス橋と旧市街の絶景が楽しめる場所であると。



ドン・ルイス1世橋の上層橋を渡る観光客の姿が。



ノッサ・セニョーラ・ド・ピラール修道院の下にケーブルカーの駅があるようだ。



対岸のセント ローレンス教会の尖塔をズームで。



ミセリコーディア教会。



橋の袂まで戻りバスに乗り込む。



バスにて再びドン・ルイス1世橋を渡る。
写真左手には石の塔が門のごとく2塔が。



ボルサ宮の前にはインファンテ・ドン・エンヒーケ庭園⇒ 「エンリケ航海王子公園」 が。
ボルサ宮は 19世紀に建造されたネオ・クラシック様式の建物。
現在はポルト商工会のオフィスになっていると。



「エンリケ航海王子公園」のすぐ北側にある赤い建物・
Mercado Ferreira Borgos は、
現在はイベント会場などに利用されているようで、この日は長い行列が。



フェルナンド通りの坂道。



そしてバスを降りフェレイラ・ボルジェス通りの坂道をドェロ川に向かって下る。
左手にはインファンテ・ドン・エンヒーケ庭園があり、中央に大航海時代の英雄、
エンリケ航海王子の像があった。
近くにはエンリケ航海王子の家もあるとのこと。



エンリケ航海王子の像。
指差す先は喜望峰であろうか?



坂を下った正面にあったのがパロキアル・デ・サン・ニコラウ教会。



右に曲がると右手にあったのがサン・フランシスコ教会。



サン・フランシスコ教会(Igreja de São Francisco)を見学。
中は撮影できませんでしたが豪華な聖堂。
写真はファサード。



壺?を抱える女性像。



子羊を抱く女性像。



世界遺産のマークが。



サン・フランシスコ教会は、ポルトガル・ポルトにある重要なゴシック様式の教会。
バロック様式の内部装飾で知られている。教会は市内の歴史地区にあり、
ユネスコの世界遺産に登録されている。



サン・フランシスコ教会は、1383年にゴシック様式で建てられ、その後、17~18世紀に
バロック様式に増改築された。外観は、質素な造りになっていたが、内部に入ると装いは一変。



ファサード正面。



質素な外観に比べ、内装は当時植民地だったブラジルから運んできた200kgもの金で
彫刻を覆い尽くしていて贅沢。
これはターリャ・ドゥラーダと呼ばれる、バロック様式の金泥細工による内部装飾。
長い身廊は、ゴシック建築末期の傑作といわれているのだと。 

【ポルトガル】心ときめく港町「ポルト」のおすすめ観光地5選
              【https://www.travelbook.co.jp/topic/913】より

こちらはBS放送からの写真です。






慶長元年に長崎で殉教した長崎26聖人の祭壇。









キリストの家系図 「ジェッセの家系樹」
この多彩色の木工細工は、フィリペ・ダ・シルヴァとアントニオ・ゴメスの手で彫られた。
ユダヤ王国の12人の王たちとイエスの家系図は、イサイ(ダビデ王の父親)の横臥像とつながる。
木のてっぺんには聖ヨセフがおり、下に聖母子の彫刻がある。壁のくぼみには聖アンナと
聖ジョアキン(聖母マリアの両親)、『無原罰の御宿り』について記した4人の
フランチェスコ会士の像が収められている。

キリストの家系図 「ジェッセの家系樹」
      【https://4travel.jp/travelogue/10951139】より

樹の枝、一段目右には巨人ダビデ王、左にはその息子ソロモン王、トップに立つのはヤコブの子、
聖ジュゼ(ヨセフ)、その両脇には聖母マリアの父ジョアキン(ヨアキン)その左は
聖母マリアの母、サンタ・アナ。頂上には聖母マリアと幼いキリストがいます。



正面から下部を。



サン・フランシスコ教会の見学を終え、坂道を下る。
ドェロ川沿いのインファンテ・ドン・エンヒーゲ通りを走る2階建て観光バス。



パロキアル・デ・サン・ニコラウ教会の手前のビルのこの壁絵は
何を表現していたのであろうか?レストランのようであったが。



そしてポルサ宮殿下のT字路まで戻る。





                  ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2020.05.31 19:30:08
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