JINさんの陽蜂農遠日記

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2020.12.30
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カテゴリ: 国内旅行
右側にあった「通用門」を振り返る。



形式的には薬医門。装飾性の廃された簡素な成り立ち。
門の左手には「禁葷酒」の三文字の石碑が。
「不許葷酒入山門」が一般的であるがこれは珍しいのでは。
多く禅宗の寺の門前に立つ戒律の一つ。
「不許葷酒入山門」とあり、臭気の強い野菜 ・「葷」は他人を苦しめるとともに自分の修行を
妨げ、酒は心を乱すので、持ち込み禁止または、これを口にした者は清浄な寺内にはいることを
許さないということ。



「通用門」を正面から。その先に「鐘楼」が、







再び狛犬(阿形像)。



狛犬(吽形像)。



逆光に紅葉も輝いて。



白壁の「図書館」が左手に。



貞祥寺(ていしょうじ)は紅葉はもちろん苔も美しい古刹。



美しい苔を接写で。



参道そして「惣門」前の階段を振り返る。



「観音菩薩 地蔵大士 両尊像」



ズームして。



こちら苔に囲まれた正式の「参道」なのであった。



参道の石段を下って行くと、茅葺き屋根の「島崎藤村の旧宅」がひっそりと佇んでいた。







「島崎藤村旧宅につきましては、10月26日から令和3年4月下旬まで閉館とさせて
いただきます。」



「島崎藤村(小諸時代)旧栖の家
島崎藤村は明治三十二年四月小諸義塾教師として信州小諸へ赴任、小諸市馬場裏旧小諸藩士宅に
新家庭を構え明治三十八年三月小諸義塾教師を辞するまでの六年間をこの家ですごした。

名作『破戒』などの稿を起して詩人から小説家へ転生させたのは小諸時代の生活で藤村文学に
とって最も重要な時代と言えよう。
この家は大正九年その消失を惜しむ本間隆氏によって ひとたびは佐久市大字前山南に移築
されたが以上の文学的意義に鑑み藤村生誕一〇〇年につづく没後三十年を記念して昭和四十九年
一月十日から総工費七〇〇万円をもって重ねて当所に解体復元工事に着手し、同四十九年六月
三十日完成した。
建物についての構造形式の踏襲はもちろん後世改変部については、資料に基づき可及的当初の
形式に復旧整備し保存を期するものである。
建物面積 三十五.五坪。」



更に参道を下る。



途中に歌碑があった。



「禅の寺 ここにひらきし 遠き世の 聖の心 うつつせまり来」阿部 太



参道の石段、両脇の石垣を振り返る。




「洞源山貞祥寺 大永元年(一五ニ一年)創建
開山 節香徳忠禅師
開基 前山城主伴野貞祥公
七堂伽藍備わる曹洞宗の寺です。
末寺十ニケ寺を有す。
一 仏殿 本尊釈迦牟尼佛。
ニ 法堂 佛殿ガ氛ねる。法要の場(本堂)。
三 僧堂 枯木堂(座禅堂)文珠菩薩を祀る。
四 庫院(庫裡) 守護神韋駄天様を祀る。
五 山門 左右に増長天、持国天(仁王)。
六 東司(西浄)雪隠 烏枢沙摩明王(うすさまみょうおう)を安置。
七 香水海(浴室) 跋陀婆羅菩薩(ばっだばらぼさつ)を祀る。
外に開山堂、経蔵、知客寮、方文、江湖景、宝蔵、鐘楼、位牌堂、地蔵堂、三重塔(県宝)等が
ある・又、財団法人洞源育英会の図書館がある。
山門中庭の杉、銀杳樹は四百五十年を経ている。」



そしてこちらが、正式な「参道」の入口。



「貞祥寺郷土環境保全地域
この地域は、貞祥寺一帯の歴史的に特色のある自然環境を守るために指定された地域です。
貞祥寺は、大永元年( 1521年)前山城主伴野貞祥が慶徳寺(埼玉県)の節香徳忠禅師を招いて
開山としました.境内は、ケヤキやスギの大木に囲まれ、七堂伽藍が整っています.
この優れた歴中的自然環境を大切に守り育てましよう。」



「井出一太郎先生應制歌碑碑」案内柱。



石仏の姿が。



島崎藤村(小諸時代)旧宅入口
長野県宝洞源山貞祥寺三重塔入口
と正式な参道には様々な案内柱が。



そして古刹「貞祥寺」の紅葉を楽しんだ後は、この日の帰路に。


                              ・・・​ もどる ​・・・

                   ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2020.12.30 15:00:13
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