JINさんの陽蜂農遠日記

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2022.02.15
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カテゴリ: 国内旅行
そして「源頼朝と北条氏ゆかりの伊豆の地」の最初に訪ねたのが「高源寺」。
伊豆へ流された源頼朝が平家の監視役の目を逃れ、遠く離れた山の中にあるこの高源寺で
頼朝の乳母比企尼の計らいで文覚上人と 源氏再興の密議をしたと言われ、平家討伐の初陣となる
石橋山の戦い(1180年)に臨む際の旗揚げの地とも云われている.
参道は苔むして古刹の風情が色濃い。
静岡県田方郡函南町桑原1265。



幟には「義時ゆかりの地 伊豆の国 源頼朝・北条政子の史跡を巡る
北条義時ゆかりの地」と。



「高源寺」碑。



苔むした長い石畳とその先に「四脚門」が続いていた。



「四脚門」。



斜めから。







右側には苔生した石仏が。



四脚門を潜って進むと苔生した石畳が更に続いていた。



古木の下には石灯籠がひっそりと。



歴史を感じさせる石畳・石段。



左手には巨石の上に小ぶりの社が。



歴史の趣を色濃く感じる「高源寺」の参道を楽しむ。
頼朝、僧文覚も源氏再興を決断しこの参道を歩いたのであろう。



頼朝公の乳母「比企尼の供養塔」。



「比企尼の供養塔

頼朝公を守られました。


御家人となる。比企氏の家督を継いだ能員が、頼朝の嫡男で鎌倉幕府2代将軍となる頼家の
乳母父となった事から、将軍外戚として権勢を強めた。
しかし頼家の母方の外戚である北条氏との対立により比企能員の変(比企の乱)が起こり、
一族は滅亡した。』とウィキペディアには。



「鎌倉殿の13人」では草笛光子さんが、「比企尼」を演じている。



なまこ壁のある白き蔵の如き建物が右手に。



そして正面に「鐘楼門(しょうろうもん)」。
「鐘楼門」は、鐘楼が付いた門。 二層で、下層が門、上層に梵鐘をさげる堂が
あるものが 多い。



「鐘楼門」。



「懸衣翁」像。
懸衣翁(けんえおう、けんねおう)とは、死後の世界の三途の川のほとりにある
衣領樹(えりょうじゅ)という木の上、または川辺にいる奪衣婆(だつえば)の隣にいると
いわれる老人の妖怪である。
奪衣婆と共に十王の配下で、奪衣婆が亡者から剥ぎ取った衣類を衣領樹の枝にかけ、その枝の
垂れ具合で亡者の生前の罪の重さを計るとされる。
罪の重い亡者は三途の川を渡る際、川の流れが速くて波が高く、深瀬になった場所を渡るよう
定められているため、衣はずぶ濡れになって重くなり、衣をかけた枝が大きく垂れることで
罪の深さが示されるのである。また亡者が服を着ていない際は、懸衣翁は衣の代わりに
亡者の生皮を剥ぎ取るという



地獄の熟女「奪衣婆」の像。
三途川(葬頭河)で亡者の衣服を剥ぎ取る老婆の鬼。脱衣婆、葬頭河婆(そうづかば)、
正塚婆(しょうづかのばば)姥神(うばがみ)、優婆尊(うばそん)とも言う。



「鐘楼門」内の「梵鐘」を下から見上げる。



「鐘楼門」の先には岩を彫りあげた苔生した手水鉢があった。



左手には「六地蔵」。



「鐘楼門」を振り返る。



「鐘楼門」の梵鐘をズームで。



そして「本堂」。
頼朝が蛭が小島に流されてから、その乳母である比企尼(ひきのあま)も伊豆に来て、
頼朝に付かず離れずの、函南・大竹に起居していたことから、頼朝が比企尼に頼んで、この
高源寺を文覚上人との面会場所として用意してもらったのだと。




扁額「高源寺」。
扁額の位置から、入口中心と屋根の位置がズレているのであったが。



「寶船山 高源寺 縁起」案内板。



「寶船山 高源寺 縁起
當山は諸天神仙の霊地箱根山の旧蹟にして道昭法師行基菩薩万券上人弘法大師等諸法師の
修法堂場として文武聖武嵯峨帝の御勅願所たり 古源頼朝公義旗を揚げんと欲するの時
武運長久の祈願あり公甞て試むるに檜を以て椿に挟み柷して曰く椿寿八千才と云えり亦公が
椎の樹下にまどろみし時其の実落ちて公が面を打てり公恨みて曰く若し椎なるとも実らざれと
その椎実らず之敵軍降服の徴なりと云う。頼朝公が姫妾丹後局御懐妊の時参籠当山安置の
子育地蔵尊に御祈願あり伊予国に落延る途次攝津国住吉明神の社庭に於て安ず其の時当山
守護地蔵尊異人と為りて介抱せられたり神佛加護の霊験なりと頼朝公深く感激し寺領六十
町歩を寄進せらる。
當山の靈石靈木 七木 七石として伝えらるゝは頼朝公旗掛の松、諸天降臨の松、檜椿、
実無し椎、陰陽杉、源平椿、つつじ椿、弘法の疱水石、弘法座禅石、龍頭石、龍胴石、
龍尾石、怒り石、兜石   且寺后五丁奥に弘法大師爪堀不動尊あり」。



屋根には源氏・源頼朝の家紋「笹竜胆(ささりんどう)」が。



「萬霊等」碑。



ズームして。
萬霊等(ばんれいとう)は三界萬霊等ともいい三界とは欲界・色界・無色界をいい、
一切の生の生滅流転(せいせいるてん)してやむことのない世(迷界)のことである。
萬霊等自体に有情(うじょう)と呼ばれるところのこの世の中における生命有るもの
事々(ことごとく)無の霊を宿らせ、この塔を回向することにより霊を供養しようとした。



なまこ壁の建物を正面から。寺蔵であろうか。



2階建ての建物のようであった。
白壁にも「笹竜胆」の家紋が確認できた。



様々な角度から。



「鐘楼門」を横から。



墓地を見る。



歴代住職の墓地であろうか。数多くの 無縫塔(むほうとう)が並んでいた。



「本堂」を斜めから。右手に寺務所。



「本堂」前から「鐘楼門」を振り返る。



ズームして。



「梵鐘」を再びズーム。



境内横の坂道を進むと右手には小さな池が。



寺の裏側から墓地、本堂を見る。



車に戻る途中に「四脚門」、苔むした石畳を再び。



                              ・・・​ もどる ​・・・


                  ・・・​ つづく ​・・・






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Last updated  2022.03.04 07:03:58
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