JINさんの陽蜂農遠日記

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2022.03.07
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カテゴリ: 国内旅行
次に訪ねたのが「鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館」。
南側にあった駐車場に車を駐め「大河ドラマ館」に向かう。



「鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館」案内。
「大河ドラマ館」は、ドラマに登場した小道具や衣装の展示、メイキング映像の上映、
ストーリーやキャスト紹介のパネル等の展示など、大河ドラマの世界観を体験できる施設。



歩道に埋め込まれていた「清和源氏系図」
「源氏(げんじ)
平安時代、皇族が源という姓をもらい臣下となった一族です。
なかでも清和天皇の孫 経基に始まる清和源氏は武門の家として栄えました。」



「韮山時代劇場」案内図。
伊豆の国市韮山文化センターは平成9年4月にオープンした複合施設。

芸術文化の鑑賞、活動に利用できる施設。通称「韮山時代劇場」と呼ばれている。
この「韮山時代劇場」内に「鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館」が今年の1月15日に
オープンしたのであった。



「韮山時代劇場」が左手に。



そして正面が1月15日にオープンした「鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館」。



人の姿は少なく・・・。



「大河ドラマ館」の正面。



「鎌倉殿の13人 伊豆の国 大河ドラマ館」。



「鎌倉殿の13人」。





400円のチケットを購入し、「大河ドラマ館」に入場。



「北条義時」の手前には大河ドラマの人物の衣装の様々な色が広がっていた。







「鎌倉殿の13人 伊豆の国市 大河ドラマ館
北条義時を始めとする勇猛な武士たちの活躍により、源頼朝が開いた史上初の武家政権 
鎌倉幕府。その中心的存在となった北条家の原点が伊豆の国です。大河ドラマ館では、
主人公の北条義時が源頼朝と出会い、父・時政、兄・宗時、姉・政子、妹・阿波局たちと共に、
歴史を動かす存在へと成長していく姿を展示しています。

1⃣  「鎌倉殿の13人」の世界
   大河ドラマ「鎌倉殿の13人」のストーリーや登場人物をパネルで紹介。人物相関図も。
2⃣ 出演者サインコーナー
   北条家など、伊豆の国にゆかりの深い役を演じる出演者を中心に、サイン色紙を展示。
3⃣ 衣裳・小道具展示
   見て楽しめる、作中で登場した衣裳や小道具を展示。
4⃣ シアター映像コーナー
   ドラマのダイジェスト紹介やメイン出演者のインタビュー、伊豆の国市で行われたオー
   プンセットロケのメイキング映像のほか、市内の北条家ゆかりの地を紹介。
5⃣ フォトスポット
   当時の時代の雰囲気をイメージしたフォトスポット。記念撮影用。」



「人物相関図」



正面に主人公「北条義時」のパネルが迎えてくれた。



登場人物のパネルの後ろには出演者のパネルが並ぶ。



展示パネルをカメラで追った。
全てはここから始まった
武士の世を切り開いた真の立役者・北条義時を三谷幸喜が描く予測不能のエンターテインメント
「鎌倉殿の13人」は、鎌倉幕府初代将軍・源頼朝にすべてを学び、武士の世を盤石にした男、
二代執権の北条義時の物語である。野心とは無縁だった若者は、いかにして武士の頂点に
上り詰めたのか。権力の座を巡って男たち、女たちが繰り広げるパワーゲームが、ここ伊豆から
始まろうとしていた。

時は平安時代末期、それまで栄華を極めた貴族の勢力は弱まり、時代は武士の世へと移り変わり
つつあった。この国を支配していたのは、保元の乱、平治の乱において宿敵・源氏を追い落とし、
帝さえも思いのままに操る平家一門。源氏の嫡男・頼朝は、父を殺された上、自身も伊豆に流刑と
なるが、平家を討つ機会を虎視眈々と狙っていた。そして伊豆の弱小豪族だった北条家が、監視役の
伊東祐親を激怒させた頼朝を匿ったことから、義時の運命の歯車が回り出す。
想いを寄せる八重の悲恋、姉・政子と頼朝の結婚・・・、そして打倒平家に向けて、頼朝を中心に
曲者揃いの豪族たちも勢力争いに加わるべく動き出す。それぞれの思惑が蠢くなか、頼朝に翻弄
されながらも、義時は歴史の表舞台に躍り出ていく・・・。

脚本を手掛けるのは『新選組!』(2004年)『真田丸』(2016年)に続き、大河ドラマ3作目となる
三谷幸喜。戦国や幕末と比べあまり馴染みのない鎌倉時代、さらに歴史上それほど名の知られて
いない北条義時にスポットを当て、現代のエンターティンメントとして予測不能のストーリーを
展開していく。」



野心とは無縁の一人の若者武者が頼朝の右腕となって天下取りを支える
伊豆の弱小豪族である北条時政の次男として生まれた北条義時。野心家の兄・宗時と気の強い
姉・政子、そして皮肉屋の妹・実衣とともに暮らし、戦にも政(まつりごと)にも全く興味を
示さず、米蔵で木簡の整理に勤しむ日々を送っていた。

そんなある日、伊豆国で一番の力を持つ伊東祐親の娘・八重が子どもを産む。子どもの父親は、
平清盛率いる平家に敗れ流人となり、祐親が監視役を担っていた源頼朝だった。このことに
激怒した祐親は頼朝を殺せと命じるが、頼朝は危険を察しいち早く逃亡。平家に反感を持つ
宗時に助けられ、北条家に身を寄せることになった。


抱いていた義時の心境は複雑ではあるものの、陰ながら八重を見守るしかなかった。

義兄となった頼朝の曖味な言動に翻弄され、また坂東の地のためと立ち上がった武士たちの
いざこざに巻き込まれながらも、次第に策を以て駆け引きする政の面白さに目覚めていく義時。
頼朝の信頼を得た義時は、いっしか右腕となって平家討伐の挙兵に力を注ぐことになる。

虎視耽々と挙兵の機会を伺ってきた頼朝は、1180年(治承4年)、ついに関東武士団を結集し、
平家に反旗を翻(ひるがえ)す。この無謀な大博打に乗った義時に待ち受ける未来とはーー。」



作  三谷幸喜(みたにこうき) 大河ドラマ3作目の舞台は陰謀渦巻く鎌倉時代
『新選組!』『真田丸』に続き3作目となる今回は、幕末や戦国と比べるとあまり知られていない
鎌倉時代を舞台に、今までの大河ドラマにはない、予測不能な面白さのある新しい大河を作ろうと
思いました。物語は当時を克明に記した『吾妻鏡』を基本にしています。ただ史実に忠実であれば
あるほど、その裏側が見えてこない部分があります。そこは僕なりの解釈でイメージを膨らませて
書いています。
実際に北条家のあった場所などを見て回ったのですが、東京に近いにも関わらす、のどかな
田園風景が広がっていて、当時と変わらない光景を目にしたような気がして新鮮に感じましたし、
脚本を書く上でもとても役立ちました。

今回は伊豆の国市での出来事が発端となり、鎌倉に幕府が開かれ、その後、日本の歴史上では
初めてとなる合議制で執り行った13人の御家人たちの物語です。この13人が勢力争いで次々と
脱落していくなか、最後に残ったのがニ代執権・北条義時。いちばん若かった彼が、最終的に
鎌倉幕府を引っ張っていく最高権力者になる。そこまでを、今回のドラマで描いていきたいと
思っています。」



音楽 エバン・コール ドラマの世界観をシネマティックな音楽で盛り上げる
オファーをいただいてすぐに台本を拝見しました。今回の大河ドラマは脚本家・三谷幸喜さん
らしい、とてもエンターテイメント性の高い作品だと思いました。
私はこのドラマの面白さを音楽のカで伝えていきたい。そこで日本の楽器も使用しましたが、
あまり馴染みのない外国の伝統的な楽器を使い、ノスタルジックな工ッセンスは残しつつ、
シネマティックなアプローチで曲を作リました。
歴史ある大河ドラマの多くのファンの皆さんに、映像だけではなく、音楽も楽しんで
いただきたいと思っています。

プロフィール
作曲家・編曲家。バークリー音楽大学にてフィルムスコアリングを学び、2012年より日本で
作曲活動を開始。映像音楽を中心に、ボーカルソングへの楽曲提供、作詞、歌唱等、幅広く
活躍する。アニメ『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』シリーズ、NHK土曜時代ドラマ
『螢草 菜々の剣』などの音楽も手がける。」



語り 長澤まさみ 登場人物に寄り添い、それぞれの行く末を見届けたい
大河ドラマのナレーションに憧れていたので、オファーをいただいたときは嬉しかったです。
三谷幸喜さんからは、その場にいるような感覚で登場人物に寄り添ってナレーションしてほしいと
いわれました。責任重大だなと思いつつ、監督たちと打ち合わせを重ねながら、私自身も出演者の
一人のような気持ちで挑んでいます。
三谷さんの脚本は、時代が醸し出す殺伐とした雰囲気はありながらコメディ要素も散りばめられて
います。そこにBGMと同じような、ドラマに相乗効果をもたらすようなナレーションをして
いきたいです。そして、皆さんと同じように登場人物たちに愛着を持ちながら、それぞれの
行く末をしつかり見届けたいと思います。」

プロフィール
1987年、静岡県生まれ。女優。第5回「東宝シンデレラ」オーディションでグランプリ受賞。
2003年、初主演映画『ロボコン』で日本アカデミー賞新人俳優賞受賞。
その後も話題の映画やドラマ、舞台に多数出演する。大河ドラマでは『功名が辻』『天地人』の
ほか、三谷幸喜脚本の『真田丸』に出演。」



「北条政子」小池栄子さんの衣装。
着物と草履、どちらも「撮影使用品」と。



「萌黄色地染め萩の葉花散らし柄絞り麻小袖に草色地染め菱絞り麻褶 薄萌黄捩り緒草履
当時は小袖に「褶(しびら)」という布を腰に巻くスタイルが武家の女性に多くみられた。
政子の衣装は丈夫な麻や綿を使用し、北条家のイメージカラーのアースカラーで彩られている。」



「北条政子」、「八重」のパネル。



「源頼朝」のパネル。



「八重」新垣結衣さんの衣装。
着物と草履、どちらも「撮影使用品」と。



「紅鳶(べにとび)色地染め桔梗柄絞り紬(つむぎ)小袖に淡香(うすこう)色地染め赤褐色流水に
松葉柄絞り紬褶 (つむぎしびら)
捩り緒(ねじりお)草履 色晒手拭
伊豆で力を持っ伊東家の箱入り娘である八重は、やや豪華な衣装を身にまとっている。
紅鳶色や淡香色を使用し、華やかななかにも少し落ち着いた印象を加えている。」



「北条義時」小栗 旬さんの衣装 
着物「複製品」 草履「撮影使用品」と。



「松葉色地染め木綿小袖に若苗色地染め桔梗亀甲柄麻直垂(ひたたれ)
捩り緒(ねじりお)草履
当時の坂東武士の装束は上衣と袴で構成された「直垂」だった。まだ一介の田舎侍に過ぎなかった
義時の若々しさを、爽やかな若苗色(萌黄色に近い)で表現している。頭には頭頂部を隠すための
折烏帽子を着用。」



伊豆の若武者が武家政権の礎を築く 北条義時
伊豆に拠点を置く北条時政の次男。戦にも政にも特に興味がなく、万事において実直で控えめな
性格ではあったが、姉・政子と源頼朝が結ばれたことで、思いがけず頼朝の右腕となり、
鎌倉幕府の誕生に向けて邁進する。頼朝の最初の妻・八重に対し、一方的に恋心を募らせる
初心な一面も。

INTERVIEW  小栗 旬(おぐり じゅん)
1年半にも渡り、一つの役を演じることに戸惑いがあったのですが、逆にそれほどの長い間、
一人の人物に向き合いながら生きていくことへの好奇心の方が勝り、オファーを受けました。
義時はあまり自発的に行動するタイプの人物ではないので、最初は頼朝の行動や考え方を
理解できなかったと思うんです。でもニ代執権として権力を握っていくと、いつの間にか自分も
頼朝と同じような人間になっている。そこが本当に不思議だなと思うし、人間の面白いところだと
思います。そんな義時を僕らしく演じていきたいです。
撮影は順調に進んでいて、北条ゆかりの伊豆の国市に作っていただいた広大なオープンセット
では、当時にタイムスリップしたような気分で演じることができるので、本当にあリがたく
思っています。」



孤独を胸に秘めた源氏の棟梁 義時を右腕に天下を狙う。 源 頼朝
源氏の棟梁。父・義朝が平清盛率いる平家との戦に敗れたため、14歳で伊豆国に流刑となった。
監視役の伊東祐親の娘・八重と結ばれたことで、祐親の逆鱗に触れる。
北条家に匿われ、時政の娘であり、義時の姉・政子と結婚。やがて、義時ら坂東武士の力を借り、
打倒平家の兵を挙げる。ついには平家を滅ぼし、鎌倉幕府を開く。

INTERVIEW  大泉 洋(おおいずみ よう)
今回、演じる役が源頼朝と聞き、僕からは程遠いキャラクターだなと思いました。
でも、脚本を拝見すると、史実にあるような怖い頼朝の姿もしっかりと描かれつつ、
「これは大河ドラマなのか! ?」と思ってしまうような笑いの要素もあって。その笑いと怖さと
切なさが絶妙な匙加減で描かれているので、この辺りは三谷さんの真骨頂だなと思いました。
三谷作品への出演は、私にとってはご褒美みたいなもの。頼朝の孤独さを胸の内に感じながら
演じ切りたいと思います。」



義時の姉にして源頼朝の妻。のちには尼将軍として君臨 北条政子
伊豆の豪族・北条時政の娘。長女として家族の世話に明け暮れるなか、北条家に匿われた源頼朝に
一目惚れし、結婚。夫・頼朝の最初の妻である八重に対してライバル心を燃やしつつ、頼朝の打倒
平家に向けた挙兵や鎌倉幕府の成立を陰で支える。

INTERVIEW  小池 栄子(こいけ えいこ)
政子は策略家といわれていますが、今回の政子は一目愡れした頼朝を信じ、家族のために信念を
貫き通す、とても情の深いチャーミングな女性に描かれています。
実際に伊豆の国市にもお伺いし、歴史上で有名な源平合戦の始まりが、こんな距離感での
ご近所争いを発端に始まったと知り、そのギャップが面白いなあと思いました。
これから強さや逞しさを得ていく政子に私自身も学びながら、皆さんの記憶に残る政子を演じて
いきたいです。」



北条義時の初恋の人であり、源頼朝の最初の妻 八重
源頼朝の監視役だった伊豆の大豪族・伊東祐親の娘。祐親が大番役として上洛している間に
頼朝と恋仲になり、千鶴丸をもうける。しかし、そのことを知った祐親は激怒し、千鶴丸を
取り上げ、八重も別の男性の元へ嫁ぐことになるが、頼朝への想いは断ち切れずにいる。
また義時が密かに思いを寄せる相手でもある。

INTERVIEW  新垣 結衣(あらがき ゆい)
私が演じる八重は、とても悲しい運命を背負った女性なのですが、ドラマ中では逞しさや愛情深い
女性として描かれています。歴史上の人物ではあるけれど、そこは三谷さんらしく、血の通った
魅力的なキャラクターに仕上げていただいていると思います。
八重のゆかリの地にも伺いましたが、地元の皆さんたちがこの地で歴史を築いてきた方たちを
大切にする気持ちが伝わってきました。
改めて八重の存在を感じながら、私自身も楽しんで演じたいと思います。」



弟・義時とは異なり、打倒平家に燃える若き夢想家 北条宗時
伊豆の豪族・北条時政の嫡男。のちに源頼朝の妻となる政子や義時の兄にあたる。
源氏の棟梁である頼朝の立場を利用し、打倒平家に燃える若き夢想家。しかし、
その一方で父・時政譲りのお気楽な面も持ち合わせており、何かにつけて義時を
頼ってしまう。伊豆目代・山木兼隆邸の襲撃では襲撃隊の先導役を務めた。」

INTERVIEW  片岡 愛之助(かたおか あいのすけ)
宗時は資料があまリ残っておらず、その存在はべールに包まれています。
難しい役ではあリますが、演じる側としてはイメージに固執せずに役作りができますし、
自分とは異なるタイプの人生を演じられるのは役者の醍醐味なので、宗時の人生を歩ませて
もらえることに歓びを感じています。
坂東武者らしく、熱く強い思いを持ちながら、その一方で父譲リのお気楽で前向きな宗時像を
演じていきたいです。弟・義時との兄弟の絆も見どころの一つだと思います。」



源頼朝の不遇の時代を陰ながら支えた乳母 比企尼
武蔵国を治める比企能員の母であり、源頼朝の乳母。頼朝が京から伊豆国へと流刑となり、
自らも坂東の地へと下る。その後は長年に渡り仕送りをするなど、頼朝の味方となって
援助をし続ける。

NTERVIEW  草笛 光子(くさぶえ みつこ)
比企尼は頼朝の乳母で、不遇の時代の頼朝を支えた人です。とても難しい役柄ですが、三谷さんは
役者をのせるのがとても上手なので、どうやって演じようかとワクワクしています。今は大人しく
凪いだ状態でいますが、実は娘たちをしかるべき人に嫁がせるなど、したたかな面もあリ、今後の
展開が楽しみです。
大泉洋さんとは『真田丸』以来の共演でしたので、少し緊張しましたが、実際に演じてみたら
子どもの頃の頼朝の顔が浮かんで、自然に演じることができました。」



頼朝の弟。北条の栄枯盛衰を見つめる 阿野 全成(あの ぜんじょう)
源頼朝の異母弟であり、源義経の同母兄。平治の乱で父・義朝が破れたことで、幼くして
京の醍醐寺に出家する。しかし、兄・頼朝の挙兵を知り、伊豆に駆けつける。
得意とする易や星で戦や政の吉凶や凶兆を占い、頼朝の天下取りを陰ながら支えていく。

INTERVIEW  新納 慎也(にいろ しんや)
歴史上はあまり知られていない阿野全成を演じます。三谷さんはこういった人物を描くのが
本当に上手なので、全成が兄・頼朝と弟・義経に挟まれ、どのようなことを思っていたのかを
想像するだけで楽しみですし、とても演じ甲斐のある役だなと思います。「悪禅師」ともいわれた
全成が、どういう意味での「悪」なのか、また悪にならざるを得なかった理由とは何なのか。
彼の心の内が染み出るような奥深い阿野全成を演じられるように頑張リます。」

兄・義時を慕うも、北条家を冷静に見つめる皮肉屋 実衣(みい)(阿波局)
伊豆の豪族・北条時政の娘。源頼朝の妻・政子と北条義時の妺にあたる。
次女らしく調子のいい面もありながら、政子の頼朝への恋心にいち早く気づくなど、北条家の中で
もっとも冷静に家族を見つめる皮肉屋でもある。
また父・時政とりくとの再婚に複雑な心境を抱く。

INTERVIEW  宮澤 エマ(みやざわ えま)
伊豆の素朴な武家の娘だった実衣が、鎌倉幕府の政局を揺るがすほどの影響力を持つ「阿波局」に
なるには、混沌とした勢力争いの中を生き抜く北条家ならではの逞しさがあったのかなと想像して
います。三谷さんからは「阿波局の人生を思い切り明るく演じてほしい」といわれましたので、
長い時間をかけて一人の人物を演じる喜びを胸に、明るく退しく生きる阿波局を「歴史上の人物」
を超えて愛されるように精一杯演じたいと思います。」



家族思いがゆえに、苦渋の決断も下す八重の兄 伊東 祐清(いとう すけきよ)
伊豆の伊東を拠点とした大豪族・伊東祐親の息子。妺・八重と源頼朝の関係に激怒した
父・祐親から逃すため、北条宗時に頼朝を託す。叶わぬ恋に悲嘆する八重に同情し、頼朝との
再会の場を計画するが、その一方で祐親の命令に従い非情な決断を下してしまう。

INTERVIEW  竹財 輝之助(たけざい てるのすけ)
伊東祐親の次男・祐清を演じさせていただきます。大河ドラマで武将を演じることは、役者として
一つの目標でした。今回、その目標が叶い、今は興奮と緊張が半端ないですが、演じられることに
幸せを感じています。祐清は妹・八重を大切に思う心優しきお兄ちゃんです。しかし、その八重を
きっかけに、祐清は親族のゴタゴタに巻き込まれてしまいます。家族思いがゆえ、その中で
揺れ動く祐清の心情を丁寧に演じたいと思っています。」

義時を支え、頼朝の天下取りに力を注ぐ勇敢な坂東武士 仁田 忠常(にった ただつね)
伊豆の武将。カ自慢であり、初めての戦を前に準備を怠らない真面目な性格の坂東武士である。
義時らとともに源頼朝の挙兵に加わり、その後の戦では多くの手柄を挙げ、頼朝からも厚い
信頼を得る。

INTERVIEW  高岸 宏行(たかぎし ひろゆき)
大河ドラマはもちろんですが、本格的なお芝居も今回が初めてとなります。
僕自身、「応援」をテーマに活動している者として、視聴者の皆さんや出演者、スタッフの
皆さんを鼓舞することはもちろん、演じる仁田忠常を応援するような気持ちで、全身全震をかけて
一生懸命チャレンジしていきたいと思っています。心を一つに、素敵な大河ドラマにするぞ!
みんなならやればできる!」



頼朝の髻観音像
14歳て伊豆へと配流された頼朝の心の支えとなったのが、幼いころから肌身離さず持ち歩いている
小さな観音像。北条家に乗り込んてきた祐親から逃れるときも、信心深い頼朝は観音像に祈りを
捧げ、そっと髻*の中に入れた。
*頭頂部に集めた髪を束ねた部分 
                             第1回「大いなる小競り合い」



八重が頼朝へ宛てた矢
義時から頼朝挙兵の動きを聞き、父・祐親と頼朝の間で心が揺らぐ八重。思い悩んた未、八重は
対岸の北条家に向け、白い布を結び付けた1本の矢を放った。それは頼朝だけに通する秘密の
合図であり、父や兄を裏切るものであった。
                第4回「矢のゆくえ」



千鶴丸おもちゃ
義時から手渡された頼朝の手紙を読む八重の傍らで、馬を模して作られた藁のおもちゃを手に
無邪気に遊ぶ千鶴丸。幼いながらも、将来は父・頼朝のような武士になることを夢見ていたの
かもしれない
             第1回「大いなる小競り合い」」



木簡:米の納品伝票
まだ紙が貴重な物であったこの時代、米の納品伝票として木簡という木の板が用いられていた。
万事に控えめな義時は、時政らか酒を交わす宴の席を避け、米俵か積まれた蔵の中でこの木簡の
整理に勤しんでいた。
              第1回「大いなる小競り合い」」



フォトスポット。この日は烏帽子を冠って。



「北条時政」のパネル。



義時の父、北条一族のため天下取りの大勝負に挑む田舎武士 北条 時政
伊豆を拠点とした在地豪族であり、義時の父にあたる。欲がなく大らかな性格で、後妻に迎えた
りく(牧の方)にメロメロだったが、娘・政子と源頼朝の結婚を機に、北条一族のために平家討伐
へと舵を切る。いざ戦に出ると息子たちが驚くほどの剣の達人でもある。鎌倉幕府の初代執権。

INTERVIEW  坂東 彌十郎(ばんどう やじゅうろう)
歌舞伎に登場する時政はとても怖い人物です。でも、今回の時政は武骨で自分や一族のことしか
頭にない、田舎侍の印象でした。だからこそ、歌舞伎の時政はすべて消し、私なりの時政を
ゼロから作り上げています。
実は演じる前に時政のお墓や館跡などゆかりの地にも足を運びました。
そこで時政がどのような気持ちで美しい富士山を眺めたか。鎌倉幕府の執権となる前と後ろでは、
その思いも違ったのかもと思うと感慨深かったです。この先の展開は全く読めないので、今は
そこを楽しみながら演じています。」



義時の継母。傍らで夫の欲を煽り、権力の座へと導く りく(牧の方)
公家である牧宗親の妹。大番役として上洛していた北条時政に見初められ、後妻として北条家へ
嫁ぐ性格はしたたかな面があり、欲のなかった人・時政を傍らで鼓舞し続け、天下取りを後押し
する。しかし、のちのち、りくの言動が思わぬ事態を巻き起こすことになる。

INTERVIEW   宮沢 りえ(みやざわ りえ)
史実での牧の方は悪女のイメージがあリますが、この激動の時代に名誉や権力に対して強い憧れが
あったり、周りへの焦りなどが積み重なって、本人も気づかないうちにそうなってしまったのかなと
思います。ただ夫である時政は無償の愛を注いでくれるので、そういう意味では彼女はとても幸せな
人なのかもしれません。
今は公家出身らしく、優雅さを意識しながら一つひとつのシーンを演じていますが、これから先、
役が体に駅染んでいくといいなと思っています。」



義時の祖父。平家に謀反を企てる頼朝の命を狙う老武士 伊東 祐親(いとう すけちか)
伊豆の伊東を拠点とした大豪族。北条時政は娘婿にあたり、義時や宗時、政子は孫になる。
平家に仕え、伊豆に流刑となった源頼朝の監視役を務めるが、大番役として上洛している間に
娘・八重と頼朝が深い仲となり、子どもまでもうけたことに激怒。平家討伐を目論む頼朝を
目の敵にして命を狙う。

INTERVIEW  浅野 和之(あさの かずゆき)
三谷さんから送られてきた祐親の人物像は、「老いても矍鑠とした老武士。眼光鋭く、
自分の中にある人格者の要素を総動員してください。大事なのは威厳です」でした。どれも私に
ない要素ばかりで(笑)、とても戸惑いました。しかも、祐親は自分のプライドのために親族までも
手にかけてしまう。この時代は仕方なかったのかもしれませんが、本来の祐親の包容力などの
人間性も想像しつつ、自分の中で出来る限りイメージして撮影に挑んでいます。」



                              ・・・​ もどる ​・・・


                  ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2022.03.23 08:03:09
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