JINさんの陽蜂農遠日記

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2022.06.13
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カテゴリ:
熱海のお宮緑地(ジャカランダ遊歩道)の散策を続ける。
北側の「サンデッキ広場」への石段の横の壁。
この作品の作者は??



椰子の木と「ジャカランダ」のコラボ。



見上げて。



オレンジ色の「カンナ」の花。



「アガパンサス」。



「クジャクサボテン」の花であっただろうか。



そして「アメリカデイゴ」。





和名はカイコウズ(海紅豆)。カイコウズの名はあまり使われず、「アメリカデイゴ」と呼ばれる
ことが多い。



近づいて。
初夏から初秋にかけて真っ赤な花を咲かせ続けるアメリカデイゴは、南アメリカ(ブラジル及び

寒さを嫌うため日本で植栽できるのは、本州南部~沖縄にかけて。主に暖地の公園などで目に
するが、九州などでは街路樹として利用され、鹿児島では県の木に指定される。
なお、沖縄で県の花に指定されているデイゴは別種であるとのこと。
アメリカデイゴに似ているが、葉の出る前に開花するのと寒さに弱い点などが、アメリカデイゴと
異なるのだと。



既に落下した花びら。
アルゼンチンやパラグアイの国花であると同時に、鹿児島県の県木にも指定されているのだ。
鹿児島県の県木としては、確かに南国ムードはあるものの、できれば県産自生の木を選んで
ほしかった気もするのであるが・・・。



「アメリカデイゴ
原産(インド・マレー半島)

日本では沖縄県が北限とされています。
沖縄県の県花になっています。」



「アツバキミガヨラン(厚葉君が代蘭)」の花。



ズームして。
アツバキミガヨランという名前ですが、蘭の仲間ではないと。







開花すれば。



「キング・プロティア
学名   プロテア・キナロイデス
分類名  ヤマモガシ科プロテア属
樹高   1 m ~ 3m程度
原産地  南アフリカ
開花期  4月~ 10月
花言葉  王者の風格
     甘い恋
プロテアは花の王様と賞賛される南国の常緑低木で、花名な自由に姿を変えることができる
ギリシャ神話の海神プロテウスが由来。南アフリカには多種類のプロテアが自生しており、
中でもこの「キング・プロテア」は花が大きく優雅であることから南アフリカ共和国の
シンポルであり国の花となっています。」



再び「椰子」の木を見上げて。



そして「貫一お宮の像」の広場に到着。
和文と英文の案内板。



「明治の文豪尾崎紅葉の代表作小説「金色夜叉」は、明治30年(1897)1月1日から
5年半に亘り読売新聞に連載され、たちまち単行本になり、劇化されるなど当時空前の
反響を呼び起こしました。
ストーリーは、ヒロインの鴫沢宮がカルタ会の席で、銀行家の息子、富山に見初められる
ことに始まります。宮には第一高等中学校の生徒であった婚約者・間貫一がいたにもかかわらず、
それを承知で両親が富山の求婚を受け入れたことから繰り広げられる悲恋物語であり、作中の
クライマックスの場に熱海の海岸が選ばれたことと、金色夜叉の歌
    熱海の海岸散歩する  貫一お宮の二人連れ
    共に歩むも今日限り   共に語るも今日限り
が広く人々に愛唱されたことから、熱海は一躍脚光を浴びるようになりました。今日、
国際観光温泉文化都市として、全国有数の観光地に発展を成し得たのは、丹那トンネルの開通と
共に金色夜叉が大きなきっかけになったことは申すまでもありません。
金色夜叉の主人公貫一とお宮の名は「可いか、宮さん、一月の十七日だ。来年の今月今夜になった
ならば、僕の涙で必ず月は曇らして見せるから、月が・・・月が・・・月が・・・曇ったらば、
宮さん、貫一は何処かでお前を恨んで、今夜のやうに泣いてゐると思ってくれ」の名台詞と共に、
歳月の移り変わりのもかかわらず、人々の記憶に残り、いつまでも愛されていくでしょう。
紅葉は、35歳の若さで死去し、『金色夜叉』はついに未完に終わってしまいましたが、紅葉の
死後、彼の残した『腹案覚書』をもとに、紅葉の高弟であった小栗風葉によって完成された
のであります。
熱海市では毎年1月17日、作者を偲んで尾崎紅葉祭が行われます。
貫一お宮のブロンズ像は、熱海市在住の日展審査委員館野弘青氏により製作され、熱海ロータリー
クラブが創立30周年の記念に、昭和61年(1986)年1月17日熱海市に寄贈したもので
あります。
平成元年5月吉日」



そして「貫一・お宮の像」。



「尾崎紅葉記念碑」。



「尾崎紅葉」の写真。



「尾崎紅葉(1867~1903)
森鴎外等と並び明治を代表する文豪。
胃癌のため35才の若さで惜しまれつつ世を去ったが、晩年、読売新聞紙上に連載した恋愛小説
「金色夜叉」が日本全国の読者の熱狂的支持を得て、その舞台となった熱海海岸は一躍全国に
知れわたった。以来。熱海市は国際観光温泉文化都市を標榜し、全国有数の観光地として大きな
発展をとげ、今日に至っている。
熱海市民は、尾崎紅葉先生の業績に感謝するとともに、その遺徳を偲び「金色夜叉」の
「来年の今月今夜のこの月を」の名科白で有名な貫一・お宮の別離の日、1月17日を
記念日と定め、尾崎紅葉祭うぃ開催している。」



心変わりの許しを請うお宮と、それを足蹴にする貫一の姿の像が。


「この像は、明治時代の新聞連載小説、尾畸葉著「金色夜叉」の主人公の貫一とお宮の切ない
別れを再現したものです。
ニ人の心の擦れ達い、愛情、悲しみが詰まった象徴的な場面であるため、物語を忠実に再現
したもので、決して暴力を肯定したり助長するものではありません。
是非、この小説をご一読いただき、ニ人の心情や当時の世相に思いを馳せていただけましたら
幸いです。」
台座には館野弘青(たてのこうせい)作と刻まれていた。



角度を変えて。



貫一の顔をズームして。



お宮の顔をズームして。



さらに。



「「お宮の松」の由来。
お宮の松は、尾崎紅葉の小説「金色夜叉」に由来し、命名されたものである。
この松は、江戸時代前期(1645年頃)、智恵伊豆と呼ばれた老中松平伊豆守信綱が伊豆を
巡視した際に植えさせた松の一本といわれている。この松は、その姿が美しかったことから、
「羽衣の松」とも呼ばれていた。
1897(明治30)年から読売新聞に連載された「金色夜叉」により、熱海海岸の場が登場した
ことから人気を集め、また、演歌師のつくった「金色夜叉の歌」が流行し、熱海温泉の名は
一躍脚光を浴び、天下の熱海温泉を不動としたものである。このことから、1919(大正8)年熱海に
別荘を持っていた「煙草王」村井吉兵衛や土地の有志によって、横磯に「金色夜叉」の碑が
建立された。この碑には、紅葉の門人であった小栗風葉の句「宮に似たうしろ姿や春の月」が
刻まれ、羽衣の松のかたわらに建てられたことから、いつしか「お宮の松」と呼ばれ、
熱海の新しい名所となった。 また、この碑も女性的な感じから川端康成は、
「石そのものも可憐な女の後姿に似た記念碑」と認めている。
1949(昭和24)年、キティ台風により道路が崩壊されたことにより道路の拡幅が行われ、
海側に伸びた大枝が切られ、また、観光地としての発展に伴い、自動車の排気ガス等により
とうとう「お宮の松」は枯れだした。(初代「お宮の松」の樹齢はおよそ300年で、
現在のつるやホテル前の歩道から海に向かって約2メートルの場所にあった)。
市では、市民皆様の協力を得て、二代目「お宮の松」の選定を始めた。
その結果、50数本の候補から、熱海ホテルにあったクロマツを「お宮の松」に選定し、
国際興業の社主であった小佐野賢治氏により寄贈を受け、小田原市の本多大四郎氏の所有する松を
添松とし山種証券の山崎種二氏等の寄附並びに市内関連団体の多大な協力により、
1966(昭和41)年現在の場所に二代目「お宮の松」として完成したものである。
「お宮の松」の樹齢は、2001(平成13)年現在でおよそ95年、添松はおよそ75年になります。」



「紅葉山人記念 金色夜叉の碑」。



「宮に似た うしろ姿や 春の月 風葉」と。



「金色夜叉の碑
明治の文豪尾崎紅葉の傑作「金色夜叉」にちなんで建てたものです。
”宮に似たうしろ姿や春の月”・・・・・「終遍金色夜叉」を執筆した門弟小栗風葉自作自筆の
句が刻まれた記念碑です。毎年1月17日にはここで尾崎紅葉祭が行われます」



そして現在の「お宮の松」。



「お宮の松」。



「初代のお宮の松」。



現在のお宮の松は昭和41年に植えられた2代目で、初代は排気ガスの影響などで枯れて
しまったとのこと。
2代目の脇に展示されている初代の切り株をみると相当大きな松の木だったことが
分かるのであった。



更に近づいて。



更に進む。



昨年に比べて比較的花のボリュームが少ない気がしたが。



昨年の花付きの姿。



今年の花に近づいて。



「ブッドレア ブラックナイト」とのコラボ。
別名は「房藤空木(フサフジウツギ)」。原産地は中国である。
日本へは明治時代にヨーロッパで改良されたものが渡ってきた。
ブッドレア・ブラックナイトはそうした園芸品種の1つである。
特徴は花の色が濃い青紫色をしていることである。
樹高は1メートルから3メートルである。
葉は卵状の楕円形で、向かい合って生える(対生)。
葉の裏面には毛が密生していて白い。
開花時期は7月から10月である。
細い枝を広げて円錐花序(枝分かれして全体が円錐状に見える)を出し、紅紫色の花を
たくさんつける。
花は上側に向いて咲くので下面には少ない。
花はよい香りがする。
花の後にできる実はさく果(熟すると下部が裂け、種子が散布される果実)である。
全体にサポニンを含み有毒である。」とのネット情報。
以前、日比谷花壇大船フラワーセンターでも見た記憶があるが。





振り返って。



白百合と金糸梅。



前方にユニークな形の石造りのオブジェが。



小さな丘の上に。



鍵穴の如き造形であったが、説明書き等はなかった。
この作品名の判かる方は書き込みお願い致します。



ピンクの百合の花。



ズームして。



更に進む。



緑あふれる岸辺の空間。



中心が淡いピンクの百合の花が群生して。
鉄砲ゆりの「トライアンフェター」に似ているが中心の濃さが違うか。



「銀梅花(ギンバイカ)」にも似た花であったが。



ズームして。



                                ・・・もどる・・・



                  ・・・つづく・・・





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Last updated  2022.06.13 19:18:19
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