JINさんの陽蜂農遠日記

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2023.05.12
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カテゴリ: JINさんの農園
「富士山本宮浅間大社」の散策を続ける。
藤棚 の奥にあったのが「 富士山御霊水 水屋神社 」。



紫の藤の花を追う。「富士」と「藤」のコラボ。



見事な紫の花房が1m以上に。



その横には「 湧玉池 」。
平安期には 歌人平兼盛
つかうべきかずにをとらん浅間なる御手洗川のそこにわく玉
と詠じた。
かつて富士の登山者はこの湧き水で身を清め、六根清浄を唱えながら登山する習わしが
あったという。



藤棚の下へ。



藤の花を振り袖姿の女性に例えている俳句があるなど、その姿や色合いから、上品な印象を
与える花。昔は藤を女性、松を男性にたとえていたと。
日本には2種類のフジが自生し、本州を中心に「ノダフジ」が、近畿地方より西には
「ヤマフジ」が自生している。
「ノダフジ」のつるは右巻き、「ヤマフジ」のつるは左巻きと、つるの巻き方向で
見分けられるとのネット情報。



水屋神社



末社
水屋神社
祭神 御井神(みいのかみ)
          木俣神(きまたのかみ)とも言い日本神話の中で、大穴牟遅神(おおあなむじのかみ)が
          因幡の八上比売(やかみひめ)に生ませた神。   八上比売は大穴牟遅神の最初の妻で
    あったが、須勢理毘売(すせりびめ)を正妻に迎えたため、これを恐れ、子を木の俣に
    刺し挟んで実家に帰ってしまった。そのため、その子を名づけて御井神という。

      鳴雷(なるいかづち)は伊邪那美神(いざなみのかみ)が死んだために、伊邪那岐神
    (いざなぎのかみ)が黄泉の国へ追いかけていくと、すでに蛆が湧き、腐っている体に
    発生した「雷神」の1柱。
    雷神は雷の後に雨が降ることから水神。また日本人は雷が鳴ることで、稲が妊娠すると
    考えていたので、雷神は農業神。その雷神が死体の体に発生するのは、もともと死体を
    農業に利用していたからか、雷神に「神罰・祟り」の性質があるのだと。
例祭 一月四日



「この御霊水は、霊峰富士の御神体に滲み込んた天水がながい年月を経て湧き出している
神水です。
どうぞ、水徳の神、浅間大神のお恵みを御神徳としていただいて下さい。
御霊水のいただき方
お気持ちをお供えの上、ニ礼ニ拍手一礼の後、感謝・祈念し手水鉢よりお汲み下さい。
この御霊水は古来神様にお供えし、私共も日常の飲料としておりますが、あくまても天水
ですのでお気にになさる方は沸かしてお使い下さい。」



再び香り豊かな藤棚を追う。
「甘く爽やかなジャスミンに似た芳香」か







そして竹でできたパイプから「 御霊水 」が。
古くから、富士山登山者はこの霊水で (みそぎ:水浴して身体を清める宗教儀礼)をする習わしが
あったのだと。



藤棚の下には「 竹枝穂垣 」の如き生垣が。
竹の葉を落とし、竹穂や枝の穂先を上に向けて並べて垣面とした生垣。



湧水の池と藤棚のコラボ。



「水屋神社」の奥、北側にあった「 天神社 」。
末社 天神社
祭神 菅原道眞公
例祭 四月四日」



天神社 」社殿に近づいて。



藤の花にも近づいて。



さらに甘い香りに囲まれて。



これも「マガモ」!? 写真では頭が緑ではなく黒く見えるが光の加減か。
シベリアから我が国に冬鳥として渡ってくるカモ類のなかでマガモが一番多いのだと。



富士山からの湧水の白き流れ。



「湧玉池」の底からも湧き上がっているようであった。
1944年11月に国の天然記念物に、1952年3月には狩宿の下馬桜とともに静岡県で2件しかない
国の特別天然記念物に指定され、2008年6月には環境省か新たに選定した『平成の名水百選』にも
選ばれている。
毎日約20万トンもの富士山の雪解け水が、石の合間から湧き出ていて、1年間ほとんど増減がなく、
水温も年間を通して13℃前後で一定となっているとのこと。



「湧玉池」の岸を歩き、廻り込んで「藤棚」を振り返る。



ズームして。



この時は「湧玉池」に入って池を清掃する作業員の姿が。



池底にある賽銭を回収していたのであろうか?



今でも流れの音が聞こえて来るのであった。



そしてここにも「 稲荷神社 」があった。



末社 稻荷神社
祭神  宇迦之御魂神( うかのみたまのかみ)
    猿田彦神( さるたひこかみ)  大宮姫神( おおみや ひめのかみ)
例祭  ニ月初午」



朱塗の橋は「 神路橋 」。



神路橋 」を渡るとその先にあったのが「 川中島 」に鎮座する「 嚴島神社 」。



ここにも紫の藤の花が。



嚴島神社 」。



末社 嚴島神社
祭神  市枡島姫神()
例祭  六月十七日」



「嚴島神社」の社殿。
「湧玉池」の中の島に古くから祀られている社で、霊験あらたかな事で知られている と。



ここでも藤の花に近づいて。



さらに。



藤の幹がこの藤の歴史を感じさせるのであった。



あくまでも透き通った水を湛える「湧玉池」。
水面には新緑が映り込みこれぞ絶景!!



そして「嚴島神社」の朱の鳥居の前から「湧玉池」越しに「 東鳥居 」方向を見る。



池の中には7~8人ほどの作業員の姿が。



紅葉シーズンも美しいのであろう。
稻荷神社 」を再び。




                               ・・・​​ もどる ​・・・


                 ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2023.06.13 06:22:51
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