JINさんの陽蜂農遠日記

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2023.06.07
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全国に自生するおよそ250種類のアジサイを集めた展示会が、ここ神奈川県鎌倉市の
「神奈川県立大船フラワーセンター」で5月28日まで開かれていた。
展示会は地元でアジサイを育生する愛好家グループ・「 鎌倉アジサイ同好会 」が
ここで開き、およそ250種類、300鉢あまりのヤマアジサイなどが展示されていたのであった。



「アジサイは、日本の固有植物(その地域にしか生息しない生物)だ。
外観から、ガクアジサイ型とテマリ型、形態や生態などからガクアジサイ、ヤマアジサイ、
エゾアジサイなどに分けられている。このほかに、蕾が特徴的なタマアジサイやノリウツギ、
ツルアジサイ、装飾花のないコアジサイ、ガクウツギなど多様な系統がある。
ガクアジサイは、伊豆・房総・伊豆七島などに自生し、葉が厚くて光沢がある。大株になる。
ヤマアジサイの系統は、関東以西の湿っぽい山地に自生し、葉には光沢がない。小型である。
エゾアジサイは、新潟・長野県の豪雪地帯から北の山地、および日本海側の山地に自生。
葉は大きいが光沢はなく毛深い」 とネットから。


まず最初に「展示場」横の屋外展示場を訪ねた。
「ヤマアジサイは、主に太平洋側の福島県から四国・九州に分布しています。
半日陰の湿り気のある林や沢沿いに生育しています。このことから別名のサワアジサイの名前が
つきました。周辺の自然によくなじんでいる樹木です。中央から花の外側に向かって咲き、
縁に沿って装飾花をつけてガクアジサイ(Hydrangea macrophylla f. nomalis)と同じように
ガク咲きとなります。装飾花(中性花)の萼片は、白色または白青色で少し反り返りますが、
紅色を帯びることもあります。ガクアジサイよりも花序が小型なので、コガクと呼ばれることも
あります。
アジサイに比べて葉は、薄くて細長く小型です。野趣に富んだ樹形で、花色や花形は地域による
変異が多く、愛好家の間で人気の高い花木です。と」



京の舞姫 」。



「京の舞姫」。



青葉の笛(エゾ) 新潟県 」。



「青葉の笛(エゾ)」。



星のささやき  高知 」。



「星のささやき 高知」。



紅紫光 」。



近づいて。



「紅紫光 鹿児島県産」。



そして「展示室」内に展示されている「日本の自生アジサイ展」会場へ。
日本原産の紫陽花=ガクアジサイ それがヨーロッパに渡り品種改良された、てまり咲きの
あじさいが に。 現在は300種類以上あるといわれています。
シーボルト が帰国して出版した『フローラ・ヤポニカ(日本植物誌)』には誤りも含めて
17種のアジサイ類が掲載されているという。このなかに「オタクサ」があった。
先述のように 「オタクサ」は西洋アジサイの母種として重要な品種のひとつ になった。
オタクサの名は日本での妻、「楠本滝」に由来するという。
日本でアジサイを「オタクサ」と呼ぶことはないので、その命名の理由があれこれ推察されて

まずは中央通路の左側のアジサイを見る、



「満天星」。
「満天星」は鮮やかなブルーのテマリ咲きのヤマアジサイです。整った花形が魅力の品種。



近づいて。



さらに。
NHKのテレビニュース・大船フラワーセンター・日本の自生アジサイ展でも紹介されていた。



「満天星(マンテンボシ)・大分県」。



九重山 」。



九重山(クジュウサン) 大分県 」。



白妙 」。



「白妙(しろたえ) 群馬県産」。


「アジサイ」は古来より多くの詩歌に歌われ、俳句は夏の季語である。
さまざまに色が変化する装飾花は、梅雨時の風物詩となっている。
「アジサイ」が詠われている和歌は万葉集には二首のみ。
・言問はぬ木すら味狭藍諸弟(もろえ)らが練の村戸(むらと)にあざむかえけり
 (大伴家持 巻4 773)
 意味:ものを言わない木でさえ、紫陽花(あじさい)のように色鮮やかに見せてくれますね。
    それ以上に言葉をあやつる諸弟たちの上手い言葉にすっかりだまされてしまったことですよ。
・紫陽花の八重咲く如やつ代にをいませわが背子見つつ思はむ(しのはむ)
 (橘諸兄 巻20 4448)
  意味:宴席で宴の主人である多治比国人の長寿を祝い詠んだ歌とされており
    「紫陽花が八重に咲くように末永く栄えてください。 花を見るたびにあなたを
    思い出しましょう。

平安後期になるとしばしば詠まれるようになった。
・あぢさゐの花のよひらにもる月を影もさながら折る身ともがな(源俊頼『散木奇歌集』)
・夏もなほ心はつきぬあぢさゐのよひらの露に月もすみけり(藤原俊成『千五百番歌合』)
・あぢさゐの下葉にすだく蛍をば四ひらの数の添ふかとぞ見る(藤原定家)



アイヒメイ 」。



「アイヒメイ 藍姫 徳島高知県境剣山系」。



「トサノアカツキ」。



「トサノアカツキ 土佐の暁 高知県」。



トサミスズ 」。



近づいて。



「トサミスズ 土佐美鈴 高知県」。





松中てまり 」。



「松中てまり 高知県」。



屋久島白雪 」。



「屋久島白雪 屋久島」。





チヨノヒカリ 千代の光 」。



「チヨノヒカリ 千代の光 高知」。






シロマイコ 白舞子 」。



「シロマイコ 白舞子 静岡」。





木沢の光 」。



近づいて。



「木沢の光 (徳島)」。



酔湖姫 」。



近づいて。



「酔湖姫 (高知)」。







白鳥 」。



「白鳥 (静岡)」。




                               ・・・​ もどる ​・・・



                 ・・・​ つづく ​・・・





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Last updated  2023.06.07 06:33:54
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